DREAMLESS 夢無子写真集
夢無子
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刊行日 2022/04/18 | 掲載終了日 2022/06/08
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内容紹介
コロナ禍の世界を写真の力で変える、大型新人の写真集
【内容】
写真家オーディション「SHINES」で受賞した大型新人、夢無子(むむこ)の初写真集です。写真集の前半は、世界50カ国をめぐる放浪の旅で出会った人々や美しい風景。夢無子はこの旅で多様な文化を吸収し、国境を超えるボーダレスな作家となりました。
しかし2020年、新型コロナウイルスで世界は一変します。人々はふれ合うことも、国境を越えることもできなくなりました。
夢無子は、北海道から九州まで国内を放浪する旅へ。写真集の後半は、コロナ禍の重苦しい空気が垂れ込めます。旅の終着点は太古の大自然を感じる屋久島。夢無子は屋久杉の生命力に圧倒されます。コロナの時代をどう生き抜くのか。写真家はその答えをついに見出します。
本書のページ数は、通常の写真集の倍以上となる416ページ。コロナの前と後でそれぞれ写真集1冊分に匹敵する物量の写真を掲載することで、われわれがコロナで失ったものに対する惜別の情と、コロナを乗り越えて生きようとする前向きの意志、その両方をこの1冊に凝縮しました。
【その他】
・A5変型版・横位置・PUR製本で、持ちやすく開きやすいデザイン ・装幀と序文はグラフィックデザイナーの町口覚氏 ・巻末の解題はアーティストのアオイヤマダ氏
【著者について】
1988年中国生まれ、現日本国籍。大学卒業後、映像制作会社に入社。2015年に退職しアーティストを志す。アルゼンチンをふり出しに、南米・北米・欧州・アジアなど50ヵ国以上を放浪しながら写真撮影を続ける。2019年キヤノンマーケティングジャパンの写真家オーディション「SHINES」で入選(江川賀奈予選・川本康選)。その最終選考会でプレゼンテーションした世界各地の写真、および2020年から2021年にかけてコロナ禍の日本で撮影した写真で、初の写真集「DREAMLESS」を出版。
Instagram mumuko_artist
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784768316115 |
本体価格 | ¥3,000 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
なぜ、タイトルが『DREAMLESS』なんだろう。なぜ、名前が「夢無子」なんだろう。
すこし、おとなになってしまっていたのかもしれない。この国でお行儀よく身につけてきた「心の衣」をまとった、わたしが、おそるおそるページをめくる。
ほら、こんな場所があるんだよ・・・こんな、生き物がいるんだよ・・・
地名、名前。写真にはなんにもおいてはくれない。
でも、わたしは一瞬にそこにいた。わたしは、一瞬にであっていた。
否応無しに、ひとりにされる。まわりの人と相談はゆるされない。
目の前にある圧倒する存在感。
この国では、いちにんまえのおとな。じゃ、ここでも同じことが言えますか?
ひきあわされた人たちは、もちろん、わたしの知らない人。そして、わたしを知らない人。
いきなりに、わたしは心の衣をはがされて、はだかのままで、はだかのままのひとにであう。
だけど、その距離は、夢無子さんとその人との距離なのでしょう?なのに、こんなに肉薄させられる。
伝わってくる、愛、不安、失望、希望、生のインパクト。そして、夢無子さんからのメッセージ。
「世界がどう」そんなことはいい。「いきる」そこに、うごく「こころ」は、夢を求めて自由になっていく・・・