機械式時計大全

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刊行日 2021/08/10 | 掲載終了日 2021/08/09

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内容紹介

人知の結晶たる複雑機構、精度の進化を巡る歴史と人間模様ーー。
ひと筋縄ではいかない面白さを周到に調べあげ、圧倒的な筆力で綴る!

より正確で安価なクオーツ式が普及したにもかかわらず、高価な機械式腕時計に魅せられる人が後を絶たないのはなぜなのか?
機械式時計の定義と基本構造から、クロノグラフや永久カレンダー、リピーターなど五大複雑機構の仕組みと変遷、一三世紀から今日に至る歴史の中で語り継がれる数々の逸話の真偽、スイス、ドイツ、日本の現行85ブランドの特徴と代表モデル、さらには購入時や使用時の注意点まで――。

博覧強記の著者が半世紀に亘って積み重ねた知見を、豊富な図版と共に披露する一冊!
本文より一部抜粋して公開です!


≪著者:山田五郎(やまだ・ごろう)≫
1958年、東京都生まれ。評論家。AHS(イギリス古時計協会)、GPHG(ジュネーヴ時計グランプリ)アカデミー会員。東京国立博物館評議員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学にて、西洋美術史を学ぶ。現在は西洋美術、街づくり、時計、ファッションなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。主な著書に『知識ゼロからの西洋絵画史入門』『知識ゼロからの近代絵画入門』(ともに幻冬舎)、『へんな西洋絵画』(講談社)、『闇の西洋絵画史』(創元社)、共著に『ヘンタイ美術館』(ダイヤモンド社)など多数。2021年、YouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』を開設。

人知の結晶たる複雑機構、精度の進化を巡る歴史と人間模様ーー。
ひと筋縄ではいかない面白さを周到に調べあげ、圧倒的な筆力で綴る!

より正確で安価なクオーツ式が普及したにもかかわらず、高価な機械式腕時計に魅せられる人が後を絶たないのはなぜなのか?
機械式時計の定義と基本構造から、クロノグラフや永久カレンダー、リピーターなど五大複雑機構の仕組みと変遷、一三世紀から今日に至る歴史の中で語り継がれる数々の逸話の真...


出版社からの備考・コメント

★本文より一部抜粋版での特別公開となります

◆弊社では、一緒に作品と著者を応援していただける方からのリクエストを求めております。
リクエストいただきましたみなさまのプロフィールや、過去にご投稿いただきましたレビュー、フィードバック率も参考に承認しております。

そのため、下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方

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販促プラン

★『機械式時計大全』サイン本プレゼントキャンペーン★

NetGalleyにて『機械式時計大全』にレビューを投稿頂いた方の中から
抽選で3名様に、山田五郎さん直筆サイン本をプレゼント!

【レビュー投稿締切】2021年8月9日(月) 23:59

【注意事項】
※応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします。NetGalley 登録メールアドレスを出版社に開示している方が対象となります。
※当選の発表は、講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます。
※発送の都合上、国内在住の方が対象となります。

ふるってご参加ください!

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NetGalleyにて『機械式時計大全』にレビューを投稿頂いた方の中から
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【レビュー投稿締切】2021年8月9日(月) 23:59

【注意事項】
※応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします。NetGalley 登録メールアドレスを出版社に開示している方が対象となります。
※当選の発表は...


出版情報

ISBN 9784065233689
本体価格 ¥2,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

私自身、昔から機械式時計が好きで、20歳になった時に、「ずっと使える機械式時計を」と思い、アルバイトで貯めたお金で「ロレックス オイスターデイト」を購入しました。
購入してから、かれこれ33年以上経ちますが、未だに愛用しています。

この本には、まったく知ることがなかった「時計の歴史」も大変興味深い内容でわかりやすく書かれていて、
世界の時計ブランドも予想以上に多く取り上げられていて、これまで知らなかったブランドにも興味を持ちました。

私のようにお気に入りの機械式時計を持っていても、新たな時計が欲しくなってしまうのではないかと思います。
時計の購入を検討されている方には、まずこの本を読まれることをおすすめできると思います。

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特に機械式時計を愛用しているわけではないのですが
機械式時計のメカニズムに興味があって手に取りました。

なぜあれほど膨大な部品と複雑な機構が必要なのか?
(機械としてはむしろ単純な方が優れているのでは?)
なぜ機械式が現代になって復権しているのか?
そんな疑問に答えてくれる本ではないかと期待して読み始めました。

一番関心があったメカニズム(機構)の部分は残念ながら
一部抜粋版では詳しく読めませんでしたが、目次を見る限り機構の解説に
かなりのページが割かれていて期待が持てそうです。

機械式時計の定義から歴史、技術的側面まで、豊富な蘊蓄を交えて
しっかり解説されているので読み応えがあります。
ブランド的な価値だけでなく、本書に書かれているような物語や背景を知ると
時計愛好家の気持ちが分かるような気がしました。

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機械式時計の内部構造の話であれば、技術的に理解が追いつかないのではないか、と一抹の危惧をおぼえつつ。
直接感知できない時間の経過を変化に置き換えて計る道具、すなわち時計の発明は人類が文明を築く上で空間を図る物差しと同じくらい重要なものであるはず。。
と書き起こされていて、技術的には専門的なのだが、図解を多用してわかりやすく説明されている。
時計の説明、は、すなわち文化史である。歴史上の有名な人物の人生に、時計師、なるものたちが関わっていたか、が描き出される。
宗教改革、経度の発見(海上事故をふせぐため、経度をはかる技術に多額の賞金、年金がかけられていたという)etc.
時計に詳しい人には興味が尽きないであろう、時計メーカー(ムーブメントをつくる者と名前を冠して制作する者とは一致しないので注意という但し書きつきで)ごとの細かい記載、時計特有の、辞書にはのっていない言葉(仏語)をあつめたもの。
興味深く読んで、最後に一番驚いたこと、著者の写真をみて、あのひとか、あの山田五郎さんか、と。テレビとかでよくいろいろなことを面白おかしく話していた、あの。と。

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機械式時計大全というタイトルどおり、機械式時計とは何か、から始まって、さまざまなうんちくが縦横無尽に語られる本です。きちんと参考文献類が明示されているのも好感が持てます。なんとなく信じていた機械式時計についての常識?が実は本当ではなかった、という最初の部分は楽しく読めるかと思います。
ただ、成人男性が読者対象だと思われ、若年層に読んでもらうにはもう一工夫が必要ではないかと思います。

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うちの夫も40歳になっていい時計が欲しいと思って買ったのがオートマティックの時計でした。
大人になってなんかちょっといいものが欲しいとなるときに、やはり腕時計が浮かぶのかなと思います。
時計のメカニズムって非常に細かくてとても綺麗だけどどうしてこういう風に動くのかわたしには全然わからない素人ですが、色々な機械式時計の歴史などを読み、へえ!なるほどと思いました。
時計にちょっとこだわりがある人だったら是非読んだ方がいいと思います。
スイスが高級時計のメッカになったのはまさか宗教改革からとか、なかなか面白いことが書いてあります。

この本を読んで機械式時計についての知識を持ちもっと自分の時計を楽しみましょう。

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たかが時計、されど時計。
この世に生を受けたなら「時間」は最も大切な概念の一つであるのは変わらない。
Jルソー作の髑髏時計に刻まれた「メメントモリ」は、まさに時間と命のバランスを暗示させているようだ。

私はSinnの機械式時計を普段使用している。
空軍専用に作られた無骨なミリタリーウォッチだが、着け忘れた日は妙に落ち着かなくなる。

1秒が重い。
なぜ重く感じるのかー。
その理由が本書から読み取れた。
時計は命を可視化したからだ。

図面から導かれた、正しい機械式時計の歴史。
それを知りたければこの1冊で十分に最高なのは間違いない。

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時計のことがたくさんたくさん書いてあります。今、伝わっていることが本当なのか、他に事実があるのかとか、知らないことがたくさん。内容は難しいかもしれません。でも、時計の写真を見るだけでも楽しいなと感じました。時計好きで、いつも腕時計のよさを話してくれていた大切な友人を昨年末に突然亡くし、読みながら友達を思い出して、その友達に読んで欲しい、きっと、私にも分かりやすく本の内容を説明してくれるだろうなと思いました。時計が好きな人だけでなく、機械のことが全然分からなくても、時計の歴史に触れられる素敵な本です。

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