みんな蛍を殺したかった
木爾チレン
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刊行日 2021/06/18 | 掲載終了日 2021/06/22
ハッシュタグ:#みんな蛍を殺したかった #NetGalleyJP
内容紹介
新潮社「⼥による⼥のためのR-18⽂学賞」優秀賞受賞者である木爾チレンが原点に立ち戻り、少女たちの心の中にすくう澱みを映し出した著者渾身の書き下ろしのミステリ!
2007年、京都にある私立女子高校に東京から美しく可憐な少女・七瀬蛍が転校してきた。そんな中、大川桜、五十嵐雪、猫井栞と、それぞれ耽溺する世界をもつオタクが集う生物部に、蛍は入部してきた。スクールカーストで底辺とされていた三人と心を通じ合わせるかのように、蛍は「私もね、オタクなの」と告白する。四人はメールを頻繁にやりとりするようになったが、そんな中、悲劇が起きてしまう――。そして、現在。悲劇の歪みが連鎖する。
【著 者】 木爾チレン
1987年京都生まれ。京都在住の女流作家。2009年に新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」にて優秀賞を受賞。女性の内に秘めた部分を生々しく描き出すことのできる作家。デビュー後、ボカロノベルやジュニア文庫など幅広く活躍。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784576211015 |
| 本体価格 | ¥1,700 (JPY) |