塀の中の残念なおとな図鑑

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刊行日 2021/03/17 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

「残念なおとな図鑑」であり「刑務所のチョーエキたちの観察記録」

なぜ犯罪を犯したのか、

どういう理由があったのか、

繰り返し犯罪するのはなぜか。

無期チョーエキの著者が刑務所の中で残念なおとなたち=こりないチョーエキと濃い対話を繰り広げ、残念ポイントを描き出す。筋金入りの悪徳チョーエキ、スリルを求めて、とうそぶく非情なチョーエキ、万事がめんどうだとチョーエキになってしまう人。普段の社会ではみられない残念なおとなたち。こうしたチョーエキをとおして、「残念なおとな」にならない考え方、生き方を学びたい。

「残念なおとな図鑑」であり「刑務所のチョーエキたちの観察記録」

なぜ犯罪を犯したのか、

どういう理由があったのか、

繰り返し犯罪するのはなぜか。

無期チョーエキの著者が刑務所の中で残念なおとなたち=こりないチョーエキと濃い対話を繰り広げ、残念ポイントを描き出す。筋金入りの悪徳チョーエキ、スリルを求めて、とうそぶく非情なチョーエキ、万事がめんどうだとチョーエキになってしまう人。普段の社会では...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784074460496
本体価格 ¥1,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

『ざんねんないきもの事典』のパロディ?と笑いながら読み始めた。 ページを開くと「残念なおとな」の一人ひとりのイラストが面白い。残念な罪状・刑期・見た目・エピソード…えっ?罪状?刑期? そう、この本は「塀の中=刑務所」に生息する普通ではお目に掛かれない犯罪者の図鑑である。 人間を希少動物のように面白がるのは…と少々後ろめたさを感じつつ読み進める。 先ず驚くのは作者美逹大和さんの観察眼と表現力。18名の残念なおとなが次々に私の目の前に現れて自分の人生を語り始める。なぜ彼らは「残念な」道を選んでしまったのか? 全く私には関わりの無いと思っていた犯罪者にいつしか共感が湧いてくる。もしかしたら自分も…と想像しゾッとする。 次に気付くのは、作者がチョーエキに語り掛ける言葉の豊かさだ。持ち前の観察眼で相手を見抜き、その人にぴったりの言葉を選ぶ。押し付けがましい説教ではなくさりげないアドバイス…正しくコーチングのプロである。 不安や悩みを持たない人生など無い。私たちの生きる塀の外の「自由」は次々現れる選択肢を「自己責任」で選ぶという迷いの連続なのだから。彼の言葉はそんな私たちにも寄り添ってくれる。 四半世紀以上を塀の中で暮らす作者美逹大和さんは二件の殺人を犯し無期懲役。仮釈放を自ら拒否し「終身刑」を選択しているという。 社会に復帰し私たちに生の言葉を伝える生き方も選択できるのに…。 これが一番「残念」である。

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こういった類の本は怖いもの見たさで読むことがありますが、割と後味が悪いというか、あまり反省していないというのが透けて見えたりあからさまだったりするのですが、この本はそんなこともなく良かったです。 でも、著者も檻の中の人なので、犯罪者の気持ちに寄り添ったりアドバイスしたりするんですが、押しつけがましさもなくすごく上手だと思いました。本当に檻の中にいるのがもったいないと思うくらい。 それにしても、刑務所はほんとに社会福祉施設だなあと思います。そこが本当に残念です。

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塀の中の「チョーエキ」たちと、同じく無期懲役の著者の間のやり取りを記録した、今までにない類の本です。 表紙や文中のイラストはかわいくポップなイメージですが、内容は至って真面目で、読んでいていろいろ考えさせられる内容でした。 著者の美達さんは殺人2件で服役中とのことですが、これほど冷静に人間観察ができ、将来のことまで考えている方なので、罪を犯した過去には余程の事情があったのかなと感じました。 相手に寄り添って話を上手に引き出していくところは、ほとんど保護司のようで、塀の中の話だという事を忘れそうなほどでした。

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