いろんなところに　いろんな　むし

とにかく表紙から目を奪われます。そしてページをめくる度に現れるカラフルなむし、むし、むしの世界。
個人的には実は虫が苦手で写真図鑑は手に取るのをためらうのですが、こんな虫の本なら大人も子どもも絵本感覚で楽しく読めます。美しいイラストを楽しみながらきちんと虫の生態も学べる、もう一冊、魚の本と一緒にいつも手元に置いておきたい。

虫の本と魚の本同時刊行。美しすぎる科学絵本と銘打たれているが、まさに、色彩や造形はデジタル作画、とされているが、生物を複雑な色彩を駆使して鮮やかに、そして特徴を捉えながら、写実一辺倒ではなく、絵本としての高い芸術性。画面も縦横無尽。みんなで本を縦にしたり横にしたり、細かい描写を覗き込むように見る子供達の姿が今から目に浮かぶ。
虫の絵は、エリック・カールさん、魚の絵はレオ・レオニを思い出した。

とにかく色鮮やかで見た瞬間、「わぁー」っとなりました。
どこにだっているむし。
外に出たら見つけて名前を知っていても観察した事もないむしもたくさん出てきます。
むしが綺麗というだけでなく、むしと人の関係という話は考えさせられます。
むし嫌いな人も多いですが、むしがいない世界についてまで考えることはないと思います。
人間がむしを守ることの出来ることまで考える事も出来る一冊。
外で見つけたむしについてもっと知ることができ、毎日のお散歩がさらに楽しくなると思います。

おさかなもとても綺麗に描かれていて読んでいてとても楽しくなります。
近くの海や、川で見られないようなおさかなも出てきます。
水族館で見られるおさかなも多いため、生態を知ることができ水族館に持っていっても楽しめる一冊だと思います。

とにかく色鮮やかで虫たちがきれいに描かれていてびっくりしました。
世界には数え切れないほどの虫の種類がいるという説明から、虫についての知識を教えてくれています。
色鮮やかに描かれているので絵を見るだけでも楽しめそうです。虫が好きな子はもっと虫に興味が持てると思います。

表紙に惹かれた。
カラフルな色合いが目を引いた。
読んでみると面白い！
たくさんの虫や魚がいっぱいいる。
絵本としても素敵だが、生態も学べるなんてすごい。
ところどころの『見つけてみよう』も楽しい。
私自身は虫が好きだが、蜘蛛だけは苦手。
でもこのカラフルな絵柄でついよく見てしまった。
ちなみに私はハナカマキリが好き。
ページにも工夫があって笑顔で子どもたちは夢中になるだろう。
本棚に並べた時真っ先に手を出す姿が想像できて楽しい気持ちにさせてもらった。

表紙から、この本を好きになると直感しました。本を開けばそれが確信となります。なんて鮮やかなむしの（さかなの）世界！そして、知ることが大好きな子どもたちは夢中になってページをめくることでしょう。私が子ども時代に出会っていたなら、苦手なむしも大好きになっていたかもしれません。描いたのはブリッタ・テッケントラップ氏。著作を辿れば、好きな絵本を見つけるはずです。これからは、ブリッタ・テッケントラップの絵本が好きだと、言うことになりそうです。

テッケントラップの絵はこれまでの絵本から、物語にこそふさわしいような印象を持っていましたが、このような図鑑的な内容の本にもマッチするものであることを痛感しました。
大好きなので、むしろページの隅から隅まで楽しめるこちらの方が、より堪能できると喜んでいます。これが版画だというのですから驚きを禁じ得ません。
探し絵要素などお楽しみもあり、いろいろな虫たちとじっくり付き合える構成もいいと思います。
個人的には「魚」の方の絵を見た途端鳥肌が立つような感動に包まれ、夢中で読みました。魚の方が虫より知らないことが多いというのもありますが。
好きなページの絵を眺めるだけでも、子どもたちは虫や魚に親しみを持ち、興味を抱くのではないでしょうか。

いろんなむしがカラフルでかわいくておしゃれ！
　
いろんなむしのいろんなことがわかります。
情報は盛りだくさんです。
カラフルな絵なので、むしが苦手な人にもおすすめします。

たとえば、
「セミの一生」はわかりやすく、
「むしとヒト」「むしたちのいない世界」などのページも興味深くて、
むしが好きな人も好きではない人も楽しめるのではないでしょうか。

じつは、私自身、むしは苦手なほうなのですが、こんなむしの本だったらほしい！
そう思いました。

わくわくする絵本です。
子どもたちが夢中になっている姿が想像できます。
この絵本を見てからお散歩に出かけて，子どもと一緒にあんなところにも！こんなところにも！と虫探しをしたくなります。
個人的には，この絵本でいろいろな文房具やカーテンなど製品化してほしいと思いました。

生き物に関する本を増やしたくて読ませていただきました。カラフルで、いきものが苦手な子にも興味を持ってもらえるカラフルな本でした。「むし」と「さかな」がありますが、きっと続編が出るのでは？植物も読みたいなと思いました。