ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く

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刊行日 2021/01/18 | 掲載終了日 2021/01/17

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内容紹介

世界の矛盾が凝縮された場所――パレスチナ。

「国境なき医師団」に同行して現地を訪ねた作家が、そこに生きる人たちの困難と希望を、等身大の言葉で伝える傑作ルポルタージュ! 

抗議デモで銃撃されるガザの若者たち、巨大な分離壁で囲まれた西岸地区、 紛争被害者が集まるアンマンの病院――。
そこで作家は何を見、何を聞き、何を考えたのか?

◆著者プロフィール◆
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして活字・映像・音楽・舞台など多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞を受賞。『想像ラジオ』が三島賞・芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ノーライフキング』、『我々の恋愛』、『見仏記』(みうらじゅんとの共著)、『ラブという薬』 『自由というサプリ 続・ラブという薬』(共に星野概念との共著)など多数。近著に『「国境なき医師団」を見に行く』(講談社文庫)。 

世界の矛盾が凝縮された場所――パレスチナ。

「国境なき医師団」に同行して現地を訪ねた作家が、そこに生きる人たちの困難と希望を、等身大の言葉で伝える傑作ルポルタージュ! 

抗議デモで銃撃されるガザの若者たち、巨大な分離壁で囲まれた西岸地区、 紛争被害者が集まるアンマンの病院――。
そこで作家は何を見、何を聞き、何を考えたのか?

◆著者プロフィール◆
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、ク...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。


おすすめコメント

「見つめるほうも、見つめられるほうも、その瞬間を生きている。
戸惑いの中から漏れる言葉に吸い寄せられた。」 
――武田砂鉄さん(ライター) 

「ニュースでは見えない人間のドラマは、いとうさんだから書けた。 
最前線のリアルが立体的に伝わる一冊です。」
――白川優子さん(「国境なき医師団」看護師)

「見つめるほうも、見つめられるほうも、その瞬間を生きている。
戸惑いの中から漏れる言葉に吸い寄せられた。」 
――武田砂鉄さん(ライター) 

「ニュースでは見えない人間のドラマは、いとうさんだから書けた。 
最前線のリアルが立体的に伝わる一冊です。」
――白川優子さん(「国境なき医師団」看護師)


販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は  
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。       

★★

★★

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恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。       

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065222348
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

日本では「戦争を知らない子供たち」がほとんどで、
むしろ「戦争を知っている」人のほうが少なく、
戦争体験を直接聞けるのは最後、という言葉のほうをよく聞く。
けれど世界に目を向けると「戦争がない母国を知らない」、
戦争=日常という子どもたちが相当数いることに気付かされる。

いとうさんが会って話を聞いている人は「子ども」だけではないけれど、
パレスチナに生まれ育った人は日本でいう「高齢者」以外みんな、
そんな子ども時代を過ごして今に至っているのだと思いながらこの本を読んだ。

銃を持っている(それも恐ろしく人を傷つける弾の込められた)人がいつもどこかにいる、
おもちゃにみえるのに人を傷つけるものが目に見えるところに転がっている、
そんな中で暮らすのが日常である子が少しでも早く減ってくれるのがいちばんだけれど、
どんなに難しい状態の人であっても何とか助けようとする国境なき医師団、
その活動をサポートする人や、その活動を伝えてくれる人がいてくれることで、
多くの人の目が向くこと、そこからがスタートかなとも思う。

内容は響きましたが、個人的に一人称「俺」語りがちょっと苦手で、
そのせいで少し読みにくかったのが残念です。

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痛い。とにかくつきささるような痛み。作品のテーマがわかっている以上、痛みを伴うものになる覚悟はできていたはずだが、やはり。傷ついた人々の姿が生々しく語られる、写真付きで。激しい痛みや、傷ついた体で不自由とともに生きなければならない市井の人々。
複雑な思いを禁じ得ない。歴史とは、語られる側によって表現や評価はかわる。当たり前といえば当たり前だ。アウシュビッツ解放記念日から祈念されるものが苦悩と共に目の前にあらわれる。現実の政治的動向と複雑に絡むので一筋縄で評することは不可能。パレスチナの人々がわからの話、ということだ。まだこれから歴史を学ぶ子供たちは、教科書ではなにをまなぶ?
イギリスの二枚舌外交?は世界史を習った人なら受験暗記としてでもいい、覚えていると思う。アラビアのロレンスも何度もみた。
一筋縄ではいかない。パレスチナ問題は根が深すぎて難しすぎる。
なまなましい、人の顔をしたルポだった。音楽療法のはなしは印象にのこる。

個人的にはドイツ語を解するので、そこにはかなりのアンビバレントな思いがある。ドイツのたとえば政治家の発言にはつねに苦しげなものを感じざるを得ない。自己欺瞞のようなもの。ドイツは全面的にイスラエル側にたたねばならないから。

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