リディムくんとメロディーちゃん

色鮮やかでこどもたちの目を引くことは間違いなし❗
ラップに興味のあるなしに関わらず、韻をふむのは全世界共通の言葉遊びなので是非とも読み聞かせで読んでみたいと思いました。

ただ、ラップは不慣れなので三木道三さんのYouTubeを見て、息継ぎのタイミングやどこを強調するか、こどもたちとの掛け合い等々、かなり練習をつまないといけない感じがしますが、練習している自分を想像するだけで楽しそうです。

中学生が小学生に読み聞かせするときに使ってもらうとかっこよく読んで(歌って)くれそうな気がしてきました。

読んでみましたとも！ラップで。リズムがつくと自然にことばが弾み出す。リディムくんとメロディーちゃんの双子兄妹のある一日。お天気はいいし、気持ちもノリノリ。ファンキーでポップなイラストがまた追い討ちをかける。親子で読み合う、きょうだいで読み合う。教室で二手に分かれて読み合う。動画なんか上げて、いろんなバージョンを見聞きしてみたい！！

オノマトペを使ったリズム感のある言葉と明るい色彩の絵で、ページを進めるほどにウキウキした気分になってきます。何度も繰り返し読みたくなる不思議な魅力のある絵本です。親子で楽しめる読み聞かせに適した本だと思います。

たまに子どもが夢中になる本があるんです。まさにこれですね。
もう1回！もう1回！って何度もリクエストされそうです。
ビビットな色使いで目を引く可愛いイラストは見ているだけで心踊ります。
自然と歌うように読んでしまう。読んでる方も聞いてる方も楽しくなっちゃう。楽しさが詰まった1冊！

先日知人と、呼吸法についての話をしていた時のこと。
ストレスや何かで、バランスを崩してしまった時、うまく呼吸ができないと感じる時、色々な対策はあるだろうが、手元にある何か書かれたものを手に取って、とにかく音読してみることは助けにとるはず、という話だった。スーパーのレシートでもいい、とにかく声に出してみることは心身のリズムを整えるんだよ、と。それ以来音読の意味合いが少し変わった。でもどうせ読むなら、こんな本がいい！と思えた。声にだす本。いいですね！

読み終わってまずリディムを辞書引きました。
わたしこういう言葉の引き出しがほしかった！と気がつかせてくれます。オノマトペ。擬音。日本語特有とも言われる非常に抽象的かつ具体的な表現をもっと身につけたいおとなに。日本語の独自の素晴らしさを伝えたいお子さまへ。
お子さまはポップで元気なイラストや彩色により理解が深まるでしょう。たのしくて明るい個性的な日本語の世界へようこそ。

本書は、リディムくんとメロディちゃんが二人で遊びに行くという話だ。二人は明らかに人間ではないが、きっと妖精かなにかなんだろう。出てくるキャラもどれもキモかわいいとでも言うのだろうか。とくにあらすじらしいものは感じられないが、色鮮やかな絵で描かれているので、小さい子はきっと好きになると思う。

幅広い年齢が楽しめる絵本
赤ちゃんは大人の読み聞かせのライミングにケタケタ笑い、幼児は暗記してどんどん上手になっていく。
飽きることない不思議な絵本
短いストリートの中に、たくさん冒険しながらも最後はちゃんとお家に帰り、温かい気持ちで閉じる。
練習して大人も楽しくかっこよく読み聞かせたい！
大勢の子供達の場にあったら更にみんなで楽しめると思う。

ポップで元気の出る絵とリズミカルなレイアウトがすごくカッコいいですね。三木道三さんご自身が読み聞かせ実演動画をTwitterにアップしてらっしゃるので、ぜひ見てみて下さい。ミュージシャンがリディムにのせて読むとまるで絵が動きだすようですよ。

色がはっきりとしていて、目に飛び込んでくる面白い形の絵本だと思いました。
好みがわかれそうですが、歌うように読めるのは、本を得意としていないお母さんやお父さんも入りやすいのかもしれません。
目で楽しんで、音で楽しんで、ただ読むだけではないと言うのは面白いです。

「絵本」というと「絵とテキストが書かれた子供向けの本」くらいにしか思ってなかったけど
「リディムとメロディー」にのせて物語が進んでいくから、一気に引き込まれ、気付いたら何度もリピートしてた
考えたら「絵本」は、大人が子供に読み聞かせるシーンも多く、何も子供だけのものではない

となると
「絵本」というと「絵画と言語で作られた芸術」となるし
「リディムくんとメロディーちゃん」は、このままでも最高に素敵な芸術品だけど
そんな才能に触れさせてもらうことで「最後は、子供と一緒に『芸術（絵本）』を作り上げてね、どうぞ」って
言われてる気がして、アートの深さを感じ、とても幸せな気持ちでいっぱいです

ありがとうございました