1ねん1くみの女王さま おたのしみ会で大さわぎ

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刊行日 2022/02/24 | 掲載終了日 2022/02/13

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内容紹介

1ねん1くみは今日もにぎやか!だって、クラスには、わがままでかってな「女王さま」のひめかちゃんがいるから。おたのしみ会を前に、またもやひめかちゃんがおさわがせ!?

プッと笑えて優しくなれる、友だちの物語。

幼年童話からYAまで大人気の児童文学作家いとうみくによる、人気幼年童話の第2弾です。

●いとうみく(作)

『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞『朔と新』で野間児童文芸賞、『きみひろくん』でひろすけ童話賞を受賞。主な作品に「おねえちゃん」シリーズ、『かあちゃん取扱説明書』など多数。「季節風」同人。

●モカ子(絵)

京都精華大学美術学部卒。あとさき塾14期生。主な作品に「おばけのモジくん」シリーズ、『しょくパンにんじゃ』『ライタのたてがみ』『ルンバさんのたまご』『うめぼしくんのおうち』『ロールパンバス』など。

1ねん1くみは今日もにぎやか!だって、クラスには、わがままでかってな「女王さま」のひめかちゃんがいるから。おたのしみ会を前に、またもやひめかちゃんがおさわがせ!?

プッと笑えて優しくなれる、友だちの物語。

幼年童話からYAまで大人気の児童文学作家いとうみくによる、人気幼年童話の第2弾です。

●いとうみく(作)

『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞『朔と新』で野間児童文芸賞、『きみひろ...


おすすめコメント

わがままで迷惑なのに、でもなんだか憎めない。そんな子、クラスにいませんでしたか?

いとうみくさんは、「唯我独尊のひめかも、なんとなく、個性として受け入れられる。この年齢だからこその、子どもたちの姿を描きたいと思った」とおっしゃっていました。

はじめての学校には、いろいろな子がいて、いろいろな出来事があって、毎日たのしい!

登場人物みんながそう語りかけてくれるシリーズです。

【作者・いとうみくさんよりメッセージ】

やりたいことはやりたい!とわがままいっぱいのひめかちゃん。書きながら、うわっ、そんなこと言って……と、苦笑いでした。1ねん1くみのみんなは、おどろいたり、わらったり。おたのしみ会でのドッジボール、さてどうなりますか。お楽しみに!

わがままで迷惑なのに、でもなんだか憎めない。そんな子、クラスにいませんでしたか?

いとうみくさんは、「唯我独尊のひめかも、なんとなく、個性として受け入れられる。この年齢だからこその、子どもたちの姿を描きたいと思った」とおっしゃっていました。

はじめての学校には、いろいろな子がいて、いろいろな出来事があって、毎日たのしい!

登場人物みんながそう語りかけてくれるシリーズです。

【作者・いとうみ...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784052054860
本体価格 ¥1,100 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

シリーズ2。出た!女王ひめか!でも、前作よりちょっとだけ、ほんのちょっとだけ成長してないかい?
お楽しみ会の大なわとびが多数決で消えた時、先生のフォローのことばをすっと呑んだ場面が意外でした。
相変わらずのわがままぶりも、その裏の心の震えをちらっとのぞかせるあたり、いとうみくさんの描写の濃やかさに脱帽です。
傍若無人なふるまいも、剣呑なことばも、ひめかの「個性」。たくさん困らされながらも、ひめかちゃんだから……と受け入れるクラスメイトの柔軟さがいいですね。

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ひめかちゃんは、クラスの女王さまと言われるくらい、わがままな子です。隣に座っているつむぎちゃんは、このひめかちゃんが苦手。今度のお楽しみ会でもつむぎちゃんはおにごっこがしたかったのですが、ひめかちゃんに手を掴まれておにごっこに手を挙げようとしてもできないし、ひめかちゃんの好きなおおなわとびには、手を掴まれていっしょに上げられる始末。実はおおなわとびをしたいのは実質ひめかちゃんだけなのですが、種目がドッジボールに決まっても、まだおおなわとびがしたいと言っています。
 こんなひめかちゃんですが、別に教室で仲間外れにされている様子はありません。どこかいいところがあり、それをみんな分かっているのでしょうか。先生もひめかちゃんを「自分の意見が言えるってすてき」とほめます。これまでは、日本人は人の意見に従うのが美徳と考えられているような気がします。これからの日本にはひめかちゃんのような子が必用になってくるんでしょう。でも全員がひめかちゃんのようになったら、それはそれでちょっといやかも。

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前作に続き、ひめかちゃんの女王様っぷりは健在。こんな子がクラスにいたら嫌だなと思うのに何故か憎めない。それはきっと彼女にも弱いところやいいところがあるから。「声の大きい」お友だちとの付き合い方を教えてくれる物語です。

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自分が小学生の頃、お楽しみ会がとても楽しみだったことをらなつかしく思いだしました。授業から学ぶことももちろん多いのですが、こうしたお楽しみ会を企画し運営するまでの過程で学ぶことも多いですよね。友達との関係やクラスでの立ち位置など、子供たちはクラスメートと重ね合わせて読むのではないでしょうか。

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ひめかちゃんは、1ねんい1くみの女王さま。真っ直ぐに自己主張。他人も自分と同じように考えるのが当たり前だとおもっています。にがてだったなぁ・・・ひめかちゃんみたいな子。だから、もし、小1の自分が、これを大人や先生に読んでもらってたらと思うと複雑です。だって、ひめかちゃんが一緒に聞いていたら、振り向いてわたしになんて言うだろう?わたしはなんて答えるだろう?女王さまのひめかちゃんは、あまり悪気もなく強引にわたしを引っ張り回して、巻き添えにして、気づくとひめかちゃんの「味方その1」になちゃってるにきまってますもの。反論できず、あやふやに笑うしかできなかった小1のわたしがぽつんとそこにみえてきます。
だから「ドッジボール わたし したくない」って言えたつむぎちゃんはよく頑張ったねって思う。なかよしのすずちゃんのためだから、こころがすこし勇気を出せたんだね、きっと。今回は、残念、とどかなかったけどね。
そんなつむぎちゃん、雨で中止を願った「おたのしみ(?)会」のドッジボールで、強がっていても、手を震わせてるボールが怖いひめかちゃんに気づきます。つむぎちゃんは、すごい。強いのに、弱いなんてふしぎは、小さいときには、なかなかわかんないもの。強く硬いものは脆い・・・「じごく行」をおそれるたなかくんやみんなの前で、ギャン泣きしちゃう。先生はひめかちゃんを「ほらね」とたしなめたりしないで、つつんであげます。この先生のクラスだから、みんながおおらかでつながっているんですね。ひめかちゃんがおとなになったら・・・こんな先生やつむぎちゃんたちとの出会いで、なかなかかっこいいリーダーになってるかも。たのしみです!

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今回もひめかちゃんは絶好調!相変わらずの女王様っぷりなんですが、まわりの友だちのひめかちゃんを見る目が前作より優しくなっているように思いました。
なかなかすぐには仲良くなれない人でも、いいところはいっぱいあるよ、ということをお説教ぽくならずに伝えられるいとうさんの作品は、素敵です。

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