スパイの妻

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刊行日 2020/05/15 | 掲載終了日 2020/10/31

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内容紹介

映画「スパイの妻」が、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞!

選ぶべきは愛か、大義か――。

名匠・黒沢清監督がメガホンをとり、主演に蒼井優をむかえ、高橋一生が共演。太平洋戦争前夜を舞台に、混沌する運命に翻弄される男女の愛憎を描いた映画「スパイの妻」(2020年10月16日全国ロードショー)、渾身の小説版!

1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中、福原聡子は仕事で満州へ赴いた貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。しかし、帰国後の優作は人が変わったようで、憲兵隊からも目をつけられ始める。満州で何があったのか、夫は何を隠しているのか。優作と家庭の幸福を守るため、夫の秘密を探る聡子が目にした驚愕の真実とは――?

1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中、福原聡子は仕事で満州へ赴いた貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。しかし、帰国後の優作は人が変わったようで、憲兵隊からも目をつけられ始める。満州で何があったのか、夫は何を隠しているのか。優作と家庭の幸福を守るため、夫の秘密を探る聡子が目にした驚愕の真実とは――?



映画「スパイの妻」が、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞!

選ぶべきは愛か、大義か――。

名匠・黒沢清監督がメガホンをとり、主演に蒼井優をむかえ、高橋一生が共演。太平洋戦争前夜を舞台に、混沌する運命に翻弄される男女の愛憎を描いた映画「スパイの妻」(2020年10月16日全国ロードショー)、渾身の小説版!

1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中...


出版社からの備考・コメント

※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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おすすめコメント

行成さんと言えば、キャラの軽妙な掛け合い、爽やかなストーリーテリングが持ち味。一方、「スパイの妻」は情感溢れる愛憎劇。このノベライズ、一体どうなる……そんな心配は全くの杞憂でした。届いた原稿は、映画の持つ文学性をそのままに、エンタメ超大作として仕上がっていたのです。
こんなことを言っては怒られますが、映画に勝るとも劣らない!!
自信を持ってお届けします。ぜひ、ご一読ください!
――担当編集より

行成さんと言えば、キャラの軽妙な掛け合い、爽やかなストーリーテリングが持ち味。一方、「スパイの妻」は情感溢れる愛憎劇。このノベライズ、一体どうなる……そんな心配は全くの杞憂でした。届いた原稿は、映画の持つ文学性をそのままに、エンタメ超大作として仕上がっていたのです。
こんなことを言っては怒られますが、映画に勝るとも劣らない!!
自信を持ってお届けします。ぜひ、ご一読ください!
――担当編集より


販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は  
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。    

★★

★★

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784065196663
本体価格 ¥740 (JPY)

NetGalley会員レビュー

スパイの妻、となることで彼女は複数の顔を持つようになり、夫婦は互いに戸惑ったりぶつかったりもしながら「大義」のために動き続ける…。いまの私達からしたら“異様”なことも、戦時中ならばそれが常識だったりする。あんなに優しかった人が冷酷そのものな憲兵になったりもする。未来ある若者が同じ日本人の手によって命を奪われたりもする。終盤の互いの行動はどういう意味なのか、多分こうなのだろうと思いながらもしもりのようなものを感じた。正義…正義とは。

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長く住んだ家の片付けをしていたら、息子が写真とフイルム、映写機を見つけてきた。
写真に写る母は綺麗だけれど、笑わない人だった。フイルムの缶には、「スパイの妻」とあった。母の写真を見て綺麗だと言う孫娘達と同じころ、私の毎日は地獄だった。外を歩けば白い目で見られ、時には石を投げられた。
私は何もしていないのに…。


そうかー、これを優ちゃんがやったのねー、あーこんなこと優ちゃんするのかー、えー優ちゃんがこれをー、と俳優さんの顔を浮かべながらの読書はいつもとは違う想像をしながらの楽しみも味わえました。
スパイって使命感って…。

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スパイの妻と罵られようと夫を信じ思い続ける。過酷な状況においやられても、夫を思う強さをもち続けた。混乱と動乱の中で自分の信じるものを信じ続けた聡子、残していった優作はどこへたどり着いたのか。進まんとする道を辿れたのだろうか。

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自分の夫がスパイなのかもしれないと疑う妻。
縁もゆかりもない土地で、子供もおらず夫しか頼れない。
私も結婚してから縁もゆかりもない言葉も通じない国でずっと暮らしているので共感しました。
さらに時代が1940年代で第二次世界大戦あたり。
戦況も色々ある中でスパイ疑惑を夫がかけられ、でも何かを隠している夫に信じようにも完全に信じられず、
さらに幼なじみは憲兵隊。板挟みになるなかでこの夫婦はどのような選択をするかとドキドキしてました。
終盤、夫の優作が自分の妻は聡子だけというセリフをいって、この物語は夫婦愛の物語だったんだなあと思いました。

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