北緯43度のコールドケース

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刊行日 2021/10/04 | 掲載終了日 2021/10/03

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内容紹介

第67回江戸川乱歩賞受賞作!
桜木紫乃氏推薦!異色の女性エリートノンキャリが未解決事件と組織の闇に立ち向かう。

博士号取得後、とある事件をきっかけに大学を辞めて30歳で北海道警察に入り、今はベテラン刑事の瀧本について現場経験を踏んでいる沢村依理子(さわむらよりこ)。
ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
犯人と思われた男はすでに死亡。まさか共犯者が? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。
しばらくのち、その誘拐事件の捜査資料が漏洩し、なんと沢村は漏洩犯としての疑いをかけられることに。
果たして沢村の運命は、そして一連の事件の真相とは。

ミステリー初挑戦にして受賞! 女性の乱歩賞受賞は9年ぶり!

第67回江戸川乱歩賞受賞作!
桜木紫乃氏推薦!異色の女性エリートノンキャリが未解決事件と組織の闇に立ち向かう。

博士号取得後、とある事件をきっかけに大学を辞めて30歳で北海道警察に入り、今はベテラン刑事の瀧本について現場経験を踏んでいる沢村依理子(さわむらよりこ)。
ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
犯人と思われた男はすでに死亡。まさか共犯者が? 捜査本部が...


出版社からの備考・コメント

◆弊社では、一緒に作品と著者を応援していただける方からのリクエストを求めております。
リクエストいただきましたみなさまのプロフィールや、過去にご投稿いただきましたレビュー、フィードバック率を参考に承認しております。

そのため、下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。


○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方

○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方

○フィードバック率の低い状態が長く続く方

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※校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺...


おすすめコメント

ミステリー初挑戦とは思えないほど、事件の謎が魅力的。真相が気になって一気読みでした。主人公のみならず脇を固める登場人物もみな個性的で、かつ王道の警察小説の要素もあるので、読後の満足感たるや!
――担当編集より

ミステリー初挑戦とは思えないほど、事件の謎が魅力的。真相が気になって一気読みでした。主人公のみならず脇を固める登場人物もみな個性的で、かつ王道の警察小説の要素もあるので、読後の満足感たるや!
――担当編集より


販促プラン

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065249963
本体価格 ¥1,750 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「博士まで取った人が訳あって警察官に・・・」という警察小説は初めて読みました。
一見不可思議な進路を選んだ理由に筋が通っていて、その経歴が主人公のよいキャラクター付けになっていると感じました。アカデミアの世界に戻るのか、このまま警察で頑張るのかの葛藤にリアリティがありました。
この主人公がこれからどう警察社会で生きていくのか、その続きを見てみたいと思いました。

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流行りの警察小説だが、新人とは思えないほど手練れた作品。人物描写が見事で、抜群に読みやすい。ストーリーの展開は大きく予想を裏切らないが、推理小説ではなく、エンタテイメント寄りの人間ミステリとしてはなかなか読ませる。
主人公は、大学院卒のノンキャリ女性警官。この設定が良い。テレビドラマにすぐなりそうな設定で、吉田羊あたりがやっていそう。
ミステリも、もはやトリック一辺倒ではやっていけない。人間ドラマで読ませてくれないと満足できない。もちろん両立しているディーヴァーのような稀有な例もあるが、そうなれば大作家だということだ。この小説にももうひと展開があったら、より優れた評価になったかもしれないがそれはちょっと欲張りな要求か。
よく考えるとすごく良くできているタイトルだが、書店で手に取るにはちょっと損をしているかも。でも読んで損はない佳作。

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冒頭からぐいぐい惹き込まれ、勢いを失わずラストまで。そして、ああ、すべてのことに意味があったのだ、と納得して読み終えました。
警察小説の縦社会の旧体質然としたところに苦手意識がありましたが、こちらは主人公がそこから外れたところにいて。だからこそ見えること、動けることがあって…新鮮でした。

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事件や主人公の経歴などの説明で時間がゆっくりな前半と、真相に至る後半との緩急が、読んでいて気持ちよかったです。じれったくも感じられた前半で見逃してしまった伏線を、真相がわかってから読み返したいと思います。博士号取得後、警察に入った女性が、男社会である警察組織でどう行動するのか、も見所ですね。

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はじめ、時系列が錯綜したが、すぐにのめり込んだ。
警察組織や、大学の閉鎖性、特殊性はいわずもがな、それを打ち砕く主人公に拍手。
上司の不可解な行動、自分の立ち位置の不安定さから、犯罪まででっち上げられる状況の中、単純な愚直さではなく、悩みながらもしたたかに、しなやかに生き抜く姿にスッキリ。
彼女に関わる人たちが、等しく前向きになれるラストがよかった。

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『北緯43度のコールドケース』

2018年に起きた死体遺棄事件の少女と2013年の誘拐事件の少女は同じだった?同じだとすれば少女は誰かに育てられ、殺されたのか?
博士号もちの女性警察官が事件を捜査しようとするが…

仕事・組織・恋愛・家族…
岐路に立たされた時、悩むのは女性警察官だって同じ。
警察官は遠い存在に感じるけど、やっぱり人間なんだ。

組織は巨大になればなるほど組織の論理が働き、そこから外れたものを排除しようとする。
その中で正常に負けないように動くには…

難事件の他に幾重に覆い被さる問題…
でも、理解してくれる人達の力を借りながら事件に立ち向かう。
ミステリだけれど、人として強く勇気を貰える物語だった。

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北海道で発生した未解決誘拐事件の被害児童が5年後に遺体で発見される。
社会学の博士号を持つノンキャリ女性刑事が周囲の抵抗に抗い、独自の視点で事件を捜査する様が新鮮です。
札幌・小樽周辺の地勢描写が詳細で北国独特の季節感が臨場感を持って感じられました。

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