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競争の番人 表紙

競争の番人

内偵の王子

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刊行日 2022/08/29 | 掲載終了日 2022/08/28

ハッシュタグ:#競争の番人 #NetGalleyJP


内容紹介

謎の脅迫状に巨大カルテル、恋敵も現れて……この業界も私もヤバい?
ドラマ絶好調!(フジテレビ系「競争の番人」毎週月曜よる9時)

自分なんて「正義のヒーロー」からはほど遠い。この小説は、そう思っているあなたも「ヒーローに変身できる」と確信させてくれる。
●書評家 吉田大助

上手い。謎の種が撒かれまくりのミステリー。
●紀伊國屋書店イオンモール座間店 東 莉央

闇の着物業界、絡まっている糸が解けるような爽快感。
●宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみ

面白いに違いないというハードルを軽々と超えた!
●六本松蔦屋書店 峯多美

「法律の描写がファクトに忠実だ」と、公取委職員もうなる物語。担当記者のバイブルにしたい。
●毎日新聞社会部 柿崎誠

全国の働き者に捧げます。仕事帰りの豚骨ラーメンのような一冊です。 
●新川帆立

あらすじ)転勤先の九州で余所者扱いされながらも、超マイペースな同僚・常盤と共に呉服業界の内偵をはじめる公取委職員・白熊楓。呉服屋店主銃殺事件が発生し、本庁第六審査も福岡入りして、事件は一挙に大規模複雑化する。暴力団の影もチラつくこの事件に、白熊は一人前の審査官として立ち向かえるのか?

謎の脅迫状に巨大カルテル、恋敵も現れて……この業界も私もヤバい?
ドラマ絶好調!(フジテレビ系「競争の番人」毎週月曜よる9時)

自分なんて「正義のヒーロー」からはほど遠い。この小説は、そう思っているあなたも「ヒーローに変身できる」と確信させてくれる。
●書評家 吉田大助

上手い。謎の種が撒かれまくりのミステリー。
●紀伊國屋書店イオンモール座間店 東 莉央

闇の着物業界、絡まっている糸が解けるような爽快感。
●...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

○お名前・所属、活動先、ご利用されているSNSなど、詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
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読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

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出版情報

ISBN 9784065285909
本体価格 ¥1,550 (JPY)

NetGalley会員レビュー

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今をときめく売れっ子作家の大ヒット間違い無しのシリーズ第二作。筆致は衰えるどころか、ますます乗りに乗ってパワーアップして帰ってきた…!今回のカルテル舞台は古式ゆかしい呉服の世界。一般人には理解できない魑魅魍魎の世界に白熊の炸裂キックが鳴り響く。王子様、石頭、意地悪課長に揉まれ、それでも諦めず、弱気を助けるために白熊は七面六臂の活躍で、チームとしての意義を見出すまでの成長が素晴らしい。小勝負君との未来は?次作が待ち遠しい…!

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実は1作目を読むタイミングを逃していていきなり読んで良いものかと思いましたが、その心配は無用でグイグイ引っ張っていく新川さんの筆力に改めて圧倒されました。

たとえば白熊さんが中心にいます。そこに常盤さんという波がやってきて、ある時は小勝負さんという波が覆いかぶさってくるのです。白熊さんはどちらに流されるというよりかは、波に影響を受けながらもどちらの波にものみこまれないように自分を守っていきます。(時には危ないこともありますが・・・)

東京にある本局と九州事務所の差、呉服業界の事情などたくさんの内容が含まれている中、東京から離れた白熊さんの仕事に対する想いをじっくり味わりました。
公正取引委員会という仕事に、上司や同僚の行動と他者からの視点を含めた白熊さんと小勝負さんの考え方は見逃せません。

今後も白熊さんがいろんな波にのっていくのを楽しみにしています!

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めちゃめちゃ面白い!!!
映画『マルサの女』を初めて見たときのようなおもしろさだった。
自分が仕事をしてるのではなく、仕事に自分が使い潰されてしまうと疲弊しそうな中、メゲながらもそれを何とかこなし、歯車上等!と気持ちを切り替え、小市民的お人好しをギリギリ維持して問題に相対する主人公に、拍手喝采!怒涛の共感!!

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続編の今作も期待を遥かに上回る面白さでやっぱり一気読み!九州へ転勤となった楓は、中央と地方、"ダイロクとダイヨン"の様々な差を感じながらも懸命に仕事に取り組み、その中で、職場関係者や調査で出会った人々、それぞれの立場や背景に思いを馳せていく。それは小勝負や転勤先の同僚・常盤からの影響も大きいのだが、楓の成長ぶりに今後の期待感も高まる。そして楓の恋愛感情が垣間見えるのも見どころ。限られた"出来ること"の中で、不当な理不尽を強いられている人を精一杯助けようとする公取委の人々の活躍は痛快で、まだまだ続編熱烈希望!

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作者の原作でドラマが立て続けに作られている。
お仕事小説としても新鮮な発見に溢れ、成長譚としても登場人物が魅力的。そのうえストーリーも起伏に富んだエンターテインメントなのだから、ドラマにしたくなるのも当然。
今作もまた人物がイキイキとしている。そしてミステリとしてもキュート。
まさにSNS時代のエンタテインメントの教科書。

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実態をよく知らない公取というテーマでしたが、興味深く読ませていただきました。強制力があまりない中で、問題を解決するまでの何段階にも及ぶプロセスを楽しむことができました。ミステリー要素もあり、終盤は目が離せません。ほんのり恋愛色もありつつも、人と人との関わり合いがメインの話でした。

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意欲的に新作をバリバリと書かれる方ですね!アイディアがどんどん溢れてくるのでしょう。きっとみんなが待っていた競争の番人第二弾。
この人間関係がどうなるのかを見届けたい、白熊楓のさらなる成長を見たいみなさんへ。
舞台は楓の新天地九州、伝統の着物を扱う業界の複雑に絡まった問題。
新しい職場の同僚たちがまた濃い。
登場人物を立体的に描き、頁をめくる手が止まらなくなるのは今回も同様。
経験を積み、視野が広がり?少し成長した?楓にまた会えます。

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続編楽しみにしてました。今作も面白かったです。
九州に転勤となった白熊さん。
過保護な母親から離れ仕事に打ち込めているんだろうなと思いながら読み進めました。
やはり巻き込まれ体質は変わらず、でもそこが白熊さんの好きなところでつい応援したくなります。

公正取引委員会の仕事についてもさらに知ることが出来ます。
相変わらずのダイロクの同僚たちと会えたのも嬉しいですが、九州の常盤さんはじめとした同僚たちのキャラクターもまたイキイキと描かれています。
小勝負君のキャラクターも相変わらずで、楽しくて一気読みでした。

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『競争の番人』第一弾がいまだドラマで放映中のさなかに、こんなに早く続篇を読むことができるとは天にものぼる歓びですね。新川さん、ありがとう。さて、ストーリーも当然爽快感いっぱいなのだが、今回は前作以上に白熊さんの恋バナが面白い。同期の小勝負君なの、それとも王子様なのとワクワクしてしまう。今から第三弾と白熊さんの恋の行方が待ち遠しいのは、きっと私だけではないだろう。

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前回に引き続きおもしろい!
ダイロクを離れて新天地九州へ。癖の強い同僚や慣れない地方に戸惑う白熊。成果を出せない自分に苛立ちながらも自分にできることを全力で取り組み、弱い者を助けようとする姿に胸があつくなりました。ラストに意外な展開もあり、最後までドキドキワクワクでした。あと、小勝負のわかりにくい優しさが素敵です。

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ドラマ化されているのも知っているし、ああ、杏ちゃん今度はオカッパ体育会系なのね…と横目で見ました。が、初巻は未読。ついていけるかなあと思いましたが杞憂でした。テンポ良く随所に公取のトリビアも入り、どちらかというと謎組織だった公取についても理解が深まりました。さらに謎な呉服業界のアレやコレもへえーの連発。気楽に読めて未知の業界を覗き見気分。キャラもたってるしエンタメ小説のお手本ですね。何となく高殿さんとかぶる気がします。今後独自の作家性、文章読んだだけで新川さんだ!とわかるような何かが生まれたら最強ですね。

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新川帆立さんの作品を初めて読みましたが、読み終えたあと、登場人物たちが一人残らず愛おしく思えて、一気に著者のファンになりました。
白熊さんと小勝負くんの今後が気になりますが、納得の未来が待っていることを確信しています。

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前作を読んだばかりで、福岡編が読めて嬉しいです。かしわ飯弁当のT市とか、暴追のK市とか、舞台が地元だと前作に増して情景が浮かびます。博多駅から4駅って、香椎かなぁ、春日かなぁ…白熊ちゃんどっちに住んでたんだろ。
モヤモヤモヤモヤする状況から始まり、地方からの目線で仕事に向かうと、本陣からとは見えてくるものも違う…公正取引委員会の仕事内容に加え、地縁の絡みも読んでて苦しくなるほど盛り込んで、なのに一般読者にも理解できる語り口で、このスピード感!新川先生、感服です。そしてこの流れは…続編ありますよね。次回作も楽しみにしています。
読ませていただき、ありがとうございました。めっちゃ面白かったです!

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前作もこちらで読ませていただきました。
白熊の伸びしろに期待していたのですが、九州地方では余所者扱いされながらも、持ち前の根性と正義感で頑張っていて期待以上でした。

地方には地方の悩みや、いいとこどりする本庁への敵視のようなものもあってやりきれない部分もある中、目の前のやるべきことに目を向け踏ん張る姿がよかったです。
この先もこのまま正義を貫いていってほしい。
地方で揉まれまた一つ成長して帰ってきた白熊に加え、石山の活躍も次作からの楽しみになりました。

恋の方はまだまだのようですが、小勝負とのその先はこれからのお楽しみということでしょうか。
だけど、憎まれ口を叩きながらもお互いに気にかけているこのままの関係でいてほしい気もしますね。
次作も楽しみにしています。

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早くもシリーズ第2弾。地方事務所へと移動した白熊ちゃんが、立ち向かうのは呉服という、難しそうな業界。あちこちからよそ者扱いされたり、相変わらず運がないですね。でも白熊ちゃんの素晴らしい蹴りは健在でした。スカッとします。今回はあの人の出番が少ないかと思いきや、プライベートな部分も出てきてよかったです。

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小勝負vs.内偵の常盤。
勝敗は最後の最後まで見えない。
もつれにもつれ、「白熊さん、あなた馬鹿ですか」と
小勝負の決め台詞が飛び出しても、白熊に同じく頭の中は?
福岡の呉服業界は地方ならではの濃厚な人間関係や昔から続くしがらみだらけ。
地方事務所の悲哀も存分に描かれていて、
社会問題や気に留めたこともなかった中央集権、本局と地方の立場など、興味深く読めた。
「だれかのために」と、組織の一部に組み込まれて働くのも大切なことだと思う。
次は、白熊vs.小勝負再びかな。楽しみです。

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福岡へ転勤してきた白熊。中央本局にはない、地方ならではの苦労が描かれる。地域特有のしがらみや本局との力関係の差は、公正取引委員会でできることの限界をさらに白熊に突きつけることになるが、その中でも「できることをきちんとやる」という矜持は、他の仕事にも当てはまる。今、仕事で思うように動けない人、仕事にうんざりしている人に、ぜひ読んでほしい。
白熊の葛藤を通して、一緒に悩み、もがき、最後には勇気がもらえる作品だと思う。
新登場の常盤を始め、九州事務所のメンバーも個性的で、エンタメとしても面白い。特に仕事の葛藤の面では、新人の石山くんの成長に注目したい。ダイロクメンバーも登場するので、小勝負くんファンにもオススメ!

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公取委審査課の中堅係長、白熊と小勝負。対照的な2人が、独自の商慣習が蔓延る呉服業界の内実を暴く。
常盤を含めた関係がどうなるかと思いきや、終盤まさかの展開に。ドラマと同時進行ながら原作の快刀乱麻ぶりに快哉。警察官を志した甲賀とのエピソードも気になり続編に期待

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前作で言い方は悪いが、そんなにぱっとしない地味な印象の公正取引委員会を舞台に、人間味溢れる現実と独特な個性を持つ登場人物たちがいい味を出してたのを思い出しました。
テレビドラマ化されましたが、なんとなく自分のイメージから外れるのが嫌で見ないまま本作を読んで良かったな。
呉服業界ってのも古き慣習に囚われた世界かと想像した通りでありつつ、新たなチャレンジをしている存在の話もあり、それで一作品できそうな匂いも(笑)
白熊さんと小勝負くんの微妙な関係もまだまだ面白い話が続きそうで、今後が楽しみです。

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今回は白熊が飛ばされた福岡で、内偵の王子と呼ばれるする地元大企業の御曹司常盤や、地方組織では手を出せない案件の調査のためにやって来た古巣本局第6のメンバー達と共に、呉服業界のカルテルに挑む。そこに絡んでくる殺人事件や暴力団。カルテルは苦心の末に証拠を掴むが、小勝負の抜群の記憶力で掴んだ殺人事件の手掛かりに、事件は思わぬ方向に転がりだす。帆立さんの淡々とした文章は、前作のように母娘の情を描いた作品より、法律で押し進める弁護士や公取の話の方が断然向いている。呉服業界の流通経路が複雑なせいか少々わかりにくい部分もあったが、真逆のキャラの小勝負と常盤の対比や、地方に飛ばされ本局捜査の補助作業に回される白熊のジレンマ等、面白く楽しませてもらった。帆立さんの作品の中でこのシリーズが個人的に一番好み。キャラだけ持っていった、中身別物のテレビドラマはこの際忘れて、是非とも正統派の3作目を期待したい

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公正取引委員会で審査官として働く白熊楓。
本局から九州へ転勤した白熊は、
「調整に戻れ。戻らないなら殺す」
そんな脅迫状が届いた呉服店へと赴く。

地方の歴史や人間関係に戸惑い翻弄されながら、
着物業界にあるカルテルなどの闇に迫っていく。

前作よりもグッと白熊が成長した印象。
頑張ってもうまく報われない日もあって、
でも悪くないなって思える日もある。
そんな言葉がずっと入ってくる展開だった。

伝統も大事だけど、
業界として新しいものを受け入れられないと、
衰退していくよなぁ、と読んでいて感じた。

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シリーズ第二弾。
磨きがかかって、益々面白く読ませて頂きました。

白熊楓は、九州の事務局へ異動となり、
本局とは違う地方ならではの苦労を味わいます。
今回対峙するは呉服業界。
あまり縁のない呉服業界の流れについて、
大変丁寧に書かれていて、
とても興味深く読ませて頂きました。
また、今回の作品では、
誰でも表の面と裏の面があり、
一面だけで評価してはならない、ということを、
様々な登場人物から感じました。
また、組織という渦に翻弄され、
苦しみ悩む人々が描かれていました。
これは、本当に難しい課題だと思います。

九州へ行ってしまい、「ダイロク」メンバーや、
特に小勝負とのこの先を楽しみにしていたのに…、
と、完全入れ替えの新たな展開に、
少し淋しく思いましたが、杞憂でした。
こんな関わり方もあるのですね。
となると、新キャラ登場の九州事務局の個性的な面々にも愛着が湧いてくるってものです。
もう少し小勝負と先に進んで欲しい気もしましたが、小勝負の事が少しずつ分かってきて、それも次回作への楽しみの一つとなりました。

これは、きっと第三弾があるだろうと思われます。
石頭の石山、面倒なタイプの南も加わって、次はどんな問題を乗り越えるのか、楽しみです。

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九州事務所への転勤し、呉服業界を覆うぶ厚い雲に立ち向かう白熊楓たちの姿を描いたシリーズ第2弾。ドラマ視聴中なので、原作のこの部分をドラマに取り入れてるんだなと思いながらの読書。九州の同僚は結構癖が強いし、九州呉服業界のヤバさが半端なくて、令和の世になっても〇クザ絡みなの?と驚く。それに加え中央(霞ヶ関)からの下請け扱いされたり、仕事に対し苦悩と葛藤を抱きながらの泥臭くも踏ん張り、正義を貫く白熊たち公取委の姿は今作も読みごたえがあった。小勝負の素性絡みの話がドラマ違う形で描かれるのか?興味があるし、中央(霞ヶ関)に戻った白熊のその後も気になるので続編が読めると嬉しい。

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上からに聞こえたら申し訳ないですが、新川帆立さん、どんどんこなれて上手くなっていく。
九州への転勤で、心機一転したはずの白熊だったが、なんとも重い事務所の空気にはや気持ちは滅入りがち。本局勤務だったことをやっかまれ、パワハラ紛いの扱いも。同僚の常盤はのらりくらりマイペースで、自分優先の動きしかしない。謎の脅迫状、殺人、着物業界の闇が見えても迂闊に動けないジレンマ。そんな中で白熊は、自分の仕事の立ち位置をどうにか掴んでいく。
小勝負の謎のアドバイスの真意がわかるまではどう進んでいるのか不安だったが、見事な推理に目を剥いた。さて、本局でどうなるのか!?

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お待ちかねのシリーズ第2弾は九州事務所編。
今回もテンポ良い展開ですごく面白かった!地方と本庁の関係性なども興味深い。
他の省庁(企業もかな)でも中央と地方、総合職と一般職、男性と女性など、表面に出しにくい感情はあるだろうし、なかなか相手のそれには気づけない。こうして物語として客観的に見せられるとストンと入ってくる。
法律の中でできること、できないこと、自分の担当業務の範囲としてやるべきこと、任せるべきことなども読んでいてはっと気づかされる。

今作では小勝負の過去もちらつき、今後「あの男」と会う日が来るのかも気になるところ。ひと回り成長した楓のこれからの活躍が楽しみ!

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見てから読むか、読んでから見るか。まだテレビドラマのほうは放映中ではあるが、続編の登場である。ドラマ原作を差し置いてまずは続編拝読。
どうも、テレビドラマは原作と微妙に異なるようであるが、白熊楓をはじめ、転勤した白熊の追う事案のために福岡にやってきたダイロクメンバーのキャラはテレビドラマで描かれているのと、そのままである。
福岡のダイヨンのキャラは少々ミステリアス。パワハラ気味の古賀課長、妙に女性に優しいが勤務態度最悪の常磐。中央と地方のギャップに悩む石山。白熊楓にとっては三者三様に頭の痛いキャラではあるのだが、物語が進む中でそれぞれの訳も見えてくる。

ストーリーは九州の呉服業界の談合、それをしきる暴力団組織、裏で操る地方議会のボス、それに乗っかる中央省庁という構造の中で進む。旧態依然で談合は必要悪とする業界筋とそれに乗っかる官公庁という筋立ては、現実社会でも問題であろうし、どうもこのシリーズのメインテーマの様な気がする。今回はこれに九州やくざが絡んでくるのでハラハラどきどきが加速されるのは必然。相手に寄り添いすぎと揶揄される白熊楓は、どうやって事態を収拾させるのか。段々とページを繰るスピードが速まってくるような小説に仕上がっている。

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競争の番人の続編。前作も面白かったので楽しみにしていました。
九州に転勤になった白熊楓のその後を知ることが出来てとてもうれしい。
今回は呉服業界のカルテル摘発がメインの話。
新川さんの作品は法律の知識がなくても楽しめるものばかりで、物語の世界にあっという間に引き込まれてしまいます。今作も面白すぎて一気読みでした。
続編がありそうなラストだったので、次回作も楽しみにしています。

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『競争の番人 内偵の王子』

公正取引委員会の本局から九州の地方事務所に赴任した主人公。
呉服業界の談合を調査することになるが、地方の事情、県議会のドン暴力団の関わりが分かり…
元同僚で本局のダイロクのメンバー、九州地方事務所の内偵の王子や同僚と解決に向けて動き出す。

何のため、誰のために仕事をしているのか、本当に自分は報われているのか、ただの使いっ走りじゃないのか、成果を全部持って行かれてるのではないか…
公正取引委員会の物語であるが、仕事をしている人が一度はぶち当たる壁が描かれていた。

色々なところに伏線が張られすべて回収されていく、今回もお見事だった。
そして、あのドキドキも…

でも、やっぱりお仕事の物語で「辛いことも多いですけど、悪くないなって思える日もあるから」に大きく頷いた。
これから先も楽しみだ。

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次々とドラマ化されている新川さんの新刊。クライマックス間近の『競争の番人』の方はドラマの方で観ていて、続編で初めましての作品でした。登場人物の設定がドラマと違っていたので新鮮に読むことができました。
 今回の舞台は九州の地方事務所。地方ならではのしがらみで苦労する白熊が生き生きと描かれています。古巣の「ダイロク」メンバーとも後半絡んでいきますよ。
 「公正取引委員会」は名前こそ聞いたことがあるものの実態はよくわからず、カルテルもその中に入っている者。はじかれてしまった者の立場などストーリーを読んでいくうちに自然とわかるようになっていました。当たり前ですが、やはり本の方が深く理解できますね。
 現役の弁護士さん、たくさんのネタをお持ちなんですね。今後も楽しみです。

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続編も前作に負けず劣らず面白かったです。九州に転勤になった白熊ちゃんが、地方事務所でのダイロクとはちょっと違う仕事に悩みながらも奮闘する。内偵の王子にちょっぴりときめいたりしている様子も可愛い。ドラマと被ったりするのかな?と思っていたら全く違ったので尚更楽しめました。続々編も楽しみにしています。

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ドラマは観ているのだが、1作目をタイミングを逃して未読のため、どうしようか迷った。でも、やっぱり読みたい!とリクエスト。
いきなり2作目でも、十分楽しめて、ホッとした。
白熊が九州に転勤し、新しい仕事仲間としっくり行っていないのが気になったが、すぐに話に引き込まれた。もうひとつ気になっていたダイロクのメンバーも、姿を現し、「やった!」と思いながら、読み進む。
地方と中央の仕事の違いを感じる。いや、違っているようでも、目的は同じ。それぞれが自分の仕事をすることが大事なんだ! 
お仕事小説としても、ミステリーとしても、今回は恋愛話としても、楽しめた。
3作目も絶対あると思う。今度はタイミングを逃さない!
※内容紹介のラスト「全国の働き者に捧げます。仕事帰りの豚骨ラーメンのような一冊です。」に、「???」と思ったら、「新川帆立」と記名(笑) 
働き者ではないけれど、楽しんだ(笑) 豚骨ラーメン、食べたくなった~!
#競争の番人 #NetGalleyJP

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「競争の番人」第2弾! またしても一気読みの面白さでした。
今回の舞台は東京から福岡へ。地方独特の慣習や人間関係の複雑さも鮮明に描かれており
地方在住7年目の私には、より深く実感共感できる内容でした。

よそ者として邪険にされながらも必死で人の為に戦う白熊さん。
あとは小勝負さんの過去が描かれていたりとか
さらなる恋の予感とか、読みどころ感動どころ満載でした。

すごいですよ新川帆立。子どもから大人まで楽しめる作品なので
親子で新刊が出るのを楽しみにしている今一推しの作家さんです。

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公取の地方と中央の軋轢、業界特有の昔ながらのしがらみ、実際ありそうだなあと思いました。

主要キャラの立ち位置がしっかりしてきた印象でした。白熊さんと小勝負くんの微妙な関係は今後進展あるのか次回作がたのしみです。

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競争の番人第2弾。
白熊ちゃん九州に異動。
呉服業界の話、もしかしたらドラマと内容被る?と思ったら別物でした。
新キャラ内偵の王子も登場。
でもダイロクのメンバーもしっかり絡んできて、待ってました!となる。
小勝負さんはもちろん、桃園さんもいい仕事してる~。
なんだかんだで風見さんもね。
地方ならではの視点も手に入れた白熊ちゃんは、またひとまわり成長。
東京に戻るっていうことは、続きがありますね。

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福岡に転勤になった白熊楓が今回取り組むのは長く地元に根づいてきた呉服業界。余所者扱いされた上、中央とは違う地方ならではの事情に四苦八苦。同僚の相棒・常盤は何やら一癖ありそうで…。呉服業界でのしきたりは、長い年月をかけて出来上がってきたもので、組みまれている人にはそれが違法だとは気づかないことも多いのだろう。正しくないことが堂々とまかり通る世界。新しく何かを始めることがどれだけ難しいか。ましてやメスを入れるのは。ことはカルテルや殺人事件へ発展し、ダイロクメンバーが出張ってくるのだが、あの小勝負の声が聞こえただけで嬉しくなった。様々なことに心を揺らしながらも、担当やチームの何たるかを自分の中に落とし込み、強くなっていく楓が格好良かった。ぜひ今後の彼女も追いかけさせてほしい。

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今回は白熊さんが九州地方で活躍!

新川帆立さんのお仕事小説は、専門的な用語も法律も丁寧な解説とともに小説に組み込まれてきます。
難しいと思うところもありますが、そこはストーリーの展開、テンポの良さで読みやすく感じました。

呉服業界と暴力団という触れたことのないジャンルのカルテルでしたが、こういうつながりは実際あるのかもしれないし、本文で触れているお金の流れや問屋の仕組みなどもおそらく古くから受け継がれているものとして、業界の人に染み付いているのだろうな。
どんな業界でも、『その業界では普通』ということはあって、それは他業種の人から見たらおかしなことだったり。
そういった、自分の知らないことを教えてもらえて、とっても勉強になりました!

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公正取引委員会の具体的な仕事がわかって、とても勉強になります。地方だと本局だけで泣き消費者庁にも手柄を取られてしまうのですね。モチベーションを維持するには大変そうです。小勝負君がなかなか出てこないので、今回は白熊さんと常盤さんの話かと思っていたら、やはりヒーローは小勝負君で良かったです。白熊さんが地方での苦労で、白熊さんらしさを失いそうになるのを食い止めてくれたり、白熊さんの持ち味を心配しつもそれが失われそうになるのを食い止めるところが、ツンデレだなと思いました。だいぶ距離が縮まってきた2人。続編が楽しみです。

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ノリにノッてる新川帆立さんの作品は相変わらず読みやすくてエンタメ性に溢れている。
今回は呉服業界の話だったけど、渋いところ付いてくるなーって感じです。
明るくない業界の話を読むのは読書の醍醐味ですね。
白熊さんが相変わらず空手の力技で蹴破ってしまうのも楽しみのひとつ。
小勝負くん好きなので出てきてくれて良かった。

4 stars
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第2弾は新天地で。
公取の審査官白熊楓は、九州事務所へ。
そこは、前任者が次々と辞めているいわくつきの部署。
内偵業務で実績を上げている常盤とコンビを組んで呉服業界の内偵に乗り出す。
地方事務所は本局の下請け感があり、本局から来た白熊は白い目で見られる。
巨大なカルテルの可能性が浮上し、本局のダイロクメンバーも合流。
呉服業界でのしきたりは、当たり前のことで、それが違法だとは思っていない。
小勝負から意外な忠告。
これが後半の意外な展開に。
立場が変わって成長した白熊。
小勝負との関係は?
次作も楽しみ。😊

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前編も読ませて頂いたし、ドラマ見ていたので、続編がどんな内容になっているのかとても楽しみにしていました。短編かなと思っていましたが、一冊丸ごと一編だったので、読み応えがありました。
ドラマを見たせいか、人物像がはっきりとして更に読みやすかったなと思います。

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ようやく馴染んだ職場を離れて、一人福岡の地で慣れない業務に就く白熊に、何かと気になる同僚の常盤、そんな二人を気にする小勝負…ちょっと新展開を期待してしまいましたが、(そんな勝手なきゅんはさて置き)しっかりお仕事してました。
そして、福岡という土地柄がとてもハマっていました。
仕事の《立場》について考えさせられます。
何のために働いているのか、誰もがぶち当たる問題に一つの答えをくれます。
仕事、頑張ろう。そう言う気持ちの奮い立つ作品です。

4 stars
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ドラマ版の予告で着物業界を見て2巻出たばかりなのにもうドラマ化するのかと驚きました。でも、小説版は舞台が九州なのと登場人物の一部の人間関係が違うのでそれぞれ楽しめました。競争は結果以外は見え難いしルールの中で健全な努力をするのが当たり前なのではなく良い評価が与えられる指標があったり、公正取引委員会の認知度がもっと上がって公取の取締りがあったからと会社の選択肢が変わればズルも減るかもしれないと思いました。

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本局、東京から九州に異動になった白熊。今回は九州で、前作のように九州の公取メンバーと事件を解決していくのかと思ったら少し違くて、九州にダイロクメンバーがやってきたり、相変わらずのお人好しや小勝負の言うところの「馬鹿力」も健在だったりで面白かった。
前回で公取は弱小官庁である、と印象づけられたけれど、それでもダイロクは立派な本局。今回は地方支部にいることで、弱小官庁でも本局は別格感がでていました。
自分の仕事に本局のお手伝いで疲労困憊し、何のために働いているのかと悩みながらも、成長する白熊。今後も楽しみです。
読ませていただき、ありがとうございました。

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犯人は誰なのか、ずっと考えながら読んでいましたが外れてしまいました。白熊と小勝負のコンビがまた見れて良かった。地元が舞台なので、出てくる地名など馴染みがあり、そこもまた楽しめました。ただ、メンバーが意地悪に描かれていたなのが、福岡人そんな冷たくないよ~とちょっと悲しかったかな(笑)自作も期待してます。

3 stars
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九州に転勤になった白熊楓のその後のお話。小勝負さんは何かしら関わるんだろう、いや、関わってくれないと!期待しましたが、前作のダイロクのメンバーもしっかり物語で活躍してくれるのは嬉しいですね。
しかも新天地九州での登場人物もキャラが立ってます。
中でも内偵の王子様常盤さん。彼は大変魅力的ですね、小熊さんとどうなっちゃうの?小勝負さんは?!?!
とキュンとする要素もあって最後まで飽きさせないのは流石です。
この作品、公正取引委員会という仕事をメインとした作品ではあらますが、他の業種仕事でも既視感を感じさせる悩みもある気がして、共感を得られやすいのではと思いました。

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九州に転勤になった楓が立ち向かうのは、呉服業界のカルテル。本局と九州事務所での扱いの差に戸惑いつつ、時間にルーズで常にマイペース、財閥の次男坊でもある内偵の王子様「常磐」という荒波にもまれながら奮闘する楓。暴力団絡みで物騒な雰囲気が漂いながらも、楓の正義感と小勝負の頭脳が合わさると、解決の糸口が見えてくる。仕事をしていると報われないことばかりで腐りそうになってしまうこともあるけど、仕事に対する思いを再確認して吹っ切れた楓は最高にかっこよかった。ドラマもいいけど、やはり原作の方が好き!1作目もよかったけど、2作目は更に面白かった!!既にシリーズ3作目が待ち遠しい♪

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