虹の涯

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2022/11/18 | 掲載終了日 2022/11/18

ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#虹の涯 #NetGalleyJP


内容紹介

元治元年三月、筑波山で蹶起した天狗党の首領格・藤田小四郎は、攘夷の使命に燃える水戸藩士であった。武芸に秀で責任感が強いが、向こう見ずな性格でもある。安政江戸地震で家屋の下敷きになったとされる、父・東湖の死の真相。小四郎自らが巻き込まれた蔵の中での不可能殺人。天狗党を援助する大店での傷害事件。それらを同じ手習所で学んだ昔馴染み、漢方医・山川穂継と共に検めてゆく。さらに最終話では、過酷な真冬の行軍だったとされる天狗党西上の際、戦場に度々現れた殺人鬼〈化人〉の謎を大ボリュームで活写する。天狗党の向かう虹の涯には何が──。『恋牡丹』『雪旅籠』で注目の著者が贈る、最新連作長編。


目次

「天地揺らぐ」

「蔵の中」

「分かれ道」

「幾山河」

元治元年三月、筑波山で蹶起した天狗党の首領格・藤田小四郎は、攘夷の使命に燃える水戸藩士であった。武芸に秀で責任感が強いが、向こう見ずな性格でもある。安政江戸地震で家屋の下敷きになったとされる、父・東湖の死の真相。小四郎自らが巻き込まれた蔵の中での不可能殺人。天狗党を援助する大店での傷害事件。それらを同じ手習所で学んだ昔馴染み、漢方医・山川穂継と共に検めてゆく。さらに最終話では、過酷な真冬の行軍だっ...


出版社からの備考・コメント

【ネットギャリーをご利用の方へ大切なお願い】
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしています。本作の刊行を楽しみにお待ちいただいている、多くの読者のためにも、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【ネットギャリーをご利用の方へ大切なお願い】
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしていま...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784488028886
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 256

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

実在した水戸藩士・藤田小四郎を主人公に4つの事件を描いた本作。
これから先、何かが変わっていく時が来たら、自分はこの時代の人達のように自らの信念を変えずに突き進む事が出来るのだろかと、考えされました。

とても良い作品だと思います

このレビューは参考になりましたか?

時代小説のミステリ。
オムニバス形式でそれぞれの章で謎が解けます。最終章以外は戦が始まる前の話で、町で起きた事件の解決などを請け合います。殺人や殺人未遂の事件ですが、町の賑やかな雰囲気など伝わってきてどこかほのぼのとした印象を受けました。私は人形浄瑠璃をからめた蔵の事件が興味深く読みました。
そして最終章は天狗党の真冬の行軍の最中の事件。この事件は物語全体にひっそりと伏線があったことに驚きました。
しかし行軍の過酷な様子や戦の恐ろしさに読んでいて辛くなりました。史実通り進むとどうしてもつらい結末になるのが歯痒かったです。

このレビューは参考になりましたか?