小鳥と狼のゲーム

Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

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刊行日 2022/01/27 | 掲載終了日 2022/01/25

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内容紹介

1941年、イギリスは敗北の瀬戸際にあった。アメリカなどから食料や燃料を運ぶ輸送船がドイツ軍のUボートによって次々と撃沈され、飢餓で戦争継続が不可能になりつつあったのだ。この窮状を打破するため、一度は海軍を去った退役中佐ギルバート・ロバーツに白羽の矢が立った。彼の任務は、Uボートの作戦行動の秘密を探り、有効な対抗手段を考案し、それを大西洋を航行する艦長たちに伝授すること。そんな困難な任務を可能にしたのは、戦場から遠く離れた司令部でプレーされたボードゲームと、有能な若き海軍婦人部隊員たちの存在だった──。映画化決定、サスペンスフルな傑作ノンフィクション!

1941年、イギリスは敗北の瀬戸際にあった。アメリカなどから食料や燃料を運ぶ輸送船がドイツ軍のUボートによって次々と撃沈され、飢餓で戦争継続が不可能になりつつあったのだ。この窮状を打破するため、一度は海軍を去った退役中佐ギルバート・ロバーツに白羽の矢が立った。彼の任務は、Uボートの作戦行動の秘密を探り、有効な対抗手段を考案し、それを大西洋を航行する艦長たちに伝授すること。そんな困難な任務を可能にし...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784488003968
本体価格 ¥3 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

「大西洋の戦い」において、ドイツのUボートに対抗した有能な婦人部隊。その婦人部隊を率いるのは、病気により退役したロバーツ。
頭脳戦でボードゲーム上で得られた戦略。海に出たこともない婦人部隊の活躍があったというのはとても驚いた。
小鳥と称された婦人たちの聡明さとシスターフッド。
イギリス側とドイツ側の両側面から描かれ、ノンフィクションであるのに知らなかった歴史が、ミステリー小説のようにも描かれていた。
私の不勉強で読み進めても、理解しきれない箇所もあり、今後映画化されるとのことで、その辺りも映画で補完したいと思う。

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内容紹介から興味を持ち、読んでみました。なんだか映像で見たら良さそうだなと思っていたら、すでに映像化(映画化?)が決定しているそうですね。主に第2次対戦中の英国とドイツについて書かれていますが、児童の疎開船や女性が後方支援で参加していた事実も述べられているノンフィクション作品です。

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非常に丹念にUボートと連合軍の駆け引き、この本を読まなければ一生知らなかった海軍婦人部隊員の功績など、読み応えある史実満載の一冊。ただやはり日本人にはアンネフランクに代表されるナチスに運命を左右される一般人の悲劇に馴染みがあり、さらに前線の国と国との争いの史実は、読みながらも解釈するのに一苦労だった。
挿入されている写真を見ると、部隊のそれぞれのエピソードが分かりやすかったので、それもよかった。

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舞台はWWII。独軍のウルフパック攻撃による看過できない損害を阻止すべく、除隊軍人ロバーツは、新たに創設された海軍婦人部隊員とともに、"ラズベリー"を発案する。反攻に転じる英国海軍と、レーダーに代わり独海軍を掌握したデーニッツ、英国海軍輸送船団護衛艦隊「小鳥」vsUボート群「狼」の戦いが開幕する-
戦時下の悲壮さは感じられないが、激動のさなか、影で尽力した女性たちの奮闘を史実を元に様々な証言、回想で描く。ノンフィクションということで終始淡々としたトーンではあるものの、海軍婦人部隊という側面からの評論は面白かった。ソ連側からの視点で描いた「戦争は女の顔をしていない」と合わせて読めば、一層理解が深まりそうだ

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ノンフィクションだけどイギリス側ドイツ側両方を物語風にまとめられているので読みやすいから時々小説ではないことを忘れてこの展開は熱いと思った瞬間にこれはノンフィクションだということを痛烈に感じさせられてちょっと精神的にきました。でも、こうやって読むことができて評価をされるかされないかに関わらず資料をちゃんと残すことの有意義を感じさせられました。

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昔読んだ漫画の中で、過去の実際の戦争の中のとある戦いを取り上げて、同じ装備・同じ人員・同じ条件の下、師弟で対戦シミュレーションをするシーンがあり、そうか、リーダーが違えば戦い方が変わり、戦い方が変われば結果が変わる可能性もあるんだなと気付かされたので、英独両者がボードゲームで実戦研究をしていたという事実に、日本軍もこれをしていたらもう少し早く現実が見えたりしたのでは?とも思ってしまいました。現在進行形で争いが起きていますが、某国も先の先まで未来を描いて現在を選択してほしいと思います。

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