レーテーの大河

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刊行日 2022/05/23 | 掲載終了日 2022/05/22

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内容紹介

運命の車輪は回り始める。日本を揺るがす“危険な積み荷”とともに。江戸川乱歩賞作家が時代の闇に挑むノンストップ・サスペンス!

終戦時の満州、そして五輪開催直前の東京。二つの「昭和」を貫いて走り始めた機密列車の後ろ暗い任務とは。
楔になろうとした男たちの、捨て身の作戦とは。

終戦間際の混乱で親を失った三人の戦災孤児。関東軍の機密物資を日本に運んだ2人の陸軍中尉。

焼け野原から復興へーーオリンピックを目前に急ピッチで東京の整備が進む中、日銀の現金輸送担当者が線路に転落死を遂げた。

事として処理されるはずだったその死を合図に、二度と交わるはずのない人生が再び交差する。

そして、運命の列車は走り始める。

俺たちは駒だ。だが、駒だって逆らう。

運命の車輪は回り始める。日本を揺るがす“危険な積み荷”とともに。江戸川乱歩賞作家が時代の闇に挑むノンストップ・サスペンス!

終戦時の満州、そして五輪開催直前の東京。二つの「昭和」を貫いて走り始めた機密列車の後ろ暗い任務とは。
楔になろうとした男たちの、捨て身の作戦とは。

終戦間際の混乱で親を失った三人の戦災孤児。関東軍の機密物資を日本に運んだ2人の陸軍中尉。

焼け野原から復興へーーオリンピックを目前に...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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著者・担当編集共に楽しみにお待ちしております。

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出版情報

ISBN 9784065275429
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

戦後、2人の若い兵士に助けられて満州から日本へ帰ってきた3人の子どもたち。時を経て、兵士側と子どもたち側で別々に進むストーリーが交差し、起こる悲劇に絶望を感じます。事を起こした彼らは、正義感というより、戦争で生き残ってしまったことへの罪悪感から自己犠牲の気持ちが生まれているような気もしました。使命感なんか捨てて、河の水を飲んでほしかったです。

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終戦間際の満州から引き揚げで、親とはぐれた3人の子供と彼らを助けた2人の陸軍中尉。
それぞれのストーリーが進みながら、昭和39年のオリンピック目前に再び彼らの人生が交差する。

読みながら物語の世界がずっと灰色の世界に思えました。
3人の子供たちの暮らしに日が射さないようなそんな世界。
そして、助けてくれた陸軍中尉と再び交差し、列車が走り始めて、彼らに明るい日差しがさすのだろうかと夢中で読みました。

読み終わり、レーテーの大河の水を飲んだら彼らは幸せに生きられたのだろうか、飲まずに幸せになることもあったのだろうかとしばらく考えてしまいました。

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終戦直前の混乱から
戦後の復興とオリンピックまで
謎がつながっていて最後にきちんと
回収されていくところが
伏線大好き読者としては良かったです。
時刻表トリックや列車ミステリー
社会派ミステリーが好きな方にオススメです。
唯一の心残りは、幼なじみ3人が
誰もスッキリ幸せにはなれないところですが
現実はそんなものなのだと考えれば
逆にこの話に相応しい終わり方なのかとも
思えました。

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終戦直前の満洲で命令に背き3人の子供を救った2人の兵士…時は流れ東京オリンピックに沸き立つ日本で密かに闘う人達の物語。終戦を迎えても終わらない怒りや哀しみは若者達の夢や希望、将来までも奪ってしまう。人は何故、戦争をするのか?利益を得るのはほんの一部の人だけで、大勢の人は巻き込まれて酷い目にあう。時代の流れと共に忘れてしまい、美しい思い出に置き換えなくては生きてゆけなかったのかもしれないとも思う。それでも忘れる事なく、忘れたふりも出来ず闘う姿は切なく、哀しい。

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忘却の彼方に追いやられ
時代に忘れられる者の側に立つ
という決意が心に響く。

技術をEntbergenするばかりで
ἀλήθειαが身に付かない日本人
それは戦前も戦後も変わらない。

φύσιςを解明し発展してきた
科学技術と真理は
覆い隠すものを取り除くという
同様な行為をするのにも関わらず
一方で満足したのか他方を怠ってきたツケは
いつか誰かが支払わなくてはならない。
その事を忘却の淵に沈めず
今も考え行動し続ける存在が
少しでも日の目を見る世界を
作っていかなければと
襟を正すことになった。

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