福祉用具の図鑑『手や足の働きを助ける』

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刊行日 2021/03/03 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

【本文一部抜粋版】

調べ学習に! 体の働きをたすける福祉用具

暮らしを支える福祉用具をたっぷり掲載。『手や足の動きを助ける』『目や耳の働き・発達障害を助ける』2冊セット。利用者目線で考えながら福祉用具を知ることができる。

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323932354

『手や足の動きを助ける』

【もくじ】

●第1章 車いす・義足・義手

手が足が不自由って、どういうこと?(手や足が不自由な人たち/手や足が不自由でこまること)/車いす(車いすのしくみ/さまざまな車いす)/義足(部位による分類/用途による分類)/義手(部位による分類/用途による分類/そのほかの義手)/装具(上半身の装具/下半身の装具)/杖/歩行器/まちのバリアフリー(道路/駅/乗り物/さまざまな施設)

●第2章 生活に便利な用具

家のさまざまな場所で役立つ福祉用具

玄関・階段/廊下・ドア/寝室/浴室/トイレ/スイッチ・リモコン/台所/台所用具/食器類/身だしなみの用具/文房具/意思を伝える用具/そのほかの用具/活躍する 介護ロボット/見つけよう! ユニバーサルデザイン/さくいん

【本文一部抜粋版】

調べ学習に! 体の働きをたすける福祉用具

暮らしを支える福祉用具をたっぷり掲載。『手や足の動きを助ける』『目や耳の働き・発達障害を助ける』2冊セット。利用者目線で考えながら福祉用具を知ることができる。

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323932354

『手や足の動きを助ける』

【もくじ】

●第1章 車いす...


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 3 すべての人に健康と福祉を】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 3 すべての人に健康と福祉を】


販促プラン

【本キャンペーンは終了いたしました】
・11月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ0~3」(NetGalley Japan主催)

【本キャンペーンは終了いたしました】
・11月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ0~3」(NetGalley Japan主催)


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784323053813
本体価格 ¥3,200 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

知らないと見えないものがあります。知ることで広がる世界があります。素敵なものには心ときめき、困ったものにはこころとまどうものです。でも、知らないことで鈍感でいるのは、自分の世界をちっちゃくしてしまうかも。
この図鑑の思いがが身近に感じられるようになればいいですね。わたしも、初めて義足を見て、ちょっと戸惑いました。「鈍感」であることから、すこし背負うものが増えてしまうけれど、その分、きっと、優しくなれる、そんな気がします。
図鑑には4つのバリアがあると書かれています。物理的なバリア。情報面のバリア。制度的なバリア。心のバリア。バリアって、難しい言葉だけど、邪魔するものってことらしい。だから、心のバリアは、きれいな心を邪魔するもの、笑顔を邪魔するもの。そんな、バリアをなくしたいと感じるこどもや、自分以外の邪魔をなくす時間に「誇りと責任」を感じる子どもが、増えれば素敵なのにと思いました。
だけど、だけど、まずは、かつて子どもであった今の大人達の努力を知ってほしい!こんなに丁寧に細やかに用具を作ってきた人たち、利用してきた人たちがいることを知ってほしい!今の大人達もすごくないですか?義足だってどれほどの努力の結晶なのか、勇気を出してそれを使った人、みんな、すごいです。昨年のパラアスリートの笑顔家、デイケアから帰ってきたうちのおじいちゃんの笑顔・・・どれも、心のこもった用具と支える人に助けられているのですね。4つのバリアの中で、一番難しいのは「心のバリア」を乗り越えることかも。この図鑑を手元に、「心のバリア」を溶かしていきましょう。ありがとうございました。

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例えばパラリンピックが大きく注目されるようになってきて、義手や義足の力を借りて生きることが、体を鍛え上げてアスリートになって世界の舞台に立つことすらできる、ことが目に見えるようになった。
でも、日々の中で、このような機械や工夫がされていて、こんなにも生活が助けられていることは、当時ではないとなかなか身をもって体感することはできないと感じる。
住宅や施設は新しく建設されたものはバリアフリー化がほぼ完璧にできているものが多い。その一方で古くからある建物、残すべき建築物もあり、以前はどの部屋にも高い敷居があるのがあり、それは建築上当たり前のように存在するもので、それが邪魔になるとは考えられていなかったということにも気付かされる。
例えばエレベーターに必ず鏡があるのは、なんのためなのか、私も子供たちも長いことはっきり知らなかった。無知とは恐ろしい。今は冬。凍りついた大きな通りを歩きながら、除雪が無理なレベルで凍ってしまった点字ブロックを見て、春が来るまでこれに頼っていた人々は困るだろうな、と思った。

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亡義母がフレイルから要介護へと一直線に突き進んだころ、福祉用具には大変お世話になった。
杖から始まり、あっという間に杖もつけなくなり、家中に手すり、介護ベッドにポータブルトイレ、食事は介助する人に食べさせてもらい、お風呂は出張入浴。風呂用の介護椅子も使った。そのうち家庭ではこれ以上の介護は無理になって、施設で車椅子生活になった。
老人というのが最後まで豊かに自分の人生を実らせていくことができないことが悲しかった。
知らないと想像すらできない。手足の不自由や欠損を補い、それどころか積極的に自分の生活を作り上げていくための義手、義足の働きには目を見張らされる。昨年のパラリンピックは記憶に新しく、運動用の義手や義足や車椅子にもみんなの注目と理解はある程度は進んだと感じる。
バリアフリーの必要性も目の当たりにした。持続可能な世界のあり方を今一度考える。

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現在、福祉用具専門相談員です。
利用者が福祉用具を使うことで、どのような未来になるのかー。
私たち相談員が目指す社会は、ダイバーシティ&インクルージョンという概念に常に向き合います。
福祉用具は、日々進化の一途を辿っています。
しかし、物の豊かさや機能を追求するだけでは抜本的解決に至りません。
大事なのは全ての人が暮らす毎日、つまり「QOL」の改善にあります。
住宅環境一つにしても、日本家屋は段差の問題などがまだまだあります。
自分自身がいざ障がいを持ち、当事者になった時、どのような福祉用具で解決できるのであろうかー。
90歳の利用者に言われた、「この手すりがあって、いつも助かっている。」
私たちはそんな一言をいつまでも大切にしたい。

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移動に困難を抱える人や、そのサポートをするために家にいなければならない家族が、テレワークやオンラインイベントの導入によって色々な場に参加しやすくなったという話をいくつか聞いた。裏を返せば移動に関するバリアのせいでオフラインの場にはなかなか参加できないということだ。移動がしにくいと多くの機会が奪われてしまう。活動的だった祖母が脚を悪くしてすっかり元気をなくしてしまってから私も段差が恨めしく、段差があると目に飛び込んでくるようになった。いずれみな老いるのだし自分のこととして考えないとならない。

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自分も普段杖を使っているので、様々な福祉用具についての説明、とても興味深く拝読いたしました。

どのような障害を持っている人が、どんな理由で器具を使うか、またはそのために何故このスペースが必要かなどが簡潔にまとめられていてわかりやすかったです。

この本を通して多くの親御さんが、自分達の身近に沢山ある福祉に触れ、色んな事を考えるキッカケになってくれたら良いなと思いました。
(例えば、スーパーやデパートなど多くの人がいる場所の通路が広い理由や、駐車場スペースの大切さなど)。
あと、ユニバーサルデザインの項目で、フォントについて何も記載がなかったのが少し残念でした。点字についても、世界共通ではないよという事をそえてくださると子供達も調べてみよう!と思ってくれるな、とか(煩いことを言ってすみません💦)。

また、この本の趣旨として少し逸れてしまうのですが、バリアフリーの項目に、ベビーカーや赤ちゃんを連れている親御さん達のことも加えてくださると、福祉用具やスペースをもっと身近なものとして捉えることができるかもなと思いました。

多くの人の優しさあたたかさの上で、社会は成り立っているなぁと改めて感謝の思いを感じつつ。

素敵な本を作ってくださり本当に有難うございました!

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本書は、車いすや義足、義手などの福祉用具についての構造などを解説したものである。福祉用具なんて自分には関係ないと思ってはいけない。誰にでも事故にあう可能性があるし、高齢化するとお世話になるかもしれない。そういういざという時に備えて、誰でも福祉用具についての理解をある程度しておく必要があるのではないか。
 さて本書であるが、写真やイラストにより、分かりやすくし用具について説明してある。本書を読めば、福祉用具についての理解が進むものと思う。

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福祉用具というのは、自分や家族が当事者になったり、介護関連の仕事等をしない限り、ちょっと縁遠さを感じる人が多いものなのかもしれません。ただ、これからの家族の在り方や都市計画、その他もろもろのことを考えていく中で、不自由さを抱えていらっしゃる方々と共に生きていくためには、万人が教養としてこういった知識を持つべきなのでしょうね。

義手や義足、車椅子などは比較的よく目にしますが、その他にも様々な福祉用具が掲載されています。健常者にとってはほんのちょっとした事なのかもしれませんが、不自由さを抱えていらっしゃる方には、そのほんのちょっとの違いが有るか無いかで、生活のしやすさが全く変わってしまうほどの影響があるのでしょう。

巻末索引を読むと、実際の本にはもっとたくさんの福祉用具の紹介があるようです。
とても勉強になる本でしたので、実本を手に取り、他の用具についても学びたいと思います。

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元気な時には気にならなかったことが、病気やけがで身体の動きが不自由になると、様々な障害物になってしまうんです。利き腕を怪我して、食事を反対の手で食べようとするだけでも、それはそれはタイヘン!

 かつての同僚が足の骨を折って、松葉杖をついて出勤していたんですけど、通常の時間にはとても電車に乗れないので1時間遅れで来ていました。雨が降ったら傘が差せないからお休み。そういうことって、当事者にならないとわからないんですよね。

 だから、普段から福祉用具のことを知っておくのって大事だと思います。それこそ松葉杖だけだっていろんな種類があるし、いろんな新しいアイデアの器具ができていることに、みなさん、興味を持ってください!

 そして、機会があったら福祉器具を使ってみて下さい。たとえば、車椅子に乗ってみて、そこからの視界がどんなものなのか、道路を移動するのがいかに大変かを体験するだけでも、随分考え方が変わると思うのです。

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亡くなった父は半身麻痺があったため福祉用具には大変お世話になった。介護ベッドや車椅子など福祉用具がなければとてもじゃないけれど自宅で過ごすことなど無理だったと思う。
家族が介護施設で働いてるのもあり話に聞いてある程度知っている事もありましたが、例えば「歩行の補助をするためのもの」だけでも学べる事がとても多かったです。
とても分かりやすいイラストや写真、大きな字で書かれているのでお子様にも興味を持って読んでもらえそうです。

気になったのは介護ロボットの項目。これから高齢化社会がどんどんと進む日本にとって、介護をする人される人のためにどんどん発展していると感じさせてくれました。

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