
おはなしSDGs 質の高い教育をみんなに 未来のハッピースクール計画!
井上林子 作/木村いこ 絵
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刊行日 2022/03/07 | 掲載終了日 2022/03/09

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内容紹介
――みんな、勉強って好き?
六年生のみくるは、おこられたくないからしているけど、本当は、勉強なんか大っキライ! 最近は、学校と習い事がいそがしくてイヤになってきたし、仲良しだったミキちゃんも学校でみかけなくなってしまった……。
ある日とうとう限界がきて、習い事をサボリ逃亡。行きついた先の図書館で、一人で勉強しているミキちゃんにバッタリ!
ミキちゃんは、学級崩壊したクラスが嫌で、学校に行くのをやめたみたい。ミキちゃんにさそわれて「SDGs 未来計画コンクール!」に向けて夢の学校をデザインすることになったみくる。でも、どういう学校だったら、みんな楽しく勉強できるんだろう――?
SDGsの目標「質の高い教育をみんなに」がどういうことなのか、物語でよくわかります!
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出版情報
ISBN | 9784065267660 |
本体価格 | ¥1,350 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー

6年生のみくるとミキは親友。学校に塾に習い事に忙しすぎるみくる、学級崩壊でまともに教室で学べないミキ、それぞれが抱えた不満と現状を変えるため、市の主催する「SDGs未来コンクール」に出てみようと話し合う。SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」に即した「未来のハッピースクール計画」をふたりで考える。アイデアはどんどん出てくるけれど、「質の高い教育」の中身はなんだろう?偶然出会った本には、世界の子どもたちのさまざまな学校事情、教育の現状が赤裸々に書かれていた。学校に通えない子どもが3億300万人もいる。貧困、家計を助けるための児童労働や、女の子には教育は必要ないという考え方、紛争地域であるため、児童婚さえある。みくるとミキはさらにマララさんのスピーチにも心動かされる。学ぶことで開ける未来があること、平和の下で学ぶ必要性があること。誰もが楽しく安心して勉強できる環境を備えたハッピースクール計画を練りに練る。必要な学びを必要な時に。自分自身の人生を拓けるように。教育格差が厳然とある今、みくるとミキの願いが社会にフィードバックされるよう、大人たちが本気でバトンをつなごう。

かわいらしい表紙とうらはらに(いい意味です!😀)とても情報量が多く、SDGsのうちの一つに焦点をあてた物ながら、問題提起が多岐にわたり、多角的なものの見方を身につける、という、現実的にはとても難しい課題を主眼としているように感じる。
こういうテーマは往々にしてかたくなりがちで、教科書的なものになると、残念ながら途端に現実味が薄れてしまうものであると思う。
ここは、なるべく身近に感じられるように、どこにでもいそうな小学生の女の子の視点から、学校に行きたくなくなってしまった仲良しの女の子を心配して訪ねていく、という物語から説き起こす。とあるコンテストに一緒に応募しよう、という流れから、考え始める。まずは身近な問題、そしてたくさん調べることによって、それだけでは視点も情報も足りない、ということに思い至る。視野が広がっていく過程が描き出されている。文字が多いので、きちんと腰を据えてよむことに取り組める。