応仁悪童伝

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刊行日 2021/01/15 | 掲載終了日 2021/01/15

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内容紹介

暗殺、裏切り、下剋上、一揆……悪童ふたりが恐るべき壮大な 目的を持って駆け抜ける、応仁の乱の京を舞台にした血湧き肉踊る歴史エンターテインメントの金字塔! 

渾身の書き下ろし長篇。

装画 遠田志帆 

装幀 芦澤泰偉

●内容紹介 

大乱の“落とし前”をつける。

悪童たちの遠大な志と夢。

能役者の一(いち)若(わか)、美しい稚児の熒(けい)。 

山名宗全、細川勝元、骨皮道賢(ほねかわどうけん)……らが激突する。

応仁の京で、彼らは業(わざ)と知恵と美貌(びぼう)を武器に、命を賭して戦う。

血湧き肉躍る歴史エンターテインメントの金字塔。

木下昌輝、渾身の書き下ろし長編、新たなる代表作。

●著者略歴 

木下 昌輝(きのした・まさき)

2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。2014年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は2015年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した。2019年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、2020年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞受賞。他の著書に『人魚ノ肉』『敵の名は、宮本武蔵』『戦国十二刻 終わりのとき』『戦国十二刻 始まりのとき』『兵(つわもの)』『宇喜多の楽土』『炯眼に候』『信長 空白の百三十日』などがある。

暗殺、裏切り、下剋上、一揆……悪童ふたりが恐るべき壮大な 目的を持って駆け抜ける、応仁の乱の京を舞台にした血湧き肉踊る歴史エンターテインメントの金字塔! 

渾身の書き下ろし長篇。

装画 遠田志帆 

装幀 芦澤泰偉

●内容紹介 

大乱の“落とし前”をつける。

悪童たちの遠大な志と夢。

能役者の一(いち)若(わか)、美しい稚児の熒(けい)。 

山名宗全、細川勝元、骨皮道賢(ほねかわどうけん)...


出版情報

ISBN 9784758413695
本体価格

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NetGalley会員レビュー

上稚児と具足能を舞う少年2人の物語。世の中は『応仁の乱』真っ只中でまさしく乱世。そんな中でそれぞれの目的達成の為に生き抜いていく2人。時には仲間が出来、時には仲間を失う。壮絶で悲惨で熱い物語だった。登場する人物達が生き生きと描かれていて読んでいると頭の中で彼らが動き出す様。ハラハラドキドキする場面では思わず力が入ってしまう。もし私がこの時代に生きていたら速攻でのたれ死んでいるだろう…と何度も思ってしまった。

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下々の目線からの応仁の乱。
人々の命が現在よりもかなり軽く扱われていた室町後半の混乱期に、生き抜く為あらゆる手段を使いもがく若者たちが描かれている。
武士も僧籍も下々の者も欲にまみれてあがく姿は強烈だが、素直な生き方にも感じられてしまう。また穢れを畏れ、尊き血筋を敬い、茶器や紙切れ一枚に価値を見出す権力者たちの姿は日々の不安の裏返しのようでもあり、そこを慣習を含め踏みにじり生き抜く為にもがく若者たちは痛快だ。
権力者の闘争の意味として知識としてあった「応仁の乱」に血肉がともなった1冊。

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12月15日 角川春樹事務所  木下昌輝著『応仁悪童伝』読み終わりましたので感想お伝えします。

主人公の一若の幼少期が可哀想で生きていけるのか?と思っていたけど、色んな人に出会いどんどん強くなっていく姿が格好良かった。一花もどんどん強い女性になっていく姿にも安心しました。
ケイ(漢字だったのですが変換出来なかった)は最初ずる賢くて好きになれなかったですが、読んでいるうちに可哀想で可哀想で、、、。最後までケイの心配しちゃいました。

戦は出来ればしないで平和に、、、と思ってしまう私ですが、戦シーンは映像観ているような感覚になり続きの行を読むのが自然と早くなりました。
400ページ超えの長編作品となっております。発売が12月ですのでお部屋でぬくぬくしながら読んでみてはいかがでしょうか?

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