人はどう死ぬのか

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刊行日 2022/03/15 | 掲載終了日 2022/03/14

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内容紹介

誰にも訪れる「死」。
しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。その日に備えるリアルな「死の教科書」


誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。
人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。
肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。
在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。
その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」

≪目次≫
はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って 
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには

誰にも訪れる「死」。
しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。その日に備えるリアルな「死の教科書」


誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。
人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。
肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。
在宅診療医と...


出版社からの備考・コメント

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784065277195
本体価格 ¥0 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

死は一発勝負で、練習もやり直しもきかない。死が迫った時に慌てて混乱し、下手な死に方をしないよう、恐怖に煽られないよう、死についてしっかり理解しておく事が重要だという。人生百年時代と言われる中、健康寿命は延びず、生きれば生きるほど周りに迷惑をかける状況になるのは必至。親の介護も必要になり、私自身もリビングウィルを用意した。いかに死ぬかを考えなくてはならないと感じている人は案外多いと思う。となれば、やはり手に取ってしまうのは『死に方の教科書』と銘打った本書だ。海外との死に対する考え方の違いや残される家族と本人との思いの相違。安楽死や尊厳死についても書かれており、自分の人生の終末を自分で選択することの難しさを強く感じてしまう。1日でも長く生きたいと願う人も、私のようにガンで余命を知らされれば、自分の身の始末をキッチリつけて死ねると考える者も、そのメリット、デメリットをこの本で十分に知り、心安らかに人生の最後を迎えられるよう、少しずつ心の準備を始めてみてはどうだろう。

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目から鱗でした。治る見込みがあるなら病院に行って治療するけど、寿命が近いなら、何かが起こっても、救急車など呼ばず、自宅で静かに養生する方が、本人にとって楽で穏やかな最後を迎えられるとのこと。
食が細くなってくると、食べないと元気になれないよとか、点滴してもらおうとか、考えてしまいますが、末期には、逆に身体に負担をかけてしまうとのこと。
できるかできないかは別として、良い最後、悪い最後をたくさん看取ってきた医師の言葉は一読の価値がありました。

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著者の本は小説も含めて全部読んでるので、死に対する考え方は何度も触れてきた。
今回、ハッとさせられたのは、多くの人が望む「ピンピンコロリ」はタバコを吸い酒を飲み、不摂生な生活をしてる人がよくなるそうで、逆に食生活に気をつけ運動もしてる人は内臓も健康で元気なのでそう簡単には死ねないということ。
健康寿命を意識して生活してる人はピンピンコロリから遠ざかるという皮肉。
死を見た事がない現代で難しいかもしれないが、死は近くにあることを意識して備えておいた方がよいだろう。

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医学者ならではの豊富な経験と、一般のわたしたちにはわからない実情を踏まえた、貴重な著作だと思います。
在宅医療の視点から見た「人の死」と、病院での「死」との対比など、背景となる考え方の違いも明らかにしてくださり、たいへん参考になりました。
60歳以上の多くの人に読んでほしい一冊だと思います。

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人はどう死ぬのか。
「死が一発勝負で、練習もやり直しもできない」と冒頭で書かれているがその通りだと思った。
先生は、患者さんの死を数多く看取り死に慣れたという。それゆえの余裕が生まれごく当たり前のことだと書かれている。

死に慣れたと書かれているが、寝室で奥様の寝顔を見ながら死別シミュレーションをし、日々のケンカの抑止力になると書かれていたり、この本が死を意識しながらも「今」を大事にすることのメッセージが多く書かれている。

ただ、検査被爆の問題や生検による転移の可能性の指摘などは、根拠が十分に示されていないため、鵜呑みにするのは危険ではないかと思う。

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医師であり作家でもある著者は、様々な患者を看取った経験の中で、終末医療を施すことで逆に患者が苦しい状況になるケースがあるが、医師の立場としてやらざるを得ないことに葛藤を感じる。30代で外務省医務官に応募し、中東・ヨーロッパ・赤道直下の南国で日本とは異なる死生観に触れた。死をタブー視せず、予め備えて考えることを勧める作品。

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「死は怖いもの」の概念を覆す『死の教科書』でした。無理な延命治療は悲惨な結果を招く。最期はチューブや電気に繋がれることなく自然な死を迎えたい。死後の世界を知る者は1人もいないのだから、天国、地獄が在るなどと言うのは幻想に過ぎず、死んだら完全な無が訪れる。喜びや楽しみも消える代わりに一切の苦悩、絶望、悲嘆、後悔、屈辱、未練、、も消えそれを感じる自分も消えてしまうのだから恐怖を感じようにも感じられない。全部が成る程と感じさせる内容でした。プルーフで読みましたが紙の本を死の教科書として置いておくのも良いかもしれません。

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70代の両親の娘である四十代には、あまりにも突き刺さり、響く本でした。それに加え、2度のがんを経験している義理の兄のことも浮かび、色々な気持ちでグチャグチャになりました。しかし、人生で出会えて良かったと思える一冊です。自分自身だけでなく、両親を始めとした家族が、どう最期を迎えるべきかを、元気である今だからこそ、しっかりと話し合うべきだと気づかせてくれました。

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印象に残ったのは「アドバンスド ケア プランニング/自分自身が死に面したとき、望む対応をあらかじめ明らかにしておくこと」だ。

私は20代なので死について深く考えたことはなかった。しかし、本文で上記の言葉に触れ、治療により無理やり生かされるのは嫌だと思っている自分に気がついた。

10年近く前に手術を受けたことがある。全身麻酔をかけるもので、立ち会ってくれた親からは終わるまで約3時間かかったと聞いた。
麻酔から目覚める際、喉にピンポン球が詰まっているような感覚から一気に呼吸が戻り、自分で息ができるのはこんなに気持ちが良いのかと驚いた記憶がある。
想像になってしまうが、人工呼吸器に繋がれ生かされているとき、もし意識があったら「喉にピンポン玉」に近いのではないかと思う。
私はそこまでして生かされたくはない。

自力で生きることができないならば死を選びたいという自身の考えに、この本に出会ったことで気づくことができた。日常で触れづらい「死」について考えるきっかけを与えてくれたことに感謝したい。

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数多くのヒット作がある小説家として知られる著者が、医師として死を語る。語りは真摯であり、伝えたいという意志が強く伝わってくる。
積み重ねてきた経験や知見を例をたくさん挙げてくれるので、まだ死を迎えた経験のないわれわれ読者にリアルに現実味を持って死ぬことはどういうことかが迫ってくる。
人は誰でも死ぬ、一度しか体験できない死をどう迎えるか。
綺麗事でなく、おそれず、逃げず、その時にどうするか。
在宅医療の現場に長年従事した医者だからこその思いはうなづけることが多かった。サウジアラビア・オーストリア・パプアニューギニアで派遣された時に、各国でのがん治療のあり方が日本と違うことをも知る。
昔は自宅で最期を迎える人がほとんどだったのが、人の最期は医療の進歩とともに大きく変化した。高齢で自然に穏やかに旅立てるような状態で、本人も家族も覚悟はできているのに、いざという時に(あわてて)救急車を呼んでしまうことがない覚悟が必要、という言葉にははっとした。
病院は病気を治す魔法のような場所ではないのだ。
尊厳死安楽死の問題、胃ろうの問題。
色々と考えさせられる本。
いかに生きることが大事なように、いかに死ぬか、も自分の自由があってよい。問題提起をはらむ本だと思うが、どう読むかは読者次第。

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誰もが必ず訪れる「死」。しかしどのように「死ぬ」かを考える事は、ここ最近「終活」にて言及があったのだが、人の「死」と自分自身の「死」を考える事はなかなかない。終活やデス・エデュケーションといったものもあり、それを説いた本もいくつもあるが、どのように死を迎えるべきか、それを考える要素として本書がある。

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久坂部羊さんの小説は「無痛」「廃用身」など、いくつか読みました。怖かったです。
医者でもある彼が書いた「死生観」「死に方」はとても興味深いものがありました。
死ぬことについて、誰にきいてもみんな死んだことがないので、どうしても恐れてしまう。
死をたくさん看取った彼だからわかる、理想的な死に方。
海外経験もあり、特に「アラーがなんとかしてくれる」みたいなムスリムの考え方は、面白いなと思いました。

欧州に住んでいるのですが、人間ドックがないのはこちらも一緒。私は国のサンプルとして選ばれているので5年に一度健康診断(とはいっても会社の健康診断程度)を受けることができますが、例えば乳がん検査とか、こちらでは45歳以上じゃないとしてくれません。日本にいたとき、26歳が最初で最後の乳がん検査だったので医者言ったところ「しこりとかがあるなら受けてもいいけどそれじゃなかったらもしどうしてもやりたいなら触診のみ」と言われてやっていません。とにかく検査は何か症状があったときのみ、最初はこれでがんとか手遅れになったらいやだなあと思っていましたが・・・。

それでもこれを読んで、死を必要以上に恐れず、ありのまま受け入れる方がいいんだなと私は思いました。どっちにしろいずれ避けては通れないのだから。

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久坂部さんの本は好きでよく読んでいます。
最近書かれる本は”認知症”や高齢者の話が多い気がします。
やはり作者の年代に当てはめるとこのようなお話が
多くなってくるのでしょうか。

医学の発展はホント良いような悪いようなとつくづく感じます。
”尊厳死”や”安楽死”も考えていかねばならないところに来ていると思います。
私も認知症を患ってまで生きていたいと思わないです。
でも生きて行かねばならない。どう死ねばいいのか。



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