花屋さんが言うことには

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刊行日 2022/03/14 | 掲載終了日 2022/03/03

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内容紹介

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。

やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていくが――

花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ―― 

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。

やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていくが――

花を求める...


おすすめコメント

お仕事小説の名手・山本幸久さんが今作で手掛けるのは「お花屋さん」。色鮮やかな花と花屋を訪れる人々のドラマが交錯する、日常に元気をもらえる作品です。

お仕事小説の名手・山本幸久さんが今作で手掛けるのは「お花屋さん」。色鮮やかな花と花屋を訪れる人々のドラマが交錯する、日常に元気をもらえる作品です。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784591173282
本体価格 ¥1,600 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

季節ごとに工夫を凝らした売り場を作り、お客様の目を喜ばせ、楽しい買い物をさせてくれる川原崎花店。優しくて面倒見がいいスタッフたち、適当なところもあるけれど頼りがいのある店長、美味しいご飯も魅力的。
ブラックな職場からやっとの思いで抜け出した紀久子がここで働くことになって本当によかった。
森教授!なんて素敵な方なんだろう。
そういうことだったのかと笑ってしまった。ちいさなお客様、蘭くんも可愛かった。
明るく楽しい気持ちにさせてくれる1冊です。

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今後の展開を想像するとわくわくする読後感のある作品でした。
紀久子が李多と出会うことから始まる、さまざまな人との出会い。
世の中、本当に関わる人に恵まれることにより、その繋がりから
成長、進展することができるものだなと感じさせてくれるお話。
自分の可能性を気づかせてくれる人に出会えるのは紀久子の人柄によるものでもあります。
どうか仕事も恋も上手くいきますようにと応援したくなります!

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お花屋さんが舞台の、お仕事小説。
未来と、自分の生き方、やりたいことに希望を持てるような、優しくて、ちょっと笑えて、ちょっと泣ける物語です。
謎の多い店長、おいしいカレーを作る青年、元教師の花屋パートの先輩。取り巻くお客さんたちも含めて、クセの強い登場人物たちがたくさんで、登場人物と一緒に笑い、泣きながら、あっという間に読めます。
綴られる花言葉がとっても素敵です。
お花を飾りたくなりますね!

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山本幸久さんは本当にハズレがない!ご本人も自信満々に面白いよ、と言うに違わぬ1冊。まず、出てくる人が真の悪人がいないのも良かった。一章ずつストーリーに因んだ素敵な花言葉で締めくくられるので、一章読む毎にフワーっとお花で心が包まれるような癒しになった。出てくる人たちが皆善人で、こういう小説は本当にいいなぁ。

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めっちゃ好きです!
とにかく気持ち良く読める小説でした。
お花が大好きなので、カバーにまず一目惚れ🎶
そして読んでいる間中、色とりどりのお花とその香りにずっと包まれているかのようで。
人生しんどい時にはしんどいことが重なるように、上手く流れる時は嘘のようにスルスルといい方向に流れて行く時もきっとある。
自分でちょっと踏み出したり、出会った人に背中を押してもらったり。
一人でも多くの方が読んで笑顔になりますように。

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自分の部屋など、日常の場所にふと思いついて花を飾ってみると、それがたった一輪の花だったとしても、見慣れた場所がいつもと違う雰囲気になることはよくあることだと思います。そんな花の力を存分に感じさせてくれる小説でした。読んだ後、私もお花屋さんに寄って花を買いたくなりました。

ブラック企業から命からがら逃げ出した紀久子は偶然と勢いで、町の小さな花屋さんで働くことに。「本当になりたいものはグラフィックデザイナーなんだけどなあ」という思いを抱えつつ、紀久子はこの店で様々な花と人と出会い少しずつ自分の人生を切り開いていく。

各章にはお花の名前が付いていて、その花が各章を貫くテーマのようになっています。そしてそれぞれの花言葉がキュッと物語を引き締めて、良いアクセントになっています。花に思いや気持ちを込められるって素敵なことだなと思いました。また、お花屋さんの綺麗なところだけでなく、大変な点(めちゃくちゃ手が荒れるとか、エレベーターの無い団地への配達の大変さとか)もきっちり描かれている点もお仕事小説として読んでいて面白かったです。

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めっっっっっっっっちゃ好きです!大好きな本になりました!
お花屋さんってとても素敵ですね。主人公をはじめ、主人公の周りの方達もみんな素敵です。
一生懸命働く姿たや夢に向かって行く姿、読んでいてとても応援したくなります。
そして読んでいるこちらも応援されているような、優しい雰囲気が染み渡るお話でした。
お花の種類、花言葉、短歌などなど勉強になることもたくさんで、もっと知りたい!もっともっと読んでいたい!と一瞬で読み終えてしまいました。
一度読んだ後は気になったお花の花言葉や、衣通姫のことなどいろいろ調べてしまいました。満天星の読み方ももちろん調べました!本を読んだ後も楽しめるなんて最高です!
本当に素敵な作品をありがとうございました!読む事ができて幸せです。

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