100さいの森

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刊行日 2020/11/02 | 掲載終了日 2020/11/09

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内容紹介

人の手によってつくられた明治神宮の森。その100年の歴史と未来を、精密なイラストとやわらかな文章で描く――――!

全国から寄贈された樹を植えてつくられた人工の森。世界でも例のない、100年間続いてきた、広大な人工の森。それが明治神宮の森です。100年の間に、針葉樹から広葉樹へと、森は、そのすがたを変えていきました。東京のほかの場所では見られないような生きものも、この森では息づいています。人の手によって植えられましたが、そのあとは、木々が育ち、倒れ、自然に移り変わっていくのにまかせて、森は成長し、変化してきました。その成長と変化は、さらに何百年と続いていくでしょう。これは、そんな奇跡の森の物語を、精緻なタッチで描いた、奇跡のような絵本です。

人の手によってつくられた明治神宮の森。その100年の歴史と未来を、精密なイラストとやわらかな文章で描く――――!

全国から寄贈された樹を植えてつくられた人工の森。世界でも例のない、100年間続いてきた、広大な人工の森。それが明治神宮の森です。100年の間に、針葉樹から広葉樹へと、森は、そのすがたを変えていきました。東京のほかの場所では見られないような生きものも、この森では息づいています。人の手によっ...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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おすすめコメント

東京の真ん中にある、東京ドーム15個分もの巨大な森。
ゆったりとした時の流れを感じさせる明治神宮の森は、なんと100年前に人の手によってつくられた、人工の森です。
いまや、スダジイ、ムクノキ、ヒノキなど、さまざまな樹々が生茂り、豊かな生物多様性を誇り、都内でも明治神宮の森にしかいない昆虫や生きものもくらしている奇跡の森を、絵本作家の松岡達英さんが、植物や生きものに対する愛情たっぷりの目線で描きました。読み終わったら、自然と森を歩きたくなる。そんな絵本ができあがりました。
ぜひぜひご一読ください!
――担当編集より

東京の真ん中にある、東京ドーム15個分もの巨大な森。
ゆったりとした時の流れを感じさせる明治神宮の森は、なんと100年前に人の手によってつくられた、人工の森です。
いまや、スダジイ、ムクノキ、ヒノキなど、さまざまな樹々が生茂り、豊かな生物多様性を誇り、都内でも明治神宮の森にしかいない昆虫や生きものもくらしている奇跡の森を、絵本作家の松岡達英さんが、植物や生きものに対する愛情たっぷりの目線で描きました。...


販促プラン

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが直接<販売部>までお問合せをお願い致します。   

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065211243
本体価格 ¥2,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

東京のまんなかにある、明治神宮の森。人の手で作られた森の歴史を、はじめに植えられたというスタジイの木がスズメたちに教えてくれます。全国各地から集められた木の種類、葉の形、生態系まで学べる絵本です。森が作られたこの100年の間に、東京はどんどん開発されていくのに、森は人の手を借りずにどんどん原始の形へと戻っていく。自然の偉大さを感じました。

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本書は、明治神宮の鎮守の森について紹介したものだ。明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后を祀ったものなので神社としては新しいものだ。行ったことがある人は分かるだろうが、東京にこれだけ緑に覆われた地があることに驚く。この森づくりは、1914年から始まり、面白いことに「常緑広葉樹の森」を目指して最初は半分を針葉樹にしたという。しかし、針葉樹は、そのうちに成長の早い広葉樹に押されて枯れ、今の形になったという。明治神宮の鎮座祭が1920年とのことだから、今年でちょうど100年ということになる。
 都会の中の貴重な緑の地。願わくばこの先ずっと残って欲しいと思う。

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森というものは、自然にできるもの、できたものだと思っていた。
しかし、今回の舞台である明治神宮の森は、違った。
全国から寄贈された樹を植えてつくられた人工の森なのだ。
大人の私が驚いているのだから、子どもたちはもっとビックリするだろう。

森が、多くの人の手によって、生まれ、育っていく様子を、松岡さんが細かく、丁寧に描いている。
歴史絵本であり、科学絵本であり、さらには、詩のような絵本にも思える。

「100年も1000年もつづくといいね」松岡さんの願いが胸に響く。

#100さいの森 #NetGalleyJP

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明治神宮。
初詣に行く時に、立派な樹木ばかりで山のなかにいるようだと感じていたが、森を意図して150年後を意識して、長期的に作りあげられた森だったとは。

そして、神宮を建てる事をきっかけとし、森林を、自然界のサイクルをきっちりと見据えて作ろうと考えた人たちがいた事に、感銘を受ける。

都市開発の真の姿とはかくあるべきなのではないだろうか。

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明治神宮の森は100年ほど前に作られた人工の森です。全国から様々な樹木を寄贈していただいて作られました。最初は針葉樹を、そして広葉樹を植え、その後は特に手を入れることなく、自然に任せて森は形作られました。

 倒れた木があれば、その場所の日当たりが良くなり、隣の木が育ちやすくなります。倒れた木は土となり、昆虫たちの餌となり、より栄養豊かな土となっていく、それこそが自然の輪廻なのです。

 東京大空襲の時も、周りの家は焼けても水分が多い森だけは焼けずに残りました。

 明治神宮へ行ってみると、そこが都会であることを忘れてしまいます。それほど深い森なのです。

 今の季節だと、どんぐりがたくさん落ちているでしょう。木の根元にはキノコも生えているでしょう。鳥たちのさえずりも聞けるし、時にはタヌキも出てくるそうです。

 都会のど真ん中で森林浴ができるんです。深呼吸したら、心もきっとスッキリするでしょう。

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まずは普通に読む→解説を読む→もういちど読む
単純な画面に込められた思い
森が空襲を耐えて残ったこと
世紀を越えた自然再生実験が東京の真ん中で行われていたこと
知っているようでしらない世界を絵本で知ることができるおもしろさ。
たくさんの木々に作られる森の、命の大切さに、向きなおらないと。
松岡達英さんといえば「ぴょーん」をよくよみきかせに使わせていただいていますが、このような「本」も伝えていきたいと思います

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生徒たちが校外学習で東京都心に行くことがあるので、明治神宮参拝の参考書として使えるかも?と読んでみました。
絵が綺麗で歴史も学べて、読んでいて楽しいです。
都心の森はこうして作られていたのか!と驚きました。最後の絵に新しい原宿駅が描かれていて、あらたな歴史が刻まれたことを感じます。
この本を片手に明治神宮を参拝したくなります。

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私は明治神宮に行ったこと、見たことがありません。「見てみたいなあ」そう思いました。
この絵本の中にはいろんな情報や想いが詰まっていて、この本は書架のどこにしまうのがいいのだろう?と思います。
そして、「ぼくたちの森が これからもっと、100年も1000年もつづくといいね」のページを見てとても複雑な気持ちになりました。こんなに素敵な森をちゃんと守っていけるんだろうか? と思います。
小学校の司書として思うことは、理科や社会(歴史)や総合の授業、SDGsに関する授業などで読み聞かせをしたりしてほしいです。(私は一冊購入します)

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