アレッポのキャットマン

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刊行日 2021/05/31 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

戦争が起きたシリアでは、多くの人々が街を逃れて難民になった。しかし、救急隊員のアラーは、破壊された街、アレッポに残り、取り残された猫の保護活動を始めた。そして、世界に援助を求めると、その声は広くとどき、アラーは「アレッポのキャットマン」と呼ばれるように……。この世界的に知られた実話が絵本化された。アメリカ本国でも高い評価を得て、権威ある児童書の賞、2021年のコールデコット・オナー賞を受賞。

戦争が起きたシリアでは、多くの人々が街を逃れて難民になった。しかし、救急隊員のアラーは、破壊された街、アレッポに残り、取り残された猫の保護活動を始めた。そして、世界に援助を求めると、その声は広くとどき、アラーは「アレッポのキャットマン」と呼ばれるように……。この世界的に知られた実話が絵本化された。アメリカ本国でも高い評価を得て、権威ある児童書の賞、2021年のコールデコット・オナー賞を受賞。


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 16 平和と公正をすべての人に】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 16 平和と公正をすべての人に】


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784251099426
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

ムハンマド・アラー・アルジャリール。Mohammad Alaa Aljaleel この絵本の主人公の名前。シリアのアレッポAleppoといえば、今や破壊され尽くした悲惨な街、たくさんの難民をうんだところとして知られている。救急車の運転手を続けた彼は、多くの人が逃げ出さざるをえなかった地に残り、まず、そこに残されていた猫たちに手を差し伸べた。アレッポに残っていたひとたちの間で彼の活動は広がった。インターネットの力で拡散され、沢山の支援や寄付が集まったそうだ。
集まったお金で建物をかい、「ねこのいえ エルネスト」と友達が飼っていた猫の名前にちなんで名付ける。支援の輪は広がり、街に残っている子供たちのために公園ができる。
愛に溢れた物語で、話はそこで終わっている。美しくやさしく残酷な実話としてたくさんの人に読んでほしい。
シリア難民は世界各地に散らばり、受け入れ先を探し、そこでまともな暮らしをしている人がどれだけいるだろうか。


後書きより抜粋:

かれの努力がニュースで報じられると、イタリアから人道支援活動家、アレッサンドラ・アビディンが加わりました。かれらは一緒にIl gattaro d'Aleppo (「アレッポのキャットマン」)という Facebookページを作り、世界中から寄付を集め始めました。かれらは、ガンで亡くなったアビディンのねこ、エルネストにちなんで、最初の保護センターに名前を付けました。
アレッポでは爆撃がつづき、アラーはたびたび保護センターの移転を余儀なくされました。現在、保護センターはアレッポの西の郊外にあります。ねこや、そのほかの救助された動物に関する最新ニュースを入手したり、寄付を行う方法については、Twitter でアラーをフォローして、サイトも見てみて下さい。


Twitter:@theAleppoCatman
Facebook : @TheAleppoCatMen
instagram:@kingmaxiofaleppo
オフィシャルウェブサイト:ernestosanctuary.org/

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今ではかなり知られた実話です。シリアのアレッポの街で、内戦下、打ち捨てられた猫たちを保護したアラーさん。
人が生き延びることさえ困難な状況の中、命は同じと立ち上がった。内戦が続く中の活動は物資の不足や安定的でないことを余儀なくされるため、ここに描かれた以上に言語を絶するものだったでしょう。
SNSなどの発信も通じて、尊い活動が世界にも知られるようになり、徐々にボランティアなどの助けが入るようになっていく。
戦時下の理不尽の露呈はこんなところにも出現する。荒れるばかりのアレッポの街で、再三の活動場所の移動を重ねながらも、絶対に諦めないアラーさんたちの信念に打たれます。あとがきのカリームさんの一文、「自分だけでは生きていけない命を保護する」ことは、その命たちを「保護されるべき存在」であると認めているからこそだと感じます。
著者、翻訳者、画家、それぞれのあとがきに当たることばが胸に痛いです。そして、ここから始まる理解と連携こそ今必要なものでしょう。自分にできることは何か?を考え、シリアで起きたことを知ること、です。

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内戦が続くシリア・アレッポで傷ついた猫を助け続けているアラー・アルジャリールさんを題材とした本。シリアの内戦は背景が複雑すぎて、捉えきれない。でも、どんな事情があったとしても、そこで生きている人はいる。もちろん動物も。本書は、現在もシリアで活動を続けるアラーさんのような人を知らしめてくれる貴重な本だと思う。巻末の作者や訳者、画家のみなさんのあとがきは、本文と同じくらい重要な文章だと感じました。

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異国情緒あふれる絵だなと思いながら読んでいって、最後に絵を手がけた清水裕子さんのメッセージにびっくりしました。一度も行ったことがないとのこと。しかし、調べて描くうちに、そこやそこに住む人が大好きになったとのこと。これが絵本の素晴らしさと可能性ではないでしょうか。私たち読み手も、絵本からいろんなことを感じることが出来るはずです。
それと、猫を助けることで、自分たち人間も実は助けられていること。優しさは、自分たちにかえってくるということを感じました。

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この本を読むまでこの活動は知らなかったです。戦場になってしまった街で猫の生命を救う活動がSNSで広まっていくのを戦争をしている人たちはどう思っているのかな。この本が広まって世界中が注視したら本当に戦争を止められるのかな。

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アレッポと聞いて大体の情勢やテーマが想像できてしまった自分が怖いです。
戦争教育は必要なのか、いつも首を傾げてしまいます。成人している自分でも、気分が悪くなったり異様な体調不良を覚えます。刺激が強すぎますしトラウマになるでしょう。
わたしは子供の頃にこういった絵本は遠ざけて過ごしたいかなと考えてしまいますが、それで良いのでしょうか。
キャットマンは新たな可能性を提示してくれました。こんなに上手くいくなんて人の思いはとても大きいなと感激します。諦めないことはとても大事だなと感じました。

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