天の蚕が夢をつむぐ

大島紬ものがたり

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刊行日 2022/03/18 | 掲載終了日 2022/04/01

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内容紹介

世界のどこにもないものをつくり、だれもやらないことをやりたい。大島紬の名だたる織元が伝統の原点に立ち返り、「100%奄美産の大島紬」というものがたりのある着物をつくる夢にむけて新しい世界に挑戦する!


もくじ

一、一本の糸から 

二、ときめきの大島紬 

三、クロウサギの島 

四、ケンムンの木の下で 

五、機を織るひと 

六、まいおりた天の虫 

七、へそまがりの黄金まゆ 

八、毎日が「発見の日」 

九、繊維のダイヤモンド 

十、天蚕プロジェクト 

十一、新たな「島の宝」 

十二、時を超えたものがたり 


谷本雄治(たにもとゆうじ)

1953年名古屋市生まれ。ノンフィクション作家。プチ生物研究家。著書に『ケンさん、イチゴの虫をこらしめる』(フレーベル館)、『ぼくは農家のファーブルだ』(岩崎書店/第46回課題図書)、『カブトエビの寒い夏』(農山漁村文化協会/第48回課題図書)、『とびだせ!にんじゃ虫』(文渓堂)、『カブトエビの飼育と観察』(さ・え・ら書房)、『蝉の森』(ぎょうせい)、『ミミズが鳴くってほんとう?』(アリス館)『野菜を守れ!テントウムシ大作戦』(汐文社/第52回緑陰図書)など多数。


イラストレーション 太田裕子

世界のどこにもないものをつくり、だれもやらないことをやりたい。大島紬の名だたる織元が伝統の原点に立ち返り、「100%奄美産の大島紬」というものがたりのある着物をつくる夢にむけて新しい世界に挑戦する!


もくじ

一、一本の糸から 

二、ときめきの大島紬 

三、クロウサギの島 

四、ケンムンの木の下で 

五、機を織るひと 

六、まいおりた天の虫 

七、へそまがりの黄金まゆ 

八、毎日が「発見の日」 

九、繊維のダイヤモ...


出版社からの備考・コメント

第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書選定『もうひとつの屋久島から』、第53回夏休みの本(緑陰図書)選定『わきだせ!いのちの水』のフレーベル館ノンフィクションシリーズ第5弾!

第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書選定『もうひとつの屋久島から』、第53回夏休みの本(緑陰図書)選定『わきだせ!いのちの水』のフレーベル館ノンフィクションシリーズ第5弾!


おすすめコメント

●独創的な題材、緻密な取材、正確な描写で定評ある児童向けノンフィクション作家による、平易でわかりやすい文章

●伝統技術だけでなく、奄美大島の貴重な生き物や美しい自然の魅力も織り込んだ内容。

●独創的な題材、緻密な取材、正確な描写で定評ある児童向けノンフィクション作家による、平易でわかりやすい文章

●伝統技術だけでなく、奄美大島の貴重な生き物や美しい自然の魅力も織り込んだ内容。


販促プラン

小学校読書感想文、読書感想画コンクールなどの課題図書(高学年)として、ご紹介いただけます!

小学校読書感想文、読書感想画コンクールなどの課題図書(高学年)として、ご紹介いただけます!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784577050392
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「独創的な題材、緻密な取材、正確な描写で定評ある児童向けノンフィクション作家による、平易でわかりやすい・・・」という「おすすめコメント」は間違いないです!まさに ”児童向けノンフィクション作家” 谷本雄治さんの力作です。
私は奄美産ではありませんが、ヤママユの黄金に光る蚕糸を藍染めしたことがあります。本当にそのままで輝くような美しい糸を、どうやってこれより美しく染められるのだろうか・・・たじろいだのをよく覚えています。その時、この谷本さんの本を読んでいたらどうだったでしょう。こんなに、大変で、思いのこもったものだとしっていたら、余計に震え上がったかもしれません。でも、知っていたらもっともっと心のこもった染めができたかもしれません。ずいぶん、失礼な仕事だったのではないかと、今更ながら後悔します。
児童向けとは言っても、内容は高度に人生に向かい合った作品です。「生きがいとは?」、「自分とは何者か?」・・・これは、自分と向き合いながら一生純度を高めていく問いかけです。主人公となる南さんの生き方に” かっこよさ ”を感じる子供達がきっといるはず。「さあ、きみたちも自分の夢をかなえる道を私とともにあゆんで行こう!」そんな谷本さんの願いが込められています。そして、夢を諦めたり、挫折の中にいる大人達には、原点回帰の書。うまく行かないことを、他の人のせいにしていませんか?他人に教わった方法でチャレンジしていませんか?他の人から学ぶのは大事。でも、もっと大事なのは自分で考え、自分で決め、まず自分ひとりで行動すること。修正すること。トライし続けること。気がつくと、その夢に人は集い、夢を重ねます。再生の力を、光をいただきました。

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何かを始めるのに今日より早い日はない。いつでも何かを始められる。南さんのことを知るとそう思える。大島紬の歴史は、奄美大島の方にとっては薩摩や本土の勝手に振り回された部分も大きいということを改めて知り、心苦しさを覚えもしましたが、南さんがどこまでも未来志向なので、その部分に救われました。祖父の形見分けの大島紬、早いところ仕立て直して着ないと!着たい!という気持ちがいまむくむくしています。

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