EV イヴ

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刊行日 2021/09/15 | 掲載終了日 2021/09/14

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内容紹介

「首都感染」の著者が禁忌を破って描く

本作は日本経済崩壊への予言の書か!?

恐るべき経済の大変革に生き残るために――。

深刻な地球温暖化を前に、欧米は2030年にはガソリン・エンジン車の新車販売を禁止する方針を明らかにした。つまり、新車は電気自動車しか許可しないのだ。

世界各国がエンジン車から電気自動車へ大きく舵を切っている中、下請けをふくめすそ野が膨大な産業分野である日本の改革は遅々として進んでいない。

日本にとっての頼みの綱は、中国がハイブリッド車を電気自動車と認定していることだったが……。

日本経済の大黒柱、自動車産業はどうなる?

日本のGDPの約1割を占め、就業人口550万人に達する巨大産業の行方とは?


「首都感染」の著者が禁忌を破って描く

本作は日本経済崩壊への予言の書か!?

恐るべき経済の大変革に生き残るために――。

深刻な地球温暖化を前に、欧米は2030年にはガソリン・エンジン車の新車販売を禁止する方針を明らかにした。つまり、新車は電気自動車しか許可しないのだ。

世界各国がエンジン車から電気自動車へ大きく舵を切っている中、下請けをふくめすそ野が膨大な産業分野である日本の改革は遅々とし...


出版情報

ISBN 9784758413916
本体価格 ¥0 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

EV、つまり電気自動車をテーマにした近未来小説。
数年前に中国の自動車企業の研究所を取材した。トップは日本で学んでいたこともある人で、中国には珍しい私営企業だった。
研究者はグローバルに集まっていて、日本からも自動車会社をリタイアした研究者が集められていた。海外の老舗自動車メーカーを買収したり、元気のいい企業だった。
当時はまだガソリン車中心で、せいぜいがハイブリッドの将来は…なんて話題にしている時代だったが、そのトップはもはや世界のメインストリームはEVになると話していた。EV中心となれば、世界の自動車産業の構図は一変する。なぜならば、EVとは機械ではなく機器だからだ。洗濯機、冷蔵庫などと同じ電化製品で、そこにIoT技術が乗っかっている。
色々なところから部品を集めてアセンブルして販売する。まさに家電そのものだ。
この本もまさにそんな自動車の未来を描いている。非常に刺激的な一冊だ。
先日も5Gを使ってとある産業のインベーションを手がけるエンジニアに話を伺ったが、5Gを単に速い無線通信網だと思っていたら大間違い。高速通信が実現する未来はハードウェアの概念を一変させる可能性を秘めている。こんな話はどこでも聞いたり読んだりしたことはなく、非常に驚いた。やはり最前線の取材というのは大切だと改めて実感した。
この本には、まさに自動車産業の最前線と未来がある。一気読みした。

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