固有種が教えてくれること 『日本に固有種が多いわけ』

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刊行日 2020/03/13 | 掲載終了日 2023/03/31

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内容紹介

【本文一部抜粋版】

ムササビもゲンジボタルも日本の固有種!

特定の国や地域にしか生息していない生き物を固有種といい、日本だけにすんでいる固有種もたくさんいます。

日本に固有種が多い理由や、固有種を取りまく自然環境、それぞれの固有種のくらしぶりなどを紹介していくシリーズ全3巻。

第22回学校図書館出版賞を受賞!!

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323944159

第1巻は、固有種が多く生まれる環境や、日本の地形と固有種の関係、固有種からわかる生態系や自然環境などについて紹介します。


【本文一部抜粋版】

ムササビもゲンジボタルも日本の固有種!

特定の国や地域にしか生息していない生き物を固有種といい、日本だけにすんでいる固有種もたくさんいます。

日本に固有種が多い理由や、固有種を取りまく自然環境、それぞれの固有種のくらしぶりなどを紹介していくシリーズ全3巻。

第22回学校図書館出版賞を受賞!!

https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isb...


出版社からの備考・コメント

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】


販促プラン

【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)


【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)



出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784323061665
本体価格 ¥2,800 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

進化というものを見る上で、固有種がいかに優れたサンプルであるか理解できます。
古い環境が維持されている地域であること、島などの他の地域から隔離された環境であること、近い種の他地域のものと比較することで生き物の真価がわかること。これらの要素は、島国である日本にはぴったり当てはまります。
南北に細長い国ゆえ、気候も幅広く、豊かな雨量が山林を育み、山が多いせいで高低差、寒暖差に富み、多様な生き物が棲めるということ。
冒頭5ページまででしたので残念ですが、紙の本を見つけて読みたいと思います。ありがとうございました。

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日本に固有種が多い、というタイトルが少し意外に感じられた。実際の子供たちや自然保護の活動をしているレンジャーさんたち、各地にあるエコミュージアムなどにいくと、外来種から固有種を守る、というコンテクストで語られることが多く、絶滅危惧種だから守らねばならぬもの、というイメージが強いためだ。確かにそういう側面もあると思うが、本書では、日本の変化に富んだ風土が、今まで生き延びた多くの固有種を産んできたか、を写真やグラフ、地図などを用いていわかりやすく説明されている。

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日本には陸生哺乳類だけでも48種の固有種がいる、と言われても多いのか少ないのか分からなかったけれど、イギリスは同じ島国だけど固有種はいない、と比較されると、何でだろう?と興味を持ちます。日本に固有種が多い理由について考え、なぜそれが特別なことなのか、なぜ固有種が研究されるのか、と説明が続きます。生物多様性の面から環境学習をする際に役立つと思います。

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日本は、四季豊かな美しい国だとよく言われる。外界から海によって隔てられた島国でもあり、四季がはっきりしており、また標高も0mから3000m代と、様々な環境がある。言い換えると、日本は様々な種が暮らせる環境があるということだろう。ただ、残念なことに、絶滅してしまった種も多い。私たちが子供のころに普通に見られていたものが、近年は見られなくなった。これが、都会ならまだわかるのだが、人がどんどん少なくなっている地方でも同様なのだから問題は深刻である。私たちは、日本独自の種を後世に残すためにも、努力していかなくてはいけないだろう。

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絶滅危惧種についてはよくメディアなどにも取り上げられますが、固有種というものについては、そう頻繁に耳にする機会がないように思えます。本書はそういった固有種にスポットライトを当ています。

単純な固有種の紹介にとどまらず、どうして固有種が重要なのか、またなぜ固有種が日本に多くいるのか、そういった前提となる知識の部分についても、詳細に説明されており、読みごたえがあります。

こういった分野の調べ学習を行う際の、資料集としても最適なのではないでしょうか。

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『井の中の蛙大海を知らず』
本来の意味は全く違いますが、この言葉がなぜか浮かびました。
大きな日本列島、しかし固有種が多いのはその地理的な性格が大きいということ。

私がいる業界は、教科に分かれて子どもたちに勉強をさせていますが、この本を読んでまず思ったのは、教科の壁は実は薄くてそれぞれが関係し合っていることを理解して初めて学んだことになるし、本当の理解をしたといえるのだなということです。

そして何よりも面白いのは、一つ一つの縄張りや生活範囲は狭くても、それらの広がりの地域差により固有種となって残ったり、互いに影響があったりするということ。つまりいわゆる生態系にもグローバル化とガラパゴス化があることが、興味深いです。

守りたいのは、その地域ならではの特性だなと生態に関しては思います。

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日本がタスマニア等と同じ「生物多様性ホットスポット」の1つだと初めて知りました。
ニホンザルやムササビ…日本人には馴染みのある固有種が何故日本に多いのか。動物達をきっかけに日本の自然環境を学び環境保護を考えさせてくれるので、お子様だけではなく保護者も一緒に読んで
「自分達に何が出来るのか」
話をして欲しくなる一冊です。

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