方舟

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刊行日 2022/09/06 | 掲載終了日 2023/02/28

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内容紹介

2023年 本屋大賞ノミネート!!
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」をダブル受賞した大注目作品!


友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、
偶然出会った家族と地下建築地下建築で夜を越すことになった。

翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。
さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。

そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。

タイムリミットまでおよそ1週間。
生贄には、その犯人がなるべきだ。

――犯人以外の全員が、そう思った。


2023年 本屋大賞ノミネート!!
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」をダブル受賞した大注目作品!


友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、
偶然出会った家族と地下建築地下建築で夜を越すことになった。

翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。
さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。

そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。

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出版社からの備考・コメント

★仮データを元に作成しています。刊行のものと内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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おすすめコメント

極限状態での謎解きを楽しんだ読者に、驚きの<真相>が襲いかかる。
この衝撃は一生もの。
――有栖川有栖


「ソリッド・シチュエーション」と「カルネアデスの舟板」と「なぜ殺したのか(ホワイ・ダニット)」の精妙高知な融合。
この書を手に取る者に至福の呪いあれ。
――竹本健治


本格ミステリが生き残るための《たったひとつの冴えたやりかた》がここにある。
――法月綸太郎


【担当編集者コメント】
2019年に第60回メフィスト賞を受賞され、その後大正ミステリーを二作発表された夕木春央さんの、初の現代ものとなります。

ご執筆前に、夕木さんに「あたためていたアイディアがある」と構想をうかがい、愕然としたことを今でも覚えています。

ラストの衝撃を味わってくださった皆様が話題にしてくださり、おかげさまで2023年の本屋大賞にノミネートしたほか、「週刊文春ミステリーベスト10 」「MRC大賞2022」第1位を獲得しました! 

まだ読まれていない方はぜひ、お早めに『方舟』にご乗船を!


極限状態での謎解きを楽しんだ読者に、驚きの<真相>が襲いかかる。
この衝撃は一生もの。
――有栖川有栖


「ソリッド・シチュエーション」と「カルネアデスの舟板」と「なぜ殺したのか(ホワイ・ダニット)」の精妙高知な融合。
この書を手に取る者に至福の呪いあれ。
――竹本健治


本格ミステリが生き残るための《たったひとつの冴えたやりかた》がここにある。
――法月綸太郎


【担当編集者コメント】
2019年に第60回メフィスト賞...


販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

※ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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★★


出版情報

ISBN 9784065292686
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

めちゃくちゃおもしろかったです!浸水する地下建築に閉じ込められ、誰か1人が犠牲にならなければ全員死ぬ。一番想像したくない最悪の状況。あまりの閉塞感、絶望感に、一気読みでした。恐ろしすぎて、一刻も早く解決の糸口を見つけるべく、必死に推理しながら読みましたが、まさかこんなラストになるとは…。夢に見そうです。

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なんとも言えない息苦しさで一気読み!
極限状況!ヒリつくパニックミステリー!でした!!!
ラストやばすぎませんか!?!?普段そんなことあまりないのですが、ラストを読みながら「あああああぁーー!!」まるで自分も登場人物達のように声が出てしまっていました。こんな衝撃的な終わり方、こんな恐怖体験、なかなかありません!
いきなりラストの感想から書いてしまいましたが、とにかく最初から先の見えない展開と不穏さに目が離せませんでした。
夜中に読んでいましたが、これは夜中に読むもんじゃない!!夢に出てきそうなくらい怖かったです。自分も一緒に閉じ込められているかのように、物語に引き込まれてしまいました。
何がネタバレになるかわからないので、当たり障りのないことしか書けないのがもどかしいのですが、、、
とにかくすごいです!間違いなく衝撃をうけるラストです!
たくさんの人にこの衝撃を味わってほしい!!今すぐ誰かと語りたい!と、読み終えたばかりの私はテンションMAXです。
それにしても怖かったです…!
でも、そういうアトラクションの様に楽しめました!
めったにできないであろう読書体験でした。ありがとうございました!

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超最恐のクロードサークル。

閉ざされた地下建築で起こる凄惨な殺人事件。
どうやって?動機は?
綿密な描写により、自分がそこにいる様な臨場感にスリルを味わえます。

多数を助けるために、誰か犠牲にならないといけないのか。
以前聞いたことがある「トロッコ問題」を思い出した。
倫理観は、善良な人たちだけに当てはまるわけではないと、
このミステリーは訴えかけている気がします。

そしてラスト!!!!!

ぜひ、読んでほしい作品です。

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結末を知って、一瞬どんな感想を持つのが正しいのか分からなくなりました。人間の心理がこんなに明確に作用するトリックがあることと、こんなにも隙のない「悪」があることに驚きました。このトラウマになりそうな衝撃は、一人では持て余してしまいそうなので、誰かと共有したい。

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ミステリー的な仕掛けに向けて小説全体が美しく構成されており、文章も非常に読みやすく、すべてのミステリーファンにおすすめできる作品なのではないかと思います。あくまでも個人的な好みで言えば、やや”きれいにまとまりすぎている”ように思えもう少しアンバランスさがある方がおもしろいと感じるところもあります(が、おそらく、このバランス感の方が多くの読者に届くものであるとも思えます(笑))

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今年1番、ぶっちぎりの自分的ベスト1!閉塞感溢れる設定でこちらまで息苦しくなる中、文字通り身も心も浸水していくようだった。怪しげな親子連れ、誰が奴なのか、次第に疑惑にまみれて各々本性が出てくるところがリアルすぎてゾクゾク。予定調和で終わらず最後まで気が抜けない。最高でした!

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やばいやばいやばいやばい。これはやばい。面白すぎでしょ。読んだあと、家族と友達にこんなミステリあり?って興奮して話まくりました。轟音とともに一気にクローズドサークルへとなりはてる何やらいわくありげで怪しげな地下建築。もうここからワクワクがすごい!その轟音はこれから起こる惨劇のファンファーレのよう。閉塞感と疑心暗鬼が溢れ出て、こちらの息も絶え絶え。なのにワクワクドキドキして、もうページをめくる手が止まらない。絶対に最後まで読んでください。こんな動機あり?!今まで読んできたミステリの中で、一番驚愕の動機です。超ド級。怖すぎでしょ。10年先も20年先もずっとずっと忘れられないミステリになりました。この面白さは、全世界に伝えるべき!

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山奥の地下建築に閉じ込められた柊一たちが、その密室の中で起きた殺人事件の犯人を探す。目的はその犯人を生贄にするため、というのが斬新。柊一の従兄弟翔太郎がシャーロックホームズっぽい雰囲気で徐々に犯人に迫っていく。
方舟というタイトルが展開とピッタリとハマる瞬間、うわ、やられた!と思った。絶望と驚愕、たっぷり堪能させてもらった。

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想像を越えるにも程がある!
最初はよくあるクローズドサークルのミステリだと思った。けれどこんなミステリは今まで読んだことがない!
読み終えてからのドキドキがおさまらない。多分、無意識に何度も息を止めていたんじゃないだろうか。
ヤバいものを読んでしまった。

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閉所恐怖症でなくても息が詰まるような話。入り口はふさがれ、下から浸水してくる地下施設の中で起こる殺人事件。出るためには誰か一人が犠牲になるしかない状況。各方面で絶賛されている理由は、最後まで読めばわかる。しばらく余韻で立ち上がれない。

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うわぁ・・・
という幕切れでした。
足並みを揃えよう、悪目立ちしないようにしよう、問題を先送りにしよう。閉じ込められた面々はいかにも日本人的な考え方で、それゆえ犯人の悪意に思考が追いつかないのかもしれない。方舟の正体は生存競争の呪いの壺。同じシチュエーションで海外ミステリーだったらもっとパニックものに近いと思う。

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とても面白かったです!!!
「誰か1人を犠牲にして閉ざされた空間から脱出する」という少し「トロッコ問題」を思わせるシチュエーション。そこで起きた殺人事件。自分たちが助かるために犯人を見つけ出す…。
閉ざされた空間から脱出するために、殺人事件の犯人を探すというなかなか特殊なミステリーですが、初めからのめりこみました。ミステリーとして面白いのはもちろん、文章がとても読みやすくてすぐに没入しました。
なんと言ってもやはりこの結末…!!!!意外とあっさりした結末と思いきやそんなものではありませんでした。読み終えて少し放心状態になるくらいの衝撃!これはすごい…。誰かとこの結末すごいよね!!と話したくなりました。周りに布教せねば…。

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『方舟』に閉じ込められてしまったからこそ起きた殺人。
みんな怪しく思えて、犯人は一体誰なのかさっぱり分からないまま。
そしてエピローグで動機が明らかになったと思ったら、驚愕のラストが待っていました。
犯人、冷静すぎて怖すぎです。
事件の真相と犯人は解明されたけど、スッキリはしないこの矛盾。
このモヤモヤこそ、作者の思うツボなのかもしれません。

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山中に埋められた地下建築から脱出するには、誰かを犠牲にしなければならない。そうしなければ、全員が死ぬことになる。九人のうち、死んでいいのは、----死ぬべきなのは誰か?
視点がアドベンチャーゲームの様に移動する。現場を捜査し証拠を集め、推理する。某ファミコンゲームを思い出した。方舟の見取り図が頭に入ると後は物語にどんどん引き込まれてしまった。
最後、明かされる結末にゾッとする。大どんでん返しにも程がある。久々に背筋がスッとする感じの話を読んだ。

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とにかくヤバいの一言に尽きる。読了後に叫びたくなる恐ろしい結末。真相が次々と明らかになっていく、最後の数十パージはずっと鳥肌が立っていた。発売前のレビューが禁止されていたが、何も情報が無い状態で読んでほしいので、発売後も厳禁でいいと思う。すごかった。

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最初はわりとよくあるオーソドックスなクローズドサークルなのかなと思いながら読んでいましたが、そのディテールにこだわった推理はなかなか鮮やかで、何よりそれだけでは終わらなかった何とも衝撃的な結末に度肝を抜かれました。

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「うわっ……まじか……」と、思わず呻くラスト。
この結末はまったく想像していませんでした……。
この後起きることを想像すると(想像したくないけど)、とてつもなくいやぁな気持ちになる一方で、一読者としては、きれいに騙されたことに一種の爽快さも感じる作品。
間違いなくおもしろい。一気読みでした。

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最初から最後までずっと緊張感があった。
犯人と過ごす閉塞感と水位の上がる恐怖は絶対味わいたくないな…。
「犠牲になるのは、殺人犯であるべき」という当たり前でかつ暴力的な結論を、ここから脱出したその先にも是とされるのかは確かに頭を抱えてしまう。
その後どうなったのか、は結末で慟哭したあとにじわじわと効いてきた。
はー、面白かった。

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凄まじい1冊を読みました。
水没する地下施設に閉じ込められた主人公達。
その中で発生する殺人事件。
脱出するためには、誰か1人が犠牲になる必要があるが、その生贄には、犯人がなるべきだ。
極限状況での犯人捜しが始まる。

刻々と近づくタイムリミット。
次々と起きる殺人。
最後まで続く緊張感、緊迫感。
犯人は誰なのか、そして、何故殺人を犯すのか。
映画的ではあるが、あえて映画では見たくない、文字で愉しみたい。

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ほぼほぼ最後の方までは、普通の密室ミステリーだなあと思いながら読んだ。
殺されたのは、この建物について知っている、建物の外観に何らかの秘密が隠されているのかなあと思っていたので、探偵役の翔太郎が同期を告げたとき、関係なかったのか。そういえばそういう動機もあるなと思っていました。

最後の、ほんの数ページで絶望がやってきます。

ここまでのどんでん返しはなかなかないと思う。
そういうことだったのか!と思ったときにはもう遅い。

面白かったです。

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読書界隈で早くも話題になっている作品です。
ミステリなので当然ネタバレは厳禁ですが、この作品に関しては事前の情報収集はほどほどにしておいて、臨まれるのがよいかと思います。

犯人は探しの誰が?よりも何故?が重要な事件です。
犯人の思考は冷徹!
ラスト、奈落の底に落ちる感覚を味わって欲しいです。

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『方舟』

森の中で辿り着いた地下建築の方舟。
そこで一晩を過ごすことになった9人。
まさかの地震が起こり、閉じ込められてしまった。そして、殺人事件が…一人を犠牲にしてしか脱出できない状況で、当然、その一人になるべきは犯人と思われたが…

閉じ込められ一週間後には水没…さらに次々と殺人事件が起こるという状況。
自分が助かるためにはどうするのか…
殺人犯だからと言って犠牲にしていいのか?でも、犠牲にしなければ誰一人助からない。葛藤の中、みんなで下した決断は?

そう方舟だった、ここは方舟だった、最後の最後に一変する結末。
気を抜かず、覚悟して読んでほしい。

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ラスト、ひえっ!って声出ちゃいました。これで終わり⁉︎って独り言も。
ただ、助走はちょっと長く感じたし、登場人物もキャラクターがあまりくっきりしていなかったせいか誰の台詞かわからないことが何回かありました。若干異彩を放っていた翔太郎さんがラストはただの人になってしまったのも違和感。
トリックや謎解き、どんでん返しが好きな方には向いていると思います。
読み終わって改めてカバーを見ると、タイトルロゴがグッときますね。

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発売後、インスタグラムで感想を見かけるようになり気になって申請しました。リクエスト許可ありがとうございます。いま読み終わりまして、「あわわわわー!!」と思っているところです。ミステリは好きでたくさん読むのであわよくば犯人を当ててやろうと読んでいましたが、犯人を当ててもこの展開は予想出来ませんでした。最後のどんでん返しがすごかったです、面白かった〜。ありがとうございました。

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どう説明すればこの本の凄みが伝わるのだろうか。私の文では10%程度しか伝わらなさそうでもどかしい。
よくあるクローズドミステリーかと思いきや、伏線がうまいこと張り巡らされていて新しさすら感じた。
ラストも私は好み。こういう話もっと読みたい。

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ラストの展開がとにかくすごいです。
なんとなく曖昧だなと思っていた犯人の動機と行動が、最後の最後できっちり説明がつくのに衝撃を受けました。
登場人物の行動と持ち物がかなり細かく書かれていたので、最初は読みにくかったのですが、読み返すと謎解きのヒントがたくさん散りばめられていたのに気がつきました。
しばらく他の本が読めないぐらいのショックです。

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これは面白い!
構成の妙が光ります。
いわゆる密室モノと特殊設定など最近注目の要素が入っています。
ただ、それがこの作品の特徴ではない。
特筆すべきはラスト!これこそ最後で驚かされるという作品はないと思います。
序盤も中盤も正直それほどずば抜けて面白いとは思えませんでした。
終盤も同じような進み方でしたので、このまま終わるのか?なぜここまで絶賛?といぶかしんでました。
しかし!その懸念は最後の最後で覆される!
特に物語をたくさん読んでいる人ほど、途中で読むのを止めてしまうのではないかと思います。
それを乗り越えてこそこの面白さを体験できる。
おススメする際は「必ず最後まで読んで!」と一言添えたくなる作品でした。

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衝撃のラスト。山奥の地下建築で起こるクローズドサークルミステリ。地震によって閉じ込められた十人。脱出するためには誰か一人が犠牲にならなければならない。そんな異常事態の中、殺人事件が起きる。生贄にするなら悪人であるべきだ。人々は犯人を特定し、生贄に選ぼうとする。何故犯人はこの状況下で殺人を犯したのか。犯人を生贄にすることは殺人と何が違うのか。閉塞感に苛まれながら、タイムリミット付きの推理が始まる。迫り来る水の気配に全身が総毛立つ。個人的には動機がやや弱い。人間関係に必然性があって欲しかった。

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話題騒然、その話題っぷりに書店員も騒然。
新時代のミステリの幕開けでしょうか。

誰かなら死んでも良いというようなキャッチコピー、引き込まれて読んでみると確かにそのような話なのですがとても読者に親切で広く開かれた小説であることがわかります。

活字に不慣れでも、建築や宗教に知識がなくても、そっと読者を誘導してくれる懐の深さ。
丸腰とも言えるような相手を疑わないさまは小説の流れとはまるで逆を行くようですが、同じ、読者を掴むための仕掛けとなります。

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前から気になっていたので読んだ方々のレビューを見ていたけれど、どれも『内容に触れるから感想は書けない。とにかく自分の目で確かめて欲しい』と言うような事ばかりが書かれていた。
読んでみてやはり私も感想は書けないけれども今年一番の衝撃的なラストだったのは間違いないと思う。

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初読みの作家さんでしたが、面白かった。主人公で語り手の柊一は、大学時代の友人といとこと共に、山奥にある謎の地下建築探訪に出かける。そこで偶然出会った3人家族と共に、地下建築の中で一夜を過ごすことになった。翌朝、地震が発生し、扉が岩でふさがれる。おまけに水も流れ込み始めて、地下建築は水没の危険にも晒されるることになる。この状況を打開するためには、誰か1人が犠牲になって、岩を取り除く作業をしなければならない。そんな状況の中で殺人が起こった。密室殺人を題材にしたミステリー小説は数々あるが、ここはより堅牢な密室で、閉塞感が半端なかったし、これでもかと次々に難題が持ち上がる。そして、最後に明かされるどんでん返しは見事だった。ノアの方舟は生かす者たちを選別する手立てだったが、この方舟は、死に行く者を選別するものだった。

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表紙を見て惹かれた理由は分からないまま読みました。
犯人はだれ?犯行動機は何?と予測しながら読みましたが、結末には心底驚かされました。
話の流れも重すぎず軽すぎずと、読みやすくあまりミステリーを読まない方にもおすすめできる作品です。

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すごいの一言です。誰がどうしてこんな状況なのに殺人をと考えながら読み進めましたが、全然わからなかったです。登場人物が怪しくない。だから誰が犯人でもおかしくない。

 禁じ手の登場しない人が後出しで犯人なのか?どっかに潜んでたとか。それかもう幽霊とかの怪奇現象でとか、まさかの地底人てきな化け物とか?いろんな想像が浮かぶ いやいやありえないと打ち消しました。

 ラストの犯人と動機に 若干えーという気持ちが。ここまでひっぱっておいてそれって! なんだよーってなってからの 本当のラスト!! 驚愕!手が止まる!凍り付きましたよ。ぎゃー。

 これは全体ネタバレしちゃいけないっての頷けました! 読み終わった人と読書会を開きたくなり作品でした。感想言い合いたいです。

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どこから本当の恐怖が始まっていたのか。犯人は終盤だんだんとわかってきますが、エピローグで想像をあっさりと超えられました。
舞台は山奥にある謎の地下建築。変わった形をしていますが、大まかな形や部屋の配置は絵が載っているのでわかりやすかったです。
リミット付きで閉じ込められたことを想像しながら読み進めると、自分だったらどこまで冷静でいられるだろうかとゾクッとしました。
続きが気になり、結構ページ数があるのについ夜更かししてしまいました。休みの前日に読むことをおすすめします。

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ミステリー好きの人ならば、かの有名な「金田一少年の事件簿」って知ってますよね?
読んだことあるって方がほとんどだと思いますが、名前だけは知ってるって方を合わせたら、ほぼ100%の人が知ってるんじゃないでしょうか?
若い男女のグループに赤の他人グループが偶然合流して、そこで殺人事件が起きるっていう、いつかどこかで見たような読んだような…。そんな気持ちで三分の一くらいは読みました。なんか、金田一少年の事件簿の犬に囲まれて閉じ込められた事件に似ているような…。
ぜんっぜん違いました。そんなわけありませんでした。みくびっており、申し訳ありません。
最後の最後に度肝を抜かれました。
これは気持ちが沈んでいる時に読んで良いミステリーではないです。浸水するから、気持ちも沈むっていうことではなく。
あまりにもよく出来ていて、作者さんの頭の中が心配になりました。こんな結末を考えつくって、天才ゆえに病んでない?って笑
とにかく、ミステリー好きだけではなく、全ての人にこの衝撃を味わってほしいです!!
私も微力ですが、手書きのPOPを描きたくなりました!もっともっと広めたい!!!

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読んでいてじわじわと周りの空気が薄くなっていく様な閉塞感に包まれました。次々に殺人事件が起こるのに、一向に見えて来ない犯人像、動機、そしてどことなく腑に落ちない結末...エピローグで反転する全て。最後に息が止まりそうになりました。おもしろくて300ページ、イッキ読みでした。読ませていただきまして、ありがとうございました。

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ずっと気になっていた作品。
読み始めたら読む手が止められず一気読み。

途中からこの人が犯人では?と思っていたけど、最後の犯人の言葉に驚愕。

ネタバレしないでレビューを書くのは難しいのでぜひ読んでもらいたい作品です。

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んー、やられました…。予想はことごとく外れるし、読後しばらく放心してました。
さんざんメディアやミステリ界隈で取り上げられてますが前情報なしで新鮮に驚いて読んでもらいたい作品です。
犯人の計画性に息を呑みました。振り返ってあの犯人の言葉の意味は…?と考えてまた背筋がブルっと震えて、しばらくこの世界観引きずってました。

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そもそも最後は嫌な展開になることはわかっていて、あぁどうせこうなるだろうね、という安易な思い込みに対してピシャリとやられました。でもイヤミスなんですが個人的にはやったね❗️となったのは私の性格の悪さでしょうか・・・。

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冒頭から、
非日常の世界においての殺人。
読み進めれば進めるほど、
作品の中の空間とリンクするように
息が詰まりそうでした。
そして、ラストようやく
この息苦しさから解放されると
思ったら…
見事に、やられました!
あぁ、もう!
やっぱり読書は、面白い!

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とても怖かったです。ホラーと言ってもいいんじゃないかと思うくらいです。
そして、読み終わった後にとにかく誰かと語り合いたくなります。そういえばあそこで、そういえばあの発言、「方舟」の本当の意味って、などなど。
ずっとよくわからない状態で物語は進みます。一体誰が何のためにこんなことをしているのか?この状況は何なのか?
読み終わった瞬間は、後味の悪さすら感じてしまいますが、同時に結末の衝撃さに興奮が抑えきれませんでした。今思い返してもゾッとします。
ぜひ最後まで読んでもらいたい1冊です。

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登場人物達の葛藤や緻密な設定など、今まで読んできたミステリーとは一味違い、
終盤まで誰が犯人なのか全く見当もつきませんでした!
全てを覆すような最後のどんでん返しが、呼吸を忘れてしまいそうなくらい衝撃的でした!

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久しぶりに心の底から「おもしろい!!」と感じたミステリー作品だ。至極のイヤミス。
考察しながらじっくりと‥という作風ではないが、だからこそ、一気読みして欲しい。読み手の自分が騙されている事すら物語のエッセンスである。

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とにかく鳥肌が止まらない。
私はまだ、結末を信じられないでいる。ミステリーやフィクションという言葉では片付けられない。
地下建築に閉じ込められるという非日常の出来事であるはずなのに、もしかしたら自分にも起こり得るかもしれないと首筋がぞわぞわして落ち着かない。
中盤までは登場人物全員が怪しい気がしていたが、後半にかけて怒涛の急展開で目が釘付けだった。
本当に命は皆平等なのか。一筋縄ではいかない難題を投げかけられたような気持ちだ。

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設定が特殊だが、話は淡々と進む。「方舟」に閉じ込められた男女10人。下からは水が浸水してきてリミットがある。助かるためには犠牲者がひとりいる。誰を犠牲にするか。緊張感が高まる中殺人が起こる。その割に謎解きをする翔太郎も柊一も冷静だ。犠牲者を決めるために、殺人者が誰かを突き止めるという発想が恐ろしい。が、そのような状況になったら自分ことで精一杯になるのだろう。恐ろしいと思いつつ読み進めたがラスト10ページ、驚愕した。怖すぎる。全てが終わった後、生き残った人はどう折り合いをつけ、どう生きていくのだろう。衝撃から立ち直れず、そのことばかり考えてしまう。

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読んでいる間ずっと、本当に地下に閉じ込められているような閉塞感がすごかったです。早くこの状況から開放されたい登場人物たちの気持ちと同様にページをめくる手が止まりませんでした。
からのラストの衝撃がすごすぎました。
読み終わった今も呆然としています。

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怖くて1人では読めずカフェや職場の休憩室で…でも続きが気になって結局家で1人でも読む!!
どんなに今周りのためを思って行動していても結局最後は自分のことだけを考えてしまうであろう自分にげんなり…。これが人間か…。
犯人が誰なのか全くわからず、そして最後の結末に震えました…面白い…怖い…。

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承認ありがとうございました。
史上最高のネタバレ禁止作品だと思います。
ネタバレ禁止と言う作品を結構見ますが、この作品はガチでネタバレ禁止です。
読んだ人にしかわからない、読んだ人としか共有出来ない読後感は衝撃でした。

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読み終えて、「え?どうなるのこの後。続きは?これで終わり?」ってなりました。ネタバレ一切無しで読めて良かったです。これは誰かに勧めたい!自分が助かるには誰かを犠牲にしなくてはならないという究極の選択。心の葛藤にはらはらしました。

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現実に、こんな事ってあるかも…と思って、小説の中に入り込んでいくようでした。
結末がどうだったか?だけでなく、そこに至るまでに、それぞれが何を思い、どんな行動をとったか?を読んでいく作品だと思いました。
結末を知ってしまった人でも、読んだら、他人から説明されたのとはまた違った、自分の解釈が生まれると思います。

極限の状態に置かれた時、自分が何を思うのか?
そんな事を、考えながら読みました。
何を思ってしまっても、思っただけの事は、心に秘めている限り、誰からも責められたりはしません。
『日常に戻る』という理性を欠いて、うっかり、絶対にとってはいけない行動をとってしまう事を、防げるかもしれません…

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久々に「良いミステリーを読んだな!」と読み終えた時の満足感が高かったです。地下のクローズドサークルで繰り広げられる殺人の不可解さと、否応なく迫る来る死への恐怖の絶妙な塩梅。犯人を推理しつつ、同時にどうにか助かる手段はないのか考えなければいけない状況なんて体験したことはないはずなのにとても臨場感があり、リアルでした。最初は不可解だった殺人犯の行動も全貌がわかってしまえば納得がいくし、最後の絶望感たるや・・・。ドラマや映画などの映像でもぜひ見てみたいです。

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面白かったです…。読み終わった後はしばらく放心状態でした。地下建築で起きた殺人、閉所恐怖症なこともあり、途中あまりの不穏さ、恐怖感に諦めそうになったけれど最後まで読んでよかった。衝撃の作品です…..。

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ミステリー好き、イヤミス好きにはたまらない一冊ではないかと思います。自分がいつ死ぬかもわからない。でも死ぬことは決まっていて、それは一体どんな感覚なんだろうか。この日常が続いてくのであれば、一生経験しないことかもしれない。
答えが出ていることは、訪れるまでずっと待っていてもいいけど、答えが見えない分からないことを
あたかも答えがあるかのように思い続けることは、逆にとっても辛いんだと思われされました。

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おぉ!これは面白い!!
最後まで思わずイッキ読みしてしまいました。
各種ランキングにランクインするのも納得です。
ところで……「方舟」の前日譚も気になるのですが……
誰がなんのために造って、どう使ったのか。(きっと事件も起きたはず……)
続編としていかがでしょうか?読んでみたいです。

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最後の最後まで気が抜けない極上ミステリー。
閉じ込められた建物で起こったまさかの殺人。そして、そこから脱出をするために、タイムリミットも迫る中で、身の危険を感じながらも殺人犯を探しあてないといけない。2重3重に仕掛けられた謎と罠に最後は必ずあっと言わされます!!

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