おなおしやのミケばあちゃん

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刊行日 2022/04/20 | 掲載終了日 2022/04/20

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内容紹介

はるばあちゃんの駄菓子屋の床下に、こわれたおもちゃを直してくれる「おなおしや」がありました…


ミケばあちゃんは、はるばあさんがやっている駄菓子屋でくらす三毛猫です。店の床下には、ミケばあちゃんがこわれたおもちゃを直す「おなおしや」がひそかに営まれていました。お客さんが減った駄菓子屋をはるばあさんが閉めると知ったミケばあちゃんは、おなおしやに運ばれてくるおもちゃたちと一計を案じますが……。床下の世界を迫力満点に描いた1冊です。

はるばあちゃんの駄菓子屋の床下に、こわれたおもちゃを直してくれる「おなおしや」がありました…


ミケばあちゃんは、はるばあさんがやっている駄菓子屋でくらす三毛猫です。店の床下には、ミケばあちゃんがこわれたおもちゃを直す「おなおしや」がひそかに営まれていました。お客さんが減った駄菓子屋をはるばあさんが閉めると知ったミケばあちゃんは、おなおしやに運ばれてくるおもちゃたちと一計を案じますが……。床下の世界を...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

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販促プラン

【著者紹介】

作・絵 尾崎玄一郎(おざきげんいちろう)

東京都生まれ。東京藝術大学大学院油画専攻修了。作品が現代日本美術展入選、JACA展特別賞受賞など高い評価を得る。子ども絵画教室OZ代表。尾崎由紀奈との共著の絵本に『おにろうのおつかい』『おしいれじいさん』『きしゃのゆ』『きっさ すなどーひー』(福音館書店)などがある。


作・絵 尾崎由紀奈(おざきゆきな)

神奈川県生まれ。東京藝術大学美術研究科修士課程日本画修了。2005年より尾崎玄一郎とのユニットOZCO.などで絵本の制作を始める。

【著者紹介】

作・絵 尾崎玄一郎(おざきげんいちろう)

東京都生まれ。東京藝術大学大学院油画専攻修了。作品が現代日本美術展入選、JACA展特別賞受賞など高い評価を得る。子ども絵画教室OZ代表。尾崎由紀奈との共著の絵本に『おにろうのおつかい』『おしいれじいさん』『きしゃのゆ』『きっさ すなどーひー』(福音館書店)などがある。


作・絵 尾崎由紀奈(おざきゆきな)

神奈川県生まれ。東京藝術大学美術研...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784033501901
本体価格 ¥1,400 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

駄菓子屋のはるばあさんと三毛猫のミケばあちゃん。古い店の床下には、秘密のミケばあちゃんの「おなおしや」がある。もう誰からも顧みられない壊れたおもちゃや忘れられたおもちゃたちをミケばあちゃんは蘇らせる名人。古いおもちゃたちの寂しさを知っているからこそ、もう一度命を吹き込みたい。直して使う文化が廃れようとしている今だからこそ、もう一度考えてみたいテーマ。SDGsにも通じることです。尾崎玄一郎さんと尾崎由紀奈さんの独特の世界観が好きで、見えないものや片隅にあるものへの視線がここでも描かれています。

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昭和の子供だった自分には猛烈にノスタルジック。
これは子供たちと一緒にぜひ読みたい、と直感的に思わせる一冊。
鼻眼鏡をかけた猫のおばあちゃんが左下にある水玉模様の不思議な物体に目をやっている。見つめあっているようにも見える。
この物体は絵本の中で重要な役割をするアイテム。
懐かしい駄菓子屋さんの雰囲気と、そして街並み。
子供たちは、これ何、これは?と聞くだろう。
私たちは、この絵本の終わりに出てくる大人のように、ああこれはね、こっちのこれはね、と子供だった頃を思い出して語るだろう。一緒に作ってみようか、となるかもしれない。文化の再発見にもつながる。
出版されたらぜひ小学校に持ってゆきたい。

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話しはいいんだけど、絵が好みじゃないし字が小さい気がします。
ノスタルジーなのでしょうが、子供にはわからない。
ただ、物を大切にする心とかは伝わると思います。
いい作品です。子供むけではないかもしれない。

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ちっちゃいころの近所の駄菓子屋さん。「はるきや」のように、重そうな蓋付きの透明なガラス瓶にいろんなお菓子。10円だったり30円だったり値札がついていて、紙袋に軽量容器ですくったおかしをおばちゃんが、ざらざら~っといれてくれました。放課後、とてもたっぷりあった時間のちょっと贅沢なおたのしみでした。そう!その時の「あの紙袋」に不透明絵の具で描きこんだような絵本です。そのせいか、レトロな存在感がたっぷりですね!
はるばあさんも、ミケばあちゃんも歳をとっていて、やがてはこの世から去る日が来ます。生きて命を与えられている間は、背筋を伸ばし自分なりの力で、誰かのお役に立ちたいと思っています。
ねこのミケばあちゃんのお仕事は「おなおしや」。ずいぶん熟練の職人さんです。おもちゃが傷ついた時、カエルさんやら、柴ワンコさんやらがゆか下の作業場へおもちゃたちを連れてきてくれます。でも、壊れたおもちゃたちが思うように、壊れて必要とされなくなったら、役に立たなくなったら、生きている価値はないのでしょうか?
ミケばあちゃんは、おなおしや。なおせば「まえより よくなる」そういう仕事をしてきたのです。でも、まえよりよくなっても、必要とされないと思うならば、元の場所に帰らなくてもいいんだよ。また、いい出会いを待てばいい・・・そこで、ぞんぶんに役に立つことを満を持して待てばいい。自分の命の価値を信じて生きよう。休んでもいい。もっとよくなればいい。もしまたこわれたら、ここにおいで。私がなおしてあげるよ。そんな、ミケばあちゃんの思いは、わたしの、うずくまった心を、あたたかく ” おなおし ” してくれます。ありがとうございました。

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今もミケばあちゃんがいてくれたらなあ~と思ってしまいました。
昔、駄菓子屋さんは子ども達のパラダイスでした。小銭を握りしめておばあちゃんに渡すと美味しいお菓子と交換してくれるのです。算数は苦手でも、駄菓子での足し算、引き算は難なくできました(笑)「お金」の価値を教えてもらった所でした。随所に出てくるお菓子の懐かしいこと。孫達に読み聞かせしてみたい絵本です。

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駄菓子屋に住む猫のミケばあちゃんが 壊れたおもちゃをなおしてくれるのです。
おもちゃを長年、大切にすることが 子どもたちの時間を守ってくれているようで読むとうれしくなります。
今は見なくなった駄菓子屋さんですが、ちいさな子どもたちもおとなの方々と一緒にこの絵本を読んで、どんな場所だったのかおとなに思い出を聞くのもいいでしょうね。この絵がお話をより味わい深いものにしていると思いました。

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閑古鳥が鳴くはるばあさんの駄菓子屋。そこで暮らす猫のミケばあちゃん。夜になると床下をどんどん進み、辿り着いた先はミケばあちゃんの“おなおしや”。不具合がでて、遊んでもらえず時が経ってしまった玩具たちがミケばあちゃんの腕をたよりに、今日も“おなおし”依頼します。
モノに宿った気持ちごとすっぽりと包むように大切に扱うミケばあちゃんに心がほっこりしつつ、はるばあさんの駄菓子屋を守るため、玩具たちと一緒に頑張る健気な姿に、一緒にどきどき!
押しつけがましくなく、モノを大切にする気持ちと、大好きなモノへの愛着を伝えてくれる素敵な作品。

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2人(?)のおばあちゃんが登場しますが、主人公は猫のミケばあちゃん。駄菓子屋のはるばあさんは、店の閑古鳥で閉店を考えていますが、ミケばあちゃんのおなおしやは大人気。床下のラムネびんが並んでる絵は壮観です。器用なミケばあちゃんの手つきにも感動しました。

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読後、とても温かい気持ちになりました。
昔ながらの玩具はいつまでたっても楽しいものです。私も好きです。もし壊れてしまっても、ミケばあちゃんが直してくれる…これは心強い!うちの軒下にもいてほしい!

絵も、どこか懐かしいかんじで、とても魅力的でした。
ミケばあちゃんが本当に愛らしい!老猫好きにはたまりません。表情が素敵です。
絵を隅々までしっかり楽しみたいので
発売が楽しみです。

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ある駄菓子屋には、2人のおばあちゃんがいました。ひとりは駄菓子屋の主人、はるばあさん。もう1人は、猫のミケばあちゃん。ミケばあちゃんは、はるばあさんが夜寝ると、家の軒下へ。そこでミケばあちゃんは、お直し屋さんをしています。メンコにお手玉、ゴムひこうきにたこ。次々直すミケばあちゃん。ある日、はるばあさんが、人も来ないので、そろそろ駄菓子屋を閉めようかな、と思います。それを聞いたミケばあちゃんとゴムひこうきとたこは…
今はなかなか、昔の道具で遊んだり、壊れたら直して遊ぶ、なんてこともなくなってきたりしている中、昔はそうだったんだ。と子どもたちが気付いたり、ずっと長く使うことを覚えたりするのにステキな絵本だと思いました。
また、忘れ去られていたゴムひこうき、良かった!

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はるばあさんの駄菓子屋に住んでいる、猫のミケばあさん。実はおもちゃのお直し屋さんをしています!という楽しい設定の絵本。内容はセンチメンタルで、子供というよりは「駄菓子屋」を知っている大人向け。現代の子供にとって、出てくるおもちゃはもはや「昔の子供図鑑」に出てくるレベルの知らないもの。ちょっと難易度高いかな…と思います。ただ、ミケばあさんの姿は、猫好きにはたまらない!おじさん座りしてたり、ゴムを引っ張って足を突っ張ってたり、とても癒されました。

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床下に、こんなに素敵な空間があったら行ってみたいです。
絵本としては、絵が子ども向きではないかもしれません。
ぱっと目を惹かれるのは大人(親)の方かなと。大切なおもちゃも、時とともに使わなくなって忘れてしまう、そんなおもちゃを直してくれるみけばあちゃん。みけばあちゃんも出てくる蛙もリアルに描かれていて、現実にいそうです。
物を使い捨てるのではなく、大切に使って、修理をしてまた大切に使う。
今はほとんど使い捨て、でも、そうではないものもある。
物を大切にしたいなと思った。

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ノスタルジックで素敵。昭和世代は古い物は価値が低いとなんやかんやで植えつけられてきた気がするけど、sns世代は新しくても古くても良い物は良いと取り入れてる気がする。大人こそ物を大事にすることを学ばなきゃと思いました。

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単純だけど表紙に惹かれて読んでみた。
ミケばあちゃんの表情がとても良い!
年齢的に懐かしいなぁと思いつつ読んだ。
ただミケばあちゃんの店はとても魅力的で細部までワクワクしたけど、はるばあさんの店がどうも…。うーん。
流れ的にそうなのかもしれない。
お話はとてもよかったです。

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