人間みたいに生きている

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刊行日 2022/09/07 | 掲載終了日 2022/09/22

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内容紹介

食べることそのものに嫌悪を覚えている女子高生・三橋唯(ゆい)。

「食べること」と「人のつながり」はあまりに分かちがたく、孤独に自分を否定するしかなかった唯が、はじめて居場所を見つけたのは、食べ物の匂いが一切しない「吸血鬼の館」だった――。

自分と社会の不一致に苦しみもがきながらも光を探す、希望の物語。


食べることそのものに嫌悪を覚えている女子高生・三橋唯(ゆい)。

「食べること」と「人のつながり」はあまりに分かちがたく、孤独に自分を否定するしかなかった唯が、はじめて居場所を見つけたのは、食べ物の匂いが一切しない「吸血鬼の館」だった――。

自分と社会の不一致に苦しみもがきながらも光を探す、希望の物語。



出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。


おすすめコメント

<佐原ひかりさんからのメッセージ>

バレンタイン、手作りの友チョコが苦手でした。でも、円満な人間関係のため受け取っていました。

何を食べてどう生きるか、かぎりなく個人の体のことなのに、社会性や、人間性が絡んでくる。

「食」ってふしぎだなあ、と思います。

あかるく、おいしく、しあわせに。

自分はそうではないと、口に出せず生きている人もいると思います。だから書きました。

食べるのが苦手な人にも、そうでない人にも届けていただけたら幸いです。


▼担当編集者より▼

佐原ひかりさんは、第二回氷室冴子新人文学賞を受賞され、『ブラザーズ・ブラジャー』(河出書房新社)にて、

2021年にデビューされた新しい期待の作家です。

本作は、食べることが気持ち悪くて食事する行為そのものに嫌悪を覚えている女子高生を主人公とし、

「食べること」と「人とのつながり」の分かちがたさを前に、ひとり孤独に苦しむ彼女が、自分の心身と向き合う小説です。

自分が、みんなの共有している「しあわせ」に加われないと感じている人に、大変だったねと語りかけるようなこの小説を、

多くのひとに届けていただけたらと願っております。

ぜひ応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!


<佐原ひかりさんからのメッセージ>

バレンタイン、手作りの友チョコが苦手でした。でも、円満な人間関係のため受け取っていました。

何を食べてどう生きるか、かぎりなく個人の体のことなのに、社会性や、人間性が絡んでくる。

「食」ってふしぎだなあ、と思います。

あかるく、おいしく、しあわせに。

自分はそうではないと、口に出せず生きている人もいると思います。だから書きました。

食べるのが苦手な人にも...


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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784022518590
本体価格 ¥1,800 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

食の社会性が人間関係に
こんなにも直結するのだと
普段意識していないからか
とても新鮮に受け取りました。
人に近づき過ぎると自他を同一化し
少しの違いも嫌悪し
遠過ぎても孤独と慕情と誤解に苦しむ。
何を誤解しているのか
十分に近づかない限り
気付くこともないまま...。

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食べることが気持ち悪い主人公があまりにも生き辛そうで、当たり前に食事をする私には想像もできない世界でした。
一人で抱え込んでしまい、周りの友達や家族にも本当を隠しながら合わせる。
そんな主人公がとても苦しかったです。
それでも新たな居場所を見付けて、いろんな人と出会い、食べることやどうしようもない気持ちに落としどころを見つけた主人公。えらいです!
泉さんとケンカしてしまった時はつらすぎてひやひやしましたが、希望の見える終わり方でよかったです!
食べることについてなんとも思わずに生活していたので、なかなかない読書体験でした。面白かったです。
ありがとうございました!

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食べる行為が気持ち悪くて食べられない。普通の人のようには食べられない辛さを一人で抱えていた唯が、吸血鬼と呼ばれる泉と会うことで心をほぐされていく。
自分では想像できない辛さに共感するのは難しいけれど、話を聞く、相手を見ることはできる。
唯が前を向くためには、泉以外の人たちの理解が必要で、それをどうやって求めて、得ていくのか。打ち明けられた家族や友人はどんな反応をするのか。
ずっと隠してきたことを打ち明ける不安に共感し、唯を応援したい気持ちでいっぱいになる。

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食べることが気持ち悪い。周りが当たり前にしていることが出来ない主人公の孤独感と苦悩が目の前に溢れていてとても辛かった。
泉さんと出会って、少しずつ経験を重ねて。
そうやってちょっとずつ前に進む主人公の姿が凄くカッコよかった。
行き辛さを抱える人にも読んで欲しいし、そうでない人にも知るきっかけになる本だなと思う。

人間みたいに生きている人達が
自分らしく生きていけるように
沢山の方に読んで欲しいです。

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人として生きる上で当たり前に必要で根源的な"食べる"ということがどうしてもできず、孤独に苦しむ女子高生・唯。それを家族にも友人にも誰にも言えなくて、常に自分を押し殺し嘘で固めて無理に振る舞う毎日を続けていた彼女が、何と出会い、何に気づき、どう行動したのか…。

これは究極に生きづらい自分と向き合おうとした人の、叫びと許しの物語。

このテーマの斬新さと話の展開の深さ、主人公の気持ちの描写力に驚嘆!そして無理解で理不尽に見えた周囲に、自分の本音を言葉にできる場や、それを聞いてくれる人がいる、という救いに、涙せずにはいられなかった…。

読後、きっと自分を好きになれる1冊。

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食べることを苦痛に感じている唯。多くの人がごく普通に、というかむしろ、楽しさや幸せを感じている行為だからこそ、それが苦痛だと言い出せない。それに、他のことと違って、食べるという行為は命と直結しているから、嫌だからしないと言うわけにもいかない。本当に大変だと思った。唯が「生きたくないわけじゃない」というのがよかった。冒頭の表現に説得力がありすぎて、食べることが気持ち悪いことのように思えた。感受性の強い中学生とかが読んだら、本当に食べられなくなりそうで、ちょっと心配(笑)

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食べることに嫌悪感を持つ女子高生の唯は、吸血鬼の噂を聞いて古い洋館を訪れます。血しか飲めない吸血鬼なら自分の孤独を理解してもらえると思ったのです。
友達と食事に出かけたり、会社の同僚と飲んだりして、食べることは人間関係を良くする潤滑油ですが、食べられなかったり、食べることを不快に感じる人たちもいます。
食べ物系の小説が多すぎで、食べ物が絡むとたいてい幸せな話になっちゃうという唯の愚痴には思わず笑ってしまいました。私も同じ理由であまり好きではありません。
佐原ひかりさんは「ブラザーズ・ブラジャー」を読んでファンになりましたが、マージナルな人々を描くのが上手いと思います。これからも楽しみにしています。

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友人とまたご飯行こうな!なんて合言葉のように言い合う。同じ釜の飯を食うという言葉のとおり、一緒に食卓を囲むとぐっと親しくなるってことは経験としてある。
しかし、この物語の主人公・唯は「食べること」それ自体が苦手。
苦手というよりも嫌悪を覚えている。
例えば、私たちが山盛りの蝉の唐揚げを美味しいから食べてと皆に笑顔ですすめられるようなものか。口に入れるのさえ無理だろう。そんな彼女が抱えた苦しみや孤独感は如何程のものか。
主人公の唯の辛さは、それを誰にも理解されないこと。
不安や感情をさらけ出せるって大事なことですよね。
悩み苦しみながら唯が答えを探し続ける姿に強さを感じて目を細めた。
私たちは、一人として同じではない。
他者との違いでこれからも傷つくことがあるだろう。
それでも自分らしく生きていこうではないか。

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「食べること」が気持ち悪い度感じる主人公の唯と「吸血鬼の館」に住む人間の血を飲む「食べたいけど食べられない」泉。

食べもの系の小説が最近多く、その殆どが食べることで幸せになっていくという傾向に今まで疑問を抱いたことなかったけど、
食べることを気持ち悪いと感じる人にはたしかに共感されないわな。

食べ物を変形させた死骸の集まりと表現するあたりは今までにない考えでこの先どうなるのかなと読み進めてた。
ラストあたりは「食べれるようになりたい」という前向きな感じになりそれまでの唯から少し前進し今後に期待を持たせる感じるは心地よいけどなんか中途半端感も感じてしまう。

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拒食症ということばは既に知っていて、理解しているつもりでも、ここまで綿密に、感覚的に文章で表現されてしまうと、この症状の大変さというか、深刻さがひしひしと伝わってきます。
もちろん、物語、フィクションとして展開されていくのですが、主人公の生の悩み、もがき、背景、様々な日常での苦しみ、そして、細いながらも希望へとつながる道筋も確かに描かれていて、まさにいま、思春期という迷いの多い時代に生きている子どもたちに是非読んでもらいたいと思いました。
とある人物を洋館とともに出すことで、物語性を高め、そして、展開に起伏をこしらえているところに、作者さんの才能と工夫のあとを感じました。
この作家さん。大人の小説へと舵をきっていくのか、いえいえ、YA,児童書の世界を突き進んでいくのか。作家さんのこれからの進路も気になるみごとな筆致の作品でした。
ありがとうございました。

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作品紹介の著者メッセージの、手作りの友チョコが苦手だったという言葉に共感しリクエストした。
私も友人が作ったスイーツが苦手だ。おにぎりも他人が握ったものは苦手で、作ってもらっても心から美味しいも言えないし感謝もできない。
主人公は女子高生ですが「たべること」と「人とのつながり」という分かちがたいことに悩む大人も少なからずいるはず。

「食べ物」に嫌悪感をもつ唯が訪れたのは「吸血鬼の館」そこに住むのは泉という男性だった。
唯と泉それぞれが「たべること」ということに悩みをもっていた。
二人のやり取りを読みながら、そうだよねと共感していた。
やり取りに共感したけれど、それは分かったふりなのかもしれない。だけど他人と違うこと、他人の価値観での幸せにあてはまらなくて苦しんでいる人にただ寄り添ってあげたいと思った。
YA/児童読み物のジャンルでもあるが、大人にも刺さる作品。発売されたら手元においてまた読みたいと思う。

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拒食症の経験がある人や、嫌いなものが多い人、食に関する困難を感じる人におすすめしたい一冊。
食べることが嫌いな主人公・唯が、最近多いご飯の出てくる小説の中で、一杯のラーメンでなぜ幸せになれるのかわからないと考えるところは、そのとおりと笑ってしまった。
唯は17歳とは思えない、言葉遣いや分析力を持った子だ。
唯が、最初は誰にも心を許せず批判ばかりの優等生だったのに、物語の中でどんどん成長して、友達と本音で話すことができるようになったり、親にはっきり意見が言えるようになる様が爽快で、感動してしまった。

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子どもの頃、鶏肉も魚も食べられなかった。首をひねられたり、頭を出刃でおとされたり、血抜きされるときの生き物が食べ物に変えられていく過程を見たりしたためだ。美味しいとそれを喜ぶ人がいるなら、私の命は鶏や魚以下だから、そんな命に自分の命を構成させてはならないと思っていた。でも別に自己肯定感が低かったわけではなく、鶏や魚の命の価値が、私にとっては他の人より高かっただけだ。
でも、そんなことはわかってもらえなかった。
わかってもらえないことを前提に、次に進む方法を提示してくれる本だった。

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ブラザーズブラジャーが印象的だった佐原さん。
こちらもあっという間に読んでしまいました。
色々と考える作品でした。
私も一時期拒食症で食事に対して問題があったので泉の気持ちが少し分かるような気がしました。
同じように食事に悩んでる人がいてこういった描写がもし大丈夫そうなら読んでみてもらいたい。
治る治らないとかじゃなくて、声に出せないけど自分以外にも他にもいるんだってことが
分かるだけでも違う気がする。
泉の周りの友人や家族が寄り添ってくれていてそこにすごくホッとした。
悩みを吐露したからって離れていく人がいる訳じゃないし、みんな自分なりに理解しようとしてアクションを起こしてくれる。
私は自分で声に出した訳ではないから
それを選んだほうの道は見たことがないけれど理解者がいたらまた違ったのかなとも。
今回のお話は食に対してのテーマでしたが、外枠から見たら同じような事象でも、実際に当事者それぞれの悩んでいることは違う。
一括りにしないでその人となりを見てほしい。
そんなメッセージを貰った気がする。

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気持ちがよくわかります。
私は、パン屋さんへ行くのが好き、カフェのような落ち着くところも好き。でも、必ずテイクアウトです。私の場合は、外食や会食がとても怖いです。気分が悪くなることがあります。
このようになってしまったきっかけは
自分でよくわかっています。以前の職場での人間関係が原因です。お昼休憩中、とにかく辛かった。いじめ、嫌がらせ、酷い悪口、そんなお昼休憩が私にとってとても苦しい時間でした。せっかくのご飯が美味しく食べられなくなりました。
しかし、退職してから少しずつ少しずつ良くなっています。
友達も家族も理解してくれる。
外食できなくたって、テイクアウトがあるし、理解してくれる人がいるので、それだけでも幸せです。
このような小説ってなかなかなかったからなんだか、とても嬉しくなりました。

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佐原さんの「ペーパーリリィ」を読み、躍動感のある文章にひかれ、リクエストしました。本作は一転内面へ向かう物語ですが、自分の気持ちを理解して貰うことさえできないつらさ、もどかしさが伝わって来ました。自分が評価されずにそのままでいられる場所はやはり大切。まずは自分を受け入れようとする唯の強さを応援します。
佐原さんの感情表現がとても好きです。次回作も期待しています。

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これは、私の好みの作品だという予感はしていましたが、予想以上でした!
初読みの作家さん。
読んでいる間じゅう、佐原ひかりさんの持つ感性に、佐原さんが紡ぎ出す言葉の一つひとつに、惹きつけられっぱなしでした。

まず、冒頭2頁で心臓鷲掴みされました。
刊行前じゃなかったらご紹介したいくらい。
川端康成の「雪国」みたいに、
この書き出しは語り草になるのではなかろうか。
その位衝撃的でした。

高2の唯は食べる事そのものに嫌悪を抱いている。美味しい食べ物とコミュニケーションと幸福感はセットになる事が往々にしてある。そうと感じられないのに、人に悟られないように生きている唯の苦悩。

食べに行く事は大好きだけれど、私も小さい時から好き嫌いが激しく、うっかりと嫌いな食べ物と向き合わなければならなくなってしまった時のその打ちひしがれるような絶望感…この場をどうしようかという動揺…唯の気持ちの一端に共感して、この子のそばに行って話を聞いてあげたい…その苦しみを一緒に受け止めてあげたい…そんな思いでいっぱいになりました。

そんな彼女が見つけた居場所。そこでの出来事も、ゆらゆらと垣間見える秘密の香りも、怪しくて、そこで生まれる感情の全てが愛おしくて、気がついたらすっかりこの世界に没入。

佐原ひかりさんの描き出す世界観。
もっとずっと浸っていたかったです。

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家族と食卓を囲む時間が好きだ。祖母のちらし寿司が、母のキュウリの浅漬けが、父のゆで卵入りシチューが、自分で豆を炊いて作るおはぎが、何よりも好きだ。
これまでの人生「食は人の心を解きほぐす」と信じて生きてきた私は、この作品に横っ面を張られたような気持ちになった。
マジョリティに擬態しながら、孤独を募らせる侘しさと「理解」という言葉の危うさ。
他者との違いに傷つき、傷つけ、やっと気がつく「自分と相手は唯一無二」という事実。
やり過ごすのではなく、少しずつ前進後退していこうとする唯の姿に胸がすく。

佐原さんの前作『ブラザーズ・ブラジャー』も大好きでしたが、今回はそれを上回るくらい「読めて良かった」と思った作品でした。
個人的お気に入りポイントは、飄々としているようでありながら年下の女の子に翻弄されている泉さん。思わずにまにましてしまいました(笑)

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私、本の好み(合う合わない)が⁡、狭いんですよね。なんて話を⁡していた翌日に、とてつもなく大好きな作品に出逢った。「人間らしいとか人間だからとか⁡⁡よく聞きますけど。⁡⁡じゃあ、何が揃ってたら人間で⁡何が欠けてたら人間じゃないんでしょう」⁡食べること自体に嫌悪感を抱く⁡唯ちゃん。痩せたい訳では無い。⁡ただ、食べること=幸せなこと⁡だと思えない。⁡でも、食べることが幸せなこと。⁡当たり前なこと。⁡ありがたいこと。⁡その前提が当たり前だから、周りの人には全然理解されない。⁡⁡⁡この風潮って、昔も今も⁡ずっとある気がする。自分の気持ちを素直に⁡、勇気をだして⁡伝えようとしても⁡言葉が全然意味を持ってくれない⁡虚しさ。⁡分かって欲しいのに⁡、分かって貰えない。私も⁡、食に問題を抱えているから、少しだけ気持ちが分かる気がした。⁡私は、誰かがいる空間で食事が摂れない。⁡⁡この作品に出てくる日浦さんと⁡同じ。⁡でも、社会に出たら、出なくても⁡、誰かと食事を摂る場面なんて⁡たくさんある。⁡親交を深めるため。⁡悩みを聞くため。⁡⁡結婚式。⁡何かの挨拶。誕生日パーティー。⁡旅行。⁡⁡会食。中学・高校のお昼の時間。パッと思い浮かぶだけでも⁡、こんなにたくさんあって何をするにも、生きている限り⁡"食"は、必ずまとわりついてくる。⁡⁡⁡断れば、愛想が悪い。⁡付き合いが悪いってなってしまう。行って、飲み物だけ⁡、頑張って飲んだとしても⁡少食アピールだ。ってなるだけ。説明をしたって伝わらない。⁡人によっては説教だってされる。⁡分かって貰えない苦しさ。⁡⁡⁡食べたくない訳じゃないのに⁡。全部、全部嫌になって⁡、もうそれならいっそ⁡食べなきゃ良いやって、結局、そこから拒食症になったり⁡⁡その反動で人が居ないところで⁡たくさん食べてしまったり体重の増減が激しくて⁡自分の身体にたくさん負担をかけた。でも、きっと、私、自分が⁡こういう経験してなかったら⁡周りの人が食べられないって⁡、⁡言ってても、⁡可哀想に⁡くらいにしか思えないかもしれない。⁡だから、何で分かってくれないの?!⁡⁡なんて、言えない。⁡⁡結局、他人は他人で。⁡⁡分かり合うことなんて出来ないし⁡、簡単に分かるなんて言われたら⁡それはそれでムカつくから。⁡今は、避ける技術も身に付けたし⁡、何なら大丈夫で、何がダメなのかも⁡分かるから、楽にはなった。⁡⁡この作品の中にもあるけれど、括りで見たら、食べられない人でも⁡その理由は人それぞれで⁡、苦しみも人それぞれ。⁡世界的に見たら、食料不足で、食べたいのに⁡食べられない人が⁡⁡居ることもちゃんと知ってる。⁡⁡でも、その苦しさと⁡食べられない苦しさとは⁡また違うと思う。⁡どっちが苦しい、どっちがとか⁡⁡そういう話では無くて、⁡苦しさとか不幸とかは⁡、⁡その人がそう思った時点で⁡、⁡もう、苦しいんだから⁡⁡比べちゃいけないと思う。⁡
⁡「何が不幸かは、そいつが決めるもんだろ」⁡この作品に出てくる主人公の唯ちゃんの⁡考え方が⁡すごく、自分に似ていて⁡、ふとした瞬間の発言とか文章とか⁡、普段、私が頭の中で考えていることを⁡代弁してくれてるようで、共感しかなくて⁡、好きな言葉が⁡たくさんあった。⁡発売されたらこの作品は、⁡絶対買います。

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<自分は周囲と違っている> それが他人に理解されないと気付いたとき、心に訪れるのは不安と悲しみ、あきらめ、もしかしたら怒りかも知れない。
この物語の主人公は勉強のできる高校生。自分を守るために知恵を絞り、苦しさを抑えてウソをつき、自分の役割を演じる。その一方で安らげる場所を求める姿は、声にならない悲鳴をあげているようだ。
型にはめられることを嫌い、型にはめようとする周囲から解放されたいと願う主人公。でも、彼女が前に進む勇気をくれたのは、自分が逃げたいと思っていた友人の言葉だった。
後半、一歩ずつ大地を踏みしめるように、少しずつだけれど強くなっていく主人公に「それでいいんだよ」「がんばれ」と応援しながら読みました。

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この痛みを知っている。自分で自分を、「普通じゃない」と追い込んでしまうこと。それでも、生きていける場所はどこかにあるのだと信じられた。

食べることが苦痛な少女が辿り着いた、食べ物の匂いのしない屋敷に住む男性との日々。生きづらさを抱える人に届けたい。

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食べることに嫌悪感を持つ高校生、三橋唯。
周囲はおいしそうに、幸せそうに食べるのに、
自分はそう出来ず、
他者の命をぐちゃぐちゃにして吸収していると感じてしまい、
気持ち悪くて食事もままならない。

そんな唯が聞きつけた吸血鬼がいるという噂の家。
訪れてみるとそこにいたのは泉と名乗る男性。
泉は血しか飲めない病気で、
食事を摂らずに血液を摂取して生きているという。

食べることを嫌悪する唯と、
病気で全く食べられない泉。
交流を通して、人として成長し、
自分とも周囲とも向き合って進んでいこうとするストーリー。


多様性をテーマにしたものは多々ある中で、
この切り口は衝撃を受けた。
自分の当たり前と人の当たり前は違うこと、
その人の苦しみを自分の型に当てはめて理解したつもりで歪めないこと、
そんなことを再認識した作品。

YA/児童読み物の分類になってるけど、
大人が読んでも感じることがちゃんとあると思う。

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佐原さんの「ブラザーズ・ブラジャー」が好きで次作も読んでみたかった。
バンパイアなのか?という設定に引き込まれる。
吸血鬼、血しか飲めないかわいそうな生き物。
三橋唯は、食べることが気持ち悪い。
泉遥真は、血しか飲めない病気。吸血鬼ではない。
中学1年生の時に発症。
食べ物を口に入れると粘土とかクレヨンみたいに感じてしまう。
話すことができるといいと思う。
ゼロか100かではなく、まだらにうまく生きられたらいいと思う。
ずっと1人だった泉さんはひと回りも違う女の子が急に自分のどころにやってくるようになり、ドキドキしたが、どう接したら良いのか?臆病だった。
唯は親の言いなりで、自分の意見を言えなかったけれど、友達や紹介してくれた会の人と話すうちに、自分のモヤモヤを伝える努力をしようという気持ちになる。
その成長する様子が良かった。
ラストは微笑ましい。
中学生高校生に読んでほしい。
勇気を出してコミュニケーションをすることの大切さがわかる。

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「食べられない」女子高生と「食べられない」男性。同じ食べられないでもその二つは全く違うもので、他にも「食べられない」には色々種類がある。私はすごく食べることが好きだから、新鮮な気持ちで読めた。「食べる」行為を気持ち悪いと感じる主人公が自分を見つめなおし、成長するストーリー。

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読んでいて、ドンドン苦しくなりました。
なぜ?自分の気持ちを素直に言葉にできないのだろ。
なぜ?「正しい答え」通りに動いてしまうのだろう。
でも、きっとそれも含めて、唯ちゃんなんでしょうねぇ。
そして唯ちゃんは、だれの心の中にもいる感情なんだと思います。
10代の方にぜひ読んでもらいたい1冊です。

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読み終わりが近づくにつれ、感じていたのは、読み終わるのがもったいない、でした。そのくらい好きです。食べることを気持ちが悪いと感じる唯と、吸血鬼と噂される泉が出会い、交流の中で生まれる希望の物語。自分が不幸だと気がつくのが嫌で、人と争うことを恐れていた登場人物たちが、どう変わっていくのか、見守りたい。

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自分の当たり前を押し付けることを、いつの間にか無意識にやってしまっているのかもしれない。
そう思わされる一冊でした。

「世間一般の常識」というのは厄介で、そこから外れてしまえばいくら自分の心の内を伝えようと思っても、そもそも周りには"伝わらない"。そんな葛藤と苦しさと孤独感を上手く描いているなと思いました。

私自身も、食事に関してトラブルを抱えているからか、まるで追体験をいている気分になりながら読み進めていって、読み終わった頃には「ああ、自分のことを否定しなくても隠そうともしなくていいんだ」と安心感に包まれました。

唯はずっと自分を認めてくれる場所を探し求めていたけれど、結局は自分のことは自分で受け入れて、自分が味方にすることができて、本当によかったです。親へきっぱり言う場面は本当に感動しました。

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『食べる』という、生きるため欠かせない行為に嫌悪感を持つ主人公。
そんな『普通じゃない』悩みを周りに言えず、『普通』を演じつつけてる姿に心締め付けられる。
そんな中で出会った『吸血鬼の館』の住人。

傷ついて傷つけて、それでももがいて成長していく主人公に勇気をもらいました。
他人と違って当然なのだ。

それにしても、親は一番近い存在だからこそ、拒絶されると存在が許されないような恐怖がある。
意識的にも無意識にも親の機嫌を損ねないように生きてきた主人公が親と向き合うのにどれほどの勇気が必要だったか。

『食』だけでなく、生きづらさを感じてる人には、お守りになるようなステキな読書体験でした。

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朝井リョウさんの『正欲』を思い出しながら読みました。世の中で当たり前とされていることができず、しかもそれを隠しながら毎日を生きるということ。考えてみたら日々とんでもない暴力を受け続けているようなもので、特に思春期の主人公にとってはますます苦しいはず。

救いは彼女が『生きたい』という強い気持ちを持っていたこと。その気持ちがあったからこそ、人との出会いを前に進む力につなげることができたんだと思います。

ここまで極端ではなくとも、様々な悩みを抱えて将来に不安を感じている若い人たちにとって、人との出会いが大きな意味を持つケースは少なくないでしょう。一人の大人として、そのことをしっかり覚えておかなければいけないと思わされました。

『いつか欲しいものができたとき、手を伸ばす資格もないなんて、思わないでほしい』

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食べることに対し嫌悪感を抱く三橋唯が、森の洋館に住む吸血鬼と噂される(!)泉遥真と出会うことからはじまる物語。
食べられないと一口に言っても、精神的なものであったり病気であったり、おそらく人の数だけ理由がある。それぞれに苦しみや痛みを抱えていたり、本人にしかわからない生きづらさを感じる場面がたくさんあるのだと思う。
物語のラストがとても好きだった。主人公と泉さんがお互いに一歩踏み出す姿を見て、温かい涙が溢れた。少女漫画や少女小説が好きな方にもとてもおすすめ。

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多くの人が、”普通”を演じている昨今。
”普通”を演じながら怯える苦痛、家族に理解してもらえない苦痛。
誰もが感じたことがあるテーマを、吸血鬼というちょっとファンタジー要素や友情を取り入れ、中高生が読みやすい内容になっていました。
多様性が叫ばれる中、もっと身近な人の理解を忘れてはいまいか、改めて見つめ直したいと思わせられる作品でした。

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ある夏の日に訪れた、吸血鬼がいると噂のある洋館。
そこで、とんでもない形でのボーイミーツガール。主人公「唯」も館の主の「泉」も透明感があって繊細で、音や匂いのない世界がよく似合う。
食べることを嫌悪し、生きづらい日常から避難するように泉のもとに通う唯。共通点はあるけれど、決定的に違うこともある二人の関係が、瑞々しくて時に痛々しくて、とても眩しい。
食べるという俗世的な行為を排除するとこんな綺麗な作品になるんだなぁ。美しかった。カバーイラストも唯の雰囲気がよく出ていて素敵。中学校図書館でも間違いなく人気の作品になると思う。

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食物を食べることに”気持ち悪さ”を感じる高校生の三橋唯。
誰にも知られずに生き辛さを抱きながら生きていた彼女。
友人から聞いた”吸血鬼”のうわさを頼りにとある山奥の洋館に赴く。
そこには人里から隠れ住むように一人で暮らす泉という青年がいた。

一見オカルトか?と思うような始まりですが物語の中心はそこではありませんでした。
人ぞれぞれの認識の違い、それによって生じる生き方を模索する物語。
自分のことを分かってもらいたい。その欲求は各々の立場によってガラッと見方が変わってきます。
この部分をこの作品はとても繊細に、そして丁寧に描いていく。
「ブラザーズ・ブラジャー」でも感じた「普通って?」という問いかけ。
この作品でも根底にあるテーマではないかと思いました。

タイトル「人間みたいに生きている」読み終わると意味の深さに驚きますね。
唯と泉が大好きな本の話題で年齢を気にせずに語り合うシーンが好きです。
読書・本好きの夢ですね。

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女子高に通う 食べることそのものに対しての嫌悪感から拒食状態の高校生の三橋唯(ゆい)。
「食べること」と「人のつながり」が苦手な唯は、だれにも相談できずに孤独に自分を否定するしかなかった。
 自分が突然拒食になったことを 家でも両親にも上手く伝えられずにいた。
やっとの事で、はじめて居場所を見つけたのだが、
そこは食べ物の匂いが一切しない訳ありのほの暗い「館」だった。
学校の友達とも 互いの見た目の様子から、相手はこうだろうと勝手に決めつけていたけれど、、
日々一緒にいた友達でさえ 実は見た目の印象とは、違っていることも多々あることに、少しずつ気づく唯だった。
 実際の自分と社会の不一致に苦しみもがきながらも、自分なりに前進しようとする唯の姿に感動し、応援したくなる作品。
 女子ばかりの世界は、一見 気楽で楽しそうだか、裏はエゴとミエに塗れ、カーストやマウント、イジメの横行しやすい環境でもある。唯の苦悩や親との確執など、とてもリアルに描かれている。
どんな話かな?と軽い気持ちで読み始めたら、テンポ良くすすみ一気に読了してしまった作品。

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食べる。
当たり前の行為すぎて、その行為自体を気持ち悪いと思う人が居るなんて、考えたこともなかった。
「またご飯に行こうね」「今度◯◯食べに行かない?」そんな言葉が、無意識に誰かを傷付けているかもしれない。
泉さんや唯ちゃんの生きづらさは、並大抵のものではない。
それほど、私たちの生活に「食べる」という行為が深く結びついている。
考えさせられる作品。

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どうしても食べられない。食べ物が死骸に、人間の肉体が、食べ物を食べる口が穴に見えてしまう描写がものすごい。唯の辛さが読んでいて痛々しい。食べることを諦めていた自分を変えるきっかけとなった矢島くんがかっこいいなぁ!唯の閉じていた世界が少しずつ開いていき、その先に導かれるラスト、初々しくっていい!

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共感して分かった気になるのは簡単だなあという印象です。とても唯ちゃんを応援したいし力になりたいけれど、わたしには及ばないのではないかと。

序盤に愛鳥家のわたしはびっくりしました。そして何かわかるんだけども近いだけで全然違う感情をどう表したら良いかわからなくなりました。

食事について思うことがある人はきっと少なくないと思います。人には言えないあれこれを常に抱えている人も。
そういう読者にわかったを言わせたいのか、人間はもっと複雑なのだと教えてくれようとしているのか、とても難しく考えさせられるストーリーに悩み色々なことを思いました。

人とわかりあうことが難しく、猫をかぶっていいこでいる方が簡単で、でもそれは本当の家族や友達でないのだと悩む主人公にアドバイスをできる人がどこかにいるのでしょうか。
とても寂しがりでとても傷つきたくなくて自分にまとわりつく膜と常に闘うわたしたちに問われる1作だと思いました。

そこで終わるのかというラストに世の中への地続きさを感じずにいられません。

多様性を問われる今、わたしたちは相手を理解しようとして、でも全然わからないため自分の知っているものに当てはめてしまいがちです。自分の思考を簡略したいわけでも相手を軽んじた行為でもなく、相手に寄り添いたいと苦しんだ結果だと思います。

社内はそこからいつ抜け出せるのかなと悲しく思います。

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主人公の高校生の唯は、食べ物を口に入れ咀嚼すること自体が気持ち悪いという。いわゆる拒食症ではない。
食べなければ食べたいという気持ちはあるけれど体が受け付けない。家庭でも学校でも、このことを知られないようにするために心を砕く毎日。そんな中で、友人から吸血鬼が住んでいるという館があると聞いた唯は、そこを訪ね、1人の男性と出会う。このことが彼女のその後を大きく変えることになる。食欲を持つことができないというモチーフは、いい意味で今の時代を捕えていると思った。佐原さん、これからも追いかけたい作家さんです。

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タイトルの意味が響く。
あーそういうことか。しんどいけれど、光の見えるラストだったのがよかった。
みんな幸せ!丸く収まったね!チャンチャン♪というラストじゃないからこそ、この本の登場人物たちみんな現実に生きているような気がしてくる。実際はそうだよね。みたいな。

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大好きな作家さんです。
「ブラザーズブラジャー」に続いて今作読ませていただきました。この方の作品の中に出てくる人はなんだか抱きしめたくなってしまうほど人間らしい。
きっとどこかで我慢して、耐えて耐えて。
そんな中で生きている人たち。でも辛いとは感じない。彼女たちを助けたいと思う。そういう人の優しさを流し出してくれるそんな作用がこの方の作品にはあると思います。

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私も食べる事が嫌いな人間なので、内容紹介を見てすぐに興味を持ちました。
唯ちゃんのように「食べる事が気持ち悪い」というレベルではありませんが、食べる事が面倒で、何を食べるか選ぶ事もストレスに感じています。
やはり周りに理解されない事が当事者にとって一番苦しいのですが、物語ではそれを上手く伝えていてくれて、読んだ方にも少しでもわかってもらえそうな気がしました。
泉さんの存在が、学校と友人、家庭の話だけにとどまらず、世界を広げてくれている点も良かったです。
食べられなくても幸せに生きていける方法が見つかったら良いですね。もっと色々な人に読んでもらって、わかって欲しいです。

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食べることそのものに嫌悪を覚える女子高生が出会った、血しか飲めない奇病の泉の下で過ごす無理をしなくていいつかの間の平穏な日々。容易には解決しない悩ましい状況で、それでも分かってもらえないではなく、自分の思いを伝えていこうと少しずつ変わってゆく唯の成長がとても印象的な物語でした。

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食べるという『当たり前』ができない女子高生三橋唯の話。
読み始めの唯の食事の描写がホラー映画みたいにグロテスクで気持ち悪い。こちらまで吐きそうになる。こんなに食事とは気持ち悪い行為だったろうか?あぁ、唯はこんな気持ちなのか。
思春期の悩みに向き合って行く姿が懐かしく、眩しい。
それはそうと、吸血鬼と噂の泉さんかわいいです。

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「食べること」が耐えられない、主人公

この感覚は、10代20代に刺さると思う。

読み切って、タイトルを見直したとき、ああ、と腑に落ちると思います。

食べること、が強要する正しさとかプレッシャーについて考えたことがなかったので、ずっしりきました。

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