とんかつの ぼうけん

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刊行日 2022/08/08 | 掲載終了日 2022/07/31

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内容紹介

【内容紹介】

ある日、とんかつが空を飛んで逃げだした――。
「かつどんなんて なりたくないよ! ちがう たべものに なりたいの。」
さあ、とんかつのぼうけん、はじまりはじまり。かわいいけど、ちょっとなまいき!!
主人公の「とんかつ」にハマる、思わず笑っちゃうユーモアたべもの絵本。
いったい、とんかつは何になるのかな?

最後はゲラゲラな結末が待っています。

【著者プロフィール】

作/塚本やすし

1965年、東京都出身。公益社団法人日本文藝家協会員。主な絵本に『このすしなあに』『はしれ! やきにくん』『とうめいにんげんのしょくじ』『もうじゅうはらへりくま』『あっ ごきぶりだ!』(以上ポプラ社)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『ふねひこうきバスきしゃ』(くもん出版)、『にじゅうおくこうねんのこどく』(谷川俊太郎・詩/小学館)など多数。

『しんでくれた』(谷川俊太郎・作/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞。『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版)で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。

日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブペインティングを行っている。

【内容紹介】

ある日、とんかつが空を飛んで逃げだした――。
「かつどんなんて なりたくないよ! ちがう たべものに なりたいの。」
さあ、とんかつのぼうけん、はじまりはじまり。かわいいけど、ちょっとなまいき!!
主人公の「とんかつ」にハマる、思わず笑っちゃうユーモアたべもの絵本。
いったい、とんかつは何になるのかな?

最後はゲラゲラな結末が待っています。

【著者プロフィール】

作/塚本やすし

1965年、東京都...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784591174494
本体価格 ¥1,300 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

多分なんだかわからないけど今決めれない。
進学、就職、将来展望などで、
いまだにこのとんかつのような人たちは世の中にはまだいるんじゃないか?
そういう人たちに、それでも大丈夫だよと伝えられる本と思いました。

食欲をそそる黄色や茶色が自然な感じで優しく、
とんかつくんの声が短くてシンプルで文字がほほえましく、
遠回りになっても、道がついてくる、みたいに私自身は昔を思い出しました。

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かつ丼にされるのが嫌な、ど迫力のとんかつが、あちらこちら新天地を求めて飛び回る。
とんかつのとん活だ!!
なりたい自分のイメージをあれこれ巡らせ、果敢にアタック。でも、イメージと現実はちょっと違うみたい。
自分探しもラクじゃない。始めの元気はどこへやら。
一周回って再発見もいいものです。
久しぶりにかつ丼が食べたくなりました!

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豚がとんかつになりたくなくて、逃げ出す話はありそうですが、
とんかつがカツ丼になりたくなくて逃げ出すなんて・・・
もうそれだけで、子ども達の想像の斜め上を飛んでいきます。
そして、カツカレー、カツサンドと、
新たな「就職(就食?)」先を決めていくけれど、
なかなか条件が合わない・・・
この繰り返しと、とんかつの叫びが子ども達にウケること間違いないでしょう。
街をさまよって最後にとんかつがたどり着いたのは、
元の暖かい卵とじの中、というのも
子ども達には、ほっとするエンディングではないでしょうか、
子ども達と一緒に楽しみたい一冊です。

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ある日、とんかつくんが空を飛んで逃げだした――。
「かつどんなんて なりたくないよ! ちがう たべものに なりたいの。」
「いさぎよさ」とか「腹をくくる」とか、そういう、わきまえた姿が、うつくしい・・・とよくいうけれど。
さて、皆さん。とんかつくんの生意気さを、どうどうと、批難できますか?
勇気と蛮勇はちがうものです。それから、きっと、いさぎよさと自分の人生への無関心だって、ちがいます。
傍目には同じに見えても、心の透明度がちがいます。
かつどんのお店で生まれた、とんかつくんだけど、お客さんに求められない、かつどんになんてなりたくない。
とんかつくんは自分にウソをついてまで、かつどんにはなりたくないのです。ただ黙って、定められたルートに沿うことを良しとしない、そんな、はじけたたましいがありました!はじけたたましいを持つ以上、迷いのままでは決して、スッキリうまい、「あっぱれなかつどん」人生を全う出来はしないのです。
だから、とんかつくん、エスケープ。いろいろ体験。しかし、どれもなんだか、なんだかなあ・・・
ブタさんたちの牧場の上をとぶ、とんかつくん。牧場はのどかでした・・・
すべてが夢だったかのごとく、しっくりとたまごの布団を着たとんかつくん。この表情にまよいはなさそうです!
ちょっと、シュールな、それでいて、深みのある絵本です。ありがとうございます。

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ちょうどついこないだトンカツを作ったばかりだったので、とてもタイムリー。そもそも揚げたてのカツを食べられるということが贅沢だなあと思うのだけれど。ここは、トンカツの気持ちになってみる。
冒険譚。
からいよ! せまいよ! こわいよ!
そう、あなたの気持ちになってみたら、すっごくよくわかるかもしれない、シュールなのだけれど、でも気持ちがわかるという気持ちにさせるところが、すごい絵本でした。

詳しくはぜひ読んでみてください。

ちなみに自分は揚げ物の揚げ油の処理があまり得意ではなく、パン粉を油で炒めてお肉にまぶして、コンベクションオーブンで焼いてしまう、という揚げないトンカツを得意としている(食べる人には揚げてないとわからないので好評です自画自賛)

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面白かったなあ。それにとんかつくんのかわいいこと。
なんだか大喜利みたいなアップのとこが好き!
もっともっと繰り返して欲しかったですよ。終わるのもったいなかった。
カツ丼で終わらないで、そこからまた飛びだしていってほしかったなあ。
とんかつなのにぶたの鼻があって尻尾があるところが、もうツボ!
思わずつっこみながら大笑いしちゃった!!
是非、是非、シリーズにしてください!!
読ませていただきありがとうございました。

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作者の迫力のある挿絵を活かした構成で、テンポ良く読める。トンカツを使った料理がいくつか出てくるので子供が好きそう。どの料理も美味しそうに描かれているが、若干コミック風の表現になっているのが気になる。遠目がきく挿絵なので、読み聞かせにも向いている。

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いつもとても楽しい絵本を作る作家さんの今回の作品は、とんかつが主人公。
揚げられたとんかつは何になりたいのか、かつ丼は嫌だぁと、とんかつの就活。
就活で疲れてはて、最後にたどり着いたところが。。。
そっか、カツカレーのカレーは辛いか、など「フムフム」と読み進めるのが楽しくなります。

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絵のテイストがとても好みです。
からいよ。せまいよ。セリフのインパクトもあって思わずふふふと笑ってしまいました。
色んな経験をして、自分の元いた場所の良さを改めて感じる…そんなストーリー展開もとても素敵。

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とんかつは様々な料理に登場する万能選手!
時には選手だって逃げ出したい時があるよね、とフンフン頷きながら
「かつどーーーん」という文字に、太くてやわらかいやさしさを感じました!

ちなみに大人はかつどんをよく食べますが、子どもには人気がないみたい。
それはどんぶりだからでしょうか?!

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おいしそうなとんかつの絵、とんかつのユーモラスな表情に、意外な結末が待ち受けているかも…とわくわく期待して読んだのですが、ストーリー自体はシンプルでした。とんかつの各ページの反応や表情がいちばんの見どころかもしれません。おいしく、ありがたく食事をいただこうという気持ちで、子どもと読みたい絵本です。

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