B.B.B. 2021年6月号(vol.33)

映画「護れなかった者たち」がようやく公開されるようで良かったです。続編の『境界線』もすでに読んでいますが、確かにこの2作はミステリーという感じではなかったですね。今まで中山作品を読んでいなかった方にも手に取ってもらえるかもしれません。インタビューを読んでみたら新たな発見があり、これから他の作品を読むときの楽しみになりました。

二つ目の特集、「児童向け図鑑」特集は非常に興味深い。「児童向け」となっているが、大人でも楽しめるものが多いと思う。仕事で疲れたときなど、童心に帰って、こういった図鑑を読んでみるのも楽しいと思う。「青弓社ライブラリー」の紹介も気になる。寡聞にしてこのようなシリーズがあることは知らなかったが、リストを見ると面白そうなものが何冊かある。機会があれば読んでみたい。

以前の「はるきる」さんの特集もそうですが、こちらの6月号は「児童用図鑑」の特集がとても参考になりました。
数ある出版社の図鑑の特徴は、出版社目線で伝えていない所が参考になった部分です。昨年度、図鑑を購入するにあたり、どれにするかとても頭を悩ませました。
B.B.Bは一般文芸だけではなく、児童書や出版関係の内容が含まれているので、ぜひ学校図書館にも置かせていただきたい。学校司書の学びや選書にもなると思いました。

最近の図鑑はデジタルも併用して生き物の面白さを伝えるというのが初めて知った。後、セルフレジを導入することで距離が近くなるというのは意外だった。
定期的に見ていきたい。
このゲラは読書好きにはおすすめする。
新たな本の発見に役立つからだ。