喰うか喰われるか 私の山口組体験

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刊行日 2021/05/10 | 掲載終了日 2021/04/30

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内容紹介

自ら刺傷され、編集部に暴漢が押し寄せ、息子までが刺された――

三度の襲撃に見舞われながら、
取材と民事での損害賠償請求裁判を通じ、日本最大の暴力組織と真っ向立ち向かい続けた著者の、
五十年以上に亘る、まさに命懸けの取材と闘いの記録。

三代目田岡一雄時代から山一抗争、五代目体制発足、一和会大幹部の常人離れした乱行、山竹戦争、宅見勝若頭暗殺、六代目クーデター、分裂抗争――暴力団・闇社会取材の第一人者として大物ヤクザたちと対峙してきた著者が、本書で初めて明かす生々しいやりとり……
山口組「菱のカーテン」の内幕が、本書で白日に晒される。
文句なしの迫力、面白さ!

著者:溝口 敦
ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書には『暴力団』(新潮新書)、『血と抗争 山口組三代目』『山口組四代目 荒らぶる獅子』『武闘派 三代目山口組若頭』『ドキュメント 五代目山口組』『山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント2008~2015』などの山口組ドキュメントシリーズ、『食肉の帝王』(以上、講談社+α文庫)、『詐欺の帝王』(文春新書)、『パチンコ30兆円の闇』などがある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

自ら刺傷され、編集部に暴漢が押し寄せ、息子までが刺された――

三度の襲撃に見舞われながら、
取材と民事での損害賠償請求裁判を通じ、日本最大の暴力組織と真っ向立ち向かい続けた著者の、
五十年以上に亘る、まさに命懸けの取材と闘いの記録。

三代目田岡一雄時代から山一抗争、五代目体制発足、一和会大幹部の常人離れした乱行、山竹戦争、宅見勝若頭暗殺、六代目クーデター、分裂抗争――暴力団・闇社会取材の第一人者として...


出版社からの備考・コメント

★発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください★

☆長期休暇のためリクエストの認証は~5/6(木)以降となります。
※校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065221044
本体価格 ¥1,800 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

溝口敦がどうしてヤクザの取材をするようになったのか、どんな方法で取材しているのか、そして遭遇したトラブルは・・・
一つのミスも許されない相手を取材しているという緊張感がヒシヒシと伝わってくる一作。我々がテレビ番組を作っている時にもミスはある。最近は全録のHDレコーダーやネットがあるので、何かミスがあれば大抵はバレて、多くの場合、局のHPに書き込みをされる。書き込みは全管理職が回覧するので、担当者は怒られるということになるが、ヤクザ相手は大変だ。何が機嫌を損ねるかはわからない。
明らかな肩書きのミスなどはわかりやすいミスなので、謝り方はある。しかし感情的なことは難しい。
しかも一度こじれると、どんどん沼にハマってしまう。
覚悟の取材、執筆ということに敬意を抱かされた作品だった。

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著者は長らくノンフィクションライターとして信頼を得て山口組を取材して記事を執筆。著作を巡って脅され自分や息子が襲撃されるも沈黙せず関わりを続ける。伊丹十三監督との対話で語られる矜持。黙るのは加害者の思うつぼなのだと。山口組50年の歴史の他、昔のBSE問題や細木数子裁判などの裏側も描かれる。

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自分には無縁の世界だということも、実は言えないのだということがわかる。必要悪とはもちろん言わぬ。しかし、ここまでやるライターの、体を張った取材は、もはやこの人の生き甲斐になっているんだろう。でなければ、自分や家族が危険な目にさらされてまで書こうとは思わないだろうから。
たとえば、関西空港建設のくだりで、皆が利用している空港という公共施設にもこういう世界の人が絡んでいるということ。
そういえば伊丹十三氏も、ミンボーの女、をとったあとに襲撃されていたことを思い出した。溝口氏は伊丹氏との対話についても書いてある。被害を受けたものは、ひるんではいけない。口をつぐむことなく、立ち向かわないといけない、そうでなければ、暴力で相手を屈服させたということになるからだ、というような下りがあった。溝口氏も出版した本の内容から刺されて怪我を負っている。その点伊丹氏と同意見だという話だった。溝口氏の、著書とは無関係な息子も刺されている。

書いたら何をされるかわからない。という中で書くのはつらかろう。今、取材してきた相手の多くが鬼籍にはいるか影響力を失ったということで、大胆に書かれている、面白かった。

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