時代をきりひらいた日本の女たち

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刊行日 2021/08/31 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

【本文一部抜粋版】

かつて自分の可能性を追求し、生きる道を見つけるために奮闘した日本の女たちがいた。広岡浅子、荻野吟子、津田梅子…。熱く、激しく生き抜いた31名の物語。今を生きる子どもたちに贈る渾身のメッセージ。

【本文一部抜粋版】

かつて自分の可能性を追求し、生きる道を見つけるために奮闘した日本の女たちがいた。広岡浅子、荻野吟子、津田梅子…。熱く、激しく生き抜いた31名の物語。今を生きる子どもたちに贈る渾身のメッセージ。


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 5 ジェンダー平等を実現しよう】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 5 ジェンダー平等を実現しよう】


販促プラン

【本キャンペーンは終了いたしました】
・12月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ4~7」(NetGalley Japan主催)


【本キャンペーンは終了いたしました】
・12月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ4~7」(NetGalley Japan主催)



出版情報

ISBN 9784265059751
本体価格 ¥4,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

抜粋で、津田梅子、樋口一葉の章を拝読。困難な時代に新しいことを成し遂げた勇気ある偉人、というような位置付けで習う女性たちの生涯や功績。そんな彼女たちも、時代は違えど私たちと同じように日々を生活していたこと。身近に感じられるように、その時のその人の気持ち、をあらわす言葉を多様し、どんな生き方をしたのか、をひとり四ページずつで示している。テレビドラマ化されたりして知名度が上がる女性も多いだろう。
時代がくだったところでは歴史ある映画館閉館で話題になった、高野悦子や、米原万里など幅広く取り上げられている。

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この本を読みながら感じたのは「スゴイ女性が大勢いたのだ!」ということと、それ以上に女性が何かをすることをことごとく邪魔をする男たちがいたということです。勝手に「女には無理だ、女にはできない」という考え方を押し付けてきた歴史の重さに打ち砕かれそうな気持になってしまったのです。

 女子高とか女子大学というのはなぜ存在するのか?とずっと不思議に思っていたのです。その謎がこの本で解けました。男子しかいない学校に女子を入れてくれといっても入れてくれない。入れてくれたとしても差別を受ける。だから女子だけの学校を作るということだったのですね。

 田部井淳子さんのページで、男ばかりの中に女ひとりが参加するということは嫌がられたので、女性だけの登山隊を作った。という文章を読んで、なるほどと思いました。女子大学が創設された理屈とまったく同じだったのです。

 そして、この本で紹介されている多くの女性が母子家庭で育っていることにも驚きました。普通だったら両親揃っていてよかったねという所なのですが、特別な才能を伸ばすには男親がいない家の方がいいというのは、なんとも悲しい話だなと思います。もちろん理解ある男親もいれば、理解のない女親もいますけど、すべての人が平等に機会を与えられるべきであるという当たり前のことが、これまでも、そして今でも実現できていないのは辛い事実です。

 この本は子供向けですけど、大人にも読んでもらいたい。いいえ、大人こそ読んで欲しい本です。未来の子供たちが生きやすい世界を作るために!

 
P.S. こちらで公開されていたのは、この本の抜粋だったので、全部を読みたくなり、紙の本ですべての方のエピソードを読み終わっての感想です。

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冒頭で取り上げられたのが「津田梅子」と「樋口一葉」であることに大きな意味があると感じた。樋口一葉は2004年から2023年まで五千円札の顔となり、2024年からは津田梅子にその座が移る。この本を読む世代は、「五千円札といえば津田梅子」世代だ。津田梅子の他にも時代をきりひらいた女性がいることを知ってもらえたら、同じ女性としてとても嬉しい。

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一人物あたり、見開き2ページで生い立ちや人生、功績などが丁寧に分かりやすくまとまっている。
それぞれの人物の最初のページには、その人物の印象的な言葉と共に、何をした人物なのかが1行でまとめられており、個人的にこれがその人物に興味をそそられる要素になると感じた。
内容は伝記ながら、柔らかい物語口調でとても取っ付きやすい。
作家や政治家だけでなく、劇場総支配人、料理研究家、登山家など、様々なジャンルの女性の活躍が1冊で見られるのも、素敵だと思う!
性別だって、境遇だって、なんにも関係なく夢は叶う!と勇気を与えてくれる本。
注には、大学生の私でも知らないその人物のおちゃめなエピソードや小話が充実しており、普通の伝記よりも人間味を感じ、親近感が湧いた。

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こちらで読めるのは、津田梅子や樋口一葉のおふたりですが、目次を見るとほかの資料でなかなかお見掛けしないような方々が登場するのが、とても良いと思います。
ひとりにつき4ページでルビ付き、イラストありでコンパクトに紹介されているのでわかりやすく、かつ、その人に興味を持つような描き方をしているというのもおすすめポイントです。
合間にある「ミルシルカンガエル」ページもいろいろな切り口で読者に考えさせるようなテーマを取り扱っているので、伝記として読むだけでなくいろいろな気づきを与えてくれそうです。
巻末にきちんと索引がついているのもGOODです。
ジェンダーを取り上げる際にもいろいろ使えそうで、蔵書として持っておきたいと思い、さっそく購入リストに加えました!

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新札発行のタイミングで、小学生に津田梅子の章を読み聞かせしたい。コンパクトに功績がまとめられており、子どもにも読みやすい文体。取り上げられている女性のセレクトが、まさに道を切り開いた人や、現状打破に努めた人たちで、今の子どもたちがあたりまえに享受していることが、数々の先人たちの悲しみや苦しみや怒りを乗り越えてきたものであることが伝わると思う。折々に差し込まれるジェンダーギャップに関する問題提起もSDGsの調べ学習に使える。

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社会の教科書や大河ドラマ等で、名前だけは見かけたことがあるけれども、その業績であったりや、そこに至るまでの経緯については全然知らないというケースは、その偉人が男性女性に関わらず結構多いと思います。そういった方々の中でも、やはり男性がなした業績に比べて、女性に関する業績を分かりやすく紹介した書籍というのは、なかなか数が少ないと思います。

本書では、一人一人の紹介を見開き2ページ程度にに纏め、数多くの女性の方を縦覧的に紹介している本です。誰もが知る有名どころの名前もあれば、本書で初めて知る名前の方も見かけます。

各人の業績については、シンプルに要所だけを抑えた紹介がなされています。ざっくりとどういう事をなした人なのかという事を知るには、非常に良い本だと思います。

また、この本を読むことで新たに興味が湧いた人が見つかれば、そこから個別にその人物持って詳しく調べるきっかけにもなる本かと思います。

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各分野で活躍をした女性たちの生き方を描いたこの本だが、活躍をしたという言葉に一括りにしてはいけないと感じるほど世の中の壁は厚く、その壁を越えて、または穴を開けて向こう側へ行こうという情熱を学ぶことができる。

そして問うてみたいと思う。今の世の中は、あなたが切り拓いたあの頃と比べてどうですか、私たち女性にとって生きやすく、活動しやすくなっていると見えますか?と。

彼女たちが切り拓いた道を塞いではならない、進みやすさを当然と感じて進む女性たちをつくっていくことが今の私たちに託されたバトンなのだとこの本の女性たちは教えてくれる。

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国語の単元で伝記を読むのですが、学校図書館の伝記は私自身が小学生だった頃から伝記だった本。つまり今の児童にとっては昔過ぎ、生活環境が違いすぎ、時代背景が理解できず、親近感や尊敬を感じにくいものが多いのです。
そんな蔵書の中でも「津田梅子面白かった」と話してくれた5年女子児童がいました。比較的イメージしやすい偉人だったのでしょう。
注釈があることで内容が理解しやすく、読みやすいと思います。個人的には巻末の制作に関わった方々のメッセージも残さず全て読んでほしい。作り手の思いも受け止めてほしい、そんな1冊です。

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