文芸ピープル

「好き」を仕事にする人々

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刊行日 2021/03/29 | 掲載終了日 2021/03/28

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内容紹介

数々の受賞、ベストセラー……、日本の現代文学が、いま英語圏で注目されているのはなぜか?

文芸ピープル=翻訳家、編集者、フェス運営、デザイナー、書店など、アメリカ・イギリスの本作り&文芸に関わる人々を取材し、その声と仕事を伝えるルポ・エッセイ! 

ここ数年、日本の現代文学が次々に英訳され、読者を獲得し、そこからまた世界に広く紹介されている。村田沙耶香『コンビニ人間』などベストセラーも生まれ、多和田葉子『献灯使』、柳美里『JR上野駅公園口』は全米図書賞を受賞するなど、高い評価を受けている。注目されるのは、若い翻訳家や編集者による紹介、独立系の出版社からの刊行、という新しい動きだ。
「作品はどのように発見され、翻訳出版されているのか?」「なぜ女性作家が注目されているのか?」「「日本」はどんなイメージを持たれているのか?」……そんな疑問にも答えます。


【目次】
1章 新世代の翻訳家たちに聞く
2章 新しい「日本文学」を編む編集者たち1――『コンビニ人間』が英語圏の読者に届くまで
3章 新しい「日本文学」を編む編集者たち2――日本語の原体験と編集の仕事
終章 変化の年

【著者】辛島デイヴィッド
1979年東京都生まれ。作家・翻訳家。現在、早稲田大学国際教養学部准教授。日本文学の英訳や国際的な出版・文芸交流プロジェクトに幅広く携わる。訳書にSnakes and Earrings (金原ひとみ『蛇にピアス』)、Triangle (松浦寿輝 『巴』)、Kutze, Stepp’n on Wheat (いしいしんじ『麦ふみクーツェ』)、著書に『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』(みすず書房)などがある。


数々の受賞、ベストセラー……、日本の現代文学が、いま英語圏で注目されているのはなぜか?

文芸ピープル=翻訳家、編集者、フェス運営、デザイナー、書店など、アメリカ・イギリスの本作り&文芸に関わる人々を取材し、その声と仕事を伝えるルポ・エッセイ! 

ここ数年、日本の現代文学が次々に英訳され、読者を獲得し、そこからまた世界に広く紹介されている。村田沙耶香『コンビニ人間』などベストセラーも生まれ、多和...


出版社からの備考・コメント

★発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください★
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065228289
本体価格 ¥1,400 (JPY)

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)

NetGalley会員レビュー

今文芸にまつわるテーマの中で一番気になるテーマだなと、うれしく拝読しました。誰がどのように発見するのか、日本との受け取り方の違いや普遍さ、それによるプロモーションの方法…なるほどととても興味深く読みました。

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読んでいない作家、読んでいない作品については、この本を読むことで読んでみたいと思わせるので、日本人女性作家の作品紹介としても力を持つ一冊。
タイトルの訳し方や選び方、表紙デザイン、本文の訳し方の英米での違いなど、翻訳や文化の違いに興味がある人にとってもたのしめる本だと思う。

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海外で翻訳小説が刊行される際どのようなプロセスを辿るのか。大きな出版社は新しいジャンルを開拓するより、過去に売れたものと似た傾向の作品を求めることが多い。昨今は日本人女性の作品に注目が集まっており、小さな出版社がオークションで翻訳権を獲得し刊行されることが増えてきている、という実情も興味深い。

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日本にはこんなに面白い作品があると、小説の一部を翻訳したものを出版社に売り込んでいる人もいて、そうやって少しずつ海外の書店に日本人作家の本が並んでいくのかと、感慨深いものがあります。

 原文のイメージを壊さないように翻訳する努力や、読者に手に取ってもらいやすくするためのタイトルの付け方、表紙デザインなども興味深いです。同じ本でも英国版と米国版では表紙デザインや、単語の使い方が違うというあたり、細やかな気遣いが本づくりに生かされているところも面白いです。

 ”コンビニ人間”が 英題では ”Convenience Store Woman” なったいきさつなど、なるほどねぇって思いました。

 今後、日本語で書かれた作品が翻訳されて海外で出版されることが増えていくでしょう。そんな作品を読んで日本に興味を持ってくれる人が増えるといいなぁと思うのです。

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