おいしいごはんが食べられますように

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刊行日 2022/03/22 | 掲載終了日 2022/03/23

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内容紹介

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説 

職場でそこそこうまくやっている二谷と、
皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、
仕事ができてがんばり屋の押尾。
前作『水たまりで息をする』で芥川賞候補になり、熱い支持を集めた著者が、
ままならない人間関係を、食べものを通して描きます。

●著者
高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)
1988年愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞し、デビュー。著書に『犬のかたちをしているもの』『水たまりで息をする』(ともに集英社)がある。


「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説 

職場でそこそこうまくやっている二谷と、
皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、
仕事ができてがんばり屋の押尾。
前作『水たまりで息をする』で芥川賞候補になり、熱い支持を集めた著者が、
ままならない人間関係を、食べものを通して描きます。

●著者
高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)
1988年愛媛県生まれ。立命館大学...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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出版情報

ISBN 9784065274095
本体価格 ¥1,400 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

社会に出た時のあるあるや、人間関係でのあるあるがふんだんに盛り込まれていて、ざわざわしました!登場人物のほとんどが、こういう人いるいる!ってなって、物語がすごく身近に感じました。
押尾さんやパートさんの事はなんとなく理解できるのですが、芦川さんの事が最後まで理解できませんでした!笑
芦川さんの本音が知りたい!
タイトルの「おいしいごはんが食べられますように」は、主人公の本当の本音なのかな?とも考えましたが、主人公はきっとこれからも本当においしいごはんは求めない気もします。
作中に出てくる美味しそうなデザートも、主人公視点で読んでいるので美味しさ半減。面白い体験をしました。
でもきっと芦川さんの作るデザートも、ごはんもとっても美味しいのでしょうね。
社会に出てからの人間関係って本当に難しいと改めて実感する作品でした。
でもそこまで深刻な空気でもなく、ちょっとぞわぞわしながら楽しく読めました!
芦川さん視点もみてみたかったです!彼女の社会はどう見えているのか、気持ちは?理解できないからこそ気になりました!
面白い作品をありがとうございました!

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どこを読んでいてもざわざわしました。共感できる部分と、理解できない部分とで、だいぶ気持ちが揺らされました。タイトルから想像した感じた内容とは全然違っていたけど、確かにこの言葉がぴったりだと思いました。「おいしい」と思うことは、本当に幸せなことだと思います。

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何の悪気もなく彼女が発する言葉や、優しい心配りに、何度もゾワッとした。
優しく正しい彼女を批判するのは許されない。弱い人は受け入れなくてはならないし、守らなければならない。
「みんなと同じ感覚を持っていますよ」という姿を見せ続けないと、こちらが異質なものになってしまう。
そこまで親しくない相手と何かを食べるとき、食べたものについて気の利いた感想を言うのって結構めんどうだし、あれっ?と思うことがあってちょっと言いづらい。
本音は口に出さず、曖昧に笑って「おいしい」と言ってしまう。会社での人間関係もそういうものなんだろうなと思った。

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とても面白かったです!200ページに満たない中編(短編?)小説ですが、登場人物の考えには“あるある“と思えることが多くて、「そうだね〜」「ありがちだ」と思いながら読みました。お仕事をしている人なら、いや、お仕事をしていなくても学生時代にも形を変えてあるような、共感できることの多いお話です。
ただ、それを行動に移してしまうかどうかは、現実世界ではなかなか難しいですね。登場人物たちは、そこが自分達とは違うかな、と思いました。というか、登場人物たちは素直ですね。
個人的には、二谷さんが一番怖かったです。

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もったりした。これは何?
こんなにも生クリームに重みのある本は読んだことがない。

スポンジというやわらかでおぼつかない舞台の上に、ボタッと落とされた生クリーム。
それは、そうするのが当たり前のように表面をならされて、余分を垂れ落とすように側面をも覆う。
パレットナイフを真っ直ぐ垂直に当てがい、回転台は一方方向に回りながら、スポンジを守るように優しくに塗られ、余分は削り取られる。
ナッペというのは、塗りたくるようでいて、実は削る作業だ。甘くコーティングされたスイーツから、削り取られる生クリーム。

甘いクリームがホイップされて、立ったツノが可愛くおじきをする。そんな幸せの象徴みたいな生クリームは、全ての人に笑みをもたらすものではない。べっとりととぐろを巻いてる姿に胃の中までまとわりつくようなそれを、誰もが好きと思うなよと言わんばかりに、頭からツノが立ってくるように疎ましく思う人もいる。

綺麗にデコレーションされたケーキは、どこにもぶつかって潰れたりしないように、箱に入れて丁寧に扱われる。そっと優しく、壊れないように。それを愛おしく大切に思う人もいれば、煩わしく重荷に思う人もいる。

食に興味がなく、食べること自体が面倒な人にとっては、誰もが喜ぶとされ喜んでもらえるという前提であるおやつの存在は、迷惑にのしかかる。

違和感や、わだかまり。納得のいかないもの、いかないまま諦めてること。吐き出したいものを飲み込む毎日の中で、それでも生きてく為に食べ物は口にしなくちゃならない。

鍋にスープを拵えても、スープが煮詰まるほどに、自分は薄まっていく。スープに映った自分の姿は、まるで沈まり溺れているかのように、ゆらゆら揺らぐ。

おいしいごはんって、なんなんだろう。
それはきっと、人それぞれなんだろうけど、読む前には単純明快だったその答えは、今や消え失せてしまった。
ごはんを食べる度に考える。ひと口、ふた口と口に食べ物を運びながら、ずっと考えている。

ものすごく好きな作品でした。是非みなさんにも読んでもらいたいです!

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タイトルから思い描いていた内容とは異なりましたが、展開が気になり一気読みしました。
美味しいものをわざわざ食べに行くことも好きな私は、主人公二谷さんの食への意識、思考に
とても考えさせられました。
何事もいろんな考え方があるとわかっていても、実際は詳細まで思い至らないことを教えてもらえた気がします。

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食への確固たる哲学、ではなくて食を手抜きにすることへの異常な執着。めんどくさいと言いながら丁寧なものだけは排除して人に与えられたものを突っぱねわざわざカップ麺を作るなんて矛盾しています。そのことに主人公も気が付いていません。
職場や食事をよいきっかけにしてどれだけ自分のことをわかっていないのか、全読者に教えてくれる小説です。読んで己を見直しませんか?

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高瀬 隼子作品は読まずにはいられない。『犬のかたちをしているもの』『水たまりで息をする』この二作も素晴らしかったが、この新作はまた私の心をざわつかせる。
生きていく限り私達って食べなくてはならない。今日は何を?これは身体に良いもの?こんなもの食べてたら、ちゃんとしてない人に思われる?!
食に対する呪縛が知らず知らずまとわりついていることに気づかされる。
そして、弱さを楯に損得勘定や摩擦が生まれることに真っ正面から切り込む。
どす黒い感情は誰の心にもあるはずだ。押尾、二谷、芦川、三人ともに救いがあるといい。
しかし、芦川さんの本音が見えてこないことが読後こんなに余韻が残るなんて!
しばらく生クリームみると胃もたれするかも。素晴らしかった!!

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「おいしいごはんが食べられますように」という一見のどかなタイトルで、作中に美味しそうなごはんやスイーツ(プロ顔負けのケーキやクッキー!)も出てくるのに、ものすごく不穏な作品。そこに新しさを感じた。

舞台はそこそこの規模を持つ会社の営業部。
頑張り屋で無理しがちな押尾は、同僚の芦川のことが苦手だ。
彼女は仕事ができなくて、意識的なのか無意識なのかは分からないけど頑張ることもできない。
でも周囲はそんな彼女を「まあ芦川さんはしょうがないよね」と暗黙の了解で受け入れ、彼女が「頑張れない代わりに」と自作して職場に持ってくるスイーツを褒め称えすらする。
そして押尾と芦川の先輩である二谷は、押尾と芦川の間をフラフラしていて・・・。

押尾さんの気持ちが分かりすぎて、共感が止まりませんでした。
それから、”人間関係”と”食”の共通点が、物語の終盤に押尾さんが言った、「食の好みってみんな細かく違って、みんなで同じものを食べても自分の舌で感じている味わいの受け取り方は絶対みんなそれぞれ違っているのに、おいしいおいしいって言い合う、あれがすごく、しんどかったんだなって、わかって」(p142)というセリフに集約されているように感じて、「あ、なるほど」とすごく腑に落ちました。
もっと言うと、食は選択の自由もあるけれど、特に職場のような場面では人間関係には選択の自由すらないことも多い。そうなると個々人の感じ方が違うのも、他人に同調できないのも当然だなと。

そうして”人間関係”と”食”に注目してみると、芦川さんが作る美味しい料理やスイーツよりもカップ麺が好きで、なんならそれを食べるだけで栄養が全部補われるようなものが開発されればいいのにと思っている二谷の他者との付き合い方と、食への姿勢は見事に重なることにも気づかされました。

とても緻密に構成された物語で、楽しく読ませていただきました。

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「こころがざわざわする」ってのはこんなのを言うんだろうな。登場人物たちの言動に共感しつつも苛つく。嫌な気分なんだけど先が気になる。
「タイトルにはこんな意味があったのか!」と読後に納得します。ほんわかした表紙とタイトルに騙されました。

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なんとなくシンプルな表紙と食べ物に関する物語ということで読んでみたらびっくり。食べることが大好きな私にとって「食べ物を食べなくては生きていけないから食べるだけで本当はめんどくさい」という二谷に共感する部分は少なかったんだけれどこういう人もこの世にはたくさんいるはずで、まだまだ私のみている世界は狭いなぁと思いました。
強いものが勝つのではなく、弱いものが勝つのが当たり前。たしかにそうだ。なんで気づかず強いフリをしてしまうんだろう。でもそれがフリであっても強くあろうとする押尾が好きだと強く思いました。

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タイトルに騙されたらいけません!
仕事と美味しそうなたべもの、そして恋愛が描かれた小説から何となく抱く既成の概念で読み始めたら痛い目みます。
二谷、押尾、芦川、それぞれの仕事はもちろん「食」に対する感覚の相違、それぞれの関係性が乾いた、一歩引いた視点で描かれていて、終始心がざわざわした。
でもその乾いた感じにたまらなく惹きつけられる。
ラストの異動する二谷と芦川の今後を伺わせる描写は空恐ろしくて、でも圧倒的にリアルで胸を抉られた。
すべての人にお勧めするのは難しいけど、私は読んでほしい、多くの人に。心地よくはないけど、心に爪痕残す作品だから。
著者の作品はすべて読む。これからもずっと注目していく。

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すごい、ざわざわする物語で、なんだか表紙やこのタイトルからは想像つかなかった物語でとても楽しめました。
芦川さんみたいな女性はたくさんいる。
いつも表情を!自分でさっと作った料理で体がほっとする!愛され女子!女性向けの雑誌によくありそうなコピーがならぶ感じの芦川さん。男性からしてもちょっとイラっと来るもんなんですね(笑)
ちょっとならいいけど、割と押しつけがましい感もある、芦川さん。ここまでだと私もイラっとする。ちょっと意地悪したいという気持ちも少しわかる。
おいしそうなお菓子がどんどん出てくるけれど、どんどん食欲がなくなるような、そんな小説でした。

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仕事に疲れ人間関係に疲れた登場人物たちが「おいしいごはん」を食べてなんとか生きていこうとするほっこり物語だろうな……タイトルと内容紹介から得た先入観を持って読み始めました。が、良い意味で裏切られました。
芦川さんのような人は、現代日本のいたる職場にいる珍しくはない性格の人物でしょう。簡単に言えば空気を読まない人。読めないわけではないので、タチが悪い。自分本位でありながら、悪気はまったくない。そして気遣いの方向がちょっとズレている。早退した翌日、手作りお菓子をお詫びとして職場に持ってくるシーン。私は押尾さん的な感情を抱える側の人間です。あなたが早退したせいで残業したひとがいるのに、お菓子を作る余裕があるのか……とは言えない、あの空気感。これ以上書くと、現実のグチに発展しそうなのでここでよします。ざわつく心がクセになり、読み進めるしかありませんでした。

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タイトルとは裏腹に、胃の底の辺りがゾワゾワするような小説。
読むことをやめてしまいたいのに、手はページをスクロールし続ける。

なんだろう、この感覚は?
「おいしいごはん」それは時間も愛情も込められた出来立ての、湯気が上がるような暖かいもの。誰もが求めるホッとするひと時…であるはずなのに…。

誰もが求める、健全で健康的な生活。
しかし、ほぼ全ての社員が不健全な労働を強いられる中で、1人だけ悪気なく健全な労働を実行すれば、それはある種の憎悪の対象になる。
憎悪だけならばある意味対処しやすいのかもしれないが、この小説の主人公二谷は、無自覚のうちに羨望を抱いている。

定時で上がることは、権利であり当たり前、正しいことのはずなのに、大多数がそれに与れない場では、あたかも不正を働いているように見えてしまう。

読み手は一番誰に共感するのだろうか?
二谷か?押尾か?芦川か?

一つだけ引っかかるところがあった。
パートの存在だ。
パートのおばちゃんは芦川の味方だったが、今時のおばちゃんはそうだろうか?
おそらく私と同世代、私だったら押尾を応援したくなる。

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