ぼくらはアン

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刊行日 2021/10/29 | 掲載終了日 2021/10/27

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内容紹介

 2019年冬――弁護士事務所で働く諒佑のもとに、幼馴染みの誠の捜索依頼がもたらされた。幼少期の悲痛な経験から皆で集まると決めている日を目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと過ごした日々を回想する。

 無戸籍者、ヤクザの親分の息子、不法滞在者……複雑な事情を抱えて生きていた諒佑ら5人の子どもたち。学校には行かずとも、四季折々の美しさを見せる山里で、楽しく豊かに暮らしていた彼らの生活は、ある殺人事件を境に一変した

 誠の失踪は、あの事件と関連しているのか。彼の足取りを追う諒佑が辿り着いた真相とは。

 警察・検察小説で頭角を現した著者、新境地たる書き下ろし長編!

 2019年冬――弁護士事務所で働く諒佑のもとに、幼馴染みの誠の捜索依頼がもたらされた。幼少期の悲痛な経験から皆で集まると決めている日を目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと過ごした日々を回想する。

 無戸籍者、ヤクザの親分の息子、不法滞在者……複雑な事情を抱えて生きていた諒佑ら5人の子どもたち。学校には行かずとも、四季折々の美しさを見せる山里で、楽しく豊かに暮らしていた彼らの生活は、ある...


出版社からの備考・コメント

【著者のことば】 社会と孤独、笑顔と涕涙、友情と秘密、葛藤と決断。 いま心から書きたかった物語です。 ――伊兼源太郎

【著者のことば】 社会と孤独、笑顔と涕涙、友情と秘密、葛藤と決断。 いま心から書きたかった物語です。 ――伊兼源太郎


おすすめコメント

『密告はうたう 警視庁監察ファイル』のドラマの記憶も新しい伊兼源太郎さんの最新作をお届けします。本作は警察・検察小説で活躍してきた伊兼さんが長年あたためていた作品です。

『密告はうたう 警視庁監察ファイル』のドラマの記憶も新しい伊兼源太郎さんの最新作をお届けします。本作は警察・検察小説で活躍してきた伊兼さんが長年あたためていた作品です。


出版情報

ISBN 9784488028534
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

クリスマスを目前に、姿を消した友 誠を探すことが、13年前に起きた大事件につながることに。複雑な環境のもとに育った4人。諒佑、誠、美子、マヨンチット。物語全体に流れる、4人の固い絆が良かったです。権力と欲にまみれた大人達に負けず、立ち向かう姿は、決して社会から弾き飛ばされてはいない、強く生きているのだなあと思いました。なくてはならない、じいちゃんの姿や、マダムも良かったです。

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幼馴染の捜索を依頼され話は始まる。大切にしてきたクリスマスの日を目前になぜ失踪したのか。 無戸籍、ヤクザの家系、不法滞在。 それぞれ問題を抱えた登場人物が、支え合い生きている。 戸籍問題など、現代が抱える問題の話なのかと思いきや、話の複雑性や周囲の人がとても魅力的で、最後まで一気読みしてしまった。孤独な子供時代から、お互いを分身とまで思い守ろうとする友情や愛情。その裏の葛藤や秘密に迫る度にどきどきした。 「アン」この言葉の意味がわかった時、立場は違えど誰しも問題を抱えているし、この物語の登場人物のようなのではと思った。

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母親と無国籍のまま成長した双子の兄妹は身を寄せ合いながら暮らしている 双子は学校にも病院にもいかず、社会的援助もなにも受けることなく日々を過ごしている。 彼らは自分たちと同じように学校に行っていない誠と出会う。 彼はヤクザの家に生まれたがために世間にも学校にも馴染めずにいた。 そんな誠を受け入れた二人は誠とともに過ごす。 その三人にまた仲間が増える。在留期限が過ぎてしまった姉と弟。 彼れもまた学校に行くことができなかった。 5人は山にすむ老人と出会い、あらゆる生きるすべを老人か学んでいく。 5人の子どもたち、母親、老人 忘れ去られた社会の片隅で彼らは確かに存在している。

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無国籍というのか、戸籍がない人を扱った話しは多い。学校に通えない5人の子供たちを繋いだのは近所に住むお爺さんでした。じいさんの過去にはびっくり仰天です。けっこう面白かった。くらい話しかなぁと思っていたら、そんなことはなかった。いいと思います。

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無戸籍、不法滞在、ヤクザの子供。これだけだと暗く、悲しく、辛い物語の様に感じる。実際これらの問題を抱えて生きていくのは並大抵ではないだろう。この物語ではそんな困難な状況下にある子供達の物語。明るく、楽しく、ユーモアと愛情、信頼の物語でもある。それでも時折出てくる『あるけどない。ないけどある。』の言葉にスッと背筋が伸びる。物語の中の子供時代の話はとても楽しい日々の様に感じる一方で子供が受けるべき当たり前の権利が欠けている事実も突きつけられ悲しい気持ちを拭い切れない。彼らが幸せになるにはと考えさせられる。

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あえてネタバレなしで、とすると困るやつです。かなり! 著者の名前は耳にしていたものの、寡聞にして初読みです。故に過去作との比較ができない。が、エンタメ性は高く、人物の中にスッと入り込めるのは描き方やその架空の人物に命を吹き込もうという、作者に気合を感じる。ここで味噌なのは、これが架空の人物であるということだ。そこには、物語を面白くしようとする、という意図を超えて、たくさんのものを訴えたい、という心を、少なくとも私は強く感じた。書いてくれてありがとうといいたい気持ちさえある。ネタバレなしでできれば読んでほしい。こんなことはありうる!苦しんでいる人たちに光を当ててくれてありがとう。大いにありうることだと改めて思う。詳しくは是非読んで確認してほしい。

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