きみのなまえ

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刊行日 2021/01/30 | 掲載終了日 2021/12/10

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内容紹介

近所の林で見かけた栗毛の野良犬のことが、たくとは気になっていました。家で保護しようと、お母さんと一緒に貼り紙をして連絡を待っていると、ある日、保健所に連れていかれたという目撃情報が入り……。物語の後半、孤独だとばかり思っていたその犬の意外な事実が判明して、たくととお母さんは喜びで胸がいっぱいになります。実話を元にした感動の物語。

近所の林で見かけた栗毛の野良犬のことが、たくとは気になっていました。家で保護しようと、お母さんと一緒に貼り紙をして連絡を待っていると、ある日、保健所に連れていかれたという目撃情報が入り……。物語の後半、孤独だとばかり思っていたその犬の意外な事実が判明して、たくととお母さんは喜びで胸がいっぱいになります。実話を元にした感動の物語。


おすすめコメント

2019年に福岡県であった実話を元にした物語です。そのエピソードをネット記事で知った作者のあんずゆきさんが、本人に取材をして新たな作品として創作しました。孤独だと思っていた野良犬が、実はたくさんの人たちにかわいがってもらっていたことが判明するシーンがとても感動的です。

2019年に福岡県であった実話を元にした物語です。そのエピソードをネット記事で知った作者のあんずゆきさんが、本人に取材をして新たな作品として創作しました。孤独だと思っていた野良犬が、実はたくさんの人たちにかわいがってもらっていたことが判明するシーンがとても感動的です。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784333028436
本体価格 ¥1,200 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

ひとりぼっちでいるらしいおどおどした野良犬を保護しようとするたくととお母さん。
保護するにも、保護してからも、クリと名付けたその犬の人に気を許さないようすに胸が痛みます。
タクトとお母さんが保護の協力を呼びかけた時からの掲示板でのメッセージの発信がすばらしい。協力者からの返信もすてき。
出しっぱなしのメッセージでなく、ちゃんとフォローをすることで、知ったクリの過去。
ああそうだったのか!?という真実に温かなものが溢れます。実話であると知ってますます、嬉しくなりました。

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犬の姿を見かけて、みんな気にしていたんですね。それぞれにポチとかマロンとか呼び名を付けてくれていて、よかったねぇって喜んでくれた人が大勢いたんです。

 張り紙のおかげであの犬を保護することができただけでなく、みんなが見守っていてくれたということもわかったこのお話は実話なのだそうです。

 世の中には優しい人がいっぱいいるんだなぁ。毎日悪いニュースばっかり流れるけど、こういういいことだってあるんだよって思うと、ほんのり心が温まってきます。

 名前もない犬だと思っていたら、みんないろんな名前をつけてくれていたんですね。今はクリという名前になったけど、名前の数だけ愛をもらってたのかな?

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うるんだ「クリ」の瞳と絵本の中で何度、目があったでしょうか。そなたびごとに、「たくと」くんじゃなくて、「ママ」じゃなくて、読んでいる私の心に訴えてくるその瞳。
「あなたもそうなの?」「あなたはちがうの?」「あなたを信じていいの?」・・・
わたしの時間が止まったよう。胸いっぱいに押し寄せる感情。
「ねえ、きみのために、わたしは何ができるの?何をすればいいの?」その瞳は、すこし怯えて、でも、ぬくもりを求めてて、私の心の奥をのぞきこむ瞳に、胸を締め付けられてしまう。
この思いは、写真じゃなかなか伝わらないものかもしれない。だからこそ、絵を描き、ことばがつむがれた。
大切なのは、伝えたいことを伝えること。説明すればいい?実際の姿を見せればいい?でも、人は同じものを聞いても見ても、同じものをかんじない。だから、むずかしい。あんずゆきさんは、実際に取材をして新たな物語を作り出したのですね。「新たな」は、「別の」ではありませんでした。より、ホントを伝えるために、言葉を磨き、選び、つむいだ。かなざわまゆこさんは、絵に繊細な思いを愛しみとともに描きこんだ。「実話」という「かせ」は外したほうが、ホントがつたわるのかもしれないですね。実話と聞くと、ママのアイデアを危なっかしいという人がいるかもしれません、タクトくんを特別視するかもしれません。みんなの物語なのに・・・
素敵でした。世の中を素敵なものだなあって思えてしまう、この気持を、ありがとうございました。

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家族とは、人間の親子のことだけではもちろんありません。ひなやあかちゃんの頃から自宅にいたペットちゃんだけでもありません。
保健所から保護してきたわんちゃんも、外で見かけて気にかけていたわんちゃんも、きっとあなたの家族になれます。
あたたかい気持ちのこもったなまえと共に。クリちゃんがしあわせになれますようにわたしもお祈りしています。
お友達と元気に遊ぶ楽しさを知ってくる世代のお子様にお勧めしたいです。小学生の読者さんもとても楽しいと思います。

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私が子どもだった30年前はペットショップかブリーダーで買ってくるか知り合いのところに生まれた仔を貰うかしか選択肢を知りませんでしたが、今は保護犬保護猫が定着してきた感じですね。

昔は野良犬はただ人間に敵意剥き出しで噛まれたら危ないから近寄るなが当たり前でそれが飼い主とか人間の所為だと思いもしませんでした。

テレビで保護された直後と世話をしてくれてる人との信頼関係を築けた後の表情とか仕草やもう使われていない保健所の殺処分の施設を見ると申し訳なく感じて一匹でも多く幸せになって欲しいと思います。

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実話をもとにしているというし……どうか悲しい話でありませんようにと願いながら読み進みました。犬の絵がとてもかわいらしくて、かわいらしければかわいらしいほど、悲しい結末だったらどうしようと思いながら読みました。
結果、涙がでましたが、悲しい涙ではありませんでした。うれしい涙でした。
よかったー。
悲しい結末が怖くて、動物系の絵本を避けているお子さんって、結構いらっしゃいます。これは、大丈夫だよと、どうぞすすめてあげてください。

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子供の時分、いつも犬を飼っていたので、犬と暮らす感覚はわかっているつもりなのだが、保護犬に関しては体験がない。物語の主人公の少年は、絵を描いてポスターを使って訴える。ポスターを見た人たちとのつながりが描き出される、そこに直接登場しない人たちが、ワッとたくさん現れて、たくさんの声が聞こえてきた気がした。字が大きく小さな子が読める本。

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子犬にまつわる心温まる物語。主人公の男の子が近所で生活する野良犬と出会い話が展開していく。物語に大きな盛り上がりはなく、そういった意味での面白さはあまりないが、その分、ゆっくりと絵や登場人物の会話に入っていけるやさしい作品。

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まずはかわいい犬のイラストにひかれました。子供たちは動物が題材のお話が大好き。「犬がでてくるおはなし」が読みたいと言う子もいます。そういうこは必ずイラストまたは写真の動物がかわいければ手に取ります。これは絶対!と思いました。内容は実話をもとにしているということで、それを伝えたら読みたくなる子も増えるのでは?と思いました。絵本を卒業し、ちょっと読み物を挑戦し始める子におすすめしたい本です。保健所に連れていかれたらどうなるのか、もう少し描かれていてもよかったかも?と思ったので星1つ減らしました。

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