きらめきを落としても

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刊行日 2022/07/25 | 掲載終了日 2022/07/24

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内容紹介

キラキラだったり、くすんでいたり。
青春を万華鏡でのぞくような、色とりどりの6編。

ブラックコーヒーを好きになるまで
彼女が好きな味にどうしても馴染めない。本とコーヒー、そして素直になれなかった僕の話。

上映が始まる
憧れだったはずの天文学。なのに怠けてばかりの僕。でもきっかけはやっぱり、星空の下から。

主人公ではない
世界には物語があふれている。今生きている物語の主人公が、自分ではなかったとしたら……。

ボーイ・ミーツ・ガール・アゲイン
一目惚れのあの子へと続く道は、「僕らしさ」を探す旅路だった。


何事にも夢中になれない僕は、喩えるなら「不燃物」。自分の心は、何に、どうやって動くのだろう。

言わなかったこと
僕が小説を書かなくなったのは、あなたの作品に打ちのめされたから。なのに、いきなりやめるなんて。


キラキラだったり、くすんでいたり。
青春を万華鏡でのぞくような、色とりどりの6編。

ブラックコーヒーを好きになるまで
彼女が好きな味にどうしても馴染めない。本とコーヒー、そして素直になれなかった僕の話。

上映が始まる
憧れだったはずの天文学。なのに怠けてばかりの僕。でもきっかけはやっぱり、星空の下から。

主人公ではない
世界には物語があふれている。今生きている物語の主人公が、自分ではなかったとしたら……。

ボーイ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント

もやもやも、どろどろも、ひねくれも。言葉にできないもどかしい思いを鯨井さんは「きらめき」に変えてくれます。鯨井さんならではの感性が詰まった、そしてやっぱり心の中に小さな勇気の炎が灯る短編集です。予想もしないところでわたしたちは繋がっている――そんなあたたかい気持ちにもなれる、全6篇です。
――担当編集より

もやもやも、どろどろも、ひねくれも。言葉にできないもどかしい思いを鯨井さんは「きらめき」に変えてくれます。鯨井さんならではの感性が詰まった、そしてやっぱり心の中に小さな勇気の炎が灯る短編集です。予想もしないところでわたしたちは繋がっている――そんなあたたかい気持ちにもなれる、全6篇です。
――担当編集より


販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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出版情報

ISBN 9784065282830
本体価格 ¥1,450 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

登場人物はみな若者で、どこか憂いがあるようでした。でも、その多くが友人の存在や、新たな出会いを経て前向きな結末を迎えていて、特に「ボーイ・ミーツ・ガール・アゲイン」は、可愛らしく微笑ましく読みました。「主人公ではない」は、かなり不穏な感じで、焦燥感を覚えるラストだったけれど。各話に、前の物語から人物や場所などが登場していたりして、最終話を読み終わった後、最初からまたページをめくりました。雨のシーンが多いのが印象的です。

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自意識過剰とかこだわりとか、そういうものをみずみずしく描いている文芸作品だと思いました。各話に印象に残る情景があります。そういった場面でキラキラしたイラストがあると、より素敵なのではと思いました。薄荷ソーダのように人を選ぶかもしれないけれども後味は爽快、といった感想でした。

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苦かったことも、悔しかったことも、捨てきれなかったものも、淡い思いも、かつて通り過ぎた日々が、プリズムのようなきらめきとともに光を反射していく。流れていく青春の日々があまりにも眩しくて、そっと目を細めた。

なかでも、小説を書く若者を描いた『言わなかったこと』に強く胸を打たれた。それは私自身もまた、青春時代を本と共に過ごしたからだろうか。

このラストの向こうで、主人公の青年がいつか掴むものをこの目で見てみたい。

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人間関係に何かわだかまりを待ついろいろな人物たちの青春の一部を覗き見ることができる短編集。他人のことを「きっとこうだろう」と思いそれが本当にそうであると思い込むことの罪を感じました。他人のことをすべて理解することは難しいけれど、他人のことを決めつけて関係を作ろう・断とうとするのは違う。最後にはスッキリする物語たちでした。

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高校時代のわたしに読ませてあげたいです。夏休みに部屋で1人うわあっと含みのある叫びを上げながら読んだだろうな、いい夏になっただろうなと思います。

6つのボーイ・ミーツ・ガール短編。
あの頃に読みたかったといつかの若き自分のところへ連れて行ってくれることでしょう。
様々なカラーの小説から炙り出されるあなただけの青春。
好きも嫌いも、甘い苦いもすべて含めて青いのです。

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1つ1つ物語を読む度に鍵盤がポーンっと鳴るみたいに心が動く。
キラキラした音。
くすんだ音。
不思議な音。
色んな音が合わさってきらめきが見えて来る。
色とりどりな6編、
味わい深い青春小説。

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青春の煌めきが弾ける6編の、幅広く奥深い作者の新境地。鯨井さんは、細やかな心の揺れや、言葉や態度に表れない内なる心の機微を描くのが非常に上手いと思う。
若者たちの抱える自分自身や他者に対する様々な思い・スタンスが、読み手の心の何処かで共鳴するような人物・状況設定であったように感じた。
安心して読み進められるほっこりする話から、段々と不穏が迫り来てその先が気になる話、ラストに状況が一変し、未来へと動き出す話など、まさにタイトル通り、煌めいていた時が過去となってもまた次の場所がある、進んで行けるという希望が感じられる。
作者の新たな挑戦が伝わる意欲作。これからもずっと応援したい。

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どの話も、自分のあの頃を思い出してしまいます。恥ずかしいやら、眩しいやら、やっぱり青春はキラキラしていました。現役で青春を過ごしている世代は、私とは違った読み方があると思います。猫好きとしては「ボーイ・ミーツ・ガール・アゲイン」が好きです。巻き込まれ体質である、主人公の友人もいいキャラクターでした。

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とにかく青春のきらきらを集めたような短編集。
鯨井あめさんは「エモい」ものを描かせたら向かうところ敵なしですよね。
中学生人気も高くて、おすすめしやすいです。

「きらめきを落とした。」とか、キャッチーな文が多くて、おすすめ本ポップを書くのにわかりやすくて良いです。図書委員とおすすめ本ポップを書くときに使いたいです。

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繊細な情景描写で、筆者が細部まで作り上げた解像度の高い世界が広がります。短編ごとの言葉の残し方がとても美しいです。それぞれの作品の読了後に同じもの一つとしてない余韻を味わうことができます。「あった事実はなくならない。」そう思うことができた作品です。

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誰かが走り出す瞬間が好きだ。
ここに出てくる主人公は臆病な人が多いように思う。だけど走り出す瞬間が来る。そんな瞬間を切り取ったようなこの小説はとても愛おしく綺麗だなと感じた。

言えなかったのではなく、言わないことを、俺が選んだのだ。というところが1番好きだった。
私も誰かと話をするときに言葉を選んでなかなか話せないことがあるが、相手からしたら伝えてないことと一緒だと言うことに改めて気付かされた。

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詩的な文章に時折理系な風味をプラス。どのストーリーもドロップのようにキラキラして小さな奇跡に満ちている。あめ先生の描く拗らせ系男子、めんどうくさくてとってもチャーミングだ。そして、そんな男子たちが出会う女の子の凛としたたたずまいもとてもいい。

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あたたかいハートフルな物語ばかりかと思っていましたし、そういう物語も多かったと思います。
でも『主人公ではない』は、結構ハートフルとは違う終わり方をしたのは衝撃でした。それが嫌なのではなく、ただ強烈に印象に残ったお話だったと思います。
この本に載せられた短編はそういう印象に残るものが多く、ほんわかした表紙に騙されたーっとなります。でも、それが嫌じゃないので不思議です。

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短編が6つで、それぞれ全く違うお話でしたが、どの作品もステキで大変読みやすかったです。
いろんな青春のカタチ。
ブラックコーヒーを好きになるまで、では、VRの世界×セラピーという発想が凄い!と思いました。また、天邪鬼な主人公に、いるよな、こういう人…と苦笑しましたが、最後は彼女を諦めるのではなく、向き合うことで終わってくれて何よりでした。
上映が始まるは、とてもステキなお話で、心が温まりました。このお話、好きです。拝読できて良かったです。
主人公ではない、は大変面白かったです。ループの脚本から、こうなるのか!と。でも、主人公ではないから…そうか!と。w 最後は少し、寂しくなりましたが、最後まで大変面白かったです。
主人公Ver.でどれだけ奮闘したのかも、読んでみたいと思いました。
ボーイ・ミーツ・ガール・アゲインもステキなお話で、みんな出てくる人がいい人で。ネコもいいネコ。ネコ目線も読みたくなる感じで、この作品もとても好きです。ほっこりしました。
燃は、トロさんの燃えている感じと、主人公の燃えられない感じがはっきりしていて、どうやって終わるのだろう?と思ったら、店長が燃えて、主人公も燃えて…燃。なるほど。面白かったです。この後の主人公も追ってみたい。絶妙な終わり方でした。
言わなかったこと。中学校から高校に進学時と、高校から大学に進学時は、外観がビックリするくらい変わる人いるよね。と言うあるあるを思い出しながら拝読。お互いに、素晴らしい作品を作ると思っていたなんて。あの時言えていたら、切磋琢磨しながらもっとステキな作品が作れていたのでは、なんて思ったけど、主人公が前向きになってくれて良かった。
きらめきを落としても、それぞれが最後は前向きになるので、どの作品も読後感は良く、ステキな1冊でした。
読ませていただき、ありがとうございました。

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若者をメインにした6遍の短編集。
はっきりと言い表せない含みを持った心の内を、懐かしい気持ちで見守るような読み心地で、それぞれのストーリーが違った色合いを見せてくれる万華鏡のような一冊だと思いました。

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