星に祈る

おいち不思議がたり

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刊行日 2021/06/12 | 掲載終了日 2021/06/10

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内容紹介

この世に思いを残して死んだ人の姿を見ること、そして声を聞くことができる娘おいち。

そんな不思議な能力を持つ彼女の夢は、父のような医者になること。

「おいち不思議がたり」シリーズでは、江戸深川の菖蒲長屋で父の診療を手伝いながら夢の実現に向けて努力を続けるおいちの身に、友の死、身内の病、そしておいちの出生の秘密にかかわる事件など、様々なことがふりかかる。

最新刊の『星に祈る』でおいちは、夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出すことになる。私生活でも、おいちの人生にとって劇的な変化が……。

一方、深川では謎の行方不明事件が立て続けに起こっていた。

何のつながりもない人たちが次々と姿を消していくことに違和感を覚えた岡っ引・仙五朗は、おいちの協力を仰ぐのだが……。

おいちと仙五朗は、事件の真相にたどりつくことができるのか。

累計24万部、人気の「おいち不思議がたり」シリーズ第五弾!


この世に思いを残して死んだ人の姿を見ること、そして声を聞くことができる娘おいち。

そんな不思議な能力を持つ彼女の夢は、父のような医者になること。

「おいち不思議がたり」シリーズでは、江戸深川の菖蒲長屋で父の診療を手伝いながら夢の実現に向けて努力を続けるおいちの身に、友の死、身内の病、そしておいちの出生の秘密にかかわる事件など、様々なことがふりかかる。

最新刊の『星に祈る』でおいちは、夢の実現に向けて大き...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784569849461
本体価格 ¥1,700 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

医者を志すおいちが主人公の話で、シリーズ物ですが、これまでの話を読んできていない私でも、支障がなく読めました。誘拐と謎の死、そこに江戸時代の貧しい人の実情、医療の話、そして女性の地位的なトピック等が盛り込まれ、単なる謎解きではなく、奥深い内容の本でした。それにもかかわらず、読みやすく、万民受けしそうな本だと思いました。

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シリーズの新刊が出ると知り、読友さんから勧められていた、このシリーズに着手。4巻とも、引きこまれて一気読み。「どうして、もっと早く読まなかったのか」と後悔したり、「いや、まとめて読めて良かった」と思ったり。リクエストの承認メールが届く半日余り、待ち遠しかった。

これほど はまったのは、先が読めないストーリーの面白さゆえ。一体、どうなるのか? どの巻も途中で止められなかった。そして、主人公おいちの、明るく、前向きで、病いや怪我に苦しむ人を助けたいという真摯な姿にも惹かれた。彼女以外の人物も「為すべきことを精一杯に為」している人ばかりで魅力的だった。

今回も難しく、切ない事件で、医療についても考えさせられた。同時に、おいちにとって、ターニングポイントになる出来事が続いた。私としては、1巻から願っていたことが叶って嬉しい。新刊を読んだそばから、続きが待ち遠しくなった。
早速、読友さんたちに宣伝。これから読む人には、ぜひ1巻から順にとオススメしたい。

#星に祈る #NetGalleyJP

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この時代の医師を目指す女性の大変さがせつない。
でも、女医として生きる大変さと理解のある人々に囲まれる幸せ。おいちの二つの面を見ることができました。
最後の新吉の言葉にグッときました。
一歩進んだおいち達の次巻が楽しみです!

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聡明でしっかり者だが肝が座っていて向こう見ずなところがある娘、というのは時代物では度々登場していて「馴染みがあるなぁ」と思う反面、安心感もあり、間違いなく愛されキャラである。
この物語の主人公もまた間違いなく愛されキャラで、懸命に医学に向き合い、患者を思い、その結果事件に巻き込まれてしまう姿には、どうしても同調して共に憤り悲しみ応援してしまった。
悲しいオチではあるが、さっぱりとした気持ちの良い味わいのお話でした。

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何の前触れもなく、跡も残さず人が消えてしまう事件が続く。
序の章から漂う不穏さが気になり、一気に読みました。
伯母のおうたがいい味を出しています。おいちと新吉の縁談を後押ししてくれたり、巻を重ねるごとに口やかましいだけでなく存在感が出てきて楽しみです。
飾り職人が作る医療器具の完成も期待しています。
治験、人体実験、安楽死と医療に関わるテーマは考えさせられました。

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PHP研究所 あさのあつこ著
『星に祈る おいち不思議がたり』読み終わりましたので感想をお伝えします。

前回、読んだ時よりもずっと強い女性になっていて格好良かったです。同じく女医に近づいていましたね。
事件も大事件だったから真相も私は最後の方でようやく分かったのでそれまでハラハラしちゃいました。
前回、読んだあの人たちも登場するしドキドキするところもあって、もうおいちファンですよ。

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「おいち不思議がたり」最新刊。医者である父の仕事を手伝っているおいち。おいちにはこの世に思いを残して死んだ人の姿が見えるー5作目にして初めて読んだシリーズ。父の松庵先生、叔母さんのおうた、みんなみんなとても気持ちの良い人たちばかり。江戸時代の悩みが今の世にも通じるところがあってなんだか。環境が悪人を作るのか、考えさせられる最後でした。

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女性が選択するには長く困難な道を、腐ったりせず、ゆっくりながら夢に向かって突き進むおいちの姿、健やかに成長していく様を感じることが出来て、読んでいるこちらまで元気とやる気をもらえます。
人としても、女性としても、おいちの今後が気になる、素敵なシリーズです。

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シリーズ5作目の時代ミステリー。江戸深川の菖蒲長屋に住む「おいち」が主人公。父の松庵は町医者、伯母のおうたは、紙問屋のお内儀。兄の十斗は長崎での学びを終え父の元で働くことに。今作は、おいちにとって色々な転機が訪れる。

おいちは、父のような医者になりたいと、新たに開かれる女性のための医塾の門を叩くことを決心。飾り職人の新吉とも、お互いの気持ちをしっかり確かめ合い2人の将来を描く。

また、この世に思いを残して死んだ人の姿が見えるおいちは、立て続けに起きた謎の行方不明事件を岡っ引きの仙五郎と追っていくことに…。

シリーズものではあるが、巻頭におもな登場人物紹介や絵図があり単独でも充分堪能できる。

登場人物は誰もが魅力的で、おうたの存在がとても面白い。世話焼きぶりは正に母親代わり。テンポの良いやりとりがいいリズムを作っていく。

おいちは何を星に祈るのだろう。自分の足でしっかりと人生を歩もうとするおいちの成長が楽しみでもあり、応援したくなる。

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おいちシリーズの最新作、女性への差別や、偏見に負けず、己の道突き進むおいちの姿が素敵でした。
これからどうなるのか、本当に楽しみです。
ミステリー要素においちの将来がどのようになるか、ますます目が離せなくなった
#星に祈る #NetGalleyJP

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特殊能力なくても、これくらいの推理はできるだろうと思ってしまった。女医が主人公の時代物ミステリー。夜の女たちの怪死体。患者の老女の死、その娘が行方不明。死因が特殊なので新薬の実験台だろうなと、すぐにわかってしまった。彼女の恋愛もあるので、話しはおもしろいし前半から中盤にかけては雰囲気もあるし後半のワクワクもあった。でも、何となく犯行動機がばれて塾生の中に犯人がいるというのは想像できてしまったのが残念。

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時代物のミステリー。「おいち不思議がたり」シリーズの5作目という事ですが、読み終わるまでシリーズ物とは気が付かずに自然に読めました。おいちが何だか魅力的で、改めて1作目から読んでみたいと思いました。ドラマ化しても楽しめそうだと思います。

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あさのあつこさんの本はどれも心に沁みる。ほんのりと灯火を灯すようなものもあれば、キラッと彗星のように残像を残していくものもある。奇抜なことはないけれど、日常の風景の一つを照らして、そっと語りかけてくれる。そんな時間が愛おしい。

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