ボーイフレンド演じます

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刊行日 2021/07/20 | 掲載終了日 2021/07/27

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内容紹介

ルークは有名なミュージシャンを両親に持ち、パパラッチの格好の標的になっている。ある日、パーティに出かけたところをまたしてもみっともない姿を写真に撮られてしまい、勤務先の非営利団体の上司の怒りを買う。すでに何人もの大口のパトロンを失い、なんとしても近々開催される資金集めのパーティを成功させたい上司は、ルークに生活態度を改め、きちんとしたボーイフレンドを見つけなければくびにすると最後通牒を突きつける。

ルークの親友の提案で、彼の偽物のボーイフレンドとして白羽の矢が立ったのが、まじめな法廷弁護士オリヴァーだった。オリヴァーも、間もなく開かれる両親の結婚40周年記念パーティに、ボーイフレンドと一緒に行きたいと考えていた。

こうして、ゲイであることと現在誰とも付き合っていないこと以外に共通点は何もないふたりは、互いの問題を解決するために偽装カップルとなるが……。

2020年goodreadsベスト・ロマンス賞5位、NY市図書館が選ぶ2020年のベストブック。

原題:Boyfriend Material

ルークは有名なミュージシャンを両親に持ち、パパラッチの格好の標的になっている。ある日、パーティに出かけたところをまたしてもみっともない姿を写真に撮られてしまい、勤務先の非営利団体の上司の怒りを買う。すでに何人もの大口のパトロンを失い、なんとしても近々開催される資金集めのパーティを成功させたい上司は、ルークに生活態度を改め、きちんとしたボーイフレンドを見つけなければくびにすると最後通牒を突きつける。...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784576211145
本体価格 ¥1,380 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

実は翻訳M/M小説を読むのは初めてなんですが、LGBTQに対する意識は過去2、3年で物凄い勢いで変化しつつあって、これが今の最先端なのかなと感じました。まだまだ変化しそうな気もするので、3年後にはこの小説はもしかしたら賞味期限切れになっている可能性もあります。それぐらい「今」を切り取っている話です。もちろん、普遍的な愛の形というものがあり、心を動かされるのはその部分です。
イギリスの風習やカルチャーに精通していないと意味が分からないところも多くて、LGBTQはもとより、環境問題、差別問題、ヴィーガン、ベジタリアン、流行りの食べ物、エンタメ、SNS、ネットサービスなど、あらゆる情報が、実在する人物や商品の固有名詞と共に盛り込まれています。作者は読者に寄り添うような事はせず、分からない人は置いてけぼり。これがどれだけ理解できますかと、試されているようにさえ感じました。
より深く理解するには、多くの解説が必要かもしれません。欧米の「今」を知る意味で勉強になりました。

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NY市図書館が選ぶ2020年のベストブック、ということで、
最初は舞台はアメリカかと思って読み始めたら、イギリス。
全編にわたってイギリスっぽさがムンムンしていて、
個人的にはそこが物語のスパイスになっていてよかったのですが、
イギリスのユーモアや階級のことなどの事前情報がゼロだと、
会話についていけずにたのしみ切れなそうなきらいはありました。
(ほかのレビュアーさんのコメントにもありますが)

とはいえ、ベスト・ロマンス賞入賞するだけあって、
無自覚両〇思い(ネタバレ防止で軽く伏せます)からの拗らせM/M小説、
日本でも一定層に受けそうだなとも思いますし、
LGBTQ、階級、メディア、家族、友人、様々な切り口があって、
M/M小説を読みつけていない人にも、
いろんな気づきや考えるきっかけを与えてくれるのでは、と思います。

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初のM/M小説。マイナスな意味で『うわ〜』ってなったら嫌だなぁなんて思いながら読み始めた。読んでみるとシュールなジョークがあちこちに散りばめられていて、かなり笑えて楽しめた。主人公の友人達や、同僚はかなりの個性的な集まりでお気に入り。2人のロマンスはなかなか進展しなくてイライラ、ヒヤヒヤさせられる。最初の心配をよそになかり楽しめた。

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