うちにパンダがいるよ

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刊行日 2021/10/18 | 掲載終了日 2021/10/22

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内容紹介

5歳のかなちゃんと、パンダのぬいぐるみのパンパン、そしてちょっと変わった雪だるまがくりひろげる、ふしぎでゆかいなお話。


北の町にすむ5歳のかなちゃんは、パンダのぬいぐるみ「パンパン」ととってもなかよし。

大雪がふったある日、かなちゃんは大きな雪だるまをつくって、赤いマフラーを巻いてあげました。

すると、その夜、だれかが窓をたたきます。パンパンがその音を聞いて、カーテンをあけてみると、そこにいたのはあの雪だるま。「おはなししようよ」そういってパンパンは雪だるまをまねきいれ、あたたかい部屋で楽しくお話しをしました。かなちゃんはなにも知らず夢の中。

つぎの朝、部屋の床がぬれていて赤いマフラーがおちています。かなちゃんは「これ、ゆきだるまにまいてあげたんだけど」とふしぎそう。

長年、福音館書店の編集者として数多くの名作絵本を手がけてきた唐亜明と、あざやかな色彩と親しみのある線、ユーモラスな表情で人気の絵本作家・イラストレーターの高畠純が織りなす、かわいくてふしぎな、ひみつのお話です。

5歳のかなちゃんと、パンダのぬいぐるみのパンパン、そしてちょっと変わった雪だるまがくりひろげる、ふしぎでゆかいなお話。


北の町にすむ5歳のかなちゃんは、パンダのぬいぐるみ「パンパン」ととってもなかよし。

大雪がふったある日、かなちゃんは大きな雪だるまをつくって、赤いマフラーを巻いてあげました。

すると、その夜、だれかが窓をたたきます。パンパンがその音を聞いて、カーテンをあけてみると、そこにいたの...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。


販促プラン

作 唐 亜明(とう あめい)

1953年、中国北京市生まれ。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務し、日本の歌の訳詞に従事する。1983年に来日。早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。福音館書店の編集者として定年まで勤め、多くの絵本を手がける。作家としても活躍し、おもな著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』『さくらの気持ち パンダの苦悩』(ともに岩波書店)、『翡翠露』(TBSブリタニカ/開高健賞奨励賞)、絵本の文章に『ナージャとりゅうおう』(講談社/講談社出版文化賞絵本賞)、「西遊記(全3巻)」(偕成社)などがある。現在は中国の児童書の出版社の編集長を務めている。東京都在住。


絵 高畠 純(たかばたけ じゅん)

1948年、名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞。絵本に『どっちからよんでも』(絵本館)、『ブービーとすべりだい』(講談社)、『うし』(アリス館)、『どうするどうするあなのなか』(福音館書店)、『十二支のことわざえほん』(教育画劇)などが、読み物のさし絵に「ペンギン」シリーズ(講談社)、「モンスター・ホテル」シリーズ(小峰書店)、「白狐魔記」「クジラ海のおはなし」シリーズ(ともに偕成社)などがある。岐阜県在住。

作 唐 亜明(とう あめい)

1953年、中国北京市生まれ。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務し、日本の歌の訳詞に従事する。1983年に来日。早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。福音館書店の編集者として定年まで勤め、多くの絵本を手がける。作家としても活躍し、おもな著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』『さくらの気持ち パンダの苦悩』(ともに岩波書店)、『翡翠露』(TBS...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784033501406
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

高畠純さんの絵がすっごく楽しい。
5歳の誕生日プレゼントの、大きなパンダのぬいぐるみ。
パンダのパンパンが、雪だるまとこっそり遊んだり、話したり、読み手にしか見えない秘密の時間にわくわくします。
子どもの心の柔らかな部分をじんわり刺激するかのような、パンダと雪だるまのあれこれ。
ファンタジーがするりとリアルを乗り越えていくさまが絶妙で、かなちゃんとパンダのパンパンの楽しい楽しい1年。
きっとあの雪だるまのことが忘れられなかったのでしょうね。
新しい誕生日が来て、これからかなちゃん、どうするのかなぁとちょっとのぞいてみたい気がします。

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ぬいぐるみが動いたら、しゃべったら、、!
って子どもの頃には絶対誰しも想像したはず。
雪だるまさんをおもてなしするパンパンも
かなちゃんに動けることを知られないようにしらばっくれるパンパンもすべてが可愛い。
高畠さんのイラストも元気の出るカラーで見ていて楽しい。
パンダの可愛さって罪深いですよね。

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高畠さん。子供たちととともに、#バナナじけん、を思い出す。ユーモアのセンスが抜群。そんな方の絵本だから期待は大きい。そこにきて、我家有熊猫 と最初に書いてある。読み終わり、このアイディアを出された方について読み、面白い!と感じた。北京に生まれ、新聞記者を経て日本語の歌の訳詞を手掛ける。福音館の編集者として定年まで務め上げ、翻訳もこなし、さらに中国の出版社に勤める。パンダはみんな大好きだけれど、中国文化を知り尽くした方がお話を書き、独自のセンスをお持ちの絵本作家さんが絵を描いてできた本なんだと思うと面白さが納得でもある。

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かなちゃんのパンダはぬいぐるみ 。
名前は”パンパン”。そのバンパンには、ちょっとひみつがあるんだ。
みんなが知らない、ひみつ。じつは、ちゃんと動けるんだよ。ちゃんと心があるんだよ。
かなちゃんがいないときは、ひとりっきり。やっぱりちょっと寂しい・・・
だから、風の夜にやってきた、かなちゃんのマフラーをした雪だるまさんは、大事な友だちになったんだよ。うれしかったんだよ。でも、消えちゃった・・・
また会いたい。また会いたい。また会いたい。
とうとう、こっそり作っちゃうくらいに。
かなちゃんは、パンパンのことが大好き。だから、そんな、しゃべらないふり、うごけないふりしてても、ちゃ~んと、ひみつにきづいちゃうんだ。このひみつは、ほかのひとには、バレちゃだめなんだ。
だから、6歳のお誕生日。なんにも訳を話さずに、おねだりした。
自分のためじゃないんだよ。大切なパンパンに自分のいないあいださみしいでしょうって、雪だるまのぬいぐるみ。静かに、相手を思いやる気持ちが、素敵です。
ありがとうございました。

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「お友達が欲しかったんだね」
と、思わず声を掛けたくなりました。

自分のせいでいなくなってしまったかもしれない友達。
自分のせいで、悲しい思いをしている友達。
一生懸命、頑張るんだけど、なかなか上手くいかなくて。

でも最後は、「良かったね」と、ほっこりしました。

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大好きな高畠純さんの絵に惹かれ、リクエスト。
5歳の誕生日プレゼントにもらったパンダのぬいぐるみに「パンパン」と名付けた「かなちゃん」は、いつもパンパンに話しかけていた。
友達とつくった大きな雪だるまは、風に吹かれて壊れそうになり、かなちゃんの部屋の窓をたたいた。その音に気付いたのは、なんと、パンパン! 眠るかなちゃんの横で、パンパンと雪だるまは楽しく話すが、暖かさのあまり……。

ぬいぐるみは、もしかしたら、子どもの最初の友達かもしれない。この本を読み、「うちのぬいぐるみも、動き出すかも? 話し出すかも?」とワクワクする子がたくさん出そう♪ 
そんな夢と楽しさが詰まった絵本だった。

#うちにパンダがいるよ #NetGalleyJP

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