おおきいかさ

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刊行日 2022/09/01 | 掲載終了日 2024/03/31

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内容紹介

赤いかさが、ひとつ。大きい、やさしいかさです。雨がふってきたら、みんなが入れるかさ。背が高くても、けむくじゃらでも、足が何本でも、どんなすがたをしていてもだいじょうぶ。入れないかも、なんて心配しなくていい。どんなときも、みんなの場所があるんだよ。

【対象年齢:5歳~】

赤いかさが、ひとつ。大きい、やさしいかさです。雨がふってきたら、みんなが入れるかさ。背が高くても、けむくじゃらでも、足が何本でも、どんなすがたをしていてもだいじょうぶ。入れないかも、なんて心配しなくていい。どんなときも、みんなの場所があるんだよ。

【対象年齢:5歳~】


出版社からの備考・コメント

エイミー・ジューン・ベイツ 作 
ジュニパー・ベイツ 作 
野坂 悦子 訳 
213 × 263 ミリ ・34ページ


児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】

エイミー・ジューン・ベイツ 作 
ジュニパー・ベイツ 作 
野坂 悦子 訳 
213 × 263 ミリ ・34ページ


児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】


販促プラン

★本キャンペーンは終了いたしました
レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ10~13」

★本キャンペーンは終了いたしました
レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ10~13」


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784759822618
本体価格 ¥1,900 (JPY)
ページ数 34

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NetGalley会員レビュー

一人ぼっちでかさを差すのではなく、誰かと一緒にかさの中にいると、ほっとする。
それがたとえ大雨でも。
かさを持って小学校まで迎えに来てくれた母と一緒に、かさは2本あるのに1本のかさで雨の中を歩いたことを思い出した。
誰でも受け入れることができる大きいかさ。
最初はたった一人でも、色々な人、いろいろなシチュエーションを受け入れるごとに、そのかさはどんどんどこまでも大きく広がっていく。みんなの心と同じだね。
かさの笑顔、かさに入る人たちの優しい笑顔が心に残る絵本です。

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みんなが入れるというのがよかったようです。何が入っているのかわからないほどたくさんの人や生き物が入った傘、その優しさが心地よかったです。周りの人に声をかけることが少なくなっているように感じる中で、子どもたちはどう受け止めるのか気になります。

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誰でも入れてくれる大きくて優しい傘。人生の辛い時にそっと受け入れて包んでくれるそんな場所があったら、そこを出る時はきっと元気になれます。傘から出て行く人々の晴れやかな感じ。傘から出た人々が入る前より成長している。あの子はこの子?というように探せるのも面白い。というより嬉しかったりして。

雨のシーンも傘のあたたかい赤色で寂しくないです。晴れてからのシーンもマーガレットのような花が咲く公園で誰も孤独な人がおらず、幸せそうなのが暖かい色彩で描かれているのが素敵です。

私も子どもたちの傘になれたら、、と思いました。

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絵はあまり好きではないけど、内容にひかれて購入しました。
どんな人でも、どんな見た目でも、平等だということ。
だれにでも帰る場所、守られる場所があるということ。
シンプルな文章で、すぅーっと心に入ってきます。
読後、誰もが安心します。

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絵と文章がとてもあたたかく癒されました
たくさんの困っている人を助けるために
自分の赤い傘がどんどん大きくなるのは
心の容量が大きくなるのと比例するような
気がしました
周りの困っている人を助けながら
助けた後みんなあたたかい気持ちになる
ということが子供に伝わりやすく
なっていると思う

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可愛い顔がついているけれど、普通の赤い傘と思っていたら、背の高い人、チェックの服の人、犬までもが傘の下に入っていくよ。あれあれ、傘が横に長く広がった。誰でも入れて守ってくれる。可愛くて、包容力がある赤い傘。私もきっとその中にみんなと一緒に入れてもらいたいな。そんな、おおきいかさの絵本。

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言葉にするのがとても難しいのですが、傘がどんどん大きくなっていくのがいいな、と。
生きているといろんなものが降ってくると思います。それは自分を傷つけるものかもしれません。それを守ってくれる傘を差し出せるような、拠り所になれそうな、そういう人になりたいな、と思える本でした。
人によって感じることが様々な本だと思います。

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淡い水彩のとても優しい色彩の絵本です。雨からみんなを守ってくれる、どんなに大勢でも、どんなマイノリティをもった人でも平等に守ってくれる、そんな社会の在り方を伝えるメッセージ性の高い絵本だと思いました。もっとファンタジーな展開を期待していたので、そのぶんストーリーが単純に感じられ残念に思いました。マイノリティ同士が互いに理解し認め合う(傘の意志ではなく、傘の下の人がもっと積極的に声を掛け合う)みたいなシーンがあったらなおよいのにと思いましたが、作者のメッセージはもっと異なる内容かもしれませんね。

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とても優しい筆使いと包み込むような色使いで描かれた絵に、心に染み入る言葉のひとつひとつが重なって、何度でも読み返して胸に抱きたくなる作品。「おおきいかさ」はどんな種類の人間でも、動物でも、大きく腕を広げて受け入れてくれる。自分に自信がなくても、大丈夫。「おおきいかさ」があなたをまるごと受け入れて、守ってくれるよ。そして、受け入れてもらったら、自分もまた、困っているひとを助けてあげよう。優しさって、もらうだけのものではなく、与えるものでもあるよね。自分も「おおきいかさ」になれたらいいな。

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たくさん出てくる人(ヒトじゃないものも)たちに顔が描かれていない。
表情は、傘に描かれている。傘のストーリーなんだなと思った。
傘は愛なんだと思った。
(18歳と15歳に読み聞かせてしてみた感想☂️)

イラストレーターの母が娘のジュニパーと二人で雨の中を学校へいく道すがら、思いついたアイディアだという。母娘二人で生み出した絵本。

図書館で見かけて手にとった絵本でしたが、#NetGalleyJPさんでも提供されていました📗

THE BIG UMBRELLA
Amy June Bates
Juniper Bates

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ちょこんと置かれた1本のかさがだんだん迫力を増していく姿は頼もしいです。
いろんな人が出てきますが、「そんな人も!」って思わせる作者の方々の思いつきが見どころだなって感じました。
お日さまとかさが笑顔で見つめ合うページが大好きです。その次のページのひとことも。

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紙の本で読んでいますが、ここでまた出会えたので、もう一度。
赤い大きな傘は、みんなの居場所。雨降りという困った状況も、傘の下にいれば安心、安全、安寧。
どんな生き物もみんな同じ場所で、安らいでいられる。意志持つものとしての大きな傘が、腕を広げて受け入れていく。
「みんなの場所」をわたしたちも作らなくては。共有できる思いを持たなくては。
訴えかけてくる、分かち合うことで認め合えるという確かな思い。熱いメッセージだと感じます。

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絵が好きです。
見開きに大きく描いてあるのがいいです。
色も好きです。
そして、たくさんのいろんな人や動物や?がでてきた最後のページを、隅から隅まで見るのが楽しかった。
とてもとても大きくてかわいい傘のおはなしでした。

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優しさと温かさに溢れた作品でした。
たとえばとても大きかったり人よりもふさふさの毛があったり。他の人と見た目が違くてもみんなを守る居場所になってくれる素敵な傘。
ラストの晴れやかな空気がとても良かったです。

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ウクライナ民話の『てぶくろ』のような。

米津玄師さんの歌詞に
”「止まない雨はない」より先に その傘をくれよ”
というのがあり、心に刺さっているのですが、
おおきいかさはみんな入れてあげるんだね。

私もおおきいかさを持っていたいと思います。

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大雨の降る難儀な日に子供が傘を広げて外に出ます。真っ赤な色の大きな傘は陽気な目・鼻・口でニッコリと笑っています。誰でも人も動物も分け隔てなく困っていれば助けてあげるのです。次から次へと「どうか私も中へ入れてくださいな」と駆け寄って来る人々。けれど大きい傘は決して拒みませんよ。持ち手は変わらないけれど傘がどんどん大きくなって今現在は20人は入っていますが例え百人来ても大丈夫でしょう。そして雨の一滴たりとも中に入る事なく体を濡らす事もなさそうなこんな魔法のような傘を私も欲しいですね。

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赤いかさは、なにかの象徴でしょうか。読者である子どもたちは、どんな相手も受け入れるふところの大きさに安心感を抱くだろうと思いました。
いやなことは起こらない、とにかく相手を受け入れるおおきいかさが、実際の社会でもありますようにと切に願います。

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