僕らの未来が変わるお金の授業(仮)【初校】

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刊行日 2023/02/24 | 掲載終了日 2023/01/30

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内容紹介

【累計発行部数約50万部の『なぜ僕らは働くのか』スタッフが再集結!今度のテーマは”お金”】

物語の主人公は,高校2年生の中倉美帆。大学で開講されたお金にまつわる夏休み特別授業に参加した彼女は,生きていくために必要なお金の知識や,社会に出る前に知っておくべき世の中のしくみ,解消されない社会の不条理な問題を知り,少しずつ大人になっていきます。自分の目指したい生き方,あるべき未来について,考えを深められる一冊です。


お金の意味、貯蓄、投資、インフレ、円安、人生の三大資金、働き方と年金、老後2000万円問題、資本主義と格差、年収と幸福感など、多岐にわたるテーマをストーリーと図解でわかりやすく解説しています。


<ご注意>

23年2月発売の書籍の初校です。

マンガ部分や一部のページがラフの状態のため、読みにくい点もあるかと思いますが、ご了承ください。

【累計発行部数約50万部の『なぜ僕らは働くのか』スタッフが再集結!今度のテーマは”お金”】

物語の主人公は,高校2年生の中倉美帆。大学で開講されたお金にまつわる夏休み特別授業に参加した彼女は,生きていくために必要なお金の知識や,社会に出る前に知っておくべき世の中のしくみ,解消されない社会の不条理な問題を知り,少しずつ大人になっていきます。自分の目指したい生き方,あるべき未来について,考えを深められる...


出版社からの備考・コメント

レビューを22年10月31日(月)までにご投稿いただいた方は

・ 本書の巻末に協力者としてお名前を掲載(掲載するかしないかは選べます)

・ 出来上がった書籍を一冊プレゼント

というキャンペーンにご参加いただけます。

(レビューをご投稿いただいた数日後に、アンケートフォームへのリンクをメールでお送りします。そのアンケートに22年11月4日(金)までにお答えいただいたらキャンペーンへの参加が完了します)

奮ってご参加ください。

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レビューを22年10月31日(月)までにご投稿いただいた方は

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おすすめコメント

これを一冊読んでおくと,お金に関する基本的な知識はすべて学ぶことができます。中高生,大学生,世の中のことをよくわからないまま社会人になってしまった大人,いろいろな方に読んでほしい!!
お金に関するたくさんの知識と、爽やかな読後感が得られる書籍となっておりますので、ぜひお読みいただければと思います!

これを一冊読んでおくと,お金に関する基本的な知識はすべて学ぶことができます。中高生,大学生,世の中のことをよくわからないまま社会人になってしまった大人,いろいろな方に読んでほしい!!
お金に関するたくさんの知識と、爽やかな読後感が得られる書籍となっておりますので、ぜひお読みいただければと思います!

販促プラン

ISBNは2月発売のためダミーになっています。

確定次第、差し替えますのでご了承ください。


ISBNは2月発売のためダミーになっています。

確定次第、差し替えますのでご了承ください。



出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 0123456789012
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「なぜ僕らは働くのか」のスタッフが集結ということで、今回もレビューさせて頂きます。
まず、「なぜ僕らは働くのか」はどちらかというと中高生向けの内容だったため、すでに社会人になっている自分にとって、もっと早く出会えてればよかったのに...と内容の豊富さに悔しさを覚えました。
さて、今回の本「僕らの未来が変わるお金の授業(仮)」ですが、“僕ら”ということで今回も学生向けかな....?と思いながら、友人が漫画を描いているということで読ませて頂きました。
お金に関する本は何冊か読みましたが、全てオール文章でなかなかに読みにくいものが多い気がします。しかしこの本のように最初にストーリーのある漫画があることで、学生や文章を読むのが苦手な若者にはとても読みやすいと思いました。そして漫画以外のお金についての授業内容が本当に充実していて驚きました。
学校ではこんなに詳しく教えてくれません。なんといっても社会人の自分にとっても分かりやすく、知りたいことが書かれていました。実際、自ら進んでお金について勉強しようとは思ったことが無いので、ニュースを見てもイマイチ専門用語が分からず、そのまま放置していました。
今回この本を読んでみて、学生もそうですが大人にとっても勉強になる本だなと思いました。
画面で読むのには物足りない、実際に書籍化したものを手に取って改めて読み返したいと思いました。

どの年代の方が読んでも納得する、そして勉強になる本だと思います。
素敵な本を制作してくださりありがとうございます。
発売がいまから楽しみです。

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小学生には少し難しいかな?と思いますが、中高生から理解出来て大人にとっても読みごたえのある内容だと思います。
仮想通貨のようにまだ一般的なお金として定着するかどうか判断が難しいと書かれているものもあるし、教育資金や老後の資金のように人によって必要な額が違うためはっきりとした答えが存在しないものもありますが、例を挙げて考え方を示しています。
また、マルチ商法や架空請求などに触れていて、子どもと一緒に読んだらトラブルについて教えるいい機会になりそうです。
以前はとにかく将来に備えて貯蓄を、と言われてきましたが、この本では自分の生活を豊かにするために使うことも大事、と繰り返し書かれていて、これが今の子ども世代への教育方針なんだなと思いました。

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お金にまつわる話は不浄と教えられ、堂々と語ることが憚れた世代です。
昨今の社会はますます情報過多となり、スマートに生きていくには、“お金にまつわる”リテラシーを学ぶ必要が出てきました。
シンプルな図解やイラストで、子どもにも分かりやすい内容です。
いやらしいと思うことなく、私達の根底にある“お金”のネガティブなイメージを払拭してくれる一冊です。家族や友人間の話題では敬遠しがちですが、内容を分かち合いオープンに語れるきっかけになると思います。

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とても面白い内容でした。お金を様々な方向から掘り下げ、分かりやすくまとまっていると思いました。自分が気になったことが読んでいくうちに出てきたため、これが気になってたんだよなぁというような思いを持ちながら読み進めることができました。図解イラストなど用いているのもとても良いです。本として手元に取ることができること、楽しみにしています。

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「お金は生きていくための道具でその扱い方を知ることが大切です」という一文から、さぁ何が始まるかとワクワクしながら初稿を読みました。
一見、学校の教科書のようでもありますが、マンガやちょっとしたコラムがあって肩肘張らずにページを進め、高校2年生の主人公と一緒に授業を受けたようでもあります。

お金の6つの機能を改めて復習しましたが、その中で私は「備える」「増やす」という項目が不足していると感じました。近年は社会情勢によりお金の動き方も大分変化していますがどれが正しいかではなく、どのように扱っていくか考えるきっかけになりますね。

大人でも、何歳になっても、知ることは大事だと思いました!

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本書はお金にまつわる「選択肢」を広げてくれる内容になっており、且つイラストが満載で非常に読みやすかったです。「お金」というテーマだと、「〇〇を絶対にやるべき」「〇〇してない人は損している」という刺激的な書き出しがよく見られますが、本書においてはあくまで人それぞれの価値基準を尊重しながら、お金との接し方を提示してくれています。

また構成についても、身の回りのお金の事から、それが企業や国といった大きなスケールになり、最終的には未来の自分自身はそれらを踏まえてどういった選択肢があるかを教えてくれています。多くの読者にとって自身を俯瞰して「どんな基準を持って生きていくか」を考えるキッカケになってくれるのではないでしょうか。

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「僕たちはなぜ働くのか」がよかったので、心惹かれました。
お金の話をするのは品がないと言われがちですが、「金融教育」は生きていくためにとても大切で、必要不可欠です。この本には、社会や世界のこと、経済の歴史と今、自分の将来や人生などを考えるためのヒントがいっぱいです。学生や若い人だけでなく、すべての年代の人がライフイベントごとに読んだらいいと感じました。
難しい内容の章もありますが、ふりがながついているので小学生でも読むことはできます。小学校でもSDGsを学習しているので、分かる範囲で読んでみるように図書室に置きたいと思います。

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小学生は、お金の話が大好き。とは言っても貰えるお金やお札の肖像画や伝記がせいぜい。お金に関する言葉や今の時代にぴったりなお金の本って、なかなかないなぁと思っていたんです。この本は、お金にまつわるありとあらゆる言葉、仕組みなどを分かりやすく解説している本だと思います。大人でも間違って解説しそうな内容を具体例を示してくれているので、イメージしやすい。大事なところは、マーカーで塗られているから要約もできる。こどもたちの知りたいに応えることができる本です。

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お金にまつわるテーマが簡潔に分かりやすく書かれていたので、とても読みやすく参考になった。なかでも、お金を使うことは投票に行くことと似ているという視点は私にはない新しい意見だった。読んでみると確かにそうだなと思った。購入するということは、その商品やサービスを自ら選んでそれらを享受しているからだ。
今、現在の経済に関連する新型コロナウイルスや円安についての解説は読みごたえがあった。
経済に関しての知識は名前をちらほら知っている程度だったが、初学者でも理解することが可能な分かりやすい本であった。

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お金について、生きていく上でなくてはならない物の一つですが、ちゃんと教えてもらうような機会はなかった、その都度、詳しい人に教えてもらったり、知っているような気分になったりして大人になってしまいました。もう本当に、本当に、こういった一冊を早く欲しかった~。この本を読むことで、子供たちは、激流の時代を生きていく力を養い…大人は、知識の再履修をするのにぴったりと自信を持って言えます!!

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これぞまさに「お金」の教科書
お金についてのすべてが学べる本です。
お金の使い道や考え方の解説が読みやすく面白いので、わかりやすい。
中高生にあまり縁のない年金のしくみについても詳しく解説。
読んだ方がいいのではなく、読まないと損をする一冊。

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まさに「お金の教科書」。
内容的に小中学生には少し難しいことも、分かりやすい説明とイラストで解説されています。マンガもあり、見やすい構成のため、すらすらと読める本です。恥ずかしながら大人でも知らずにいたことが多く、世の中のしくみやお金にまつわる知識が得られるこのような本を子どものうちに読めるなんて羨ましい!子どもの頃にこの本と出会っていたら、きっといろいろ違っていただろうなと思います。
特に、第6章はこれからを生きる若者にぜひ知っていてほしい内容でした。
一家に一冊備えておいていいかもしれません。

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金融教育が日本ではなされてきていないということで、ようやく最近になって力を入れてきているようですが、自分の世代はなかなかそういった教育を受ける機会もなく、今更ながらかもしれませんが、何か得られればと思い読んでみました。
初めの方は学生時代に学んだことの復習といって感じではありますが、何故こうなっているのかという点を説明してくれているので、納得しながら確認できました。
後半、特にお金と時間、価値観などとの関係は、今の時代特に若い頃にこそ知っておくべき論点であり、とてもバランスのとれた良本だと思います。

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賢くなるための第一歩!学生さんから大人まで読みすい一冊だと思います!
私たちの身近にあるお金。当たり前のように存在しているけれど、意外と理解している人は少ないかもしれません。
私もその一人なので、お金とは何か?からはじまるこの本が、とても読みやすくて価値のある一冊に感じました。10代の頃に読みたかった…!
大人になって今更きけないようなことも、みっちりと書いてありました。
マンガだけでなく細かくイラストやグラフなども使用されているので、若い方でもすっと読めそうなところも良かったです。
特に良いなと思ったのは、こうするのが正解!これはダメだ!というような書き方ではなく、きちんとメリットとデメリットを書いて下さっているところです。
メリットとデメリットを書いてあることで、これから自分がどっちを選べばいいかをよく考える事ができると思いました。
お金がすべてではないけれど、知っておいて損をすることはありません。
そしてこの本はお金のことだけではなく生きていくうえで本当に大切なことばかり書いてあるので、たくさんの方に読んでいただきたいです。
私もとても勉強になりました。ありがとうございました!

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小学生には少し難しく中高生向け、といった感じのお金の教科書。とはいえ、300pほどあるので、おそらく書籍になったら図鑑的な重量になるであろうことを考えると、中高生は手に取ってくれないのではないか…と、ちょっと心配です。
内容はとにかくお金にまつわること全て!現在の主流であるところの自由資本主義を基軸に論が進められていますが話題の人新世的な考え方も紹介されていたので、「攻めてるな」と思いました。
夫婦の形を説明したところなど、ポリティカルコレクトネスで表記が訳わからなくなってたり、ちょっと紆余曲折してる雰囲気なところもありましたが、全体的には誠実で好感が持てる印象だと思いました。
漫画がラフなのは、読みづらいんじゃなくて、特典です!漫画家さんってすごいな、と、感心しながら読ませていただきました。
出版されるのが楽しみです。ありがとうございました。

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身近なお金や政治経済の話題に留まらず、地球環境や未来への影響についても丁寧な解説があり、生き方や人生について考えさせられる内容でした。タイトルは「お金の授業」ですが、お金だけではない広い視野を持つために必要な情報が余すところなく掲載されています。
本文にルビがありイラストも豊富で、小学校高学年くらいの子どもから読めるように作られていますが、大人にとってもお金の仕組みや制度を知り、自分の人生にどう活かしていくかを考えるきっかけになる本だと思います。豊富な解説の中で「腐るお金」の話は初めて知ったので興味深く読み、消費を促進させる方法が期間限定ポイントのようで面白いと思いました。この本を読む若い世代が新しい施策を打ち出し、世界が変わっていく日が来るのだろうなと考えると今から楽しみです。漫画に登場するお父さんの決断にも勇気づけられました。子どもから大人まで多くの人にお薦めしたい本です。

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非常にわかりやすく自分自身がもっと若い頃に読んでみたかったと感じました。
特に高校、大学という社会との接点が増える時期に読む事で仕事の選び方、お金に関する考え方といったところに深みが出来るのではと期待させられます。

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社会人になるまでに受けてほしい授業です。
お小遣いをもらってお金を使っていた学生からお金を稼ぐ社会人になった時、
私は不安で仕方ありませんでした。”お金”の知識が無さ過ぎたからです。
本書ではお金の6つの機能である「稼ぐ」「使う」「貯める」「納める」「備える」「増やす」
がイラストと図解でわかりやすく書かれています。
お金の知識に留まらず、これから社会に出て働く人たちにとって
人生100年時代を生きる私たちにとって励みになる言葉がたくさんありました。
”人は生きているだけで価値がある” とても心に響きました。
ありがとうございます。

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お金の授業をこれまで受けたこともなく、大人になって少しずつ分かっていったことが、この本では分かりやすく載っています。
マンガのストーリーと、文章や絵による説明で読みやすく、内容も今の時代に即したもので、分かりやすく、ためになること満載です。
お金を使うことの大切さやどの年代にいくらかかったり、どういう選択肢があるかなど、子どもだけでなく、大人にも参考になることが多いです。多くの人がこの本を読んで、お金について学べるといいなと思いました。

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お金とは、人生、その人の哲学。
こちらの1冊を通して感じることができた印象です。
感動いたしました。
非常に細かく多岐に渡るため、事典や図鑑のように生徒へ手渡したいと思いました。
スクールソーシャルワーカーが、生きるために必要なお金のこと(社会保険や税金のこと)を一目瞭然でわかりやすく解説した本を利用します。
本書はルビ付き(感動しました!)でイラストと説明があり、おすすめしたいです。
要望です。ただ小さいので、電子版で拡大する、QRコードによる拡大図ダウンロード、付録で拡大図をつけるなどのご対応いただけると大変ありがたいです。
数年前ですがスクールソーシャルワーカーとのお話の中で、対象生徒と一緒に本を見る場合、小さいと関心も理解も得難いとのことでした。
本書を拝読させていただく機会をいただきありがとうございました。

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値上げの秋なんて言われて久しいですが、本書は自分自身のお金の使い方を見直すいいきっかけとなりました。
マンガはラフ画でしたが、読むのに問題はなかったです。
マンガパートはストーリー仕立てだったので、読みやすかったです。
コラムパートも絵がシンプルでわかりやすい。
非正規雇用はやっぱり増えているんですね。働き方の多様化だと思えばいいのですが、安定性のなさにちょっと不安を感じました。
お金持ちになっても、他者を思いやる気持ちは忘れずにいたい、というところに共感しました。


ぜひ紙でも読みたいです。

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まず、ご主人は商社で夫婦共働き、持ち家で近所の親戚からのヘルプあり。最後は脱サラで自営業と、ちょっと中流とはかけ離れた設定が気になりました。

が、内容は前作同様充実しています。最近は若いYouTuberの成功を目にして、子どもが、その価値を軽んじている気がしますが、お金とは何かという根本的なところから、令和のトレンドも網羅されており、大人が読んでもためになります。欠点を強いて挙げるなら情報量が多過ぎるくらいでしょうか。

余談ですが、前作で名前を記載していただいたことを子どもが学校の先生に話し、これはいい!と購入に至ったことをご紹介します。本書も間違いなく一校にに1冊、一家に1冊となることでしょう。

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さすがの安定感。このチームのお仕事はすばらしいと思います。
幅広く目配りされており、読みやすく、納得感も得やすい構成。
なによりマンガ部分のクオリティーが高いと感じます。
お金に関する本は近年特に出版が多く、内容は似たり寄ったりだったりしますが、本書は、マンガ部分と説明部分のリンクのさせ方が巧みだと思います。
イラストも見やすく、わかりやすいです。

記述内容について少し気になった点としては、キャッシング(カードローン)のリスクについて、たとえば住宅ローンを組もうとした際に障害になるなど、将来的な問題が起こることについても強く警告すべきではないかと思いました。

また、投資について、お金が増えていくイメージだけが図になっており、損をすることもあるというほうは文章だけになっていますが、利益が出たり損失が出たりするのが投資ではないでしょうか。個人の考えですが、余裕資金を使って、応援したい分野にお金を出して成長を促すというのが投資であり、お金を稼ぐ手段として投資をするよう促すのは良くないように思います。「投機」との対比がぼやけてしまって惜しいです。

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取り扱っているテーマは「お金」ということで、そのワードだけでも非常に濃く重たいもの感じさせます。しかしながら本書のページをめくると、そのネガティブさはほとんど感じませんでした。むしろ、これだけの内容をよくぞ、軽快で、疾走感あふれる内容にまとめ上げた作者・編集者の努力に、とても感動しました。

「お金」の授業と銘打ってありますが、お金その物だけでなく、その周辺にまつわるところまで、とても広く扱っている本です。冗談抜きに、これ1冊あれば、お金に関する一通りの内容は間違いなく抑えることができると思います。

まず、マンガ部分・イラスト部分・文章部分のバランスが絶妙でした。文字一辺倒にならず、かつ情報量もおろそかにしない、そういった配慮をヒシヒシと感じます。書くべきところはしっかり書いたうえで、読者を取り残さないよう、絶妙にイラストを配置する、という思慮が感じられました。

また、要所要所において、美辞麗句だけでなく、客観的な統計データが用いられているところにも好感が持てます。

内容としては、中学生以上ぐらいであれば十分理解できる内容かと思います。しかしながら本書は、むしろ金融教育をちゃんと受けてこなかった、大人世代にもちゃんと読んでほしい内容だと感じました。

そして、中学生以上の世代については、願わくば本書の内容を、歳を取るごとに何度か見返してほしいなぁと思います。非常に分かりやすい内容ではありますが、結構深さのある本でもあります。一度読んだだけではなかなか理解しにくいところもありますし、年齢によって響く場所も変わると思います。

長いスパンで付き合っていきたい、懐の深い本です。お勧めです。

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貴重な一冊、細部まで丁寧に読ませていただきました。元銀行員の視点から見ても充実した内容で、本当に感動しました。自分自身が若者に伝えたいことがこの一冊に詰まっている!と感じます。小中学生にとってはレベルが高い内容ですが、わかりやすいイラストや解説のお陰でかなり理解できるでしょう。若い学生はもちろん、働き盛りの40~50代、第2の人生を考える60代~にもお薦めできるバイブルだと思います。「お金」をテーマにして、そこから生き方を考えるという、経済学、社会学、哲学の素晴らしい教科書ですね。SDGsや道徳のテキストとしてもこれからの時代、重宝されそうです。早く図書館に入れて、生徒へのブックトークに使いたいです。

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お金の事だけを集中して学べる良い機会をいただきました。世の中のお金の流れから、身近な必要資金、そして世界と想像しやすい流れでした。
知っていたつもりでも曖昧だった事、知らなかった事をしっかり勉強出来る本だと思います。
イラストを使った説明でさらに分かりやすく理解することが出来、漫画を使ってストーリー仕立てにしている事で自分に置き換えることが出来ました。
子供とお小遣いの使い方を一緒に考えるきっかけにもなると思いました。

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お金については、これまで正直、学ぶことを避けてきた自分がいました。国債、保険、景気、投資、税金、貯蓄、年金など、知っているようでよく分かっていなかったテーマについて、漫画のストーリーと図解で大変分かりやすく取り上げられており、楽しみながら読み進めることができました。お金そのものについて理解したりや自分の生活を見直したりすることから、世の中のしくみや、日本や世界の問題を考えることにまで関心が広がっていきました。
 本を読んでみて、お金について学ぶことは、自分の生き方について考えることなのだと強く感じました。お金を貯めたり使ったりすることも、世の中の動きが自分にとってどうかかわってくるのかを知ったりすることも、自分がどのような人生を送っていくか、自分の価値観によってお金を使う判断をすることにつながるのだと思います。
 私は今、小学校の教師をしています。「人生100年時代」といわれ「金融教育」の必要性が高まる中で、子どもたちには、お金との付き合い方を考え、自分の歩む道を切り拓いて幸せに暮らしてほしいです。そんなとき、この本は、身の回りの生活や世の中の仕組み、日本や世界の問題についての学びと、お金についての学びをつなげるきっかけを与えてくれます。子どもたちに、強くおすすめしたい1冊です。

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学生時代から老後までの生活にかかわるお金のことが全て網羅されていて、とっても役に立ちます。
私は、数年前に老後2,000万円問題のニュースを目にしてから、節約&貯蓄志向が強まり、また、コロナ禍で趣味の旅行などで支出する消費や浪費もなくなったこともあり、やっと2,000万円を貯金できましたが、
この本を読んで、貯蓄に励むだけでなく、世の中にお金を回していくことの重要性にも気付かされました。
より未来が明るくなるように、良いお金の使い方をしていきたいと思います。
とっても良い本をありがとうございました。

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僕らの未来が変わるお金の授業

本書は#なぜ僕らは働くのか の同じスタッフで作成した作品になっています。

お金について、根絶丁寧書かれた本書は、

学生のときに読んでいたらよかったなと

思えるような内容でした。

6編+エピローグにわかれています。

1.お金とは何か?
2.お金と世の中のしくみ
3.私たちの生活とお金
4.上手なお金との付き合い方
5.世界と日本の問題を知ろう
6.未来あるあなたへ伝えたいこと

お金に関する本はいくつか読んできましたが、

お金の起源からお金の役割まで、ここまで丁寧な本はなかなかないと思います。

個人的には印象に残っているのは、

賃貸と持ち家のメリット、デメリット

世界の上位2100人がお金の6割を占めていること

お金はあくまで手段であり、大事なのは生き方

というところです。

私の学校の生徒にすすめたい本でした!
僕らの未来が変わるお金の授業

本書は#なぜ僕らは働くのか の同じスタッフで作成した作品になっています。

お金について、根絶丁寧書かれた本書は、

学生のときに読んでいたらよかったなと

思えるような内容でした。

6編+エピローグにわかれています。

1.お金とは何か?
2.お金と世の中のしくみ
3.私たちの生活とお金
4.上手なお金との付き合い方
5.世界と日本の問題を知ろう
6.未来あるあなたへ伝えたいこと

お金に関する本はいくつか読んできましたが、

お金の起源からお金の役割まで、ここまで丁寧な本はなかなかないと思います。

個人的には印象に残っているのは、

賃貸と持ち家のメリット、デメリット

世界の上位2100人がお金の6割を占めていること

お金はあくまで手段であり、大事なのは生き方

というところです。

私の学校の生徒にすすめたい本でした!

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まさにお金の教科書と言って良いと思います。
中学生か、高校生くらいに読んで欲しい、自分もその時期に読みたかったと思います。
授業に取り入れても良いのでは?
なかなかお金の勉強をする機会が無かったので、大人の自分自身にも勉強になります。
さまざまなリスクも書かれていますので、注意が必要なことも記載されており、良いことばかりではないことを学習できます。
子供にプレゼントしたいと思う本でした。

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大人の私も佳奈さんの漫画やモドロカさんの絵があったおかげで、読み進めやすかったです。
社会に出た時に必要となる多種多様の知識が詳細に記されていて、どこまでを知っておけば良いのか、当時の私だったら何に関心が持てたのかなどを想像しながら読みました。
大学進学前に学んで、そこを深掘りするために進路先の学科選びをするという設定は、同じような状況にある人達の進路選択のヒントにもなると思いました。

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思えば今まで生きてきてお金に関して教わったことはなかったです。この本を読むまでその事に気付きもしませんでした。生きていく上で、誰にとっても大切なはずのお金のことを教わる機会が無いというのは、良く考えればおかしな事だと思います。この本はお金を通して様々な事を考え、自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなると思います。これから将来を考える若い世代の人たちに是非読んでみて欲しいと思いました。

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この一冊があればお金のことは全てわかる!それくらい情報量がたっぷりなことが目次からもわかる。章の導入にまんがが差し込まれていて、与えられた情報が自分のことのように考えられるよう工夫されている。
情報が多岐に渡るので、事典のように知りたいところだけ読むのもいい。
この本はこれからの高校の金融教育で大活躍するだろう。何なら事典、辞書と同じように各家庭に一冊あったら最高だ。知識があれば貧困のループから抜け出せる可能性もグッと増えるはず。
それにしても経済が時代とともに変わっていることがよくわかった。40代、自分の感覚とのズレを調整するいい機会になった。優しくなり始めた経済、好きだなぁ。もっともっと優しくなるといい。

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この本を読んで、正直「私、あかん大人やん!」と思いました。何も深く考えずに半世紀生きてきました。トホホ・・。これは、のほほんと生きてきた大人にも必要な一冊ですよ。
だって「お金の役割三つ答えて」って質問されて、何人の大人がすらすら答えれます?私はこれからしたり顔で答えれます。だから本って素晴らしい。言語化を超える記号化!
個人的に人が話しているいい言葉より、人が書いたいい言葉の方が断然、咀嚼して身になると感じています。
この先社会人になる中高生も、経済を学び損ねたおとなも、ぜひ開いてほしい一冊です。

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このようなお金の話は、子供に勉強させたい。親が説明するのは難しいので、有り難い本です。子供は貯金しかわかっていないはずです。お金とうまくつきあうことを小さいうちからわかることは本当に大雪なことだと思います。本来は学校でもこのような教育を積極的にしてほしいですが、現状は難しそうなので、家庭でするしかありません。活用させて頂きます。

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物価高騰や円安、投資など、日々たくさんのお金に関する情報を耳にする昨今。
「お金」は好きだが、その周りにある様々な仕組みに疎い私。お金に関する基礎知識をわかりやすく説明してくれる本書は、若者に限らず、私のような大人の人にもおすすめだ。そういえば教科書で習ったかも、というワードも頻出するが、漫画やたくさんのイラストのおかげで楽しく読み進められる。
特に印象的だったのは、お金を支払うということは、私たちがどこに価値を見出し、どのような社会を作っていくのか、どう生きていくのかに繋がっているということを再認識させてくれたことだ。
どうお金と付き合っていくか=どのように生きるか
私たちはその問いを常に考え続けなければならない。
答えは簡単には出ないし、本書にも書いていない。私たちが「お金」と付き合いながら、長い時間をかけて考え見つけていくものなのだろう。
本書をガイドブックにその答えを探す旅を始めてみてはいかがだろうか。

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正直、子どもたちだけに読ませるのはもったいない。
経済という言葉にイヤイヤ感がある大人にこそ読んで欲しいし、今回大人の私自身が読んで、目から鱗というか、もっともっと早く知りたかった考えたかったと強く思った。
各章の冒頭に縦軸のマンガが入っているのもわかりやすいし、しかもそのマンガが子どもだましじゃない、爽やかなマンガで、コマ割りなんか別視点からも勉強になった。それはまあいいとして、マンガの主人公とその家族、父親が学ぶことによって自分の生き方に目を向けて、最後には一歩大きく踏み出そうとしていて、マンガだけの通し読みでも十分に価値がある。
1章、2章……となるうちに、やや教科書的になってきてしまうのが難点ではあったが(だって、各章のまとめ部分の文字がどんどん増えてきて、ぎっしりとなっていくのだから……)、現在の課題を網羅していて、学習参考書としての役割も十分に果たしている。仮想通貨、クレジットカードなど、もう少しつっこんで欲しいとは思ったが、紙面の関係でそれ以上は難しそう……。
この本の白眉はやはり3章の後半から。お金を儲けるには、貯めるには、損しないためには……ではなく、お金を最優先にしない選択のありかた、企業に求められる道徳性、稼ぐ使うは大事な2つ……と進み、最後の章では「お金を手に入れても忘れてはいけないこと」そして、「私たちが生きる意味とは?」と、まさに子人生論へと発展していく。
マンガの最後で父親は転職を決意する。そうではなく、自分の会社、仕事を最後まで自信ももってやっていこうというもうひとつの大人像もいれこんでくれればさらによかったかも。だって、立派すぎて、わが子に読ませられない父親がでてきそう……。
とはいえ、各家庭に、子どもたちの手元に、是非、置いておきたい本。できれば、親が子に読み聞かせしてやるとか、親子一緒に共有する本、といえる。
読ませていただき、ありがとうございました! 完成が楽しみです!

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40代会社員です。
学生の頃にこの本に出会いたかった。これが一番の感想です。

高校生の時に、
現代社会の授業を受けて
銀行の役割などを学びました。
円安、円高など為替についても学んだ記憶があります。

ところが、お金の役割って何?等
体系立ててお金に関して学ばずに
社会人となりました。

日本や世界のニュースでお金に関することが報道されますね。

この本は、お金に関することが体系立ててあり
図解が豊富なのでわかりやすい。
中学生か高校生向けだと思いました。

この本に出合っていたら
お金に対する考え方もしっかりと持つことができるような感じです。

さらに、お金との付き合い方にも踏み込んでいるところに好感が持てます。

具体的には、「お金を最優先にしない選択を」のところには
お金だけを基準に人生を決めないとあります。

学生から社会人になるときに、どういう人生を歩んでいくかを
考えるときがあると思います。

お金という軸から自分のライフプランを見直していける本でもあります。
 
1家に1冊あるといいのではないでしょうか?

のり@本が好き倶楽部

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お金はなければ生きていけないのに、お金について話すのは下品だという世代なのでこういう本は買って読んだことがない。

だからこそ初めて「お金」についての授業を受けた感覚だった。
中高生の時にこんなことを知りたかったなということばかりだった。もちろん大人になった今でも十分に理解できていないこともあり大変勉強になった。
お金について知らなければいけないことが沢山あった。お金について話すことが下品だなんて言っていられない。これからはお金の話も口に出してみようと思った。

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お金に関する授業が始まりました。
今まで、お金の話をすると卑しいと思われることが多く、積極的にこどもに話すことがなかったのですが、こういった形の読みやすい本はとても嬉しいです。
税金の本を探す子どもはいるのですが、働くことも絡めたお金の話はとても参考になります。子どもたちも、具体的にイメージできて、親ともお金の話をたくさんして欲しいと思います。

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小学校高学年から中学生がメインの読者層になる本ですが、
高校生以上の方や親も一緒に読むのにおすすめです。
2ページ見開きでそれぞれの項目がイラストとわかりやすい解説で
説明されています。お金に関して調べることが最初に見つかった時に
この本でチェックして、その後専門書等でより詳しく調べるという使い方もありです。
ネット通販やスマホ決済など、現金を使わないものの購入についても
取り上げられており、今の時代に合わせた「お金の教科書」になっています。
子どもを持つ親としても親子でお金について学ぶ上で役立てたい一冊。
発売が待ち遠しいです。

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使っているのに詳しいことを知らないお金。
歴史から現在の貨幣制度まで優しい言葉で詳しく紹介している。
毎日ニュースで「円安ドル高」が報じられているが、なぜそうなるのか?
円が強くなるには、日本の経済がよくなるには、個々の経済状況が良くなるにはどうすればいいのか考えるきっかけになると思う。
お金を増やす(価値を上げたり)、守ったりするには、子供の頃からこういう教育が必要だと感じた。
親子で勉強するのにいいと思う。

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お金について分かりやすく丁寧にまとめられていて、何となくふわっと知っているような事柄を再確認することが出来ました。
ただ仕組みについて説明されているだけでなく、現代の問題や働き方についての説明があり、事情があってあまり稼げない人、給料の良さを重視して仕事を決める人など、どんな立場の人も否定していないのが好印象でした。
マンガでない部分にもイラストがふんだんに使われていて、文章を読むのが苦手なお子様でも飽きずに読めると思います。目がチカチカせず読みやすい、オシャレな雰囲気のカラーリング、しかも各章で違うという凝ったデザインも個人的に好きなポイントです。
更にマンガに意外なオチまであって、最後まで楽しく読むことが出来ました。
時期的に新年度を迎えるお子様へのプレゼントとして最適な本だと思います。

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小学生から大人までお金にまつわる知っているようで知らない事が書いてあるので、とても興味深い。学校の授業でお金について勉強する機会があれば、社会に出た時に役に立つと思った。特に今の時代はネットが発達して世の中の情報が自由に取得できるので、様々な投資の情報を得て貯蓄の最大化が図れる授業があっても良いと感じた。

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円安が爆発的に進み、一方、世界は超インフレに。日本だけが賃金水準が上がらぬまま、いつの間にか貧しい国家になっている。そんな時代になってしまった一つの原因に「お金」への無関心、低いリテラシーがあったことは間違いない。
かつて、高度成長時代にはインフレで物価はどんどん上昇し、しかも金利水準も高かったのでお金は銀行に預けるだけで自動的に増えていった。不動産を買っては、転売みたいなことでもお金は増えた。正直、お金に困るということの無かった時代が長かった。
だから「お金」の対する教育は進まなかった。さらにサラリーマンであれば、会社が年末調整をしてくれるので納税についても意識が薄い。みんなが入っているから何となく生命保険にも入る、そんな時代だった。
しかしこの金融苦難の時代、「お金」に無関心ではいられない。そんなタイミングの出版はまさにベストタイミングだ。
しかも池上さんが関わるとあれば、わかりやすさも担保されている。
これから闇の時代を生き抜く子供たちにもぜひ読ませたい必読の書。

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会社の上司から、日本ではなんだかんだといっても地道に働いていたら生活に困らない程度の年金はもらえると言われたのは、25年ぐらい前。その上司は悠々の年金暮らしだし、われわれの年代も贅沢をしなければなんとかなる世代ではある。

日本はアメリカに追従し、経済優先の社会になっている。現代社会でお金がなければいかんともしがたい事実だが、先ずはお金という社会はなにか歪な気がする。
そして、子どもの頃からお金の話を教えなくてはならないという社会のも如何ともし難いものである。

そうはいっても、そんな社会ではあるので、まずは経済社会の仕組みは教えざるをえない。実のところ年金の話など小中高生に教えてもピンとこないのでとは思う。ファイナンシャルプラ持っているので持っているので年金についても人以上に勉強してきたが、結局は自分が年金をもらう歳になって判ったことも多い。後輩から相談を受けることも多いが皆ほとんど理解していない。55歳頃には会社で退職後の生活についてレクチャーを受けていてもである。

さて、本書ではあるがライフプランに関わるお金の話を丁寧に説明している。小中高生だけでなく、すでに働いている社会人にとっても良い教材として使える水準に仕上がっている。今の社会人はこのようなことを学校で学んでこなかったので、本書を読んで勉強する事をお奨めする。30歳ぐらいまでにしっかり勉強していくことで、豊かなライフプランを構築することができる。自分のやりたい人生を送るためには、やはり経済的な基盤をしっかりつくっていく事が大事である。

コミックの部分がさらに秀逸だと思う。お金のことを学ぶのは大切だが、経済的合理性が最優先なのではなく、もっと大事にしなくてはいけない事があることを教えてくれる。社会貢献やそれを通しての自己実現。経時的基盤はしっかり構築していく必要があるが、それを人生も目標と勘違いしてはいけない。経済は手段であって目的ではないのである。

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大学生の娘に読ませたい!これから社会に出るためにと、もがいている年代の若者にとってこの本を読み、お金のことをきちんと理解することは、進む選択肢には影響しないかもしれないが、底力となって彼女、彼らを支えてくれる。

自分自身に対してはどうだろう。
生き方に関わってくるからやはり仕事というファクターを抜きにはできない。
生きていく上でお金がなければ、歩み続けることすらできない。
しかしだからといって、稼ぐ事だけを考えていたのではダメだし、自分が快く過ごすためにどうバランスを取るのか。そしてそのために知っておかねばならないことは押さえておかなくては。

この本の美帆の父のように、穏やかに自分の生き方を選んでいくのが自分にとっても心地よいのではと思った。

定年を迎えるのが楽しみだったけど、その後のこともう少し具体的に考えようと、背中を押された気分。

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自分が子供の頃に出会いたかった思った本でした。お金の流れを説明するのはなかなか難しいものなので、是非この本で子供と一緒にしっかりと把握したいと思い、小学四年生の息子も読みましたが、途中で漫画が入っているので一層読みやすかったそうです。

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現在の日本は円安が進んでいて、食料やエネルギーなどの価格がどんどん上がっている状態です。政府は円安のメリットばかり言いたがりますが、物価高による生活の困窮が国民生活を脅かしているというのが、国民のほとんどが感じている現状です。

 理屈としての「円安」「円高」はわかっても、そうなる理由になると、きちんとわかっている人はほとんどいません。なぜなら、そういう勉強をしてこなかったからなんです。

 日本の給与がこの30年ほとんど上がってこなかったのは何故なのか?どうして円安がこんなに急激に進んだのか?この本ではかなりわかりやすく説明してくれています。


 少子化は日本にとってとても大きな問題です。その手本となる「シラク3原則」は約20年ですばらしい効果を上げています。こんなにいいお手本があるのに、どうして日本は真似してこなかったのかしら?日本は少子化を真剣に考えてきたのかしら?様々な疑問が湧いてきます。

 この本は子ども向けに書かれていますけど、かなり重い問題を取り上げています。子どもはもちろんですけど、大人こそ読むべき内容だと思います。だって、こういう勉強をちっともしないで大人になってしまったんですもの。

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この本を読んで、いかに自分がお金についての知識がない事に気付かされました。いい年をした大人で、仕事をし、給料をもらってそれなりに生きているつもりですが、ありがとうという気持ちでお金を払う、お金を学ぶことは自分たちが生きる社会を学ぶことなど、改めて納得する文章でした。非正規雇用しかない職種だから仕方ない、値上げ続きでも仕方ない、と諦めるのではなく、なぜこうなのかを考えたいと思えるきっかけをくれた本です。
マンガとわかりやすい文章で簡潔にまとめられているので、ぜひ家族みんなで読んでお金について考えたり話し合ったりしてほしいと思います。

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お金に関するあらゆることをわかりやすく解説してくれている本。「お金とは何か」に始まり、現代の社会問題、世界との関わりにまで、身近な例を挙げて具体的に書かれています。ただ、小学生には難しいとは思いますが…。
現代のお金事情は複雑で、社会経済の問題点などニュースでは見るけれど、なんとなくやり過ごしていても生活はできています。ただもっときちんと理解すれば、社会のためにも自分のためにもより良い生活ができるようになるでしょう。これはその手助けとなる最適な本です。
お金によって人は不幸にも幸せにもなります。社会に出ていく前の子供たちにぜひ読んでほしい本です。
最終章の「未来あるあなたへ伝えたいこと」の文章に、この本の作者の思いがつまっているように感じました。

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こういった書物が早く欲しかった。
まさに『教科書』です。
内容的には、小学生には難しいですが
イラストでの解説もあり、とても読みやすかったです。
大人である私にとっても、ためになるお話がたくさん書かれており、年齢関係なく多くの方々が、簡単にお金について学べる『お金の本』だと思います。
私もお金の使い方を見直さないと。。。
私自身が、まだ小学生、中学生の頃に、このような作品に出会っていれば、今更焦ることはなかったかもしれません。
貯蓄の時代はもう終わり。
今の若者達に、是非おすすめしたいです。

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稼ぐ、使う、貯める、納める、備える増やすというお金の6つの機能や、日々の生活費、教育費、住居費、教育費、介護費用、老後の資金、社会保障、保険や投資、仕事に対する考え方や姿勢に至るまで、お金に関する知識、向き合い方、付き合い方について、詳しく分かりやすく説明されていて勉強になる。

『なぜ僕らは働くのか』同様、若い世代に向けて書かれているようだが、大人が読んでもためになる。一読すれば家計に関する考え方が変わる人もいそう。一家に一冊あると、親子でお金についての話ができ、役に立ちそうだと思う。

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お金についての本は、今まであまり読んだことがなかったので、読みやすそうなこちらを拝読させていただきました。
"「お金を儲ける」ためではなく、お金についての正しい知識を得て、あなたに適切にお金を使えるようになってもらうため"の本とのこと。
対象がかなり若い年齢(学生くらい)のようで、若者に向けたメッセージのようなものが多かったように感じます。
ですが、大人が読んでも勉強になる部分が多く、これからのお金の使い方を改めようと思いました。

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小学校の図書館に勤務しています。「なぜ僕ら働くのか」も購入しましたが、子どもたちにとても人気です。導入部分がマンガだと、手に取ってもらいやすいと感じています。
お金についての知識は、小さいうちから少しずつ身近な話題として知っていくことが大切だと思います。この本は小学生には少し難しく感じる部分もあるかも知れませんが、分かる範囲で読んでもらって、お金について考えてもらえたら良いと思います。
少し成長してからもう一度この本を読み直してみたり、他の本で知識を広げたり、いろいろな読み方でお金との付き合い方を学んで欲しいと思いました。

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なんとか生活できているからまぁいいかと日々が過ぎて行っているので、
大人だけど「お金」のことに疎い私にも分かりやすい!

経済全般の説明だけでなく「税金」「保険」「投資」など、
子ども時代から知っておくと将来に絶対に役に立つし、
私みたいな大人にならなくて良さそうです^^;

「お金がある」=「幸せ」とは限らないこと
労働に対する「ありがとう」と「お金」は交換されること
それが適切な価格でなくてはならないこと
そういうことが根本にある本なので、
親としても子どもに安心して手渡せそうです。

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「なぜ僕らは働くのか」スタッフ集結ということで、最初から大きな期待を抱いて読みました。
「お金」をテーマに様々な方向に枝を伸ばしている点に驚きました。
子どもにはお金の事学んでいてほしいけれど、親として教えてあげられることの乏しさや主観の色が難しい。かといって小学校で調べ学習用にある本はお金のざっくりした歴史に、まつわる偉人、世界の通貨程度。
この本は小学校高学年~でもわかりやすくグラフやメリット、デメリットがまとめられている点でも(詳しい解説はすっ飛ばしたとしても)中学校では公民が出てくるので、そちらへの橋渡しになるのではないかなぁと感じました。
高校生にはアルバイトする人も多くなり、お金にぐっと近づく点からも堅苦しくなく読みやすいのではないかと思いつつ、大人になった自分がとても勉強になりました。
マンガも続く詳細に無駄なくつなげられていて、読みやすかったです。

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生きていくためには働いてお金を稼ぐ必要がありますが、お金のために仕事をする人生も何か違う。金の亡者とか意地汚いという言葉があるようにお金に執着することには良いイメージを持たれません。もし、子ども達に「仕事選びで重要なのはお金かやりがいか?」と問われても、真っ先に「お金」とは答えられないでしょう。
本書ではその疑問を「稼ぐこと=ありがとうを集めること」という捉え方で、すっきりと解決に導いてくれます。稼ぐことは決して悪ではないし、それだけ自分が誰かの役に立ったという証明だという考え方は納得できますし、仕事をする上でのモチベーションにもつながります。
特に第6章の「未来あるあなたに伝えたいこと」は是非とも親子で読んで欲しい内容です。お金について考えることは、人生について考えることだと改めて気付かされます。

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社会人が読むには基本過ぎて退屈なのですが、中学生や高校生には良い教材になると思いました。
仮想通貨とか、最近の話題にも言及されていていいです。ブロックチェーン技術とかも少し触れていて、なかなか良いと思いました。
図とかもたくさん使用されているので、わかりやすいし、漫画もあるのでとっつきやすい。

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生きていく上で必要不可欠なお金。このお金について深く学ぶ機会があまりなく、大人になった今でも経済や金融についての話題は難しいものと敬遠しがちでした。
しかし近年、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻によってより深刻化する経済の低迷、物価高と通貨安が私たちの暮らしに多大な影響を与えている現状を見ると、世の中のお金の問題は私たちの生活にリアルに直結していて、お金の役割や使い方といった知識の有無によって選べる未来が変わる可能性があると痛感するようになりました。
未来を担う次世代の子ども向けに書かれたこの本で、私も理解を深められたら・・と一読。可愛い図解イラストや漫画を用いて分かりやすく解説されているので、飽きることなく読み進めることができます。

膨大な資産があるわけでもなく投資や運用などとは無関係だと考えていましたが、今必要ではないお金を預けたり、家や車を買ったり子どもの学費を支払うのにローンを組んだり、ささやかな私たちの暮らしも世の中のお金の流れを作る行為になっているのだなと改めて考えさせられました。
社会全体のために働き、ありがとうの気持ちを集めてお金をいただく。そのお金を使って何を行い、何を得て、何を築き上げるのか。使った結果得られる経験や知識、人との関わりなど、目に見えない要素すべてが財産となり、それぞれの未来を形成していくということを理解し、将来を見据えてお金の使い方を見直していく。少し先の未来へ具体的な計画を立てて、お金を使う力を高めていきたい。そうして使ったお金が次は誰かの財産となり、より良い世の中になるような循環になっていくといいな。そんなことを学んだ本でした。再度じっくり読み返し、家族や友人にもおすすめしたいと思います。

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子供の頃に読みたかった!教えて欲しかった!と読み終えた後、染み染み思いました。
勿論、大人でも読み応えがあって新たな知識の発見があります。
一家に一冊、家族みんなで読めたら、家族でお金の事を話せたら日本が、時代が、いい方向に変わるのではないか、進んでいくのではないでしょうか。
難しいお金の話を漫画で伝える、というのもとても日本的で馴染みやすいと感じました。

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中高生に向けてというよりも、中高生の親世代にリアルに響き、求められる内容かと思いました。
なので、前作と対になる形で、「私たちが働いて生み出したお金はどこに向かったのか」のような感じの、前作のアンサーブックとして、中高生親世代向けで読みたいなと思いました。そのほうが、かゆいところに手が届く気がします。
ここに書かれたお金の話は、今、これを中高生が読んだとしても、彼らが実際に身につまされる頃には変わっているものも多々あると思うんです。
それよりも親世代が、これを読みつつ進学費用や介護費用を工面していたら、その背中から何かを学んでくれるのではと思います。
期待しています。

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お金や働き方についてものすごくわかりやすく学べる本でした。
テキストとして活用できそうな本で、お金の役割やお金の使い方、働き方についてこの本を読みながらいろいろと考えました。
マンガの導入もすごく効果的で、話も分かりやすく、主人公の高校生の女の子だけでなく、お父さんの生き方の変化もあり、とても興味深かったです。
社会主義や資本主義、頭ではわかっていても実際の問題点などあまり考えたこともなく、社会科で習ったことをおおまかに覚えている程度だったので、なるほど!と思うことがたくさん。投資についてだったり、働き方で格差ができたり、あとは大卒と高卒どっちが稼げるか、家は購入した方がいいのか、老後資金はという身近な問題点も詳しく説明してあったのでとても参考になりました。

あとは、日本の経済のことが主だったので、読みながら私が住んでいる国の状況などと比べたりしても面白かったです。お金の使い方は国民性にもよって、私がこの国に住んで驚いたのはコマーシャルで「バカンスにいけない子供がいます」というものだったんですが、そういう子のために寄付をしてくださいとかそういうものだったんですが、この国でのバカンスの重要性にとても驚きました。以前ニュースでもフランス人の5割は銀行口座がマイナスということをやっていてびっくりした覚えがあります。

イラストや写真もたくさんあり、ぱらぱらと自分の興味があるところだけ読んでも勉強になる。1700円という値段ですが、それ以上の価値のある本だと思いました。

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23年2月刊行のプロジェクトに今から参加させてもらえるワクワクする気持ち。以前も子供向けの書籍同様の試みがあり、開かれた本作り、の双方向にオープンな、受け身でない感覚はすごく楽しかった。出版界も多様化が進み、たくさんのチャレンジがされていると思う。特に子供たちへ。子供たちをとりまく環境も良くも悪くも変化を続けている。学ぶ、ということが教室に静かに座って先生の言うことを聞き、板書されたことを書き写す、という子供時代を体験してしてきたが、受け身、でなくなるにはどうしたらいいか、は難しい課題だが常に模索され続ける、そうあるべきだ。
お金、に関するテーマ、は学校で扱われない、政治と一緒で、具体的に生活に直結しているのに、実地の知識はどこで得るのだ、という課題も議論されてきたことだ。本書は、驚くほど多岐にわたる内容が特徴的。単にお金の役割、お金とどう付き合うか、というノウハウをはるかに超える内容。
お金とは、という大人もよくわかっていないことが多い内容を、最初から解き明かそうとすると、お金の持つ意味、から始まり、当然歴史が語られ、現状、日本と世界の比較、現在の状況についての詳しいノウハウ。そして何より「自分の道は自分で切り拓く」もの、というメッセージに収斂していく。
内容が濃いため、一気に読むような読み方でなく、本棚においておいて、必要に応じて、めくってみるといいなと思う。
コミック形式でわかりやすく章の頭で問題提起がされていて読みやすい。

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とても面白く、勉強になりました。
私たちの生活に一番関わっていて、無くてはならないものだけど、それについてきちんと説明することのできない物の一つがお金だと思います。大人でもわからないことだらけです。
最近はキャッシュレス決済が主になってきて、実際にお金をやりとりして買い物をすることが少なくなりました。
子どもが小さいうちは勘違いしては困ると思い、できるだけ現金を使うようにし、カード決済の時は見えないけどお金は減っているということを伝えてきました。
あと、無料ってどうしてなのか?ということやお金を使うことはその企業を応援することなど、日頃から折に触れて話してきたようなことが1冊にまとめられているので、1家に1冊必需品だと思いました。
もうすぐ一人暮らしを始める息子にはぜひ読ませて、荷物の中にも入れておこうと思いました。
もちろん、小学校図書館にも入れようと思いました。小学生にはまだ難しい部分もあるとは思いますが、知っておかなければいけないことですし、わかるところだけ読むことから初めても良いと思います。マンガ、説明のあとのまとめのタグが分かりやすくて良いと思いました。

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高校生の娘がいます。
進路の選択が控えていて、将来のことで悩んでいる時期です。
やりたい事、夢に向かって邁進して欲しいと思う一方で、生涯、何をするにせよついてまわる「お金」の事も考え、今の内に知識をつけておいて欲しいと思っています。
お金も時間も上手く使える大人になれるよう、エールになればと、この一冊を贈ることにしました。

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最近の、というよりまさに今現在のお金事情を網羅していて、オトナである私も知識の復習ができ新たな学びも多かった。
話題は日本の一個人から世界の国々にまで、そして0歳児から企業のトップにまで及ぶ幅の広さ。
マンガ部分のストーリーがうまくお金の世界に興味を持たせて、 今後の人生への希望まで繋げている。
そして本文ではイラストと文章とで濃い内容をわかりやすく伝えてくれる。
こんなに文章ががたくさん続けて書かれているのにわかりやすくスラスラと頭に入ってくるのはなぜだろうと不思議に思うほど。
レイアウトや色などにかなりの工夫がされているのだと思う。
若い人たちにはもちろん、社会人としてのキャリアが長い大人にもお薦めする良書。
読めてよかった!

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私たちの生活に欠かすことができないお金のことが、本当に詳しく説明されています。中学生や高校生にはぜひ読んでもらい、お金の使い方や将来について考える時に役立ててほしい1冊であると思いました。
マンガもあるので、マンガの内容からお金について興味がわき、その説明を読みたくなることもあったので、良い構成の本だと思いました。
円安がすすみ、様々な品が値上げされている今について、読むことで理解ができると思います。

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6章からなる、子供たちに向けてのお金に関わる本として読み始めましたが、大人にも対応できる内容の濃さと子供の目線にたったわかりやすい解説でした。お金という日常不可欠なものが、いかに社会の根幹を成すあらゆる仕組みに関わっているかを、図式やイラストを巧に用いて「ひと目」でわかる工夫がなされ、今でにないお金の本が出来上がっていると思います。日本の経済力の低下や円安の今、このような本を子供達に届けられるのは、本当に意義のあることだと思います。親子で読んでもらいたい本です。

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小学生に向いているかな?という視点で読み進めましたが、中高生向きかなと思いました。ルビが振ってあるので小学生でも読めるかもしれませんが、内容が多岐に渡りすぎて、難しい印象を受けました。大学生の主人公が出てきたり、その父が出てきたりでターゲットは何歳なのかな?とちょっと誰に向けたものか、そのあたりがぼやけてる印象を受けました。

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お金の重要性やしくみなどについて詳しく書かれている本なのかと思いきや、それだけでなく、年収が多いことが幸せなのか、お金と時間どちらが大切か、など、大人でも単純に答えが出せないようなことも載ってあり、とても興味深く読ませていただきました。「お金は大切」ということは、多くの子どもが知っていることですが、なぜ大切なのか、なぜ必要なのか、お金を得るためにどうしたら良いのか、そして、幸せとは?など、私たちが生きる意味についてまで書かれてあり、内容的には小学生には難しい部分もあるかとは思いますが、是非、子どものうちに読んでもらいたい本だと感じました。また、大人が読んでも十分に読み応えのある本だと感じました。

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マンガパートを見ると題材が高度な印象でしたが、説明パートはローティーンにもわかりやすいと感じました。
学歴がどう仕事に影響するのかや支援の制度があることなど、選択肢の幅が広がるような働きかけがあり、これからの人生を応援する気持ちがあふれています。
大人にも、お金の教科書としておすすめです。

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この本は、2020年3月に学研プラスより刊行された「なぜ僕らは働くのか」のスタッフが、新たに作成された書籍と記されています。
私は、この書籍を読んで、改めて自分の仕事観やどんな目的のために働いているのかを、自問自答した記憶があります。

今回は「お金」の本です。一般的には投資術等に目が向きがつですが、この本は、そもそもお金を「稼ぐ」ってどういうことだろう?「働く」て何を基準に決めるの?「稼いだお金を使う」ってどういうこと?などまで、範囲を広げています。

読者層は、出版社の意向はこれから社会人になる方(高校生、大学生)を対象にしていると思います。
けれども、すでに社会人になった方でも、十分に知識を得て、考えることができると思います。
逆に、社会人であることで、考えさせられることが増えるのではないかと、思うほどです。

内容は、最近の事例では、仮想通貨(暗号通貨)にも触れられています。
□ 仮想通貨は、みんなが監視し合っているのでズルができないという透明さのおかげで、多くの人が仮想通貨をお金だと信用しているのです。
□ 海外に送金するときに銀行を通さなく手もよく、手数料が安くすむことから普及が進みました
投機対象の印象が強いですが、初期のころは海外送金手数料が高かったため、その代替で利用されていました。

そして投資についても。
□ 投資にはいろいろな種類がある
1)債券投資
2)株式投資
3)投資信託
□ いろいろな商品へ分散することが大切です
□ 公的年金の不足分を補う金融商品
□ ドルコスト平均法
投資をどこまで背中を押して利用を推進させた方が良いのか。私にはわかりません。
個人としては、2)と3)は行っています。
でも、ここで重要なのは、「公的年金不足分を補う」との一文。
若い人には、切実な問題になってくると思います。
そういった事に触れられているのが、この本のよいところです。

最後に時間と仕事の付き合い方の記載があります。
□ 仕事と幸せな時間について
1)お金を稼ぐための時間は減らして、自由に使える時間を増やす
2)好きな仕事をすること、仕事を好きになることで、仕事をしている時間も心地よく過ごせるようにする。
・自分をいたわる時間も必要
・趣味に熱中する時間をつくる
・ボランティア活動に時間を割く

結局、自分と向き合って、何が幸せなのか、仕事に対しては何をどうしたいのか。
人それぞれ異なってくると思います。
もしか知ると、これが正解というのはないのではないでしょうか。

この本は、お金と向き合うことで、「人生感」を考えさせてもらえる本です。

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「お金」がテーマということで興味を持って読みました。
お金というテーマではありましたが、様々な生き方を考えるきっかけになる一冊だと思います。
お金の機能などの部分も良かったですが、それ以上にお金とどう関わるか、どんな価値観で生きるかの部分が響きました。
コロナや最近の経済の変化で価値観は大きく変わってきています。
そのことについて大人も子供も考え直す機会になる1冊だと思います。
若いうちに読んでおけば、早いうちから自分の生き方を考えることができそうです。

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日本人はお金に対していいイメージを持っていない人が多いような気がする。次のような言葉を聞いたことはないだろうか? 「世の中にはお金では買えないものがある。」 そうその言葉自体は特に間違っていないが、お金がなければ、私たちは生活できないのであす。「守銭奴」になるのは問題だが、ある程度のお金がないと、食べ物も碌に食べられないし、教育も受けられない。病気になった時に医者にも見てもらえないのである。つまりお金は使い方次第でよくも悪くもなる。だから、私たちはお金について十分に知る必要があるのだ。
 さて、本書であるが、各省の最初に関係のある漫画を持ってきて、そのあとに色々な解説をつけるようなつくりになっている。内容としては、金融経済の基礎的なことだろうか。将来経済関係を勉強したい人はもちろん、そうでない人も金融経済の常識をつけるために一読することを薦めたい。

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中・高校生が社会で習うお金のアレコレ(ざっくり言いすぎ💦)。お金はあくまで手段であって、その人がどのように使うか。大人でも知っていたい経済がどの様に動いているのか、円高さなぜ起こるのか、社会保障や銀行、国債と、とにかく小高学年からでもわかりさすい説明。高校生家庭科で金融教育が始まり、中学校でも。これらを知っているか知らないかでは、生き方が変わってくるはず!
漫画もありで小学生から大人まで知りたい所が網羅されているので、一昔前の「家庭の医学」のように、「家庭の金融教育」に一家庭に1冊必須な本ではないだろうか。『なぜ僕らは働くのか』スタッフさん、ありがとうございます!!
学校図書館に必ずや入れます!!

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タイトルどおり、読めば「未来が変わる」本。お金については家でも外でもなんとなく話しにくくて、わたしは数年前に結婚してからやっと家や車や保険や投資について真剣に考えるようになりました。もっと早くこの本に出会えていたら・・・と悔やまれます。全体で300ページ弱、漫画やイラストが豊富で、大人もよくしらないお金のしくみが中学生でもわかりやすく書かれていました。お金のことをよくしらないすべての方にオススメです!

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前回の『なぜ僕らは働くのか』は、仕事の紹介にとどまりがちなこのジャンルにおいて何気ない日常の中で将来について漠然としか考えていなかった主人公のストーリー漫画を交えることで子どもたちが疑問に思っていること感じていることなど様々な切り口から仕事や働くことの意味をさぐる内容で子どもたちにとても好評だった。
そのスタッフが今回製作したのが『お金の授業』である。読んでみて驚いた。これはお金だけでなく、今私たちの生活している人間社会の全体を網羅した社会地図だ。『お金』はこの人間世界という人体の中を流通する『血液』なのだということがいうことがわかる。その流れにそって人間社会を作る経済活動の一つ一つの詳しく解説されていて、国の借金ってどういうことなのか、なぜ賃金が上がらないのか、といった最近ニュースで耳にするあの問題の原因は何かということが解るようになっている。お金というのは人間と社会を結びつけこの世界で生きていくために必要不可欠なもので正しく利用するために何が大切かということも子どもたちに教えてくれる。まさに今こそ必要な知識がつまっている本ではないかと思う。また、私個人の感想だが軸になっている漫画も大学での研修を物語の設定にしているところがとてもよかった。子どもたちから「大学」というのはどういうところなのかという質問をよく受けるのだが、子ども向けに大学について解説している本がほとんどない。ちょっとした大学の雰囲気を子どもたちにも感じてもらえるだろう。子どもだけでなく、先生や保護者の方、すべての人に読んでもらいたい本だ。

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お金について、文章だけだとなかなか難しいと思いますが、絵と一緒に目で見ながらだと理解もしやすくなるなと思います。
子どもには少し難しい話だと思いますが、親子で一緒に読むのもいいかなと思います。 大人だからってすべて理解しているわけでもな:いですし、知らなかったことを知るチャンスがもらえる本だなと思いました。
お金ついてと一言で言っても本当にいろいろなことがあるのでぜひ読んでみるといいと思う一冊です。

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数多くある政策や事象をひとつずつ紐解いていくことで言葉の意味を順を追って理解することかできました。読み終わる頃には今世の中で起こっていることは何か、自分は何をしたらいいかと、自分ごとに考えることができるようになりました。

社会人に出たら誰も教えてくれないお金のことは、学生のうちに知っておくことがとても大切だと思います。内容としては高校生向けですが、現在大学生である方にも読み込んでほしいなと思います!!

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中高生のうちにお金についてきちんと知識を身に付けておくと、進路選択、職業選択など、将来のことを考える際に、役に立つと思いました。
マンガも掲載されていることで、より分かりやすく、手に取りやすくなっています。

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「なぜ僕らは働くのか」がよかったので今回も期待して読みました。前作同様、導入のマンガがあり、内容に入っていきやすい。お金に関することが網羅的に説明されていて、イラストもあり非常に分かりやすくまとめられている。「お金を使うのは投票と同じ」というのは私にはない感覚でしたが、説明を読み確かにと思いました。中高生から大学生、大人まで多くの人に読んでほしいと思います。

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大人でも理解していないことが多く、読むのは大変ですが、、こうした本がほしかったというのが事実です。
大変盛りだくさんな内容で、読み始めてからこれは大変なことになったと思いました。理解が追い付かない!

 全体的な話の流れは理解しやすく、読者を応援している結末へと導いてくれます。ただ、4章についてはどこまで理解を求めるのか、知識が必要なのかという点から、かなり難しい内容だと感じました。もしまだ中校生の若者が読むのであれば、この章はまとめの部分の知識だけでも十分ではないでしょうか?
 私自身が大学で一般の経済を取った時には、貨幣価値を価値のないものに見出していくことに大変感動を覚えました。この本ではそのあたりが布や米という実際に価値があるものが主なので残念です。貝殻や石だったりすることもあるのですから、この辺りは説明してほしいところです。選挙の投票と消費行動を結び付ける点もやや無理があるような気がします。生きていくための道具としての例に包丁を出してくるのも、首をかしげてしまいました。

 内容が大変多くの問題や歴史や知識を提供しているのには舌を巻きます。ただ何となく全体に男女の格差や性別の固定観念が見え隠れしていませんか?
 40ページの主夫・専業主婦のくだりは承服しかねます。大切な家族の一員で済まされてはたまりません。その労働はけして経済価値のないものではなく、生産活動を支え、消費行動を伴うのですから。その点では読者である学生たちもほぼ稼ぎ手ではないわけで、それでも将来を見据えていこうと未来にエールを送っている後半があります。働いていないもしくは働けない家族に対する考えが浅くならないような説明が必要です。また閣僚を思わせるイラストが何度も出てきますが、男女を描き分けてあり、明らかに女性が少ないことも気になりました。
 77ページ 金利2パーセントの説明はあまりにも184ページの現実と違いすぎます。わかりやすい説明のためとはいえ、非現実的で誤解を招きやすい。年金制度は困った時に助けてもらえる仕組みでしょうか?99ページの見出しの美人投票に例える部分もいただけません。説明の中ではきちんとそぐわないとされていますが、だったら見出しにするべきではないのでは?141ページの公的年金について「納めた額の2倍以上はもらえることになっている」って本当でしょうか?すでにもらう方が少ない世代も確定しつつあると認識しています。165ページの分割払いとリボ払いの比較は意図的ですか?そもそも同じ支払額に設定しないと違いが分からず、単純に比較できないはずです。

 まだまだ生々しいこうした初校の段階を見せていただいて、大変勉強になりました。さらにブラッシュアップされた原稿でおススメレビューを書きたいと思います。

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「お金」と「お金」に関連する身の回りの世の中の仕組みについて学べる一冊。漫画や文章から受ける印象は中学生くらいかなと思いますが、内容をしっかり理解できるのは高校生くらいでしょうか。言葉の意味や解説は丁寧ですが、ある程度知識があって読む方が理解しやすそうな気がしました。大人が読んでも勉強になると思いました。働いて賃金を得る、納税をする、もしもの時に備えるだけでなく、お金をどう使うかまで考えられるように書かれているのが良いなと思いました。

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児童書というジャンルなので振り仮名や読み仮名がきちっと打ってあるが、大人にとっても読み仮名があって助かる。子どもに読み方を聞かれて、即答できないと悲しくなりますから。。。
内容も大人でもよく知らないこと(為替、税金、保険)など多いと思いますので、一家に一冊、必須の本です!


今の子どもたちは、電子マネーを筆頭に、知ることが多くて大変だなと遠目で見ていましたが、逆に言うとお金を知ることができれば、我々昭和世代よりも遥かに便利で、発展的な暮らしができます。

でも、その”知る”ということがもっと大変で、ネットでまずは調べる、いわゆる”ググる”ということをするでしょうが、出てきた情報が正しいのかどうかが一目で判別できない。大人でもできない。
だからこそ、池上彰さん監修、Gakkenさん発行、というこの本で、お金のことを学習する価値があるんだと思います。

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これは学校の授業でも使って欲しい位、生きていく為に必要な事が詰まってる。

お金に関する幅広い情報がまとまっているので、この1冊で様々な事が学べて有難い!
「もっと知りたい!」「これからどうしていけば良いのか?」とさらに学びを深める事にも繋がりそう。

所々にマンガでの説明があったり、優しいイラストと色合いで、難しい内容でも読みやすい。
さらに大事な所にはマーカーを引いたように色がついているのでさらに読みやすい。

大人でも隅々まで読み込んで学び直したいと思える。
まずは親である自分から読み込んで学ばせて頂きたいと思います。

親子でお金や経済、社会、生きていく事について考えるきっかけを作ってくれる1冊です。

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子供の頃、学研まんがひみつシリーズ「お金と切手のひみつ」という本が大好きで何度も読んでいたので興味を持ちました。最初のうちは「知ってる知ってる」という感じで読み進めていくのですが、現実の円安やデフレに直面している現在と更には今話題のSDGsについてタイムリーな内容で、知っているようで知らない事を詳しく知ることができました。生活費についての話では、庶民目線で説明してくれている所に好感を持ちました。給与所得などの部分は、実際に給料をもらう身にならないと、子供にはいくら説明しても理解は難しいでしょうね。そしてお金の使い方のついても、Aさんの場合とBさんの場合を比べる等は具体的に比較できて良いと思います。漫画部分は導入部として効果的ですね。もうちょっと豆知識的なお金のウンチク話を盛り込んでも良かったと思います。電子サンプル版だと読みたいページに移動しにくいので、紙の本でじっくりと好きな所を何度も読みたいです。

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学校ではあまり教わらなかった「お金」の話が、盛りだくさん紹介されていて、とても勉強になりました。
日本人って、お金の話をするのは卑しいと思われる様な雰囲気があってあまりちゃんと教えてくれる機会が無かったように思います。そんな中で、本書の様に気になるポイントを解りやすく紹介しているのは非常に良いです。
これから社会に出ていく若い世代にも、私たちのような知っているつもりになっていた大人にもとても参考になる本だと思います。

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漫画を通して、お金の価値観や考え方、流通、仕組みが網羅されていて中高生が読んでも優しく読みやすいと感じました。
途中にあるお金に関する解説が中高生にとっては少し難解かなと思うので、文字をもう少し少なく噛み砕いて記載しても良いかなと思います。
個人的にはお金に関する視点が書かれていたのも勿論良かったですが、主人公が仕事を辞めることにした事などお金を通して自分の人生のあり方を考える場面があったのが自分と照らし合わせて読み進めることが出来きよかったです。
お金にまつわる社会の仕組みが漫画だからこそわかりやすく書いてあるので、自分が学生の頃出逢いたかったと思えた良書でした。

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『なぜ僕らは働くのか』と同じ、導入のマンガ+項目ごと見開きの説明という構成で、主人公の気持ちに沿ってゼロスタートでお金のことを学べる内容になっているので、中高生でも構えずに読み進めていきやすい。構成だけでなく、今回も佳奈さんのマンガの可愛いさと(現在ラフですが)、モドロカさんのちょっとゆるいイラストのおかげで、とっつきにくいと多くの生徒が思っていそうな「金融」という話題も身近に感じられそうなので、中学生くらいから手に取ってほしいなと思います。

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大変勉強になりました。
普段何気なく目にしてる言葉でも詳しい意味までは知らなかったことがたくさんあってそういうことだったのかと知ることが出来ました。
漫画やイラストでかなりわかりやすく見やすくしてあるので本が苦手な子も読みやすいんじゃないかなと思いました!

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作家・池上彰さんの大ファンとしてはどこかの本で読んだかなとある内容重複ももちろんございましたが、この若者学生をターゲットにした切り口はとても重要と思います。

小学校時代に社会の先生に『池上彰の学べるニュース』を見るようにと言われ、難しそうな人だから〜と思っていた記憶があります。

ちょっと難しそう、硬そう、無理、というイメージを払拭できればとても嬉しいですし、お金のことを早いうちに学ぶのはとても助けになることと思います。
漫画仕立てであること、また表紙デザインも楽しみにさせていただきます。

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子供のころ、国がお金が無いならたくさんお札を印刷すればいいじゃないか、と思っていました。お金の価値というものがよくわかっていなかったからです。大人になった今でもニュースを見ても新聞を読んでも実は分からないことだらけで、でも大人になってしまったからこそ人には聞けないようなとても大切なお金の話がとてもわかりやすく書かれていて、これは大人の教科書にするべきだと思いました。

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誰もが気になるお金の話が詰まっており、一家に一冊欲しい本です。
生きていくための「道具」であるお金をどう使うか、どう付き合っていくかを自分で決めるためのヒントが得られます。
表題の通りお金に関する内容ですが、読み進めていくうちに自分なりの幸せとは何かというところまで深く考えるきっかけになりました。
マネープランニングに必要な情報が満載なので、子どもからのお金に関する素朴な疑問に答えたい時にはもちろん、将来のお金に関して漠然とした不安を持っている人にも是非手に取ってもらいたいです。

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お金について話すのはタブーと言われ、誰からも教わらずに大人になり困った経験が有ります。社会人になって何もかも手探りで自分で勉強していくしかありませんでした。

この本は「お金は生きていくための道具であり、お金とどのように付き合っていくか。」が6章に渡って説明されています。ボリュームがあり、中高生が果たして読んでくれるかは…微妙ですが、高校生の主人公の美帆が大学でお金の授業を受けるどう変わっていくかというマンガだけでも読んでくれると考え方が違ってくるように思います。

各章のあとにまとめがあり、わからないことはもう一度遡って見直すことができるのは非常に便利です。子どもに限らず、大人も実際にお金のことで困った時に読むと理解度が上がると感じました。

お金の6つの機能①稼ぐ②使う③貯める④納める⑤備える⑥増やすを知り、自分が社会の中で生かされていることを知り、自分の幸せのため生きたお金の使い方をしていけたらいいなと思います。

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今、読む本です!
なんと言ったらいいのか「赤裸々」な感じがしていいです!

数年前の日本では話しにくかった「お金」の話ですね。
誰も教えてくれない「お金」の話ですね。
それもスゴイ情報量です!
情報量は多いですが、漫画やイラスト、表やグラフなどがあり読みやすいです。

いろんな読み方ができますが、
「まとめ」を読んで興味が沸いたページから読むのも面白いのではないでしょうか?

また、お金が貯まらないのはどんな人かが書かれたページなど、各ページで自分のことに当てはめやすいなと思いました。
どの世代が読んでも自分なりに考えることができますね!

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お金はただ、物を買うだけではなく、お金の使い方は生き方そのものだと気付かされました。そして、私たちが物を選んで買うことで社会を変化させて創っていることも改めて気付きました。この本を読む前と後では、普段の生活の見え方が変わると思います。そうなのかぁと納得、そうだったのか!と衝撃の連続です。大人の私でも勉強になることばかりでした。本当に子供から高齢者まで日本人すべての人に読んでもらい、自分の未来、日本の未来を考えるきっかけの本にしてほしいと思います。

初校の段階でこの本を読むことができて(今しか見られない)本当に貴重な経験がでたと思います。ありがとうございました。

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「なぜ僕らは働くのか?」のチームで構成された本と聞いて、期待大で読み始めました。

我が家には、「お金持ちになりたい」と言ってる小学生の子どもがいます。
うーん、お金があるだけでは…でも、それをどうやって伝えたらいいのか…悩んでいたところでした。
「お金は生きていくための道具にすぎない」この一文でこれだ!
わたしが子供に伝えたいと思っていることは!と思いました。

一人で生きることはできなくて、社会とつながるためにはお金が密接にかかわっていて
だけど、そんな大切でこれからの人生に必要不可欠な「お金」について学校では詳しく習いません。
だからこそ、こうした本を通して、お金について知り、
正しい知識を得ることが、社会へ一歩踏み出す時の安心、自信に繋がって生きやすくなって
充実した毎日を過ごせるようになるんじゃないかと思います。

小学生には読み応えのある深い内容もありますが、イラストを交えて絶妙な例えで説明してくれてあるので
頭の片隅に残しておいて、中学や高校、大学、社会人になったときに
詳しく知りたいなと思うときにそばに置いておいてぜひ手に取ってほしいなと思います。

「なぜ僕らは働くのか?」ファンとしては、吉田くんに再会でき、
仕事に社会的な意味を持って働いていることが知れて、ほっこりうれしかったです。
また吉田くんが、きれいごとだけではなくまだまだ社会で理解のない人がいる現実を
伝えているのにも感心しました。

お金の使い方、敷いてはお金に対する概念、働くこと、生きること…
こういった、正解がないことだからこそ
日々に流されず、「自分はどうしたいか、自分はどう考えるか」を考えることが大切で
その教科書としてわたしはこの本を、我が子に、勤務校の子どもたちに、旦那さんに、そして私自身に
勧めたいと思います!

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導入部分が、読者とほぼ等身大の高校2年生の中倉美帆を主人公としたマンガから始まるので、入っていきやすいと思います。
お金というと、なるべく使わないように、とか、将来のために貯めておかないと、という意識が働きがちです。
もちろん、それも大切なのですが、お金を使うことイコール生活が苦しくなる、という恐れを払拭してくれるような授業です。
そして、お金の仕組みを知るということは、世界を知るということ。
これからを担う若者も、経済を回してきた高齢者の方々も改めて、刻々と変化していく社会情勢を知ることが必要なのではないでしょうか。

お金を使うことを目的とするのではなく、目的のためにお金を使う。
考え方を柔軟にすることで、
これからの人生の幅を広げることができる、
そこまで教えてくれる人生のテキストになりうる本だと思います。

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お金のいろいろを子どもにもわかるように噛み砕いて解説。お金の基本から、ニュースでよく聞くような経済のこと、生活の中のお金の考え方など、結構いろいろなところの解説があり大人としても読んでいて面白かった。イラストの説明もあり、子どもでもちゃんと知識としてつきそうな印象でした。

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経済本はいろんな人が出されていますが、わかりにくい内容が多くてちょっと手が出ていなかったですが、全体的にかなりわかりやすくて、大人も折に触れて読みたい内容でした。

45~48はいまの経済状況が理解できない人でも理解しやすいな、と。
78-82も銀行でどのようにお金を生み出せるのかが明快です。
89-90は特にいろんな人に現状を理解する手助けになるといいなと思います。
チャプター5も現状の課題をどう若者が考えるべきかの視点をくれるのに助けになると思います。

貯金をしがちな若者が、その不安感を払しょくするに至るかどうかは、チャプター3でかかるお金がこのくらいだ、と出てるので、不安にはなると思うのですが、情報があるのとないのとでは違うなとも思います。

1冊もっておくと折に触れて読み返せる、そんな本だなとおもいました。

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多岐に渡る「お金の話」を漫画での物語やイラストや図で、何がなんでも分かりやすく伝えようという熱量を感じながら最後までドキドキとワクワクで読ませていただきました。所得や控除などについても触れていて子ども向けという枠だけではなく全世代に向けた本だと思いました。読み終わるのに時間を要したので「お金の話」を網羅するにはこれだけの量が必要なんだと心に冷や汗をかきました。発行後は購入して、ウェルビーイングやノブレス・オブリージュの視点から話せるようになりたいと思いました。

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『僕らの未来が変わるお金の授業』
お金とはどういうモノなのか?分かってそうで分かっていないところを教えてくれる本。
お金お金と聞くと何となく抵抗を感じてしまう…この本を読んで改めてこういう視点で見ればと教えられた。
お金は多い方が良い?お金はどういうモノ?社会とは?など解説してくれている。
大人になっているのに知識不足…この本に若い頃に出会えたら幸せだろうな。
でも、社会に出てるからこそ実感出来ていることもある。
学生の頃に読んで、社会に出た時に読み返してほしいと思った。
世の中は激変していく…ここに書かれていることと今も変わっている…しかし、大事なことは変わらない。
このような良い本が出るのは楽しみ。

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私は、数字やお金に関する事が苦手なのですが
大人に、なってまでこれではダメだと
思い読み始めました。
漫画やイラストが沢山あり、
とても読みやすく、お金に対する考え方
そして生き方を考えさせられる内容でした。
今はキャシュレスが増えていますので
比較的に早い年齢で、
こういったお金に関する知識が学べる
本に出会ってほしいと思います。

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マンガを読みなれないので、なかなかわたしには難しかったです。
しかし、今の子供たちには、マンガの方がしっくり理解できるのでしょう。
文化は人が作っていくものなのでしょうから、読み慣れないではすまされません。文化的に生きるためにも、マンガにも触れていかなければならないなと思わされました。

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とても良かったです。漫画に出てくる女子高生と同じ高2の授業で使えば良いと思いました。お金にまつわる用語の色々や、貯め方だけでなく、使い方を教えてくれるのが、すごく良かったです。
もちろん既に成人して何年も経っている私にも読み応えがありました。また、知らなかったこと、気付かされたことが、たくさんありました。
日本人はお金の話は避ける傾向があるので、たくさんの人に知ってもらいたい本です。

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