ミカンの味

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刊行日 2021/04/20 | 掲載終了日 2021/04/19

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内容紹介

『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者、チョ·ナムジュの新作長編小説!!


空と海も区別できない、恐ろしく黒い夜。

その夜のように茫漠としていた心。

互いの本心だけなく

自分の本心もはっきりわからなかった。

(本文より)


まるで自分のことが描かれているかのようだと、女性たちからの高い共感と支持を集めてきた著者が新作小説『ミカンの味』で主人公に選んだのは、4人の女子中学生。

中学校の映画サークルで出会ったソラン、ダユン、ヘイン、ウンジは「いつも一緒にいる4人」として学内で知られている。中学3年生になる直前、済州島に行った彼女たちは衝動的に一つの約束を交わし、タイムカプセルに入れて埋める。未来が変わるかもしれないこの約束の裏には、さまざまな感情と計算による四者四様の理由が隠されていた。

本作は、この約束をめぐる4人の少女たちの話を交互に生い立ちや現在を語る形で展開。幼なじみとの関係が突然終わってしまった傷を抱えるソラン、教師からの期待が大きく学校一モテるのにいつも寂しいダユン、古くさい父親と突然の困窮にイラ立ちを募らせるへイン、理由がわからないまま仲間外れにされた経験を引きずるウンジ。

言葉にできない感情の狭間で揺れながらも何かを摑もうともがく少女たちの物語は、いつかの自分の姿に重なり、うずく心を優しく包み込んでくれる。まったく新しい「私たちの物語」の始まりだ。


■著書プロフィール

チョ・ナムジュ/1978年、韓国・ソウル生まれ。梨花女子大学社会学科卒。卒業後は放送作家として社会派の「PD手帳」「生放送・今日の朝」など時事・教養番組を10年間担当した。2011年、長編小説『耳をすませば』で文学トンネ小説賞に入賞して文壇デビュー。16年に発表した『82年生まれ、キム・ジヨン』は韓国で130万部を超える大ベストセラーになり、世界25カ国で翻訳されている。

『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者、チョ·ナムジュの新作長編小説!!


空と海も区別できない、恐ろしく黒い夜。

その夜のように茫漠としていた心。

互いの本心だけなく

自分の本心もはっきりわからなかった。

(本文より)


まるで自分のことが描かれているかのようだと、女性たちからの高い共感と支持を集めてきた著者が新作小説『ミカンの味』で主人公に選んだのは、4人の女子中学生。

中学校の映画サ...


おすすめコメント

『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者、チョ・ナムジュの新作長編小説!!

『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者、チョ・ナムジュの新作長編小説!!


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784022517579
本体価格 ¥1,600 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

揺れ動く自分の心、他人の心。 日本よりも学歴社会と言われるようなこともある韓国の4人の少女たちの揺れ動く心が描かれている。 ある目標を立てた4人の背景が細かに描かれていて、感情を抑えきれない瑞々しさが溢れている。学校、家族、社会の縛りの中で、意識的に無意識的に感情を発露させる姿は誰もが通った道であり、苦々しくもあり懐かしくもありうらやましくもある。 ごっちゃ混ぜの様々な感情を呼び戻す作品。

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中学校で出会った4人。家族環境も格差も考え方もバラバラですが、いつも一緒。4人の物語を読んでいたら、懐かしい気がしました。自分もこんな感じだったなとか、似たようなことがあったよなとか、自分のことを不意に思い出したりもしました。懐かしさを感じつつも、明かされる彼女たちの秘密には、驚かされました。日々の生活に、もどかしさや息苦しさを感じていませんか?そんな人たちにこの作品が届けばいいと思いました。

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いつかの私たちを思い起こさせて胸が締め付けられたり、幼さを懐かしんだり。 きっと、誰かの顔が浮かぶんじゃないかな。 思い出したくもない顔もあるかもしれないね。 誰もが感じるあの頃味わう孤独とか、嫉妬心、不安は まだオレンジ色に熟さぬ硬い酸っぱいミカンのようです。 大人になったら、それもすべて懐かしいものに思えるけれど ど真ん中にいる人は、どんな気持ちで読むのかな

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4人の少女がそれぞれの想いを抱えていて誰かのためのようでいて自分のためだったり。 嘘はついていないけど本当のことは言っていなかったり。 家族構成も様々で大人が読んでも感情移入してしまうような親がきっといると思います。 まさにちょっと酸味がある爽やかなみかんのような読後感でした。

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その国の常識を慣習を知らないわたしにはおこることおこることが脅威で、 こんな社会でどうして生きよ、と母国と比べはしたけれど、根底にある思いに触れた時、 どこに生まれ育ったとしても、人間は人間、何も変わらないのかもしれないと思わせてくれた。 子を思う母の底知れぬ深い愛、隙あらば足を引っ張り合うしか手段がない友人たちとの強い絆、 救いはありました。

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