女の子の昔話えほん 花をさかせたがらない小さなキャベツ

フランスのおはなし

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刊行日 2022/02/25 | 掲載終了日 2022/02/27

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内容紹介

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昔話の主人公は男の子ばかり?そんなことありません!

世界と日本で語りつがれてきた女の子と、

大きくなった女の子たちの昔話を絵本にして、おくります。

いろいろな女の子が主人公の絵本シリーズです。

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おてつだいをしたくない女の子と、おてつだいをしてもらうために、どこまでもでかけるおかあさんが主人公!

女の子がキャベツに水やりしたくないといったので、おかあさんは、子犬や小枝、火や水と、いろいろなものに、たのみにいきます。最後にでてくるのは、なんと……!?

フランスにつたわる「だんだん話」の昔話が絵本になりました。


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昔話の主人公は男の子ばかり?そんなことありません!

世界と日本で語りつがれてきた女の子と、

大きくなった女の子たちの昔話を絵本にして、おくります。

いろいろな女の子が主人公の絵本シリーズです。

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出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

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おすすめコメント

あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語り伝えられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。

あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語り伝えられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。


販促プラン

【著者紹介】

再話 中脇初枝(なかわきはつえ)

徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作、昔話の再話・語りをする。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』『神の島のこどもたち』などがある。


絵 うえのあお

埼玉県生まれ。女子美術大学大学院修士修了。デザインの仕事などをおこなう。本作が絵本デビュー作。

【著者紹介】

再話 中脇初枝(なかわきはつえ)

徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作、昔話の再話・語りをする。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わた...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784039604408
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「女の子の昔話えほん」シリーズ、いよいよおもしろくなってきました!
1901年にフランスで再話された昔話。積み上げ歌の要領のだんだん話の形式は珍しくはないですが、登場するお母さんの一本気というかちょっと意固地にも見える言動に含まれるユーモアが、すごい!!
何もそこまで……!?という突き詰め方ににやり。
自分でやったほうが断然早い水やりなのに、絶対に娘のアントワネットちゃんにやらせるというこだわり。
実はそこには意志はなく、ただおおごとになっていく話の膨らみが楽しいのです。

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マーヤのさるたいじ(日本のおはなし)
と同時に発行の中脇さんの再話によるもの。
先月も二冊読ませていただいたので、毎月発刊されるのでしょうか。それぞれが抜群に面白いシリーズ。再話ということで、その地に伝わるお話を、ある一つの物語を選び取って再現した、その裏には、口伝ということも手伝って、さまざまなバリエーションがあることは容易に想像がつく。昔語は登場人物も展開も結末も違ったりするだろう。残酷だったり不可解だったりハッピーエンドだったりもするだろう。なぜこのバージョンを選んだのだろう、と想像する。これだけでその地方に関する研究ができそうだ。
一読して筋立てだけでも面白いのだが、読み終えて想像を色々巡らして、巻末の中脇さんの、おはなしについて、を読むのが毎回とても楽しみ。

「できごとがつぎつぎにつながっていく、だんだん話や累積譚と呼ばれる昔話です。ヨーロッパでは、さまざまなだんだん話が伝えられています。どきっとするような、こわい展開になることが多いのですが、昔話によく見られる形式的なものです」
個人的に、谷川俊太郎訳のマザーグースを読んで育ったので、この形式は子供の頃に歌うように覚えている。個人的には(文法的に日本語にはない形式であろうが)関係代名詞をどんどん繋ぎながら韻をふむリズムも楽しむのだろうなとおもている。
お話の流れも、ええ、こうなるの!?でもああなるほど、となるような工夫と驚きが詰まっている。これは解説など読まないで実際にお話に触れて驚いてほしい。

今回の二作品ともに、絵本作家としてのデビュー作。
新しい才能に活躍の機会を与える意味合いも大きいのかもしれない。

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中脇さんの小説や絵本『つるかめつるかめ』が好きで読んでみました。
花をさかせたがらないキャベツに水をやるために、お母さんがいろいろなものにお願いをしていく積み上げ話。
積み上げ話は、声に出すと早口言葉で話したくなりますよね。
このお話は初めて読むお話だったので、どうなるのかな?と思ったら、
最後そんなの出てくるのか?!とちょっとびっくり。
子どもと一緒に読みましたが、おもしろかったようです。

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タイトルを見るとキャベツがメインのお話かと思いましたが全く違いました。
娘にキャベツに水をやって欲しいと頼んだお母さんでしたが、娘は水をやってくれません。この後どうなるのかと思ったら次から次へとびっくりする展開へ。
子どもたちには「えーー!!」と驚いたりつっこみたくなるような展開だと思いますが、今の時代には少し言葉が過激かな?と思いました。

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女の子の昔話絵本シリーズの一冊。今回はフランスのお話なんですが、主人公はなんと女の子・・・のお母さん!?まさかのお母さんが主人公でびっくりしました。「おばさん」が主人公の話はけっこうあるんですが、女の子が出てくるのに「おかあさん」が主人公なのが驚きポイントです。いやはや。内容はいかにも昔話らしいお話です。

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シュールすぎて、思わず笑ってしまいました。くり返しのやり取りも楽しくて、声に出して読みたくなる絵本です。フランスのむかしばなしだそうですが、なぜキャベツの花だったのか気になりました。キャベツには食用のイメージが強いけど、観賞用のキャベツには何か特別な意味があったりするのかな?調べてみたくなりました。

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フランスに伝わるだんだん話(できごとが次々につながっていく)の昔話。「キャベツの苗に水をあげて」と女の子に頼むお母さん。しかしお手伝いしたくない子供が嫌がると、お母さんの行動がとんでもない事に・・。昔話には珍しい、お母さんの頼みをきっぱり断る女の子もですが、お母さんの意固地さにも笑っちゃいました。プチ家庭菜園をしている身としては、キャベツに花が咲いてしまったら食べられないから勿体ないと思ってしまいました(笑)。

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できごとが次々につながっていくお話に、ひきつけられて夢中になります。昔話な飲めたらに新しい。異国のお話なのに、どこかなつかしい。次つぎと展開していくお話にひきこまれること間違いなしです。女の子によんでほしい。

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