くらまし屋稼業

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刊行日 2018/07/18 | 掲載終了日 2022/04/14

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内容紹介

万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。親分の信頼も篤い二人が、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃げることに。だが、丑蔵が放った刺客たちに追い詰められ、ふたりは高輪の大親分・禄兵衛の元に決死の思いで逃げ込んだ。禄兵衛は、銭さえ払えば必ず逃してくれる男を紹介するというが――涙あり、笑いあり、手に汗握るシーンあり、大きく深い感動ありのノンストップエンターテインメント時代小説、ここに開幕!

万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。親分の信頼も篤い二人が、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃げることに。だが、丑蔵が放った刺客たちに追い詰められ、ふたりは高輪の大親分・禄兵衛の元に決死の思いで逃げ込んだ。禄兵衛は、銭さえ払えば必ず逃してくれる男を紹介するというが――涙あり、笑いあり、手に汗握るシーンあり、大きく深い感動ありのノンストップエン...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784758441803
本体価格 ¥640 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

今村翔吾さんの作品、初めましてでした。不穏な空気…どんな物語??な序章から、あっという間に引き込まれて府中まで共に走り抜けました。「あの世に晦め!」
まだ謎が残って…と思ったら、これ既にシリーズ化している作品だったんですね。読ませていただきありがとうございました。まんまとハマり、このレビューを書く前に6巻までポチりました(笑)
今村先生、直木賞受賞おめでとうございます。

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ちょうど受賞に沸いている最中だが2018年の作品のゲラをいただいたので。
大人気なのは存じていたが、初めて彼の描き出す世界の魅力に触れた。
江戸の街に繰り広げられる手に汗にぎる逃亡劇。人物が魅力的に描かれ、人情に溢れ、非常に読みやすかった。驚きの展開が続き、読む手が止まらなくなる。後に何冊も続くシリーズの最初の巻だけあって、魅力的な人物たちの背景については謎が多く残されていて続きが読みたくなる。

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今でいう夜逃げ屋の「くらまし屋」初回ゆえ平九郎達の過去は明らかにされず。剣の腕はどこで磨いたのか、圧倒的な強さを見せ新しいヒーローの登場に興奮する。敵を欺く作戦も面白い。心理を読み一手を打つ。ラストのサディストとサイコパスの登場が次作への期待を盛り上げる。ダークヒーローの活躍やいかに。

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今村翔吾先生の作品、ここ最近の鈍器本二作しか読んだ事がなかったのですが、こちらもとても面白かったです。
依頼主を必ずくらませる「くらまし屋」メンバーも個性的でテンポが良く読みやすかったです。
このシリーズがどんな展開になるのか気になるので、今後読んでみたいと思います。

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今の暮らしを捨てて生き直す。それができたらどれだけの人が救われるだろう。何かから本気で逃げたい人はたくさんいるだろう。泥沼から抜け出したくても抜け出せず、どんどん深みにはまり光を望むことさえ出来なくなる。そうなる前に救われたなら…

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江戸時代の夜逃げ屋、くらまし屋。くらまし屋の正体は誰も知らず、あちこちに流れている噂で受注する。ヤクザ者の二人を晦ませる為の大掛かりな仕掛けが派手で面白かった。確かに喜八はお金の為にヤクザになったわけだけど、それでもなんで自分が帰ってあげなかったかなーと、終章を読んで更に切なさが増しました。平九郎の裏の裏の顔はちょっとズルいくらい強くて、リセットボタン的な解決方法だったけど、普段ぼんやりしてる人が強いのって、いいですよね。謎の組織や平九郎の過去など、この先が気になります。

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直木賞作家、今村翔吾さん初読みです。
少し前のシリーズですがとても面白かったです。いろんな事情を抱えた人々が最後の手段として頼みにする「くらまし屋」。「くらまし屋」は、それまで暮らしてきた場所や人との縁を断ち切る事で依頼人に生き直す機会を与える。また依頼には厳しい掟があり、掟を破れば命を失う事にもなる。登場人物も魅力的、くらまし方も良くなられてあり謎解き要素も楽しめます。
続きの巻も読まなくては!

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表向きは飴細工職人をしている平九郎だが、頭脳明晰な七瀬と変装の名人赤也と共に、依頼人を神隠しのように逃がしてくれるくらまし屋を生業としている。絶体絶命の状況の中、どうやって依頼人を江戸から逃走させるのか。緊迫感に包まれながらも、笑いあり、涙ありで一気読み。不気味な雰囲気を感じさせる「虚」の存在もとても気になるし、それぞれの登場人物の過去やくらまし屋が始まった経緯など、明らかになっていないことだらけなので、続きを読まねば。また1つお気に入りシリーズが増えてとても嬉しい。

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最近今村翔吾氏の作品ばかり読んでいます。くらまし屋シリーズは初めて読みましたが、これはクセになりそう。姿を消す手伝いを請け負う「くらまし屋」の仕事がドキドキと痛快で読む手が止まらない。シリーズを読む楽しみができました。

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