駆ける(2)少年騎馬遊撃隊

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刊行日 2022/06/15 | 掲載終了日 2022/06/14

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内容紹介

戦う者の魂、誇り、気高さ

毛利対尼子、熾烈なる最後の戦い。

心震える、ラスト30P。

第13回角川春樹小説賞受賞作続篇、誕生。

誰もが、夢に向かってもがいている。

その美しい姿――。

吉川元春に拾われ、騎馬遊撃隊を率いるようになった少年・小六。

尼子再興を願う猛将・山中幸盛(鹿之助)。

それぞれが異なる強さを求め、あがき、抗う。

そして譲れぬ想いを賭け、最後の決戦の火蓋が切られる――!

読んで味わう、戦場の臨場感。

感動歴史ライブエンターテインメント!

【稲田幸久】(いなだ・ゆきひさ)

1983年広島県広島市生まれ。広島県広島市在住。大阪教育大学大学院修了。広島県安芸高田市職員として勤務後、退職。フリーランスでチラシ作成等を行う傍ら、執筆。前作『駆ける 少年騎馬遊撃隊』でデビューを果たす。


戦う者の魂、誇り、気高さ

毛利対尼子、熾烈なる最後の戦い。

心震える、ラスト30P。

第13回角川春樹小説賞受賞作続篇、誕生。

誰もが、夢に向かってもがいている。

その美しい姿――。

吉川元春に拾われ、騎馬遊撃隊を率いるようになった少年・小六。

尼子再興を願う猛将・山中幸盛(鹿之助)。

それぞれが異なる強さを求め、あがき、抗う。

そして譲れぬ想いを賭け、最後の決戦の火蓋が切られる――! ...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784758400001
本体価格 ¥0 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

前作がとても心に残り、その続編をぜひ読んでみたくてリクエストしました。
騎馬遊撃隊を率いるようになった小六、尼子家再興を願う山中幸盛。二人に再び出会え嬉しかったです。
登場人物たちが駆け抜け、馬蹄の響きが聞こえ、吹く風を感じ、草や土の匂いがしてくるようでした。
小六を見守る浅川はもちろん、歴史に疎い私でも知っている新たな登場人物たちが魅力的に描かれていました。

内容紹介に「心震える、ラスト10P」とありましたが、ラスト60P心が震え続け、泣きながら読みました。
歴史小説を読みなれていない私でも十分楽しめたので、歴史小説にあまり触れない人にこそ前作と合わせておすすめしたいです。

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双方の陣営が魅力的に描かれているので
どちらの立場にも感情移入できましたが
終盤ではやはり一人一馬に肩入れずには
いられませんでした。
感情移入させたいだけでしたら
一人の人物に注視させた方
が良いのでしょうが
歴史を俯瞰的に見る視点も同時に
持たせたいとお考えなのか
両陣営に共感していました。
勝者も敗者も生者も死者も等しく。

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あの戦国の世の馬と人との物語に続編が。
一つの国家として平定されるに至るまでには、たくさんの争いが繰り広げられ、名もなき人々が運命に翻弄されてきたんだな、と、戦火に巻き込まれる心配をせずに暮らす今を思う。
主従関係、領土の奪い合い、駆け引き、権謀術数、裏切り。
家族を失う哀しみ、恨み。
散る命、守る命。
一人一人の人物への描き込みが丁寧で、心情描写に溢れている。

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歴史小説をほとんど読まなかった私が前作を読んでから歴史小説読む事が多くなったきっかけの作品の2作目だったので読むことが出来て嬉しかったです。
読み終わるのがもったいなくなってしまうほど今作も良かったですし、泣きました。
前作同様に尼子の動きに泣かされました。

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前作の疾走感や強い絆が今でも記憶に新しく、こんなにも早く続編が読めるとは思っていなかったので、とても嬉しい再会。序盤から息もつかせぬ展開。登場人物の生き様や強い信念がひしひしと伝わってくる描写で、大切な人を思うそれぞれの気持ちが痛いほど伝わり、終盤はただただ涙が止まらなかった。吉川軍と尼子軍、双方ともに騎馬隊をパワーアップさせ、迎える最終決戦。故郷のため、家族のため、仲間のため、主のため、この世を去った人たちのため。胸に熱い思いを抱きながら、戦国時代を駆け抜けた人々と馬たちの物語。人間と人間だけでなく、人間と馬との深い絆がより一層伝わる本作。大きな期待を持って読み始めたが、全く裏切られることなく、最後まで一気読み。まだ前作を読まれていない方は、前作を先に読むことを強くおすすめします。

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