宵坂つくもの怪談帖

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刊行日 2021/08/20 | 掲載終了日 2021/08/19

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内容紹介

怪談実話作家の宵坂白が八王子の山中で拾った、記憶を失った叶井晴翔。彼の目には多くの霊の姿が見え、恐怖

に慄くが白にとっては、ネタ集めのためにも有用な存在だった。彼が持っていたのは料理づくりの記憶と財布や

石ころの入ったリュックのみで、雛青山の宵坂家に住み込みで働くことになった叶井だったが、宵坂家は少女や

白猫の姿でうろつく家神のイナリ、半ば座敷童子と化した丁稚の霊・留吉、たまにやってくる白の叔母・紫乃と

にぎやかで、次第に落ち着きを取り戻し、自分のことを調べはじめるが――

怪談実話作家の宵坂白が八王子の山中で拾った、記憶を失った叶井晴翔。彼の目には多くの霊の姿が見え、恐怖

に慄くが白にとっては、ネタ集めのためにも有用な存在だった。彼が持っていたのは料理づくりの記憶と財布や

石ころの入ったリュックのみで、雛青山の宵坂家に住み込みで働くことになった叶井だったが、宵坂家は少女や

白猫の姿でうろつく家神のイナリ、半ば座敷童子と化した丁稚の霊・留吉、たまにやってくる白の...


出版情報

ISBN 9784576211305
本体価格 ¥780 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

著者が『少年奇譚』『少女奇譚』の方で、ジャンルもホラーとあったので、表紙の雰囲気に反して恐ろしいのかと思いきや、ホラー要素のあるハートフルストーリーという感じの物語でした。
宵坂さんのキャラが、表紙の見た目と違い、いい意味でイメージ小説家っぽくて好きです。登場人物たちのキャラのよさもこの話の魅力です。
問題解決までのプロセスは面白いのですが、いざ幽霊と対峙して、そこから問題解決までが非常にあっさりしていたのが物足りなく感じてもったいないな、と思いました。
でも、叶井くんの記憶が戻るまでのプロセスや、宵坂さんと叶井くんの距離感、ラストの終わり方、とても好みでした。

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怪談実話作家のつくもが八王子の山中で衝撃的に出会った叶井晴翔。彼は記憶を無くしておりその目には多くの霊の姿が見えるらしく恐怖に慄く
つくもは作家としてのネタ集めのために家に保護することにしたというお話
怖い描写もあるがとても読みやすくスルスルと読み進めてしまう
登場人物も豊かで楽しめる作品でした

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幽霊が見える体質の記憶喪失者と、霊に詳しい心霊作家がタッグを組み。心霊事件を解決していく話し。子猫のきつね神いなりや、半ば座敷童子と化した丁稚の霊留吉など、霊たちの優しいキャラがいい。しかし、ホラーとしては怖くなくて、ライトノベルっぽい軽い感じがした。幽霊が見えて話しもできるという設定が面白かった。

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