新美南吉童話集

ごんぎつね・手ぶくろを買いに など(100年読み継がれる名作)

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刊行日 2021/12/21 | 掲載終了日 2022/06/23

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内容紹介

小学生から大人まで、何度でも楽しめる「新美南吉」の名作12話・詩2編

「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」「でんでんむしの悲しみ」、代表的な詩「貝殻」など、約100年読み継がれている新美南吉の名作12話と詩2編を収録した童話集。孤独と病のなかで書いた、南吉の優しく、強く、美しい童話を、イラストレーター杉山巧がダイナミックな筆致で描きます。巻末には、【解説】と、写真つき【「新美南吉」文学の世界】19歳の南吉が未来への希望を明るく詠った詩「明日」を特別掲載。大判ソフトカバーで読みやすく、漢字はすべてふりがな付き。小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊です。

ごんぎつね/子どのすきな神様/木の祭り/花のき村とぬすびとたち/がちょうのたんじょう日/二ひきのかえる/おじいさんのランプ/手ぶくろを買いに/牛をつないだつばきの木/去年の木/でんでんむしの悲しみ/一年生たちとひよめ/貝殻【詩】/明日【詩】「新美南吉」文学の世界 解説 (児童文学作家 鬼塚りつ子) 

小学生から大人まで、何度でも楽しめる「新美南吉」の名作12話・詩2編

「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」「でんでんむしの悲しみ」、代表的な詩「貝殻」など、約100年読み継がれている新美南吉の名作12話と詩2編を収録した童話集。孤独と病のなかで書いた、南吉の優しく、強く、美しい童話を、イラストレーター杉山巧がダイナミックな筆致で描きます。巻末には、【解説】と、写真つき【「新美南吉」文学の世界】19歳の...


出版社からの備考・コメント

ご覧いただけるのは一部抜粋したものとなります。

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おすすめコメント

ウクライナ・ゼレンスキ―大統領が日本の国会演説にて、新美南吉の「二ひきのかえる」を挙げました。ぜひ店頭展開にご活用ください。POPのご用命は世界文化社販売部までお電話ください。

ウクライナ・ゼレンスキ―大統領が日本の国会演説にて、新美南吉の「二ひきのかえる」を挙げました。ぜひ店頭展開にご活用ください。POPのご用命は世界文化社販売部までお電話ください。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784418218271
本体価格 ¥1,200 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

12のお話と2篇の詩を編んだ『新美南吉童話集』。色褪せることなく読み継がれるのには、時代を問わず人の心を洗うような清冽で真っ当な世界がそこにあるからです。生きることや人生の悲しみや苦しみを描き込みながら、それのみにとどまらず普遍的な心の持ちようまで昇華させているところに、南吉の真髄があります。29歳という若さで早逝した南吉の凝縮された人生の投影もそれを裏打ちしているでしょう。ことばの注釈も親切で、子どもたちにも読みやすい構成は自信を持って勧められるもの。「ごんぎつね」「二ひきのかえる」のみの公開でしたが、あとは紙の本で読み継ぎます。きっかけを下さってありがとうございます。

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小さい頃、「手ぶくろをを買いに」が大好きでした。
大人になり愛知県半田市の新美南吉記念館を訪れ、一面に咲いていた彼岸花に圧倒されました。童話だけでなく写真つき解説もあり、新美南吉が大好きだったふるさとが載っています。
大人になって読んでみても、南吉の童話は心に響き公開されていないものも読んでみたいと思いました。

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国語でごんぎつねの並行読書に良いものを探していましたので、読ませていただきました。
目次で作品別にどんな内容なのか簡単に書かれているので、興味を持ったお話から読んでいくことができそうです。
注釈が細かく書かれていて、知らないお話も読みやすいと思います。
最後の新美南吉の解説から29才と若くして亡くなった事実を知ったあとの「明日」、とてもメッセージ性が高いと感じました。
ただ作品を羅列しているのではなく、教科書の作品を書いた昔の作家に親しみを持てる構成が素晴らしいと思います。

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はぁ~っ、やっぱり良いですね。読んでいて安心します。これだけ時代が変わっても読み続けられている、新美南吉と言う作家の偉大さを改めて痛感します。
さすがに、今どきの子供にはイメージしづらい言葉の注釈が同ページにあるのは、嬉しいですね。
作者についてのページも興味をそそられます。ぜひとも、当校蔵書に加えたいと思いました。

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子どもの頃に読んだ「ごんぎつね」をひさしぶりに再読。大人になってから読む新美南吉の童話は、より味わい深く、心に染み入るものでした。
NetGalleyで公開されていない他の作品も読みたくなりました。

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新美南吉が懐かしく、NetGalleyで読みました。「ごんぎつね」と「二ひきのかえる」、新美南吉の文学の世界が読むことが出来て、楽しかったです。「ごんぎつね」は、何度か読んでいますが、何度読んでも悲しくなります。これ以外の話も読みたくなりました。

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ウクライナ大統領が国会演説で「#にひきのかえる」を挙げたという話が添えられていた。抜粋で、ごんぎつね、にひきのかえる、をゲラで拝読。
彼の文学には、生まれ育った愛知県半田市の自然が常に背景にあるという。
にひきのかえる、は読んだことがなかったがどこか知っているような聞いたことがあるような、懐かしさを覚える短いお話だった。喧嘩している(きっかけはささいなこと)緑の蛙と黄色の蛙。取っ組み合っていたところ、寒い風が吹いてきて、もうすぐ冬だと思いつく。このけりは春になったら!。そして春。お互いの泥を落としてみたところ、初めはお互いの体の色をけなし合っていた二人は、君の緑は美しい、君の黄色も素晴らしい、ゆっくり眠ったあとは、人間でも蛙でも、機嫌よくなるものなんですね、というお話。喧嘩はもうやめよう、となる。
(がまくんとかえるくん、を思い出す)。

写真がたくさん添えられ、物語の裏側にある彼の人生をたどる本。
結核で29歳で亡くなられていたとは。

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