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内容紹介
「おきておきて、もうはるよ」うさぎのミミナちゃんが、冬ごもりから起きてこない友だちを起こしに出かけます。でも誰もなかなか目をさましません。そこでミミナちゃんは、スミレやシロツメクサなど、いいにおいのする花束を枕元においていきます。やがてクマのフワくんたちが花のにおいで目を覚まし、ミミナちゃんを探しにいき……。春の喜びにあふれた絵本です。
「おきておきて、もうはるよ」うさぎのミミナちゃんが、冬ごもりから起きてこない友だちを起こしに出かけます。でも誰もなかなか目をさましません。そこでミミナちゃんは、スミレやシロツメクサなど、いいにおいのする花束を枕元においていきます。やがてクマのフワくんたちが花のにおいで目を覚まし、ミミナちゃんを探しにいき……。春の喜びにあふれた絵本です。
出版社からの備考・コメント
この絵本は、2016年頃に片山令子さんに春の絵本を作りませんか、とお声をかけ、いただいた原稿でした。「おねぼうさんはだあれ」という優しい語り口とユーモラスな展開がおもしろく、出版が決まりました。片山さんの愛らしいスケッチも素敵でした。
おすすめコメント
友だちを起こしに行ったはずのミミナちゃんが、ぽかぽか陽気でお昼寝してしまうところがユーモラス。物語のおしまいには、みんなで遊んでいる様子が描かれ、喜びがあふれているのもいいです。友だちと遊びたかったんだねーと思います。動植物のチェックでは、図鑑編集部に大変お世話になりました(クマの肉球とか、トカゲの形状とか)。小淵沢在住の山に詳しい方にも取材し、春の野山の植物やチョウについて教えていただきました。
あずみ虫さんは、アルミ板をカッティングして描くユニークな手法の画家さんです。最近は『わたしのこねこ』(福音館書店)『つるかめつるかめ』(あすなろ書房)など多くの絵本で活躍しています。この絵本を描くにあたり、あずみ虫さんは、山梨の山に登ったり、(偶然ですが別のお仕事で)アラスカに長期滞在したりして自然に触れ、制作してくれました。アラスカではなんと家の前を野生のクマが歩いているのを見たそう。のびのびとした動物たちの姿には喜びがあふれているなあと感じます。
残念ながら片山令子さんは病気のため、2018年に他界されました。テキストが完成し、あずみ虫さんのラフが進行中でした。あずみ虫さんのラフを見て「とてもいいと思う、早く仕上がりが見たい」とおっしゃっていたのが忘れられません。その後、夫の片山健さんと息子さんが引き継いで、あずみ虫さんの絵を見てくださいました。初校をお送りすると「とてもいい、傑作です!」と喜びの電話をくださった健さん。あずみ虫さんともども、本当にほっとした瞬間でした。
【著者情報】
片山令子
1949年群馬県生まれ。詩人、絵本作家。夫は、絵本作家の片山健さん。片山健さんとの絵本に『たのしいふゆごもり』(福音館書店)がある。ほかに『ゆきのひのアイスクリーム』(柳生まち子・絵 福音館書店)など。本作の原稿完成後、2018年、ラフ進行中に病気のため他界された。
あずみ虫
1975年神奈川県生まれ。絵本作家、イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法が独特。絵本『わたしのこねこ』(澤口たまみ・文 福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。春の小淵沢の野山を歩いたり、アラスカ滞在中に野生のクマを観察するなどしてこの絵本を制作した。
販促プラン
本作品にレビューをご投稿いただいた方の中から、抽選で5名様にあずみ虫さんのサイン本をプレゼントいたします。すてきなレビューをお待ちしています!
★レビュー投稿締切:2021年2月28日まで
★応募期間終了後、当選された方のNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(メールアドレスの開示設定を行っている方が対象となります)。
本作品にレビューをご投稿いただいた方の中から、抽選で5名様にあずみ虫さんのサイン本をプレゼントいたします。すてきなレビューをお待ちしています!
★レビュー投稿締切:2021年2月28日まで
★応募期間終了後、当選された方のNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(メールアドレスの開示設定を行っている方が対象となります)。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784052048746 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
閲覧オプション
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