フィールド言語学者、巣ごもる。

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刊行日 2021/06/18 | 掲載終了日 2021/10/19

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内容紹介

日常だって現場(フィールド)なのだ。


話題書『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』 著者による、待望の新刊! フィールドへ出られなくなったフィールド言語学者が語る、 最高におもしろい言語学のはなし。


* 著者は、大阪の国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者。パキスタンとインドの山奥で話者人口の少ない言語を調査しているが、2020年は世界規模の新型コロナウイルス感染症蔓延でフィールドへ出られなくなり、長らく「巣ごもり」をすることとなった。本書は、著者がそのような生活の中で、日常に溢れる様々な現象を言語学者目線で眺めて考えたことを綴った言語学エッセイ。世界の多種多様な言語の例を用いながら、言語学の諸分野の知識が親切かつユーモアたっぷりに語られる、最高の知的エンターテイメント。イラスト:朝野ペコ

日常だって現場(フィールド)なのだ。


話題書『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』 著者による、待望の新刊! フィールドへ出られなくなったフィールド言語学者が語る、 最高におもしろい言語学のはなし。


* 著者は、大阪の国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者。パキスタンとインドの山奥で話者人口の少ない言語を調査しているが、2020年は世界規模の新型コロナウイルス感染症蔓...


出版社からの備考・コメント

四六判

四六判


出版情報

ISBN 9784422390055
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

カバーの絵と表題が気になりリクエストしました。
少々難しいないようでしたが興味深く読ませてもらえました。

後半部は流し読みっぽくなってしまいました。
自分の”言語力”も鍛えねばいけないかも。


#フィールド言語学者巣ごもる
#NetGalleyJP

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ウルドゥー語が専門だという作者さん。しかし、英語は苦手で他の語学を勉強するのもなかなか難しいという‥。専門的で難しい部分もあったが、軽やかな文章で何とか読み進められた。本書はフィールド言語学者の吉岡さんが、コロナ禍においてフィールドワークが出来なくなり、生の言語を求めてネットサーフィンをした(それだけではないが)中から書かれたもの。日本語しか知らない私にとって新鮮で、世界の広さを再確認した。消えて行きつつある言語への想いなどは興味深く、視界が開ける内容だった。言葉って面白い。

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言語学者がコロナ禍でお家の中でフィールドワークをするという話だが様々な言葉の作りの詳細がわかって面白かった。
子供でも読みやすいように漫画版や絵本版も作って欲しいところ。
SNSの匿名アカウントがこっそりとフィールドワークしてるのではないかと思わせる1冊。

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私も大学の時は言語学を勉強していましたが、この本はそういった知識がなくても面白かったです。
まずタイトルからして秀逸。フィールドで研究する人が巣ごもり。
コロナ禍なのでしょうがないんですが、とても面白かったです。
特に筆者の専門の言語がまた今話題のアフガニスタンなどで話されている言葉だったりして、ちょっと難しいところもありますがとても興味深く読めました。
あと、話題の翻訳できない言葉についての解説も、なるほどな!と思いました。

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言語学とはどんな学問か、から始まり、言語さえ用いていれば言語学になりうるという例を面白おかしく取り上げる。入門書と言うには軽快な語り口が心地よく、表現力の高さに驚かされる。森見登美彦さんの小説を読んでいるような言い回しの数々には舌を巻く。文体が好み。何より知識欲を満たしてくれる。大学の講義であったら絶対受講してしまう。読み始めてから確かに比較言語論しかちゃんと内容を把握していないなぁと。高校生の頃消滅危機言語に興味があり学ぼうとしとことがあるが、その時に読んでいたら進路も変わったかもしれない。

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なくなりそうな世界のことば (出版社同じ)
という素敵な絵とともにあまり知られていない言語について書いてある本を丁度図書館から借りてきて手元にあった。
この本を読んでその書名が出てきて少し驚いた、この方のご著書だった。
この本でもなくなりそうな言葉、にアイヌ語や日本手話が挙げられていて興味深い。偶然にも同時に二冊読んでいたわけだが、昨今の世界情勢でフィールドワークができなくなった言語学者が、入門編として言葉に関することを色々な角度から門外漢にもとっつきやすいようにと綴ったエッセイ。日々何気なく使っている言葉を研究する学問は、とても奥が深い。著者も仄めかしているように、軽いものもあるが、内容はとても専門的になるところが多々ある。読者がついてこれるか・・・というところもあるように思う。それでも、伝えたいという気持ちが、軽く読みやすく、という筆致の裏に見え隠れする気がする。タイトルが示すように、シリーズで他の本もあった、寡聞にして未読だったので、それも手にとってみたいと思う。ありがとうございました。

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