彼女。
百合小説アンソロジー
相沢沙呼 青崎有吾 乾くるみ 織守きょうや 斜線堂有紀 武田綾乃 円居挽
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刊行日 2022/03/17 | 掲載終了日 2022/03/17
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | ロマンス
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内容紹介
【書店員さん・図書館関係者さん限定公開です!】
“百合"って、なんだろう。
新時代のトップランナーが贈る、全編新作アンソロジー
彼女と私、至極の関係性。
“観測者"は、あなた。
珠玉の7編とそれを彩る7つのイラスト。
究極のコラボレーションが実現!
相沢沙呼「微笑の対価」/扉絵 清原紘
青崎有吾「恋澤姉妹」/扉絵 伊藤階
乾くるみ「九百十七円は高すぎる」/扉絵 郷本
織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子
斜線堂有紀「百合である値打ちもない」/扉絵 たいぼく
武田綾乃「馬鹿者の恋」/扉絵 けーしん
円居挽「上手くなるまで待って」/扉絵 toi8
カバーイラスト/100年
※こちらのゲラデータには扉絵は入っておりません。あらかじめご了承くださいませ。
おすすめコメント
今回の百合アンソロ、ひとことで企画性を説明するなら?
ということで出てきたのが、
「百合って、なんだろう」でした。
百合をこよなく愛する人にも、はじめて百合を読む人にも、そもそも百合には興味がないっていう人でも楽しんでいただける、そんな小説集だと思います。
百合をそもそもよくわかっていなかった50代の先輩編集者の人たちにも、「面白い」と言わしめた至極の百合小説アンソロジーです!
(編集担当兼販売担当)
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784408538044 |
本体価格 | ¥1,750 (JPY) |
関連リンク
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NetGalley会員レビュー
「百合ってすごい・・・!」
概念としては知っていたけど、「じゃあ具体的には?」と言われると説明できないなあと思っていた百合小説に一気に詳しくなれた気がします。7人の人気作家たちが「私が読みたい百合小説はこれ!」とばかりに全力で書き上げた作品をそろえた、アンソロジー集。
青春小説だったり、ミステリ小説、はたまた西部劇風だったりとバリエーションに富んでおり、楽しく読みました。特に好きだったのは「椿と悠」。美少女二人が繰り広げる、じれったくて机をバンバンたたきたくなるような胸キュンなストーリーに撃ち抜かれました・・・。
いままでそれなりの数の百合小説を読んできましたが、予想をはるかに超える充実したアンソロジーでした。
殺伐感情も恋愛愛情も詰め込まれ、友達以上恋人未満の初々しい関係性を描いた作品、名付けようのない関係性を描いた作品、とてつもなく尖った作品まで揃った、百合好きに安心しておすすめできるアンソロジーです。そして、最高の入門編として、はじめての百合を体験したいという方にも文句なしのおすすめです。